仮面ライダーディケイド 第21話感想




 カードの力を失ったディケイドを相手に
ダークキバは戦闘を中断し、変身解除して帰ろうとします。

士は音也を呼びとめ、「この世界は救われていなかったのか」と質問。

音也に拠れば、この世界が救われる必要はなく、
士は此処に住むのに相応しい人間であり
「我々の宝を受け継ぐ事になる」そうです。

人の人生を勝手に決めるなと言う士ですが
音也はそのまま帰宅。

そして大樹が顔を出し、
「間違ってるよな、あの男。お宝を受け継ぐならこの僕しか居ないのに。」と話しかけてきます。

士にこの世界の感想を聞かれた大樹は
お宝さえあればこの世界もいい所だとしながら
此処が「ネガの世界」だと説明。

そう言えばこの世界にもオーガドライバーありますし
こないだ取り損ねたクロックアップシステムもありそうですし
大樹的には美味しい世界かも知れません。



 ユウスケと合流した士は
ユウスケから見合いの女性達が怪人に変身した話を聞かされます。
士は女は皆化け物だと言って取り合いませんが
カブトの世界で肩入れしていた子が怪人だったので
慣れたのでしょう。

そこに突然知らない人が現われ、
アイドルになるよう士を勧誘。

ちょっと前に凄い資産を棚ボタで貰ってますから
誘拐とか詐欺とかに気をつけた方が良いです。

ユウスケとスカウトマンが何か揉めている間に
士は夏海ちゃんに電話を入れ、
すぐに家に帰るよう指示。

しかしこの世界の異常を伝えようとした所で
夏海ちゃん側の方で旧友に電話を取り上げられて
切られてしまいます。

旧友達からチナツちゃんと会った、もうすぐ会えると話され、
喜んで昔を思い出す夏海ちゃん。

何で旧友達がチナツちゃんと会ったのに
連れてこないのかとか気にしません。

ちなみに夏海ちゃんの回想では
チナツちゃんが皆に言われて校門の銘板を取ってくるよう言われ
夜間にチナツちゃんが実行を試みる物の
板を剥がせず悪戦苦闘し、見かねた一同が手伝いだすも
警備員に見つかって退学を恐れ逃走。

反省会になり、学校がつまらないのではなく自分達がつまらない人間だと気付きTGクラブ解散、
最後の儀式として缶に各自の持ち物を入れ地中に埋めたようです。
どうも入会の時に盗んだ物とは違う物を入れているようです。

そして明日から学校に行くとは決めた物の、結構サボったとして怒られるのを覚悟する一同。
すると顧問の先生が声を掛けてきて、今までの活動を特別授業として出席扱いにしていると言い出します。

かなり無茶な話に思えますが
顧問の先生は学校内で力を持っているのかも知れません。

もっとも、皆さんは先生から怒られなくても
クラスメイトとかからTGクラブについて笑われるというペナルティは不可避でしょう。



 夏海ちゃんは皆に宝物を埋めた場所に行くよう提案。
しかしその場所には大きなスタジアムが立っていました。

旧友らは宝物はチナツが移動させたとし
その場所を知っているのはチナツだけだと話します。

移動させたの知っていたらスタジアムまで行く必要は無かったと思います。
無駄に動きすぎです。


そして旧友と別れて一人で移動している夏海ちゃんですが
後ろから顧問の先生が付いてきています。

オルタナティブに変身する先生の前に音也が登場し
「お前の仕事はあの女を監視する事。襲ってどうする。」と注意。

オルタナティブに拠れば
人間を生かしておく事はこの世界のルールに反するそうです。

しかし音也はもう1つのルールを思い出すよう言います。
「お前達は俺達ライダーが管理しているって事をな。」

という事で、音也と先生では立場が違うようです。

音也はダークキバに変身し、お仕置きだとしてオルタナティブに攻撃。

夏海ちゃんは後ろで戦闘が行われているのに気付かず普通に歩いて行き
街頭モニターで大々的に士の写真集が宣伝されているのを見て驚いています。

そして車のクラクションと騒ぎ声が聞こえたため、何事かと橋の下を見ると
下の道路で車から降りた士がファンのギャル達に揉みくちゃにされているのが見えました。

士が夏海ちゃんに気付き、声を掛けると
ファンのギャルの一部が鬼のような形相で夏海ちゃんを睨みます。

それにしても、アイドルオタクって
いまだに鉢巻に団扇装備なのですか。
音也がウロウロしているあたり
この世界は過去の世界の影響を受けているのかも知れません。



 士はどこかの建物の階段で夏海ちゃんと話し込みます。
急にアイドルになるなど、士もこの世界がどこかおかしいと感じている様子です。
そして士はこの世界が夏海ちゃんのいる世界ではないと話します。

しかし夏海ちゃんは旧友らに会った事から、この世界が自分の世界だと思い込んでいるらしく
自分の世界を見つけられない士が嫉妬をしていると言って怒ります。
「鳴滝さん言ってました。士君はこの世界を壊すって。
 ようやく帰ってきたんですから、もう余計なお節介しないで下さい。」
と走って帰る夏海ちゃん。

しかしその先で士ファンのギャル達とエンカウント。
ギャル達は夏海ちゃんが士に声を掛けられた事に嫉妬し、
「あまり調子に乗らない方がいいわよ。」と言って
怪人になりかけて見せます。

夏海ちゃんはびっくりして逃走しましたが
ギャル達は追いかけてきません。

それでも安全圏そうな場所まで逃げ込む夏海ちゃん。
夏海ちゃんはアルバムを出して眺め、
友達がそのままいるのでこの世界が自分の世界だと
自分に言い聞かせています。

そこに何故か潜んでいたもう一人の夏海ちゃんが姿を見せ、首を横に振って見せます。

夏海ちゃん、一体監視が何人付いていますか。

もう1人の夏海ちゃんは、「写真にポジとネガがあるように」此処が影の世界であると説明。

ところでポジフィルムってレアっていうか
スライド作成以外にどんな用途があるのでしょう。

写真に例えてしまうと、何だかネガが圧勝な気がします。

この世界の夏海ちゃんの話に拠ると、
TGクラブは存在せず、基地も人間を抹殺するライダーから身を隠すために使用していた物だそうです。

そこに士もコッソリ現われ、2人の夏海ちゃんを盗撮。

夏海ちゃんは旧友達が目の前にいた事を話すと
本当の旧友達は既に殺され、今の皆は偽者でダークライダーだと聞かされます。

ダークカブト以外のメンバーも擬態できるみたいです。
あと、高校生5名に対し、ライダー3人で殺しに行くとか
効率が悪すぎる気がします。

ちなみにチナツちゃんは怪人やダークライダーの宝物を
命懸けで奪ったそうです。


チナツちゃんは夏海ちゃんにPDAだか何だかみたいな端末っぽい小さめな機械を渡して死亡。

校門の銘板よりは取りやすそうですが
女子高生に物を盗まれるライダーとか怪人とかどうかと思います。
しかしオリジナルライダーも自宅の施錠率が低いので
何となく納得です。

もう1人の夏海ちゃんの話を聞いて
信じられないと取り乱す夏海ちゃん。
しかしアルバムのほのぼの写真も
突然惨殺写真に変化し、ますます混乱。

そこに旧友達が現われて「騙されるな夏海!」と声を掛けます。
夏海ちゃん2人います。どっちですか。

いつもの夏海ちゃんが旧友達の方に駆け寄っていくと
旧友は夏海ちゃんを取り押さえて人質にし
もう1人の夏海ちゃんに宝物の場所に案内しないと
夏海ちゃんを殺すと脅します。

TGと書かれた電信柱の近くを掘るもう1人の夏海ちゃん。

TGクラブは無かったそうですが、似たような名前でグループを作ってたみたいです。
掘り出した端末を、突然現われた音也が奪います。

音也ここでもスリが上手いです。

音也は士を呼び出し、
「これはお前の物だ。お前は最高のライダーとしてこの世界で生きるがいい。
 お前は影の世界の住人だ。」
と言って端末を渡そうとします。

しかしそこに無数の紙飛行機が飛来し、
皆がそれに気を取られた隙に
大樹が端末をゲット。

紙飛行機はいつ折りましたか。
ていうか一人で一斉に飛ばすのって
凄い忙しくないですか。

音也は怒ってダークキバに変身。
何回変身しても大丈夫みたいです。

そして旧友達も変身し乱闘。
夏海ちゃんとか用済みですが
普通に放置しています。

そしてリュウガのキックがディエンドの手にあたり、
持っていた端末がポーンと夏海ちゃんズの方に飛ばされます。

「この世界で生きろ士。お前の旅は終わったんだ。
 このネガの世界でなら、何でも好きな物を与えよう。
 あらゆる快楽を、幸福を。」と
ダークキバは士を勧誘。

士は勧誘されまくりですが
今度はアイドルの時みたいには乗らず、
「違うな、人は誰でも自分の居るべき世界を探している。
 そこは偽りの無い、日のあたる場所。
 そこへ行く為に人は旅を続ける。
 そして旅を恐れない。
 そうだよな、夏みかん。」
と拒否および夏海ちゃんへの理解を示します。

「その旅を汚したり、利用したりする権利は誰にも無い。」

ダークキバに何者かと聞かれ
士は「やはり俺は通りすがりの仮面ライダーだ。」と
此処の世界の住人ではない事を確認しながら変身。

そしてディケイドの所持していたカードに図柄が浮かび、
ディケイドは戦線に復帰。

このままでは夏海ちゃんがファイナルフォームライドの被害に遭いそうですが
夏海ちゃんはボコられているディケイドにケータッチを投げ渡し、
コンプリートフォームに変身させて流れを変えます。

コンプリートフォームで普通に戦ってもややスペックが上がっているようで
ダークライダー達が束で掛かってきても普通に応戦できる感じですが
更に他の世界のライダーの上位フォームを召還し
2人で必殺技を出すという攻撃方法を得ます。

旧友らに化けたダークライダー達はコンプリートフォームの攻撃で倒され、
音也は隙を見て逃走。


夏海ちゃんと士はこの世界の夏海ちゃんとお別れ。
この世界の夏海ちゃんは危険を承知の上で
自分の世界で生きる事を選んでいます。

そしてもう1人の夏海ちゃんは士にケータッチを渡し、
夏海ちゃんには世界を見つけるよう言います。


夏海ちゃんらが写真館に戻ると、店主が士の撮影した写真が
ネガ状態になった事に驚いています。

この世界の夏海ちゃんだけちゃんと映っていますが
今回はパソコンか何かで直せそうな気もします。

「それにしても驚いたな、ネガの世界があったなんて。」
と写真集の撮影以降どっか行ってたユウスケが発言。

世界が9つ以上ある事が分かり
旅が終わっていないと考える士。

次は店主あたりがスカウトされる気がしながら
次回に続きます。