第2話
前回変な模様を浮かべて生き返っていたコートの男は、警察署内で死に直していました。
警察官達は、システムがダウンして警戒態勢な感じですが、コートの男の異変に気付いていません。
コートの男、「だるまさんが転んだ」とかやらせると宇宙一かも知れません。
宇宙から飛来して東京タワーに刺さった物体の側まで来たレッドとブルー。
レッドはブルーを青い人呼ばわりして怒られました。
自分も去年さんざんやったので気をつけたいです。
イエローとグリーンは駅前の物体の前に来ています。
グリーンが「一メートル以上のゴミは細かくしてから捨てて欲しいよね。」とボヤくと、
イエローは
「ジャスミンの、ドーンとやってみよう!」
と、車で謎の物体に体当たり。
謎の物体は合計三個なので、もしかしたら「良い物体」「悪い物体」「普通の物体」かも知れません。
あと、イエローが体当たりした物体は全然細かくなってくれなかったので、悪い物体です。
そしてピンクが橋にひっかかった物体を発見したあたりで、
3つの物体は地中に潜って行方がわからなくなってしまいました。
東京タワーがノーダメージなのは地上波放送的配慮です。
デカベースでまだブルーに怒られているレッド。
ブルー、逆切れ寸前のレッドにちょっと引けつつもお説教を試みます。
しかし犬責任者はお説教タイム中断、レッドを改めてデカレンジャー達に紹介します。
レッドの挨拶に応じない既存のデカレンジャー達。
社会人なので上辺ぐらい取り繕ってもいいような感じですが、
全員すごいコネとかお持ちの方なのでしょうか。
そんな雰囲気のまま、ミーティングに入っているデカレンジャー。
システムダウンとバリア解除、意味不明物体の関連性を考えています。
そして警視庁からコートの男の死体が運び込まれたと言う通信が入ります。
上司が真っ先に電話に出る職場のようです。
犬は部下を甘やかしています。
そして男の映像を見たレッド、「まさか!」何か驚いたように部屋を出て行ってしまいます。
レッドを追い掛けて行ったブルーは、レッドにどういうつもりか聞いた所、
ただの勘との回答。
理由としてはちょっと弱いです。レッド、会議嫌いなのでしょうか。
レッドとブルーがコートの男の搬入された手術室に入ると、男の姿が消えていました。
コートの男はどちらかと言うと解剖されるよりする方の見た目なので仕方も無い事です。
そして突如点灯する無影灯。
レッドとブルーが気配を察知し、銃を向けた先には、
輪ゴムを飛ばす時の態勢のコートの男が立っていました。
コートの男、素手で何をやっているんだか良く分かりませんが、
きっと見えない破壊力抜群の輪ゴムみたいなので攻撃するつもりだったのでしょう。
そして後から部屋に入って来た犬責任者はコートの男を取り調べるようデカレンジャー達に命令。
レッドだけ別に呼ぶ犬責任者。
「何すかボス、俺だけこんな所連れてきて。」とレッド。
メカニックの女性の作業部屋に連れてこられたレッド。
しかも犬責任者の話の内容はメカには関係なし。
犬責任者、自分用の部屋が無い何て事は無いと思いたいです。
犬小屋とか困ります。
きっと何かにつけてメカニックの女性に会いたいだけです。
取調室では、グリーンが尋問担当、イエローが壁の花、ピンクとブルーが部屋の外で警戒という態勢。
コートの男は心臓を止めて警察に潜りこみ、ホットラインを地球防衛バリアを解除、その後デカベースに潜入したそうです。
どのぐらいの時間心臓を止めていたのか疑問ですが、
身体検査担当の人の手際が悪かったら逆にコートの男の野望はとっとと潰えたかも知れないと思うと、
熟練するのもいい事ばかりじゃないなと思いました。
そして知恵の輪状の物質について質問をするグリーン。
イエローは手袋を外し、テーブルに手をつくとコートの男の思考を読み取ります。
コートの男の目的は地球上の物質から宇宙の宝石を作るのだそうです。
コレもアリエナイザーが作り出したものに違いありません。
謎の3つの物質は、ビルを破壊して必要な元素を吸収するためのものだそうで、
古いビルだとアスベストとか混ざっていて危ない感じです。
そして知恵の輪状の物質はその機械を動かす為の装置なのだそうで、
コートの男は正体を現し、知恵の輪状の物質を奪還、
3体の機械を呼び出すとデカベースの窓を破って飛び降り。(高さ30メートルぐらいから)
単なる取調べなのに現物を持ち込んだデカレンジャーの手落ちです。
そして怪しい宇宙人を無視して人々が避難。
宇宙人は知恵の輪状の物質に付いた3つのボタンを押し、3体の機械を合体させて乗り込みます。
ボタン3つです。
押してないボタンが1個ありますが、
押す順番とかそういうのでコマコマ操作するのでしょうか。
コマンド表が欲しいです。
そしてメカでビルを破壊する宇宙人。
宝石を作る作業は自分でやるつもりだったのでしょうか。
知恵の輪状の物質を他の奴に運ばせた理由が分かりません。
自分で持ってこれたような感じです。
現場に駆けつけるデカレンジャー。
文句無しの美人OLが瓦礫に足を挟まれて動けなくなっているのを、ナンパしつつ瓦礫をどかすレッド。
大きい瓦礫ですが、下心全開パワーで軽々と除去します。
そしてOLさんはブルーの好みでもあったらしく、ブルーもナンパに参加し、
レッドとブルーは仲良く喧嘩状態。
その間さり気なくグリーンがOLさんの傷にハンカチを巻いてあげ、安全な場所にエスコート。
レッドとブルーはそんな状況の変化に全く気付いておらず、この先思いやられます。
そして変身し、各自のメカに乗り込むデカレンジャー。
レッドのメカのみ整備が終わっていないらしく置いていかれます。
研修の時に使っていたマシンを使いまわしているようで、予備とかはありません。
宇宙人のメカは巨大でパワーもあるようで、デカレンジャーのメカでは太刀打ちできません。
レッドはデカベースに戻って、メカニックの女性の部屋(犬責任者も何故かココ)に立ち寄り、
マシンに乗ると声を掛けて、あとはメカニックの女性と通信で話をしながら格納庫に向かい、
勝手に出動。
最初にメカニックの方に顔を出すのは彼なりの礼儀を払ったと言う事でしょうか。
配属されたばかりの基地で道に迷ったという事もありそうですが。
敵メカに歯が立たず、退却を余儀なくされるデカレンジャー。
しかしレッドが合流し、メカの合体を試みます。
「なるようになるわ、ケ・セラ・セラ。」とイエロー、
身近にちょっと若くない人が居る感じのセリフを吐きます。
そして頭と胴体がレッドのメカ、両腕部分にピンクとイエローのメカ、両足がブルーとグリーンのメカという
何ともレッド天国な配置のロボが出来上がります。
デカレンジャーロボ、敵の砲撃を横っ飛びとか転がったりとかしてかわしながら相手を狙撃。
そしてビルの陰に身を隠したデカレンジャーロボ(ランプ消し忘れ)、
敵の背後を取ると、何処に隠し持っていたのか想像もつかない特大手錠を手に
敵に投降を促します。
しかし敵メカは排出した瓦礫をデカレンジャーロボにぶつけ、
デカレンジャーロボはダメージを受けてしまいます。
デカレンジャーロボは手放した銃の代わりにジャッジメントソードを取り出し、
上空をジャンプしながら敵に切りつけ、銃を回収。
敵は「自爆装置」と言って、またボタンを3つ押し、メカから離脱。
やっぱりコマンド表必要です。
間違えたら大変な気がしてなりません。
メカはデカレンジャーロボに向かって動いていきましたが、
ロボの狙撃のせいか自爆装置のせいかメカは爆発。
そしてロボ戦の後等身大戦。
デカレンジャーは敵を前に名乗り上げ。
いつの間にセリフやポーズを決めておいたのでしょうか。
そしてレッドは敵宇宙人に撥ねられた子供の話をしています。
終盤まで引っ張るかと思われたネタですが、サクッと終了かもしれません。
そしてデカレンジャーは順番どおりに敵に飛び掛って攻撃。
一通り攻撃したら、宇宙最高裁判所の判決を貰い、敵の有罪が確定したので敵を倒しました。
判決は〇か×なので簡単です。
あと、判決出す前の攻撃は合法だったのか微妙です。
ちなみに宇宙人の罪状は「殺人、危険運転致死、地球資源強盗罪」だそうで、
密入国(?)とか不正アクセスとか器物破損とかが付いていませんが、まあ死んじゃったしイイヤです。
司令室に戻ってくるデカレンジャー。
犬責任者の横には何故かメカニックの女性が立っていますが、メカの整備は良いのでしょうか。
あとイエローは普通なのですが、ピンクはバスローブ姿です。
そして遅れて来たブルー、レッドは気合の入った私服姿で、それぞれ休暇の申請をしています。
どうやらOLさんとデートしたいようで、お互い殴る真似をして牽制しています。
イエローは「人生ワンツーパンチ」とか言い出してもう年齢不詳です。
「ボス、わかったような気がします。バンをレッドにした理由が。」と犬責任者に話し掛けるグリーン。
犬にタキシード姿なのを突っ込まれたグリーンは、
OLさんにデートに誘われたとの事で、そのまま部屋を出て行ってしまいました。
グリーン、単に見せ付けに来やがったようです。
それにしても、初デートでいきなりタキシードです。
待ち合わせで見つけ易いと言うメリットはありますが、一体何処へ行く気なのでしょうか。
グリーンの今後も気にしなくてはならないようです。