第48話




 まだ火の燻っている瓦礫だらけの場所でレッドを探しているボウケンジャー達。
メカニックは危険だからと彼等に退避するように言います。

敵の強化を阻止する為にレッドごと建物を爆破する
サージェスのやり方に反発するボウケンジャー達。

どっか行こうとするシルバーに
ピンクは火を消してレッドのレスキューをするよう指示。

レスキューったって、とレッドの生存を考えて居なさそうなシルバーでしたが
ピンクに睨まれてビークル呼び出しました。

火を消すのも大事ですし、
レッドが死んでても遺体回収ぐらいはしなきゃらならないので
そんなに無駄な出動でもないです。


消火活動をするサイレンビルダーを見ているボウケンジャー達の前に
敵の怪人が登場。
ボウケンジャー達はこの場を守ろうと、変身して立ち向かいます。

一方サイレンビルダーの前にも白い衣装の人が舞い降りてきて
ビームを放ったりしています。

サイレンビルダーのネオパラレルエンジンに使われている
プレシャスを吸収しようとしているのだそうです。

ボウケンジャー達はシルバーの支援に向かおうとしますが
目の前の怪人にやられてしまい不発。
サイレンビルダーから黄色い光が抜き取られ、
どうやらプレシャスを吸収されてしまったようで
シルバーはコックピット内で変身解除し、
ロボが倒れると同時にの外に放り出されてしまいます。

シートベルトを付けましょう。

シルバーに駆け寄り、
また白い衣装の人に発砲するボウケンジャーですが
逆に敵にビームを吐かれたりして
蹴散らされてしまいました。


ところで、あまり活躍しないサイレンビルダーに入っているプレシャスを吸収して
本当に強くなったのでしょうか敵。
気のせいではないですか。


そして瓦礫の中からゴードムの心臓を見つけ出す白い衣装の人。
プレシャス探しを怪人に指示していた訳ですが、
実際の引上げ作業は白い衣装の人がやっています。
作業分担が何か逆な気もします。

ゴードムの心臓を食らった後に他のビークルのプレシャスもゆっくりと頂くと
予定を話す白い衣装の人。
それを聞いていたのか、アイスクリームコーンは全てのビークルの封印を決定。

それと同時にボウケンジャー達は変身解除。
慌てるボウケンジャー達を尻目に、
白い衣装の人は入手したプレシャスを飲み込んでしまいます。

サイレンビルダーのプレシャスを吸収したときとは違い
体が光ったりしてパワーアップを実感している敵。

怪人にゴードムの脳髄は近くに無いので探して持って来るよう指示し、
「雑魚」の相手の為に戦闘員を呼び出してから帰ってしまう白い衣装の人。

変身できないボウケンジャー達との戦闘より
怪人の探し物の手伝いに戦闘員を使って欲しいです。

ピンクはレッドをまだ探したいようですが、
ブルーとシルバーは逃げた方が良いと考えています。

しかし気が付いたら戦闘員が周囲を包囲していて
逃げるのも大変そうです。


一方、白い衣装の人は昔居た島に戻り、繭を張って寝たっぽいです。
繭からは謎のビリビリが発生し、それが上空に伸びたと思ったら雷雨発生。
繭の防水機能が試されます。


ボウケンジャー達と戦うために召喚されたような気がする戦闘員達ですが
雨の中をせっせと一般市民襲撃していました。

しかし戦闘員達は背後から撃たれてダウン。
イエローがスコープショットで撃ったらしく、
一般市民に逃げるよう促して、自分も他の戦闘員達から逃げています。

変身前の状態でかなり大量の戦闘員に包囲されていましたが
突破できたようです。

メカニックが大活躍したのかも知れません。

建物の影に隠れ、スタートアップを試すイエロー。
しかしアクセルラーは作動しないようです。
そこにビルの屋上からイエロー目掛けてロープが下ろされ、
屋上からブラックが顔を出してイエローにロープに捕まるよう呼びかけます。

雨が降っているので手や足が滑り危険ですが
イエローはブラックが助けに来てくれた事が嬉しそうです。
ところでブラックがイエローの居場所を把握していた訳ですが
イエローの行動パターンを見破っていたのでしょうか、それとも
発信機とか付けたりしていたのでしょうか。


戦闘員だらけなので何があったのか聞くブラック。
雨なのに屋上の屋根も何も無いとことで会話していますが
もう少し良い場所を見つけてから助けて欲しかったです。

イエローは少々興奮状態らしく、状況の説明が断片的ですが
レッドに何か有った事は伝わったようで
「不滅の牙もとうとう終わりか。」と言ってイエローに背中を向けます。

「とうとう出来なくなったね、チーフを超える事。」
とチクリとやるイエロー。
確かに死んでたらレッドが老いてから超える作戦はもう使えません。



 基地に戻ってくるピンク。
基地は電気が落ちていますが、自動ドアとか
普段アイスクリームコーンが映し出されているモニタは
通電しているようです。

誰かいないの、と呼びかけるピンクですが
どこからも返事はありません。
力なく座り込んでしまうピンク。

いつもアイスクリームコーンが映っているモニタに向かって
レッドから連絡は無いか尋ねたり、ビークル封印を抗議してみますが
こちらも返事がありません。

ピンクはかなり怒っているようで、「とんがり野郎」と言って
モニタにスコープショットをぶっ刺します。

戦闘員の何体かも、こんな感じで刺されたのでしょう。



 ブルーはまだ戦闘員達がうろついているエリアに居るようです。
建物の陰に隠れながら、強行突破を試みようとするブルー。
そこに忍者の首領が登場、
ブルーの目の前でパタパタしてブルーを引き止めます。

ビルの出入り口の屋根の上に傘を差して座っている女忍者が
ブルーに挨拶をします。
ブルーは忍者達に何をしているのか質問すると、
白い衣装の人のお陰で騒々しいのでしばらく別の国に行くと
首領が答えます。

女忍者はともかく、鳥インフルエンザが猛威を振るっている昨今
首領は多分検疫で足止めくらいます。


白い衣装の人が世界を滅ぼすつもりだと知らせるブルーですが
女忍者は「あんた達で何とかしちゃってよ」と要請。

ブルーは自分がただの元スパイだとして
勝手な事を言うなと言ってます。

スパイと言う職業が「ただの」と付けて良い種類の物かは不明です。

しかし首領はブルーが特攻する気だった事を指摘。
ブルーは自分がドキドキできる場所を求めていたが
「それもこれが最後かも知れない」と少々感情的になって回答。

女忍者はブルーの様子を見て「おおコワ」とコメント。
いつも余裕を見せているブルーらしくないと指摘します。

いつもは皆が周囲に居たからと反論しようとしたブルーですが
自分が一番ドキドキするのは
皆が笑顔になる為の冒険をする時だった、と思い出し
「今度デートしようね、シズカちゃん」と言って去っていきます。

まだその辺に戦闘員とか居るかも知れませんが
ブルーなのでそうそう見付からないでしょう。



 シルバーは実家に戻っていました。
部屋の床に倒れ込むシルバー。
そこにシルバーの母親が出現し、シルバーを労います。
ゆっくり休みなさいと言われ、迷わず母親の膝枕で寝始めるシルバー。
布団なりベッドなり出して寝て欲しいものです。

横になりながら、何か忘れているような気がすると言い出すシルバー。
「冒険、かしら。」という母親の答えに目を覚ますシルバー。

無人になった屋敷で立ち上がり、
尻ポケットに入れていた赤ピーマンを取り出し、
「母さん、俺はやっぱり冒険する、あいつらと。」
と決意してビタミンを補給するシルバー。

その赤ピーマンは
サイレンビルダーから落ちた時とかにも
持っていた物でしょうか。
よく潰れませんでした。
野菜を買う時に強度とか基準にしているかも知れません。



 イエローとまだ話しているブラック。
自分だけの宝を見つけたと思ったら
それが闇の力で仲間を傷つけた事を気にし、
自分を「冒険者じゃない」と否定するモードに入っているブラック。

イエローはブラックの話を否定して
ブラックの宝はこれでしょう、とアクセルラーを差し出します。

今じゃ変身も出来ないし電話にもならないとしてソッポを向くブラック。
電話の機能までプレシャスに依存していましたか。


イエローはブラックに抱きつき、
「菜月は菜月だって言ってくれたよね。過去も未来も関係ねえって。
あの時分かったんだ、菜月の宝物は皆と作った間宮菜月としての思い出だって。」
とブラック説得の前フリをするイエロー。

ブラックに振り払われてから本題に入り、
イエローはブラックはブラックで光でも闇でも関係無い。
ボウケンジャーとしての冒険は全部本当のブラックがやったとして
アクセルラーはその印で宝であると主張し
アクセルラーを置いて立ち去ります。

ブラックはアクセルラーを手にとり、イエローの言葉を反芻しています。

どうやら説得成功のようです。
アクセルラーを壊す回数も減る事でしょう。



 基地のソファで寝ているピンク。
下手に外に出て仲間を探すよりは
皆が戻ってきそうな場所で待つ方が吉なのでしょう。

突然悲鳴が聞こえてきて目を覚ますピンク。

どうやら博物館内に戦闘員が侵入してきているようです。
民間の会社のビルにはレーザーとか配備されていますが
ここは誰でも入れるようです。

土産物屋のマネキンに擬態したものの見付かってしまう少女。
間一髪、ピンクが戦闘員を怯ませて少女を助け起こします。
良く確認できなかったのですがスコープショット使用でしょうか。
モニタから引っこ抜いてきたのでしょうか。

大事な物を守って欲しいと言う少女。
多分前回ブラックに声を掛けていた子です。
少女の持っている物がプレシャスだと気付くピンク。

ピンクは少女を連れて屋外に出て身を潜めます。
そして何故プレシャスを持っているのか少女に質問。
サージェスは最も危険なプレシャスのいくつかを別に保管していたそうです。

しかし少女は自分の身元などは明かさず、
ピンクに信じて欲しいと言うのみです。
「大丈夫、プレシャスを守る、それが私の仕事ですから。」
と微笑んでみせるピンク。

ピンクの笑顔を見たら本当に大丈夫な気になったと言う少女に
この笑顔が自分の宝物だと話すピンク。

しかし大丈夫がっていた矢先に、戦闘員達に包囲されるピンクと少女。
ピンクが格闘で戦闘員達と戦いますが、
戦闘員の一体に捕まり首を締められてしまいピンチ。
少女がプレシャス箱で戦闘員を殴っても効かないようです。

そこに謎の狙撃が入り、戦闘員にヒット。
シルバーが来ていたようで、戦闘員と戦いながら援護してきたようです。
少し離れた場所でブルーやイエローも戦闘員達と戦っています。

再び集合するボウケンジャー達。
戦闘員は倒しきったのでしょうか。

イエローが少女に箱の中身を聞くと、
少女は箱を開きゴードムの脳髄を取り出します。
白い衣装の人がゴードムの心臓と脳髄の二つを取り込んだ時
ゴードムその物に進化する、と説明する少女。

そこにまた謎の狙撃が来ます。
今度は怪人が来たようです。
この4人でやるしかない、と立ち上がるボウケンジャー達。
そこに「4人じゃない。」とブラック登場。

枯れ木も山の賑わいかと思いきや、
何とデュアルクラッシャー持参です。

アクセルテクター無しなので吹っ飛ばされると心配するイエロー。
しかしブラックはボウケンジャーと言う自分の居場所、
闇を光に変える場所が自分だけの宝だとして
それを守る為に戻ってきたと宣言。

そして反動で後ろに吹っ飛びながらもミキサーヘッドで怪人を固めます。
ビークル封印中ですがデュアルクラッシャーは使えるようです。
蓄電池みたいな物が入っているのでしょう。


ちなみに足場が施設の浅い池みたいな場所で、転んだ拍子に水浸しな訳ですが
これがもっと寒い日だったら池が凍ってて
何処までも後方に滑って行ってしまっていたのでしょうか。
暖冬でよかったです。

心配して覗き込むボウケンジャー達に
「何をしている、冒険したい奴は此処に来い!」と
今迄サボっていたくせに偉そうに言うブラック。

その訳の分からない言動からか、
イエローにレッドみたいだと言われます。

一同はブラックの周りに集まり、自分だけの宝をそれぞれ再認識。
そうしている間にコンクリから抜け出した怪人ですが
ボウケンジャー達はブラックを支える態勢を取り、
ドリルヘッド発射。

一発撃っても効かなかった為、もう一度撃つ一同。
反動で後ろの柱にぶつかり、柱の方にヒビが入ったりしています。
生身のボウケンジャー達の強度も気になりますが
シルバーの尻ポケットに入っている野菜の安否が気遣われます。

そしてもう一発お見舞いすると、
怪人はよろけて少しボウケンジャーに近付いて爆発。

近くで爆発したのには参りましたが
ボウケンジャー達は無事。
しかも怪人が水の上まで来ていたので
延焼の恐れもなさげです。


敵を倒し喜びながら帰還しているボウケンジャー達。
しかし少女は何か気にしているようです。
それが当たってしまったようで、
どこかから呪文が聞こえ、先ほどの怪人が巨大化して再登場。

ビークルがないので戦う術がなく困ってしまうボウケンジャー達。

「いや、間に合ったよ。
 ゴードムの脳髄を守り抜き、
 デスペラードを引き付けておく。
 君達は十分に時間を稼いでくれたよ。」
と口調がおかしくなる少女。

巨大怪人がボウケンジャー達に殴りかかろうとした所で
またどこからか狙撃があり怪人を止めます。
何とダイボイジャーが出現していました。

誰が乗っているのか気にするボウケンジャー達ですが
変身していないレッドが動かしていました。

博物館無人にしてドアが開いてて大丈夫なのか
気になりながら次回に続きます。