仮面ライダーディケイド 第17話感想




 士は写真館で夏海ちゃんとユウスケに
少女がソウを兄だと言った事を話します。

しかし士は少女の兄が生きていたとしても
ソウの筈は無いとか言いながらリンゴとか齧ってます。

夏海ちゃんはソウがおばあちゃんの家に戻らない事を不思議に思い
ユウスケはソウが記憶喪失なのかも知れないと考えます。

「こりゃ思ったより入り組んだ話かも知れないなあ。」と口を挟む店主ですが
どうも読んでいる本の話をしていただけみたいで
ソウとか関係なかったようです。

あと、士達が手の込んでない物をオヤツにしているのは
店主が本に夢中になって何も用意しなかったからなのでしょう。



 少女も家に戻り、おばあちゃんに兄が生きていた話をします。
しかしおばあちゃんは特に驚く様子も無く、淡々と御田を仕込んでいます。
少女に兄に帰って来て欲しくないのかと聞かれ、
おばあちゃんは今迄帰ってこなかったのなら
その理由があるのだろうと答えます。

少女はおばあちゃんの話を聞いても
兄を探そうとしているみたいです。

少女と会っている夏海ちゃんは
その話を聞いて、自分達も当たってみたが
ZECTが本当に秘密みたいで
連絡先が分からないと話します。

2人がそんな話をしていると
その辺のベンチに座っている知らない人が
急に怪人になって襲ってきました。


怪人から逃れてどこかの建物内に駆け込む2人。
すると大樹が待ち伏せしており、急に声を掛けてきます。
大樹は少女が怪人に狙われていて、カブトが少女を守っている事に気が付いたそうで
また怪人が少女に襲い掛かり、カブトがそれを倒しに現われた所で
大樹はディエンドに変身し、イクサとサイガを召還してカブトにぶつけます。

ディエンドが呼んだライダーにしては2人とも結構喋ります。

そしてカブトとディエンドの呼んだライダーが戦っている間に
少女と夏海ちゃんはまた怪人にエンカウント。
今度は士が駆け付けますが
戦闘になる前に少女が怪人に襲われ、
緑色の光を発して怪人を逆に爆発させます。

そして少女も怪人の姿に変身しています。

自分の姿がおかしい事に気付いた少女は
悲鳴を上げてその場からクロックアップして去ってしまいます。

ところで、少女の正体が怪人なら
何で他の怪人の襲撃を受けまくっていたのでしょうか。

襲ってきた怪人達は全部ただの痴漢とかですか。
物騒すぎます。

夏海ちゃんは少女を見てビックリし、
士も何か悲しそうな感じになっています。

ちなみにディエンドもカブトに逃げられて悲しそうな感じになっていました。
少女をマークするまでは良かったのですが
良く考えたらサイガは飛ぶだけでスピード自慢と言うわけでもありませんし
イクサはバーストモードどまりの奴ですし
捕まえる所まで作戦立ててなかった感じです。



 少女がどこかの建物の外階段みたいな所で
人間態に戻って座り込んでいると
ソウが登場し、ソウもまたアブラムシ怪人であるとして少女を受け入れられると説明し
一緒に来るよう誘います。

一方夏海ちゃんはおばあちゃんの所に行き
少女が怪人であった事を報告。

しかしおばあちゃんは全く動じません。
士が「知ってたんだな。」とおばあちゃんに質問すると
「それがどうかしたかい。」と普通にしています。

士は少女が怪人なら倒すのがこの世界のルールなのだろうと聞いて
事の重大さを訴えます。

おばあちゃんも怪人だとは考えないのでしょうか。

しかしおばあちゃんは怪人だろうが何だろうが関係なく
少女が自分の孫だと主張。
「うちのおでんと同じさ、
 あの子の体には隅々まで
 うちのツユの味が染み込んでるんだよ。」

まさか余ったツユをリサイクルして風呂に使ってたりしますか。



 ソウに付いていった少女は
ソウの指示で潜んでいたメットなしのゼクトルーパー達に捕らえられます。
アラタはソウの作戦を批難しますが、他の人達にボコボコにされてしまいます。

餌が手に入ったとか言っているソウ。
そしてテレビとかでもカブト捕獲作戦が実行されるとのニュースが流れます。

ゼクトは秘密なのに作戦は事前に公表します。

ところで臨時ニュースでカブト捕獲作戦の話をしているのに
アナウンサーが締めで「市民からは安堵の声が上がっています」と言っていますが
臨時ニュースが流れる前に作戦を知っている市民が情報通過ぎやしませんか。


写真館でテレビを見ていたユウスケがニュースに驚いていると
アラタが血だらけの手で部屋のドアを叩きます。

アラタは座り込みながら
「ディケイドは弟切さんを止めてくれ。あいつは普通じゃない。
 カブトを捕まえる為に女の子まで利用して。」
と話します。

クロックダウンシステムを稼動させてカブトのクロックアップを封じる作戦も話すアラタ。

士はアラタにソウの居場所を聞いて現場に急行。
バイクで移動している訳ですが
アラタはどんな交通機関を用いて
血だらけで写真館まで来たのでしょうか。



 少女が捕まっている部屋に詰めているソウとかゼクトルーパートとかの一同。
そしてドアが外側からガンガン攻撃されているのが分かり、システムを作動させます。

ところでライダーのパワーだったら別にドアを壊さなくても
壁壊して入ったり出来ると思いますが
常識が邪魔をしているのでしょうか。

クロックダウンシステムとやらで
建物のてっぺんからイメージ的にかなり広範囲に電波が発射。


しばらく元気に駆け回っていたカブトも
電波の影響で
スーツから謎のビリビリが出て動きが遅くなる上に
フラフラしだします。

そしてカブトを捕まえたゼクトルーパー達は一斉に怪人の姿になります。
ちなみに人間のゼクトルーパーもいたようですが
怪人達に殴り倒されてしまいました。

それにしても怪人が多い職場です。
履歴書の本籍地欄に「隕石」と書いてあると採用率が上がったりしていそうです。


カブトもソウに蹴飛ばされ、すっ転んだ拍子に変身解除しますが
ソウと同じ顔をしており、こちらも少女に「お兄ちゃん」と言われています。

ソウは「この世に2人の俺は要らない」とソウジを踏んづけています。
と言う事でソウはソウジに擬態しているようなのですが
ソウジはカブトやりにゼクト行っている時に偽名使ってて
怪人がそれを引き継いだと考えれば良いのでしょうか。


そこに士が登場、人差し指を上に向けながら
「おばあちゃんが言っていた。つゆの味は見た目だけでは分からないってな。
 見かけに騙されるな。」
「私見たの、お兄ちゃんがカブトに殺されるのを。」
「マユが見たのは兄さんに擬態したワームだ。
 カブトは自分に擬態したワームを倒そうとしたんだ。」

何か殺されかかっている風なのに微妙に無視され気味なソウジが
「その戦いの後、俺はクロックアップの世界から戻れなくなった。
 マユ、お前は戻れる、おばあちゃんの所へ。」
と何とか会話に入る事に成功。

すると「こいつはワームだぞ。今更帰る場所など無い。」とソウも会話に参加。
此処でソウジが演説に入るかと思いきや
またもや士が「違うな」と口を挟みます。

この世に1つだけ世界を敵に回しても家族の帰りを待っている場所があり、
この世に1人だけ世界を敵に回しても家族の為に戦う男がいる
と語る士。

士はソウジが孤独に耐えながら皆を守ってきたとしてヨイショし
ソウを貶します。


ソウの方はクロックアップが無力化されたとして優位である事を主張し怪人に変身。
そしてまず一般の脱皮前の怪人が士に向かいますが
士はそれらを払いのけます。

その間にソウジの方も少女の拘束を外して避難させます。
鍵とかその辺に出しっぱなしだったのでしょうか。


士とソウジが並んでライダーに変身。

カブトはクロックアップ出来ない状態なのですから
マスクドフォームのままでも良いような気がしますが
キャストオフします。

脱皮前の怪人達は簡単に倒し、
クロックアップするアブラムシ怪人も
ディケイドが攻撃パターンを見切っているとして
分身を怪人の進行方向に配して返り討ちにしています。


アブラムシ怪人は飛び上がって建物の壁を破って外に出て
近くの電波等の上のほうに逃走。

ディケイドの方もカードの力が復活したようで
カブトをゼクターカブトに変形させて
同じように壁を破って出て行きます。
ディケイドもその後を追って飛び出しますが
怪人が空けた穴から出て行っても良かったような気もします。


ディケイドはカブトにクロックダウンシステムを破壊したら
再び永遠の孤独に戻る事になると念を押し
意思確認をします。

「いつでも帰れる場所がある、だから俺は離れていられるんだ。」と太陽を指差し答えるカブト。
また話題に付いて行けなくなったアブラムシ怪人は
世界を支配する予定を話して高笑いしてみせます。

「この一家がいる限りそれは不可能だ」とディケイドが反論。

油断すると台詞が無くなる恐ろしいバトルです。

そしてゼクターカブトで怪人に体当たりして
ついでに電波等も壊し
落ちてきた怪人を2人のライダーキックで挟み撃ちにして爆発させました。


変身解除した士とソウジ。
士はおばあちゃんに伝える事は無いかとソウジに聞きますが
ソウジは「おばあちゃんは全部分かってる。」と答えます。

そして駆け寄ってきた少女を見て笑いながら姿を消すソウジ。

変身解除したのにクロックアップし続けるのでしょうか。
空いているザビーゼクターに乗り換えて安全にクロックアップするとか駄目ですか。



 少女が士や夏海ちゃんと一緒に家に戻ると
おばあちゃんがサッと御田を出してきました。
少女がソウジもいつか家に帰って来れるかなと言うと
おばあちゃんは「いつだって此処にいるよ、私達が変わらない限りね。」と答えます。
その様子を写真に収める士。

士、会話に参加とかしません。
もしかして写真撮影のためだけに御田屋に来ましたか。


写真屋で店主に写真を誉めてもらい嬉しそうな士。
そこに不満そうな大樹が登場しお宝が手に入らなかったと愚痴ります。

士は大樹に落ち込むなと言い、瓶を投げ渡して
「大航海時代、かのバスコ・ダ・ガマが命懸けで探し求め
 金と同じ値段で取引されたと言う伝説のスパイスだ。」と説明。

大樹が士の口車に乗せられて撤退しますが
夏海ちゃんは「それ胡椒じゃない」と聞いてきます。
そう言えば士は胡椒などいつ仕入れたのでしょうか。


そこにキバーラが2匹ほど
喧嘩しながら入ってきます。
テグスだと絡まるからなのか、珍しくCGで飛んでいます。

相手を偽者だとして、自分の方が綺麗だと言う2匹。
どちらも綺麗だと言って場を納めようとした店主が
2匹から「ハッキリ決めてよ」と攻撃され、
よろけた所で今度は太鼓の絵が描かれたスクリーンが下りてきました。

帽子オジサンが音角で変身しそうなポーズを取るのはともかく
怪人がキバーラとかの変わった物に擬態して
何のメリットがあるのか
全く思い浮かばないまま
次回に続きます。