仮面ライダーディケイド 第10話感想




 夜間のスマートブレインハイスクールに
屋上から侵入する見知らぬ兄ちゃん。

警備員は居るみたいですが、不審な女学生を見つけて
「うちの生徒さん?」と質問。

しかし女学生はこの学校に入れなかったと言います。
どうして?と聞く警備員。


よほど倍率の低い高校なのでしょう。


しかしこの女学生は引き算が出来なかったとかではなく
怪人だから入れなかったと言って
蝶怪人の姿になって警備員に襲い掛かります。

それにしても色んな侵入者が来まくる学校です。
倍率低い訳です。


そこに555も登場し、蝶怪人と戦闘。
見知らぬ兄ちゃんは建物の上からその様子を見て
「ファイズのベルト!」とか言ってテンションを上げ、
怪人を倒し終わった555の方を目掛けて飛び降ります。

555は兄ちゃんに関わりたくない様で
オートバジンに乗って帰っていきます。
見知らぬ兄ちゃんも凄い勢いで走ってバイクを追跡しますが
流石に追いつきはしなかったようです。

しかし555が落としたと思われる写真を拾いました。
ポラロイド写真なのでちょっと厚みがあり拾いやすいと思われます。



 写真館では朝食に鍋とかが並んでいて
何かの記念日かと大喜びしている士。

すると見知らぬ兄ちゃんが顔を出し、
「君の好物を揃えて見たつもりだよ」とか言っています。
色んな所に侵入する兄ちゃんです。

見知らぬ兄ちゃんは店主や夏海ちゃんやユウスケに
「士がお世話になっています。海東大樹です。」と自己紹介。

大樹は士とは昔からの知り合いだとし、
9つの世界を回るのは自分の仕事なので士には早いと言っています。

店主達は大樹の用意した朝食を見て喜んでいます。
世界を救おうとか言っている割に危機管理能力ゼロです。

士は大樹に自分の過去を知っているのかと質問すると
大樹は「士、まだナマコは駄目なのかい。」と言います。

朝食にナマコを仕込んでおけば判明したと思われます。



 写真館を出た士は学ラン姿になっており、
夏海ちゃんとユウスケの笑いのツボを刺激したようです。

とりあえず所持していた学生証を見て
スマートブレインハイスクールに登校する士。

倍率が低いと思われる学校なので
年齢オーバーが他にもゴロゴロいそうで安心です。


そして警備員が他の人に昨日の事件の話をしており
ここが555の世界だと知る士。


写真館では夏海ちゃん達もこの世界の怪人の事を調べていました。
ちなみにまだ朝食を摂っており、ユウスケが味噌汁が美味しいと言って
店主の機嫌を損ねそうになっていました。

店主、写真より料理の方がこだわってますか。
あと、士は朝食を食べて行ったのでしょうか。



 学校で花の写真を撮っている女の子。
男子生徒が女の子に話しかけて邪魔しないでとか言われています。

その近くで生徒達の歓声が沸きあがり、白っぽい制服の4人組が歩いてきます。
士はその様子を見て「差し詰め成績優秀スポーツ万能の学園アイドルってとこか。」と判断。

この学校で成績優秀だとしたら
第一志望落ちて滑り止めみたいな感じで入学したと思われます。

4人組は女の子を見つけると
その辺の物とか蹴散らしながら近付き、
自分達の写真を撮っていたなと因縁をつけて来ます。

どうもカタギの子らでは無さそうです。

女の子と一緒に居た男子生徒は
「由里ちゃんは写真部でいつもカメラを持っているだけです。」と説明。
しかし4人組は自分達に憧れて写真を撮っていたのだろうと言い続けます。

由里ちゃんは切れて「誰も彼もあなた達に憧れると思ったら大間違いよ。」と言い返しました。
すると4人組の1人が由里ちゃんのポラロイドカメラを取り上げ、没収と言って遠くに放り投げます。

窃盗とか器物損壊とかですが、士がカメラをキャッチし未遂に終わりました。
そして士は4人組を次々激写し、心霊写真で相手を怒らせます。
1人が「ふざけるな、この酷い写真は何だ。」と言って出来た写真を士に投げつけますが
士はそれを避け、写真は柱に突き刺さります。

生活態度から言って、学園のアイドルとは到底思えない4人組でしたが
カード投げの様子から、どうやら宴会芸に長けているようです。


士は4人組に文句の1つでも付けそうな雰囲気でしたが
大樹が顔を見せ、「何してる士」と言いながら
士をどこかへ連れて行きました。

学生証を持っている士より、私服で学校に来ている大樹の方が何をしているって感じです。

4人組は士が555ではないかと疑念を持ったようです。


そして大樹は士を屋上みたいな場所まで連れてきます。
大樹は士に邪魔をするなと言いながら
555がこの学園の中に居て、その正体を知りたいと
色々情報を与えます。

大樹が士に早くこの世界を去るよう言いますが
士の意思では多分移動できない上に
士は大樹の邪魔をする事に決めたと言い出し
超逆効果。

そこに由里ちゃんと男子生徒が姿を見せ、士を写真部の部室に連れて行き茶とか振舞います。
大樹は無視みたいです。

由里ちゃんは士にお礼を言い、自己紹介。
隣の男子生徒は尾上と名乗ります。

「何で助けてくれたの」と由里ちゃんに聞かれて
「さっきのラッキークローバーとか言う馬鹿が気に入らなかった」と答える士。

すると由里ちゃんは彼らが怪人並に嫌いだと語り出します。
かなり怪人に対して嫌悪感を現す由里ちゃんに
尾上君は浮かない顔をして見せます。

そして由里ちゃんの写真を士に見せて話を変える尾上君。
由里ちゃんはインスタントカメラの写真が好きみたいですが
写真集を出す夢とかは無理だと考えているようです。   

腕を上げてからより
女子高生のうちの方が
実現の可能性が高い気がします。



 士は4人組に対し、テニスで勝負を挑みに行ったようです。
テニスコートとか個人的に使わせてくれるのでしょうか。

写真以外に苦手な物は無いという士は
テニスで相手を圧倒。
3人がかりでも構わないと言う士に対し
本当に2人がかりでボールを打ってきます。

プライドもクソも無い連中です。

ボールは変に光ったり分裂したり発火したりしますが
士はそれを打ち返します。

ラケットにどんなガットを張っているのか気になります。

士はこの中に555が居る、海東に勝ったと喜んでいますが
向こうも「とうとう我々の前に現れたな555」「正体を見せろ」とか言って怪人に変身。

自分達から正体を見せるあたりは意外と紳士的かもです。
そして士がディケイドに変身すると、ムカデ怪人が「555ではない」と言って驚いています。

でも似たような物だと思います。

怪人達は555でなくても我々の正体を知ったとしてディケイドを攻撃。
テニスコートって誰からも見えない所にあるのでしょうか。
侵入者が多い上にそんな死角を残したままでは
倍率が下がる一方です。

ディケイドは剣に変身し、相手を蹴って爆発までさせていました。
そしてこの学校にはまだまだ不審者が侵入しており、
今度はテニスコートの外側に帽子オジサンが出現。

帽子オジサンがディケイドに敵愾心を燃やしていると
大樹が宙返りしながらド派手に登場。
大樹は帽子オジサンに邪魔をしないよう釘を刺し、
帽子オジサンも大樹相手には弱気になっている様子です。



 テニスコートでは竜怪人が燃えており、
ムカデ怪人は地味に生き残っています。
しかし虎怪人が竜怪人に管のような器官を突き刺し
復活させました。

残り1人も怪人態になり、4体の怪人が勢ぞろい。
怪人達は自分達の敵が555だとし、ディケイドに消えるよう言います。
ディケイドに「この学園に潜り込んで何をする気だ」と聞かれると
何と人類を支配するとの答えが返ってきました。

もっと世界の中枢に潜り込んで下さい。

そして虎怪人の攻撃を食らったディケイドは転がって変身解除。
一方的にやられた感じがしますが
敵の発言がアレ過ぎて力が抜けてしまったのかも知れません。



 帰っていく4人組の前に姿を見せる大樹。
大樹は555が落としたと言うポラ写真を見せ
ラッキークローバーに入りたいと申し出ています。

戦闘を見ていた大樹が色々知っているのは当然なのですが
4人組が555を気にしているのが周知の事実でなければ
4人組は大樹に対して警戒すべきところです。


一方、由里ちゃんは士が置いていったカメラを早く返そうと急いでいました。
手元に自分のカメラが無いと不安なので士もそうだと考えたようです。

すると4人組のうちの何人かが一般生徒を灰にしながら出現。
尾上君も突き飛ばされたため、
「タクミ!」と心配する由里ちゃん。

尾上君の下の名前がようやく出ました。

由里ちゃんはもしかしたら「マリ」+「ユカ」÷2かも知れないですが、
タクミ君以外はオリジナルの名前をあまり継承していないようです。

その代わり新キャラの苗字が
オリジナルの蛇君に激似なのは
どう言う了見なのでしょう。


彼らはポラ写真を落とした555が
由里ちゃんだと思ったそうです。

怪人に変身する相手を見て驚く由里ちゃん。
その横で今迄軽く無視されていたタクミ君が鋭く555に変身。


士は学校で由里ちゃんもタクミ君も来ていないと聞き、慌てて外出。

とても通学には使えそうも無いマシンディケイダーを飛ばしていると、4人組の1人が前を塞ぎ、
555を見つけたので用は無いと言って竜怪人に変身。

士はバイクで相手を跳ね飛ばしてさっさと目的地に向かいます。


一方555は怪人2体相手に戦っていますが
この世界でもベルトが外れやすかったようで変身解除。

士もディケイドに変身しようとしますが
竜怪人に邪魔をされてディケイドライバーを落とします。


ピンチに陥るタクミ君と士ですが
そこに大樹が拍手をしながら登場。
「おめでとうございます。これで僕もラッキークローバーの一員ですね。」
と親しげに怪人達に声を掛けたと思ったら、一転して冷ややかな感じになり
「しかしラッキークローバーに5人は多過ぎる。」とディエンドライバーを構え
ディエンドに変身。

怪人に対し素早い動きで攻撃したり
レイや歌舞鬼を出現させて戦わせたりし
強そうな感じのディエンドですが
変身アイテムが銃なだけに
一抹の不安がございます。

そして士もディケイドライバーを拾いディケイドに変身。
竜怪人と戦いながら、由里ちゃんにタクミ君を連れて逃げるよう指示。

ディエンドはムカデ怪人を撃ちながら、555のベルトを渡すよう迫り
必殺技を放ちます。

555ギアまで爆発しないか心配です。



 離脱した由里ちゃんとタクミ君ですが
虎怪人が先回りして襲ってきます。
仲間の恨みとか言っていますが
その割りに由里ちゃんを主に攻撃しようとする虎怪人。

タクミ君の変身解除後に来たので、まだ由里ちゃんが555だと思っているのかも知れません。
この世界も情報が上手く伝わらないみたいです。


虎怪人による由里ちゃんへの攻撃を
タクミ君が受け止め、タクミ君はそのまま狼怪人の姿になりました。

怪人の攻撃を食らうときよりも威勢の良い悲鳴を上げる由里ちゃん。

ところで、この学校には怪人が5人も通っていた訳ですが
冒頭の蝶怪人は普通に学力で落とされたのと違いますか。


タクミ君達の様子に気付いたディケイドは
無事だったらしい555ギアを拾い上げますが
ディエンドがそれを渡すようにと言っています。

しかしディケイドはディエンドの邪魔をする方針である事を強調。
ディケイドとディエンドはお互いに狙撃したりしています。

よく考えたらディケイドはユウスケ呼んだり
555もオートバジンを動かしたりすれば
戦力が増強できるのですが
特に前者は忘れられていそうで怖いです。


ポラロイドカメラのフィルムが生産終了だそうですが
大丈夫なのか気になりながら次回に続きます。