仮面ライダーディケイド 第19話感想
ディケイドは赤い布を持った龍騎に変身しましたが
牛鬼に普通に突進を食らい、ストライクベントに変更。
それも通用せずまた突進されたりしています。
その後ろでザンキとイブキが巻物を取られた責任を巡ってか揉めており、
それを弟子達が制止している状態です。
随分大騒ぎしていますが
巻物のコピーとか取っておかなかったのでしょうか。
揉めている一団が牛鬼のターゲットになってしまいますが
アスムがその前に来て皆に逃げるように言うと
トドロキとあきらちゃんがそれに気付き、
アスムを守るべく変身します。
あきらちゃんは天鬼という名前の鬼になるようです。
天鬼の誘導でアスムは難を逃れましたが
轟鬼と天鬼では牛鬼には歯が立たないようです。
そこでディケイドは電王アックスフォームに変身。
しかしいつもの必殺技ではなく突っ張りという技で対抗しています。
それでも牛鬼の方が強いみたいです。
再度轟鬼と天鬼が必殺技で牛鬼を攻撃して
やっと牛鬼はどっか行きます。
アスムを気遣う轟鬼と天鬼を見て
ディケイドは「新たな時代の幕開けって奴か」と1人で納得しています。
誰かに相槌の1つも打ってもらいたい所ですが
ユウスケと夏海ちゃんは別の場所で
座り込んでいるヒビキを発見して回収していました。
ユウスケはもう割りと元気みたいで、ヒビキに肩を貸したりしています。
ヒビキは自分が牛鬼になりがちなので
危険な目に遭わせたくないと言っていますが
「その時はその時です」とユウスケは返します。
テング相手で駄目っぽかったのに
それより強いのが相手な訳ですから
その時って死ぬ時な感じです。
アスムとあきらちゃんと轟鬼で河原みたいな場所に集まって
情報交換をしています。
イブキとザンキはお互いに相手が悪いと思っている状況みたいです。
そしてアスムはヒビキが引退する事を話し、
自分達で牛鬼を倒すしかないと言います。
流石に難しいのではとコメントするあきらちゃんに対し
「やる気さえあれば不可能な事なんてありません。まずは動く事です。」と
大樹の受け売りで答えます。
トドロキはアスムの話に同調し、あきらちゃんも
自分達の代なら流派でいがみ合う事も無いと
前向きになります。
皆を説得してから、自分が鬼を受け継ぐにはヒビキの許しが必要だと
課題を話すアスム。
そこに大樹が来て、ヒビキに頼んであげようかと声を掛けてきます。
トドロキとあきらちゃんはちょっと警戒しているようです。
そのヒビキですが河原で焚き火をしながら
ユウスケや夏海ちゃんと喋っています。
どうしてこんな事になったのかと質問する夏海ちゃん。
鬼は正しい心で鬼の力を制御しないといけないのですが
ヒビキは相手を倒そうとする気持ちが強くなりすぎ
鬼に心を奪われてしまうそうで、
次に牛鬼になったら元に戻れない予定みたいです。
そこに大樹が登場し
アスムが正式に鬼を受け継ぎたがっている事を伝えます。
ヒビキが断ると
「残念だな。若い世代で音撃道を1つにするって燃えてたのに。」
という大樹。
いつからアスム達の会話を聞いていましたか。
ヒビキがアスムに関する話に興味を持ったあたりで
大樹はヒビキの鞄のほうに移動しますが
ヒビキに見つかってしまいます。
ヒビキは大樹が巻物を狙っているのを見破っているのですが
何故か響鬼の変身音叉を大樹に預け、アスムに渡すよう言います。
アスムの優しさがあれば鬼になっても心を奪われないかもしれないと話すヒビキ。
鬼になるかどうかはアスムが決める事だとした上で
「少年が鬼になるなら伝えてくれ。俺はあいつにトドメを刺して欲しい。
それが俺の魂を受け継ぐという事だ。」
とヒビキは大樹に言います。
殺人罪になるかは特に話しません。
その様子をキバーラが珍しくCGで飛びながら見ており、
牛鬼だけでは物足りないと言って王蛇と合流し
魔化魍復活の儀式の始まりだとか言っています。
王蛇は何故か映画に出てきた音撃棒を紫に塗り替えたような武器を持っており
イライラすると言ってキバーラを音撃棒でかっ飛ばしました。
確かにイライラしますが、それ何APの攻撃ですか。
あと、キバーラはかなり小さいのに
ちゃんと棒が当たるあたり
コントロールがしっかりして感心します。
そして王蛇は笑いながら音撃棒で
何かはまってるっぽい大きな岩を叩いていました。
自前の武器は使わないみたいです。
出てきた魔化魍を焼いて食べたりしないか心配です。
トドロキとアキラちゃんはザンキとイブキに
流派を越えて力を合わせるべきだと進言しています。
ザンキとイブキは口を慎めと怒ります。
協力するのは嫌という立場なのでしょうが
一緒に並んで弟子の話を聞いたりとか
そんな険悪って感じではないです。
そこに士が登場し
あきらちゃんとトドロキの方が音撃道の事を真剣に考えていると指摘。
「お前達は師匠なんだろう、弟子達の未来、音撃道の未来、お前達が決めてやれ。」
と仕切る士。
ところで、音撃道の事に口を挟むのですから
一応伝説の師匠の道着でも着ておいた方が良かったのではないでしょうか。
ピンクですが。
ザンキとイブキは士の説得で考えを改め、
そのまま何かの儀式っぽく
弟子たちに免許皆伝の証としてお膳みたいなのに乗せた変身道具を渡します。
「イブキさん、何もそこまで」というアキラちゃんですが
紋付着てて、準備万端です。
どうやら師匠の座もあきらちゃんとトドロキに譲られるみたいです。
ちなみにアスムは廊下あたりから様子を伺っています。
部屋の中に入れてもらったらどうでしょう。
夏海ちゃんはユウスケやヒビキと河原で野営したみたいです。
家に帰らなくて店主が心配しないのでしょうか。
キバーラも外泊していそうですし。
テントから出てきた夏海ちゃんは
突然場所が移動して火の海になっている廃墟で
周辺が爆発してビックリしたりしています。
そこに帽子オジサンも登場し
ディケイドが旅を続ければ取り返しの付かない事になる、
ディケイドを止められるのは君だけだと話しかけて来ます。
笑いのツボで止めろと仰いますか。
そして元の場所に戻る夏海ちゃん。
すると今度は大樹がアスムを連れて登場。
何も朝イチで来る事は無いと思います。
大樹はアスムとヒビキが直接会って話したほうが良いと思ったと説明。
ヒビキがアスムに気を取られている間に巻物を取って見せびらかします。
こっそり帰ればバレなかった気がします。
そこに士も来て、大樹の狙いは最初から音撃道の宝のみで
アスムは利用されたと説明。
そこまで分かっているならもう15秒早く来て教えて欲しい物です。
しかしアスムは士の言葉を否定し、大樹が優しいと主張。
すると大樹は「面倒くさい奴だな」と士の言う通りだと解説。
面倒くさがりながら説明するあたり
どうもアスム相手だと普通よりサービス精神が旺盛になっています。
大樹は自分がただの泥棒だとした上で
「だけど少年君、こいつはもっと最悪だよ。」とヒビキに向かって発砲。
するとヒビキは鬼の力が制御出来ないと実況しながら牛鬼に変身してしまいます。
「これが僕の最後の教えさ。」とアスムに話す大樹。
やっぱり色々教えようとしていたみたいです。
ちなみに牛鬼の方も、
「ヒビキの体はこの牛鬼がもらった」と実況。
ヒビキと牛鬼が似た物同士な気がします。
士はディケイドに変身し、アスムに突進する牛鬼を横から押して方向転換させたりしています。
一方、大樹はさくっとその場を離れ、東屋みたいな場所で巻物をチェック。
音撃道の宝が何かを知ったみたいです。
ディケイドが吹っ飛ばされて牛鬼がまたアスムに向かおうとした所で
今度は大樹が牛鬼を狙撃。
そして戸惑っているアスムに
ヒビキが鬼の力を制御できなくなったと説明しています。
「でもヒビキって人はこうも言ってた。
正しい心で鬼の力を制御できるなら
鬼となって俺を倒せって。」
としっかり伝言。
ヒビキを倒す流れになって
出来る訳が無いと驚くアスムに
「その優しさがあれば鬼に心を奪われる事も無いってさ。
受け継ぐのは鬼の力だけじゃない。
ヒビキって人の魂を受け継ぐ事なんだ。」
ディケイドは牛鬼と戦いながら
大樹の話を聞いていたようで
台詞を奪ったなと抗議をしています。
ディケイドは牛鬼に押されているのだか
余裕なのだか分かりません。
「言っておくけど、僕は君よりもずっと前から
通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ。」
と言って大樹はディエンドに変身。
ディエンドはアスムに音叉を差し出し、鬼になるかどうか決めるよう促します。
アスムは鬼になると宣言し、音叉を受け取って
岩の上の良さげなポジションに移動して変身。
前回の白っぽい姿ではなくて、完全に響鬼と同じ格好に変身しています。
アスムの変身した響鬼が向かっていくと
牛鬼は「お前に俺は倒せまい。何しろ俺の体はヒビキの物だからなあ。」と発言。
口調は偉そうですが、倒せない理由がスペック差とかでない点が不安です。
しかしディケイドやディエンドも牛鬼をポコポコ殴りに行って響鬼を援護。
ディケイドはともかくディエンドもノリノリで響鬼に加勢しています。
このままではヒビキの魂まで失われるとディケイドに言われ
響鬼は牛鬼を本格的に攻撃。
音撃鼓を相手につけ猛火怒濤の型で攻撃。
アスムはヒビキから音叉を受け取ったような気がしながら牛鬼を木っ端微塵にします。
その時、地響きが鳴り何かが出現。
一瞬倒された牛鬼が巨大化したのかと思いましたが
そう言えばさっき王蛇が魔化魍を復活させていました。
現われたのは
よりによって美味しそうなバケガニです。
相変わらず足の数少ないです。
そこにトドロキとあきらちゃんがやって来て
轟鬼と天鬼に変身。
その様子を見たディエンドは「音撃道のお宝ね。」と発言。
「どう言う意味だ」と質問したディケイドに
ディエンドは巻物を上空に放り投げ発砲。
撃ち抜いた紙が落ちると、それぞれの巻物の文字が合体して
「音撃道」の言葉が出来上がります。
「3つの流派が1つになる事、それが真の音撃道って事か。」とディケイドは納得。
横に居た響鬼も納得した所で
ディケイドの持つカードの力が復活。
ディケイドは響鬼をアカネタカに変形させ、
バケガニを攻撃させます。
アカネタカがバケガニの腹側から体当たりし、バケガニを少し浮かせて
ひっくり返して落とした所で
ディケイドは響鬼をアカネタカから音撃鼓へ変形させます。
2段変形とかもう訳が分からなくなってきた所で
ディケイドはカニにくっついた音撃鼓を叩きに行きます。
轟鬼や天鬼も音撃を開始。
ディエンドまで何故か撥でカニを叩き始めます。
さらに威吹鬼や斬鬼も顔だけ変身解除状態で参加。
変身する人は1人を除いて全員参加で敵をやっつけました。
帰ろうとする大樹を呼びとめるアスム。
「僕達が鬼を受け継ぐ事が出来たのは
あなたのお陰です。
有難う御座いました。」
そう言ってアスムとあきらちゃんとトドロキは頭を下げてお礼を言います。
大樹は面食らって「よしたまえ、気持ち悪い。」と言いますが
アスムに近寄って
「僕はやりたいようにやるだけ。少年君、僕のお宝、いつかはきちんと見せてもらうからな。」
と言って立ち去ります。
更に後ろから見物していたユウスケは
大樹がやけに爽やかだとコメント。
夏海ちゃんもそれに同意。
士は大樹をただの泥棒だと言って譲りません。
大樹の趣味がどうこうとかの憶測を言わないのが良心的です。
写真館では店主が士の写真を誉めていました。
アスムの後ろにヒビキの霊が浮かんでいる写真を
「師匠と弟子、なかなか絵になりますなあ。」で
済ませています。
ユウスケも士もアスムが立派な鬼になりそうで
この世界を任せられると安心しています。
旅が終わったと考える一同ですが
街中で爆発が発生しているような絵柄のスクリーンが下りて
どうも元の世界に戻る感じです。
ユウスケ的には別の世界ですが
誰も気にしていないようです。
ところで響鬼流は今はアスムだけなのでしょうか。
他の弟子を募集するとしたら、アスムが師匠と言う事で子供ばかり来そうです。
修行している後ろで弟子の保護者達がのんびり待っているとか
そんな状況が予想されつつ
次回に続きます。