第1話
第28銀河系・惑星チャンベーナでパトストライカーを駆り犯人を追っているレッド。
「スピードなら負けないぜ!」とか言いながらのカーチェイス状態です。
高速道路のような場所で追いかけっこをしていますが、
他に一般車両がないようでレッドは犯人の車両にパトストライカーで体当たりしたり、
犯人もミサイルとか撃って来たりでやりたい放題です。
そしてミサイルで吹っ飛んだレッドの車両は、そのまま近くの建物に突っ込んでしまいます。
建物内では、レッサーパンダみたいな顔をした人達がキリスト教の結婚式のような儀式をしていました。
レッドは教会に居た人達に「ゴメンね〜!」と軽く声を掛けていましたが、
新郎と思われる人物が新婦より先に逃げていたので、2人は多分別れると思います。
そして犯人の車両に再び追い付くレッド。
「見つけたぜ!今度こそ逃がすか!
スペシャルポリス7人の命を奪った上、逃走中に子供まで撥ねやがって!
俺の怒りは空前絶後、疾風怒濤だ!ウォー!」
教会で下手すれば二桁の犠牲者を出しそうだった事は気にしていないようです。
あと、四字熟語を言えばイイ事を言った気になる人って多いですよね。
そしてレッドは犯人の車両を跳ね飛ばし、大爆発させて大喜び。
高速道路が工事中のようで、危うく道路から落ちる所でしたが、
パトストライカーに付いているアームで道路ガードを掴んで事なきを得ました。
変身を解いて、ペンダントだかお守りだかを取り出して見つめ「やったぜ」と呟くレッド。
ペンダントだかお守りだかにはヘキサグラムが描かれており、
先程の教会と言い、映像の輸出の際には気をつけたほうが良さそうです。
そして車内に上官のホログラムが出現、レッドは地球配属になりました。
それにしても上官、レッドを叱る時にジャンプして見せたり、アクションが大きいのですが、
第三者から見たら、この上官は指令室とかそんな場所で、
壁か機材かなんかに向かって体を動かしている訳で、
電話で話をしているのに頭を下げる動作をしてしまうタイプです。
舞台は地球に移ります。
バスジャック事件が発生し、現場は警察が集まり物々しい様子。
犯人は人質に凶器を突きつけ、何か要求しているが、意味不明の言語の為要求の詳細が不明との事。
連絡を受けた刑事さんは、何処の国の奴なんだと思います。
ちなみに犯人は高さ10メートル超ぐらいで、モスマンみたいな姿をした方です。
モスマンだったら多分アメリカ出身ですが、サイズが違うのと英語ぐらいだったら誰か分かりそうなので、どうやら違うようです。
現場に到着し、犯人を見てから、
「不可思議犯罪者、アリエナイザー!デカレンジャーを呼べ!」と指示を出す刑事さん。
現場にいた人達の目には、この犯人はもしかしたらタダの外国人かも知れない風に映ったようですが、
刑事さんは犯人が宇宙人だと一目で見破ったようです。
警察の要請を受け出動するデカレンジャー。
パトシグナーという巨大な車両を使用しますが、大きすぎる為、
一般車両に車線の両脇を開けさせて通行するようです。
路駐とかされていたらアウトです。
犯人の前に現れた3人のデカレンジャー。
犯人の言葉を翻訳した所、「来るな、撃つぞ」と言っているそうです。
ちなみにピンクはバスの中に偶然居合わせたようです。
ピンク、もしかしたら警察には通報したかも知れませんが、
デカレンジャーとは連絡を取らなかったようです。
そしてバスを両手で持ち上げている犯人、どうやって撃つのかと思ったら、
目からビームをだしてその辺を破壊しました。
そして逃走用のロケットを用意しろと要求しているようです。
犯人のサイズがサイズなので、用意に3年ぐらいかかりそうです。
あと、地球製のロケットはスピードが出ないので、太陽系を出る前に寿命で死ねそうです。
ついでに、死にたくなかったら種子島から打ち上げられるのは避けた方が良いと思います。
バス内の乗客のストレスが高まっているのを見たピンクは、
乗客を勇気付けようと歌を歌う事を提案。
乗客達は反発しますが、子供とかは提案に乗ったため、気が付いたら皆で歌い出しています。
ところでバスの乗客、バランスを取る為か中央付近に集まっていますが、
座席に若い人が座ってお年寄りが中央の床に座っているのはけしからんと思います。
そして乗客の合唱が気に障ったらしく、犯人は頭から湯気を上げて、
バスをシェイク。
何の事は無い歌を歌ったのですが、きっと犯人の母国語ではとんでもない意味の言葉と同じ発音が含まれていたに違い有りません。
気をつけたいものです。
犯人に対する作戦が決定したデカレンジャー、バス内のピンクも変身。
2秒位で犯人の捕縛に成功しました。
作戦を立てるまでの時間は長めですが、実行している時間は短いようです。
そして犯人捕縛の様子を見ている片腕移植済み天才外科医風の男性。
普通に野次馬に混ざればよい物を、サングラスに黒コートでちょっと目立ちそうな物ですが、
単なるマトリクスファンと思えなくもないので大丈夫なのでしょう。
基地に戻るデカレンジャー達。
この基地もかなり大きくて、しかも変わったデザインなので、
建設時には景観を損ねるみたいな地元の反発が大変だったと思います。
そして最高責任者犬の元に集まるデカレンジャー。緊急会議らしいです。
犯人の腹の中に、50センチぐらいの巨大栓抜きと言うか知恵の輪と言うかファイズブラスターと言うか良く分からない物が入っていたので、犯人はそれの運び屋にされたとの見方が強まっているようです。
しかし見つかっても意味不明と思われる物体の運搬ですから、
わざわざ腹の中に入れさせなくても普通に持ち込めそうです。
夜のビル街で、コートの男が昔のSFみたいな銃を持っているところを警官に見咎められます。
その銃はやっぱりビームが出たようで、警官の1人を撃って男は逃走、しかし車に撥ねられます。
次の日新聞で叩かれそうで、警察とトラックの運転手が可哀相です。
最高責任者犬はメカニックの女性の所に顔を出しにいきます。
最近の不可思議犯罪が組織的なものに思えたため、5人目のデカレンジャーを招集したと話す犬。
話す相手の専門分野が捜査とかそっち系ではないので、単なる雑談です。
デカレンジャーは、犯人の持ち込んだ物体について地球在住の宇宙人たちに聞き込みをしますが、
知っていそうな人がデカレンジャー達の目の前で狙撃されて死んでしまいます。
自分が悪い奴だったらデカレンジャー達からまず撃ち殺します。
狙撃犯らしき人物を追うグリーンとピンク。
ブルーとイエローも合流し犯人を囲みますが、上空にジャンプして逃げられます。
どうやら「メカ人間」らしいです。
犯人に再び追い付いたデカレンジャーは変身。
しかし犯人はボール上の物体を投げ、そこから戦闘員らしきメカ人間が大勢出現します。
戦闘員の対応に追われるデカレンジャー。
一体一体相手をしているので、時間が掛かりそうです。
今回の敵は逃げる事が多そうですので、戦闘員をまとめて捌く技などが無いと今後辛そうです。
その間に犯人は戦闘から離脱してしまいます。
そこにレッド登場。パトストライカーのアームで犯人を掴んでいつもの段ボールの山に投げ込みます。
自分がレッドだったら犯人を掴んだまま車外に出て狙撃とかして楽をします。
レッドは変身して犯人の方に向かいますが、犯人はまた戦闘員を出現させます。
何人戦闘員をもっているのでしょうか。
重くないのでしょうか。
レッドは戦闘員達を体術や2丁拳銃で次々倒し、犯人も2丁の拳銃を繋ぎ合わせたハイブリッドマグナムで倒しました。
しかしデカレンジャーの予定では、犯人を生け捕りにして犯行を促した者を調べるつもりだったらしく、ブルーに怒られるレッド。
しかし相手はメカ人間ですから、爆発で残った部品の中に記憶装置があれば
吐かせるとかでなく色々調べられそうな物です。
その頃、多分霊安室で寝ていたコートの男が目を覚ましました。
この男性、顔に変な模様が浮き出たりして普通の人とはちょっと違うようですが、
普通に霊安室に置かれている所を見ると、あんまり色々調べられていないようです。
コートも着たまんまなので寒くありません、そのまま外に出て行きます。
あと、このタイミングでデカレンジャーの基地内でアラームが鳴ります。
惑星バリアシステムが解除されていく事を知る犬。
そして破れたバリアから、「巨大な不可思議物体」が地球に落下。
そのうちの一つは東京タワーに突き刺さり、後の二つも東京駅だかどこかの橋だかに落下。
東京タワーの避雷針は宇宙からの巨大飛来物が直撃しても
ビクともしない強度を誇る事が判明して次回に続きます。