第4話


 ウェルネストーンはまんまと奪われてしまいましたが、それを売り捌くまでは安心できないとした犯人は
人質の少女をまだキープしていました。
半分趣味ではないかと疑いたくなりますが、犯人の名前から推測して決め付けるのは良くないです。
そしてバーツロイド(?)を追加注文する犯人。
敵戦闘員の事だと思いますが、この戦闘員は犯罪者の間で普通に流通しているようです。
今後も同型の戦闘員ばかりでるようでしたら、この戦闘員を作っている組織がシェアを100%握っており、
市場独占により戦闘員の価格もボッタクリレベルである可能性があります。

犯罪者の懐事情はともかく、受注を取っていた逆さにぶら下がっている宇宙人、
声がバイキンマンとかフリーザとかそっち系なので、重要人物っぽいです。
あと、屋外で注文を受けていましたが、何をしていたのでしょうか。
外回りしながら仕事が入ってくるのも大変そうです。


 デカベースで犯人の特徴を確認しているデカレンジャー。
犯人は一旦現実世界に出ると、20時間ホストコンピュータに潜伏して回復を待たないといけないようです。
コンピュータが固まったりしたら死ぬかもしれません。

そしてイエローがコンピュータの場所を探り、
レッド、グリーン、ピンクも参加し犯人の潜んでいるホストコンピュータを押収、
ブルーはネットでの犯人の居場所を探る事に。

しかしブルーは前回のミスを気にして自信喪失状態。
犬責任者の指令により、今はブルーを信じて、それぞれの仕事に。
ブルーに振った仕事はその気になれば犬責任者でも出来そうなので安心です。


 イエローが現場で犯人の遺留品を手に透視をしています。
不鮮明で断片的なイメージですが、それを手がかりにコンピュータの場所を探す事に。
犯人のコンピュータが特徴の無い場所にあったら危なかったです。


 ブルーは基地内のコンピュータの前に座り、ネット上の犯人の場所を探る作業を始めています。
しかし入力エラーをしてさらに落ち込み。
たかだか入力ミス程度で、上半分が赤いヤバイ系エラーメッセージが出るソフトも感じ悪いです。


 イエローの透視をヒントに、二手に分かれてコンピュータの場所を探し走り回る4名。
グリーンとピンクのチームが場所の特定に成功。
ちなみにグリーンは考える時に逆立ちをするみたいです。
ブリッジは邪道でしょうか。
そして犯人のコンピュータを持ち去ろうとしているらしき戦闘員を発見。
デカベースに連絡を入れたグリーンとピンクは、応援を待たずに建物内に。
多分鍵とかぶっ壊して侵入。

コンピュータの場所はレッドとイエローのチームにも知らされます。
しかしブルーが犯人の居場所を見つけ出せずにいることを知ったレッド、
また凄い勢いでデカベースに戻っていきます。
レッドの場合、車で戻るより走った方が速いみたいです。


 コンピュータを持ち去ろうとする戦闘員達。
コンピュータは電源が入っていますが、コード類は無く、バッテリーが命綱のようです。
20時間も持つようです。
ネット接続はきっと無線内蔵です。


 ブルーの所に駆け込んできたレッド、ふやけているブルーにドロップキックで喝を入れます。

   ※良い子は真似をしないで下さい。内臓破裂します。


「悩んでいるお前よりは、馬鹿でもやる気満々の俺の方が100倍マシだ!」
とレッド、コンピュータの前に座り入力を始めます。
一本指打法で入力するレッドですが、エラーメッセージしか出てきません。

見かねたブルー、
「ンな訳あるかー!」とレッドにラリアット。

   ※良い子は真似をしないで下さい。頚椎ずれます。


「ヒヨッコのお前に何が出来る!いいか、俺は腐っても戸増宝児だ!」
と変に復活したブルー、あれよあれよと言う間に犯人の居場所を突き止めます。
http://www.********みたいなアドレスに居た犯人。
それにしても、地球でワールドワイドウェブとか言い出したのはホンの10年ぐらい前な気がするので、
あんまり昔だと成立しなかった犯罪です。
あと、昔過ぎると、コンピューターが冷蔵庫より大きかったり、穴の開いた長い紙がベロベロ出てきたりとかで、押収が大変です。


 そして丁度その時、デジタル変換システムが出来たと、
機材を押して入室してくるメカニックの女性。
キャスター付きなので女性でも楽々運べます。


 コンピュータの中に入ったレッドとブルー。
人質に銃口を向ける犯人に普通に攻撃するレッド。
あと人質を拘束していたロープを銃で撃ち切るブルー。
人質的には嫌な救出です。
そして焼肉3人前を賭けて競って犯人を攻撃する2人。
どう転んでも一緒に焼肉を食べにいくつもりです。
仲良しです。でもBSEに気をつけてください。


 犯人が腕についたスイッチを押すと、戦闘の場所が何故かビルの屋上みたいな所にワープ。
屋上から落ちそうなレッドはブルーが助け、和やかに敵と戦います。
しかしデジタル変換システムは高負荷の為ダウン。
犯人のコンピュータからしか出られなくなったようです。

腕についたスイッチで、場所を移動させ有利に戦闘を進めようとする犯人。
そのためブルーが犯人の腕についたデバイスを破壊し、レッドがその隙に本体を攻撃する作戦に出ます。
見た感じ隙とかそういう問題でなく撃ちまくったようでしたが、作戦成功。
犯人ともども最初のポイントに戻ったレッドとブルー。
犯人に下ったジャッジメントはやはり×。
レッドとブルーのストライクアウトにより犯人をデリートしました。
ある程度痛めつけてからジャッジメントをするのはストレス解消に良いです。


 人質の少女とウェルネストーンも回収した所で、コンピュータ内の世界が崩壊し始めます。
やはりバッテリーが持たなかったのでしょうか。
犯人のコンピュータはグリーン、イエロー、ピンクが戦闘員達を倒し、
投げ出されたものをキャッチして押収。
レッド達は無事現実世界に戻ります。
犯人のコンピュータが衝撃に強い設計でよかったです。


 そこに犯人の残存データが移植された怪重機が登場。
今迄どこにいたのかはよく分かりません。
でも怪重機はデカレンジャー相手には火器で攻撃する割に
デカレンジャーロボ相手には鋏状の腕で殴ってきたり顔を挟んできたりとかの攻撃しかしないので、
難なく倒せました。


 人質の少女は無事家族の元に。
ウェルネストーンはデカレンジャー達が保管する事になりました。
これでデカレンジャーは凄いパワーの兵器を持つ事になると思うので
今後の戦闘に期待したいです。

人質の少女を焼肉に誘うレッド。
ブルーの奢りだと言うレッドにブルーは反論。
そして犯人を倒したのがどちらか言い争うレッドとブルーは放置され、
人質の少女の家族に食事に誘われる他のメンバー。

男2人で焼肉というやや寂しい結末が予想された所で終了です。