仮面ライダーディケイド 第8話感想




 怪人が出現し、BOARDからライダー達が出動。
BOARD内ではオッサンが稟議書を持って走り回り、
各部署から判子を貰っています。

とりあえず生身で戦っている一同。
経理や総務や社長の承認が下りて初めて変身して良いルールみたいです。

足の遅い人が稟議書運び係だったら大変な事になりそうです。

どうでも良い事ですが
稟議が臨技と変換されてかないません。


出動した1人が剣に変身し怪人を封印。
その様子を士が近くの建物の渡り廊下みたいな所から激写しようとしていましたが
シャッターが切れず、この世界も自分の世界ではないと言っています。


そこに一台の車が通りかかり、中に乗っていた数名が
士に向かって声を掛けてきます。

お仕事ですよと言われて車に乗せられる士。
士を呼びに来た人達はBOARDの社員食堂の職員で
チーフの士を見かけて回収したようです。

職員が士に社員証を渡し、士の身分や会社のシステムなどを紹介。
数字ごとにランチの内容にも大きく差がつけられているそうです。

ところで、チーフである相手に対して色々教えると言う
訳の分からない状況ですが
職員は普通に説明しています。


そしてロビーには高さ1メートル半程度の三角錐の置物みたいなのがあり、
職員のスートと数字が掲示されています。

何故ハートが無いのか、何故自分が2なのかと聞く士に
職員達は「さあ」と答えています。
部下が8でチーフが2です。数字と役職にあまり関係がないっぽいです。

ところで部下の名前が「ai」「mai」「mi」だそうですが
彼女等は本名で働いているのでしょうか。



 そんな会社で剣はエースだそうで
カズマは札束を数えながら金額に喜んでいます。
労働基準法では給料は現金支給っぽいんですが
本当にやっている所は珍しい気がします。

夏海ちゃんとユウスケもBOARDのロビーに来ており
物陰からカズマを観察し、この世界の設定とかを確認しています。
そこに士が合流し、名付けるなら"仮面ライダーサラリーマン"とか言いながら
手を前に出して横に動かしています。

恐らく士の脳内ではサラリーマン部分のロゴとかが
浮かび上がっていると思われます。


そして館内放送が入り怪人の出現が知らされ
社内は一気に慌しくなります。

ライダーであるカズマも出動していますが
士はベンチに寝転び、エースランチを食べてから行くとか言っています。

士はエースではありませんが、配属部署的に何とでもなりそうです。
しかし自分で作らないと食べられない気がします。


そして現場ですが、今回はサクヤもギャレンに変身して戦っています。
こちらのギャレンもうっかり接近戦しちゃうタイプみたいです。

そして戦闘中のブレイドは、別の怪人に襲われているムツキに気付き
そちらを助けに行きますが、これが命令を無視した扱いになっているようです。

近くに来ていた士は、建物の外階段から様子を見て参戦を決めます。
士はディケイドに変身し、怪人の片方を何回か普通に攻撃してから
龍騎に姿を変え、某メンバーみたいな感じで焼き加減を聞きながら
ストライクベントで爆発させてました。
特に封印とかしていませんが、なんか消えちゃってますので始末できた感じです。
ただし一体は逃げた模様です。


ディケイドの正体を気にするカズマとサクヤ。
士は自分をコックだと言いますがランクはエースを自称。
カズマは士の社員証を見てランクが2である事に気付き、
サクヤが士の昇格を社長に進言すると言います。

しかしサラリーマンになる気は無いと言って帰る士。
ランクを上げたいのか上げたくないのか良く分かりません。

あと、誰か逃げた怪人について気にしてください。



 写真館に戻った士は
店主がキバーラに口紅を塗ってやったりして、何かイチャイチャしてたので
ドンビキしていました。

ところで口紅は夏海ちゃんのでしょうか、
キバーラの為に購入したのでしょうか。

キバーラは士に剣の世界の感想を求めています。
ちなみにキバーラは空中を飛ぶ際に羽ばたきとかせず
まるでペロペロキャンディーのように
本体に棒か何かブッ刺して動かしている様子で
かなり異変が起きています。


この世界のライダーは平和に活動し給料まで貰っているとコメントする士。
そして士はカメラの修理を店主に頼みます。

店主は士が代金を払わなさそうなので渋っていましたが
そこに食堂の職員が押し寄せ、
社長がボーナス弾むという話をして士を会社に戻します。

その話を聞いて金は払うからと修理を頼む士。
よく考えたら当初から変な写真を撮って客から金を巻き上げていたので
結構金銭には執着するタイプかもです。


一方、夏海ちゃんとユウスケは
BOARDの社長と面会し、世界の崩壊を防ぐ為に協力して欲しいと頼んでいました。
しかしここの社長も金銭に執着するらしく
予算は何処からかと質問。

BOARDは国家の安全を守る為に国からお金を貰っているそうです。
そしてライダーは会社の所有物なので、
使用する場合はそれなりのお金が必要との事です。

怪人を全部封印したら
国からの発注が無くなりそうです。
最後のいつもの大量発生で退職金作って解散でしょうか。

お金が無いので諦めムードな2人。
そこに士やカズマ、サクヤ、ムツキが入って来ます。

社長は世界的な不況で会社への予算が大幅に削減される事になったとし、
そんな中で身勝手な行動で会社に損害をもたらしたとしてカズマが7に降格、
代わって士がKに昇格だそうです。
そしてカズマが降格する原因になったムツキは
功績があるとは思えないのですが、Aに昇格しレンゲルの資格が与えられます。

社長の手元のノートパソコンでは
職員の顔写真がピラミッド状の図に表示されていますが
その明らかに特注な人事管理システムは予算の無駄遣いな気がします。



 社員食堂に配属されたカズマは
皿洗いなどの下働きを命ぜられ不満そうです。

士も会社の制度に思う所があるのか、
職員に味見を頼まれた料理について
コじゃれた味だと言ってソースとケチャップをぶちまけ醤油を入れるよう指示。

カズマは仕事に慣れていない所為か
皿を割ったりしますが、その度に士はカズマの担当を変更。
そして色々やらかした後に給仕に行ったカズマは
Aの席でもドミノ倒し的に粗相をしてしまいます。

ムツキとサクヤはやたらと怒り、社長に報告。
結果カズマは社長に呼び出され、ランク2に降格した上でブレイバックルの返却を求められます。

納得できないとバックルを渡さず逃走するカズマ。
社長は追おうとしますが、そこに副編集長が現れ、自分が行くと言います。
どうもお知り合いみたいです。

ところでサクヤとムツキはランチにありつけたのでしょうか。



 動きのおかしくなっているキバーラですが
帽子オジサンの所に行き、ディケイドが社員食堂で足止めを食っていると言う報告をしています。

帽子オジサンは話を聞いて喜び、今度こそ実験の邪魔はさせないと言っています。
そこに夏海ちゃんが通りかかり、2人に気付いて自転車を止めます。

ところで夏海ちゃん、帽子オジサンに会った事とか覚えているのでしょうか。

帽子オジサンはすぐに姿を消し、夏海ちゃんはキバーラに何か知っているだろうと聞きます。
キバーラは「あたしは謎の女よ」と言って回答拒否。

キバーラを支える棒が上から刺さっているのか下から刺さっているのか
はたまた横から刺さっているのかも謎と思われます。



 ススキ野原みたいな所を走っているカズマ。
バイクには乗らないみたいです。
そこに先回りしたのか士が登場し
俺の出世を妨げる奴はただでは置かないとして
社長に詫びを入れるよう命令。

そこに副編集長が登場し、ブレイバックルを渡すよう言ってきます。
副編集長はパラドキサアンデッドに変身。
カズマは怪人を倒すと意気込みますが
変身する前にカマイタチみたいな攻撃を食らってしまいます。

ちなみに龍騎の世界の編集長は遠距離で食らって死んだりしましたが
近距離で食らったカズマは痛がっているだけです。

こちらの剣も丈夫みたいです。


士がディケイドに変身し、怪人と戦闘。
そしてサクヤとムツキも登場しますが
怪人の対応はせず、ブレイバックルの回収が目的みたいです。

怪人を倒しAに返り咲くと言ってカズマは剣に変身。
それを見てサクヤとムツキも変身し剣に攻撃。

怪人ももう一体乱入して増え、
ディケイドも剣も2対1状態です。

ただ、強力な刷り込みのお陰で
ギャレンとレンゲルのチームに対しては
あまり脅威を感じません。

ディケイドは必殺キックを出し、副編集長の方がもう一体の怪人を盾にして逃げ
乱入してきた怪人だけがまず爆発。

その後、周囲に謎の爆発が起こり
今度はカリスが乱入してきます。

カリスは剣だけでなくギャレンやレンゲルも攻撃し、
剣のブレイバックルをもぎ取ります。

ちなみに副編集長は消えているっぽいです。

爆発が発生してからその辺で座っていたディケイドは
その様子を見て「世話の焼ける部下だぜ」と言って立ち上がりカリスを狙撃。

カリスはディケイドを見て「貴様か、世界を破滅させるライダーと言うのは」とコメント。
「俺ほどハートフルなライダーは居ないぜ、ハートのライダーさん。」
と返すディケイド。

野郎がハートマークなのには引っかかる物を感じるのでしょう。

あと、カリス本人も気にしているのか
めっちゃ怒った風に攻撃してきました。



 急に給料の減ったカズマが、
去年一年の給料を基に計算されて今年6月から天引きされる住民税をどう払うのか、また
人事異動が頻繁だと名刺を作り直す代金も馬鹿にならない気がしながら
次回に続きます。