第39話
変な煙の出ている部屋でプレシャスについて話している猫系の人達。
使うとボウケンジャーが手も足も出せないようなのがあるそうです。
情報を聞かされた方が楽しみだとコメントしていますが
ボウケンジャーを倒す事が楽しみなのか
それ用のロボを作るのが楽しみなのかは不明です。
基地で思い思いにくつろいでいるボウケンジャー達。
ブラックは地味にアクセルラーを壊しているようです。
ブラック用に予備のアクセルラーを用意しておいた方が良さそうです。
そんな中、イエローがボウケンジャー宛の配達物を持って戻ってきます。
何故基地の場所が知られているのかと警戒するブルーやシルバーやピンク。
アクセルラーの電話番号を大公開しているイエローは
あまり気にしていないようで、荷物の封を開けようとします。
ブラックがそれを止めようとしますが、箱の中から荷物が勝手に飛び出してしまいました。
箱に入っていたのはゼロ軍曹+爆弾岩ビーチボール大の岩の塊で、
目や口がついており「開けるの遅すぎ」とか喋り出します。
自分の事をプレシャスだと言う岩に驚く一同。
前回ピンクは普通っぽい女子高生のハザードレベルを速やかに計測していましたが
今回のあからさまに怪しい岩は特に調べなかったようです。
岩を取り囲んで戸惑っているボウケンジャー達。
言われて計測したハザードレベルは60で、少々低めですがプレシャスで間違いない模様。
誰が送ってきたのだかと口にするブルー。
それを聞いて、岩は誰が送って来たのか当てるのがメインイベントだと言います。
早速岩を拷問にかけるシルバーですが、そこにメカニックが割り込んできて
岩を怒らせてはいけないと忠告。
岩をギリシャの伝説にも出てくる「プロメテウスの石」だと説明するメカニック。
「全身エーゲ海の匂いプンプンやろが。」と言う岩に
使用言語が大阪弁である事を指摘するブラック。
ギリシャにも方言ぐらいあると反論する岩ですが、
だからと言って日本語を習得する際に大阪弁を選ぶのはマニアックなように思えます。
態度の悪い岩に怒り出すシルバーですが、
メカニックは岩が怒り出すと爆発するとして制止。
ちなみに半径一キロに及ぶ爆発だそうで
ブルーあたりはサロンが吹っ飛ぶと危機感を覚えています。
周辺への被害は考えないあたり
どれだけ隔離されているのですかボウケンジャーの基地。
あと、ゴーゴービークルも爆発する機能がありますので
誘爆とかで一キロじゃ済まない気もします。
そこにアイスクリームコーンからも通信が入り、
ここでの爆発を避けさせる事が今回のミッションだと告げられます。
どうやら岩の言う事を聞いて機嫌を取らないといけないようです。
そして岩の露天風呂で可愛い姉ちゃん相手に一杯やりたいとか言い出す岩。
岩の基準で「可愛い姉ちゃん」とは、どのような岩でしょうか。
あと、露天でなく桶に石を置いて湯を張ったものでも満足してくれたようです。
しかし爆発物を加熱する神経が理解できません。
部屋の隅に集まって会議をしているボウケンジャー達。
ブルーは岩を爆発させない方法を探るそうです。
そして岩を送ってくるのは敵の組織だろうと考える一同。
お湯に浸かって「こんな気持ちええの、爺ちゃんにも味わわせてやりたいなあ。」
と言う岩の独り言を聞いたイエローは、
岩の送り主が白い衣装の人ではないかと推測。
確かにゴードム文明の頃の生まれですから年齢は桁違いでしょうが
赤いのも200年とか生きていますし、猫系の人達も相当来ている筈です。
忍者の首領の鳥はボウケンジャー達と会っていないというのもありますが
あちらも十分候補のうちです。
ていうか若いのって女忍者ぐらいじゃないでしょうか。
しかし爺ちゃんとはエーゲ海で転がっている石だったようで
白い衣装の人では無かったようです。
あと、この爆発する岩はもしかして繁殖するのですか。
怒りっぽい奴が生まれたらアウトですか。
風呂から上がり、ピンクとイエローに湯を拭いてもらいながら
ブラックとシルバーに踊るよう命令する岩。
2人は怒りそうになりますがレッドが制止。
そこにメカニックがプレシャスの好きそうなのを集めてきたと言って
フラダンスの衣装を持ち込みます。
それを着てくねくね踊るブラックとシルバー。
ちなみに女性用の衣装のようで、乳バンド装備です。
何故ピンクとイエローを指名しなかったのでしょうか岩。
岩は2人の踊りに駄目出し。
岩が昔会った冒険者はもっといい動きをしていたと言うのを聞き、
レッドはそれが赤い人達のリーダーっぽいのではないかと考えます。
あれがフラダンスしている姿は想像つかないです。
レッドが岩に送ってきたのが赤い人達のリーダーっぽいのではないかと質問しますが違ったようで
男で名前が3文字の人物だとヒントを出します。
そう言われて男忍者を候補として思い浮かべるピンク。
こちらもやはりフラダンスしている姿はやはり想像つかないです。
そしてボウケンジャーを困らせる為にプレシャスを手放すとは考えられないとして
自分で忍者説を却下しています。
そうこうしている間に、ブラックとシルバーの踊りが改善されないのを見て岩は小爆発。
大爆発が半径1キロですが、小爆発は半径2メートルと言った所でしょうか、
ブラックとシルバーが煤けるに留まります。
しかも岩が使っている小さい椅子はノーダメージで、
爆発の方向とかかなり調節効くようです。
ダイボウケンやダイボイジャーに搭載しませんかこれ。
次に笑いを求める岩。
それとほぼ同時にブルーが岩を爆発させない方法を発見、
その為の物資を揃える時間を稼ぐ事に。
メカニックもパーティーグッズ一式を持って来ます。
どうでも良い事ですが、メカニックの鼻眼鏡の似合い方が尋常ではありません。
ちなみにブルーの発見した爆発させない方法とは
岩をエーゲ海の塩に漬ける事だそうで、
黄金の剣が買い出しに走ります。
その間に岩の機嫌を取るボウケンジャー達。
1人か2人がネタをやって、途中で残りの男性陣が何でやねんとハリセンで突っ込むスタイルです。
岩に拠ればノリが良くなったものの面白くないそうです。
大阪弁を習得するような岩ですので、
ヒネリの無い突っ込みは違和感があるのでしょう。
岩に要求されたお茶を淹れながら、買い物に行った黄金の剣の心配をしているピンクとイエロー。
猫系の人達が邪魔をするかも知れないと考えますが、
彼らの名前が2文字なのに気付き除外。
ちなみに黄金の剣はスーパーで山積みになった「エーゲ海の塩」をゲットしているようで、
専売法が撤廃されていなかったら今回の作戦はアウトだったと思うと感慨深いです。
ところで黄金の剣、どこに財布を持っているのでしょうか。
突っ込まれた側のこけ方がなっていないと駄目出しをしている岩。
芸能人の物真似のあたりから既に寒いのですが、その辺は見逃してくれています。
石だけにストーン、と言ってコケてみせる岩。岩ではなく石だったようです。
しかし転がって壁に頭頂部がぶつかり、爆発のスイッチが入ってしまったようです。
追加の小道具を運んできたメカニックが岩の異変に気付き、
岩を持ち上げて止めるように言いますが、
岩は無理やと力なく答えます。
爆発まで3分切ったと言い、ボウケンジャー達に謝罪する岩。
レッドはメカニックから岩を取り上げ、自分は黄金の剣の帰りを待つので
他のメンバーは退避するように言います。
しかし皆はボウケンジャーは6人セットだとして残留を表明。
残り30秒と言う所で黄金の剣が塩を持って到着。
一同は大慌てで袋を開けて塩を岩に掛けていきます。
爆発の時間までに塩で完全に埋まった岩ですが、
予定時間を少し過ぎて極小爆発。
紙吹雪と共に塩の中から飛び上がる岩。
天井からは何故か「祝 ミッション完了!!」と書かれた垂れ幕も降りて来ます。
「ま、ちょっと予定狂ったけど、これも成功の1つやろ。な、マキノセンセ。」と岩。
今回の騒動は非常時に備えた訓練だそうで、アイスクリームコーンも承認していた物のようです。
訓練の発案者はメカニックだったという事で、
フラダンスの衣装もメカニックのお古だったのでしょう。
それにしても、天井に仕込まれた垂れ幕には誰も気付かなかったのでしょうか、
ミッション完了とは言え、その辺は改善すべきではないでしょうか。
スイッチが入ったのはアクシデントだったようで、
暢気に茶を要求する岩をリンチにかけ
メカニックやアイスクリームコーンに変な衣装を投げつけるボウケンジャー達。
それにより綿入りのスーツを着て安来節みたいなのを始めるメカニックもそうですが
変なヅラを被った映像になるアイスクリームコーンもノリが良いようで
岩のギャグセンスは彼らが植え付けた物かもしれません。
一方猫系の人達は白い衣装の人を呼び出し何らかの情報を与えたようです。
恐らく冒頭で話していたプレシャスの事でしょう。
白い衣装の人との連絡手段を確保してあるあたり
仲が良いのか悪いのかです。
ブラックがアクセルラーを壊しているという事もあり、
ロボどころか変身後のボウケンジャーも出ませんでしたが
それより前回の猫が出ない事の方が物足りない気がしつつ次回に続きます。