第35話



 ブルーが皆に今回のターゲットとなっているプレシャスの解説をしています。
「神の頭」と呼ばれるこのアイテムは
今で言うCPUだそうです。

アイスクリームコーンに拠れば
一年半前に、ある遺跡から保護しようと思ったら
既に行方不明になっていたそうです。

当時ミッションに当たったピンクとブルーが
忍者達が所持している事を突き止めたそうで
アキバとかで観光客が買っていったのでなくって良かったです。

忍者達はプレシャスを明日の12時に売ろうとしているそうですが
その取引の場所は2箇所の候補があり、一方はダミーと考えられます。
そのためレッドは基地に残って指揮を取り、
ブルーとピンクのチームと
シルバーとブラックとイエローのチームがそれぞれ
プレシャスの確保に向かう事に。

敵の基地の所在が分かれば
そこに踏み込んで終了ですが
流石にそこまで積極的に攻撃しません。



 首領に神の頭の取引の話をしている女忍者。
3億で買い手がついたそうで、ボロ屋の改築を夢見ています。
改築している間は
アパート住まいでしょうか忍者達。

ボウケンジャー達に取引の邪魔をされるのではないかと懸念している首領。
そこに男忍者がやって来て、囮の取引を用意したと報告。
ボウケンジャーの戦力を分散すれば
取引を嗅ぎ付けられてもひねり潰すのが容易だそうです。

忍者達の戦力も分散されていますが、
もしかして女忍者の戦力は普段から当てにしていませんか。



 取引の時間が近付き、
イエローとシルバーとブラックのチームは臨海第二埠頭、
ピンクとブルーのチームは新亜重工科学研究所に来ております。

普通に建物の屋上から屋内に侵入しているピンク達はともかく、
配送業者に扮してトラックから荷物を降ろしているイエローのチームは
手が込み過ぎです。

ピンク達は警備員さん達を縛り上げ、警備員に変装して監視室に陣取ります。
変装する必要があるのかは正直微妙です。
モニタをチェックしながら昔話をしだすピンクとブルー。
ブルーに拠れば、以前ミッションに失敗した時はブルーは不慣れだった上に
ピンクがブルーを信用していなかったそうです。

要はブルーが足を引っ張っていたという事で宜しいでしょうか。


埠頭の方には先日教祖が死んでた白い服の一団が、そして研究所には女忍者が出現。
ちなみに女忍者は研究員達の前に普通のスーツ姿で出て行っていますが
白い服の一団に対しては男忍者がいつもの着ぐるみ系の姿で対応。
そんな格好で相手方に驚かれないのですか男忍者。

取引現場に忍び込み、男忍者の持つケースをフックで引っ掛けて奪うシルバー。
そのまま逃走すればよい物を、
ブラックあたりが立ち上がって「そこまでだ!闇のヤイバ!」と格好をつけてしまい
忍者と戦う事になるボウケンジャー。

ブラックとシルバーが男忍者の相手をしている間に
イエローはレッドと連絡を取ります。
レッドからは研究所でも取引が始まっているとして
プレシャス確認の指示が出ます。

幸いケースを開けたら爆発するとかでは無かったようですが
奪う前にハザードレベルとか調べておいた方が良いように思えました。


一方モニタでプレシャスを確認したピンクとブルー。
取引の行われている部屋に向かう前に、
ブルーが館内放送で現場近くの一般職員の女性に向けて退避を促します。
お陰でボウケンジャーの潜入を女忍者に知られてしまいますが、
ブルーは承知の上でやったようで、ピンクも半ばブルーの行動を認めてます。

女忍者は神の頭を叩き、邪魔者をやっつけるようにと指示。
神の頭からケーブルが伸びてその辺の機材に接続され、
建物を制御しだします。

取引現場に向かっているブルーとピンクですが、途中で扉が閉まったり、
監視カメラみたいなのからレーザーが発射されたりで大変な事に。
以前の三国志マニアの社長さんのビルもそうでしたが
攻撃用レーザーの普及率高いです。


一方シルバーとブラックも男忍者の折鶴攻撃で転がった上に
白い服の一団に取り囲まれて攻撃されたりしています。
プレシャスが偽物だった事をブラックやシルバーに伝えるイエロー。
男忍者と戦っていたブラックは
驚いてイエローの方を振り向いてその隙に攻撃されて転がったりしていますが
それはともかく、白い服の一団も白い戦闘員の変装だったようで、
本格的に戦闘となります。
ボウケンジャー達はサバイバスターで戦闘員達を倒し、研究所に向かいます。
さっき荷物を降ろしていたトラックで行くのか、走っていくのかは不明です。



 イエローからプレシャスが偽物だったと連絡を受けたレッド。
しかしピンクとブルーへの連絡が繋がりません。
そこにメカニックが登場し、妨害電波で研究所の情報が封鎖されていると説明。

ピンクとブルーはレーザーで負傷し、閉じ込められた部屋でテーブルなどの陰に隠れていました。
ちなみにアクセルラーも作動しないそうです。
妨害電波の所為だとしたら、敵は今後もこの電波を利用すべきです。


システムへアクセスができればと考えるブルー。
小さな配電盤みたいなのを見つけ、レーザーをかわしてその場所に移動します。
そしてPDAを接続して、見事なタッチペン捌きでシステムに侵入。
PDAやソフトウェアの準備もそうですが、
接続用のケーブルを持ち歩いているのが用意が良いです。
あと、アクセルラーは駄目でもPDAは軽快に作動しています。


基地で鏡を見て顔を整えているレッド。
メカニックは指を鳴らして出動するレッドを見送っています。
そしてレッドは研究所の屋上でシルバー達と合流。
シルバー達が突入しようとしているのを
様子を見ようと言って止めています。

ボウケンジャー達は不可解に思いながらもレッドに従います。
とりあえず変身した状態で待機しても良いような気がします。



 ブルーから説明を受けているピンク。
システムに侵入した結果、
数秒間シャッターが解放されたり、監視カメラが停止するようセットしたようです。
目的のセントラルコントロールルームへの突入はピンクが担当。
ブルーは足を負傷していますので仕方ありません。
それと、ピンクは前と違ってブルーを信用しているそうです。

ブルーはPDAのストラップをピンクに投げ渡し、ピンクがそれで髪を束ねます。
シャッターや監視カメラの作動状況はブルーの設定の通りに行きますが
ちょっと時間設定がシビア過ぎてビームが飛んできたりしています。
もう少し余裕を持って設定出来なかったのでしょうか。

突入に成功したピンクは神の頭から伸びているケーブルを
アクセルラーから何か飛ばして切断。
これで監視カメラは壊せないのですか。


通信が復活し、ブルーや屋上で待機していたチームも現場に突入。
しかし女忍者は忍者装束姿に変身し笑っています。
研究員達は女忍者の姿に驚いていますが、
この分ですともし男忍者の方が来ていたら
気絶する人とか出そうです。

女忍者は神の頭に声をかけ、ツクモガミの本性を現させます。
今頃男忍者が本当の取引を終わらせているそうです。

研究所の人は本当の取引だと思っている雰囲気でしたが
何事も無ければツクモガミを納品して知らん顔するつもりだったのでしょうか。

3つ目の取引がある事を自慢げに話す女忍者に、
ブルーは謝りながらその情報も掴んでいたと話します。
引っかかったフリをして安心して取引させようとしたと補足するピンク。

「あんた達全員此処にいるじゃん。」と焦りながらも反論する女忍者。
黄金の剣が居ませんが、ノーカウントです。
「いえ、居ません。」と答えるレッド。
レッドが自分の顔の皮を剥ぐと、メカニックの顔が現れます。
それと同時に体型も激しく変わり、驚くイエロー達。

ブルーの元にレッドからミッション完了の連絡が入ります。
レッドも化けて取引相手に成りすましていたようです。
メカニックの顔を使ったメリットがあったのかは不明でしたが作戦成功です。



 建物の外に逃走する敵。
ボウケンジャー達は屋上に並んで敵を呼び止め変身します。
ちなみにメカニックはアクセルラーは構えますが
特に姿は変わらず、周囲の雰囲気に呑まれて適当に名乗を上げています。

こういう人をサクッと人質に取って利用しないあたり
敵もかなり優しいです。

メカニックの号令で戦闘開始のボウケンジャー達。
ちなみにメカニックは建物から飛び降りたり出来ないので応援に専念。
ツクモガミは格闘も慣れているようで、ボウケンジャー達の攻撃を受け流しています。

その場で一番新参者のシルバーがコンビネーションアタックの指示を出し、
まずシルバーが敵に飛び蹴り、
そしてブルーとブラックがシルバーの肩を踏み台にして大ジャンプ、
敵の前に立ちキックを入れてから2人がかりで敵を拘束、
そこにピンクとイエローがサバイブレードで斬りつける感じです。

転がった敵に向かって、ブルーがデュアルクラッシャーを構え、皆がそれを支え攻撃。
敵は大爆発を起こします。

敵の屋敷では男忍者が受け取った札が偽物だと気付き、
「おのれボウケンジャー」と怒りながら紙を囲炉裏の方に投げています。
改築前に火事になりそうです。
そして男忍者に促されて首領はツクモガミを巨大化させます。

偽札と巨大化は別件な気がしますが、
何となく一連の流れのような扱いです。
巨大化がルーチンワーク化しているのでしょう。



 敵が巨大化し、メカニックは建物から出てきてボウケンジャー達と合流し
どうしましょうとか言っています。
そこにレッドの操縦するゴーゴーボイジャーが到着。
メカニックが外に居ても出動出来るようです。
昔はハンドルを渡してもらったり、いちいち連絡を取っていましたが
手続きの簡略化が進んでいるのでしょう。

レッドの指示でボイジャーに乗り込むボウケンジャー達。
ブラックはイエローにこのままじゃ良い所無しだと言って奮起を促しています。
ちなみにシルバーはメカニックに呼び止められ、
サイレンビルダーの修理はまだだと言われてしまい
俺様良い所無し決定かよとボヤいてます。

ダイボイジャーは操縦席が狭いので
授業参観作戦が使えないのが痛いです。

ゴーゴーボイジャーの射撃で敵は転がってしまいますが、
敵はコードをボイジャーに巻きつけ、電気を流してきます。
制御装置を乗っ取られたそうで操縦不能になったそうです。
ブルーに拠れば一旦システムダウンさせて回復すべきだそうですが
それをまどろっこしいとブラックとイエローがボイジャーを分離させようとします。
ハンドル中央のボタン連打に合わせてクラクションも鳴りますので
かなり騒音公害です。

その音波が悪かったのか、コードはちぎれてボイジャーは分離に成功。
ダイボイジャーに合体し直します。
敵は再度攻撃しようとしますが、ボイジャーの射撃でそれを阻止。
そしてアドベンチャーダブルスクリューで撲り倒しました。

近くをダイボイジャーが通り、多分道路とか陥没しているであろう研究所の職員が
無事帰宅できたか心配です。



 帰り際に、作戦を教えてもらえなかったと不平を漏らしているイエロー達。
イエロー達は顔に出るからと言われてしまい、更に機嫌が悪くなる3名。
それを見たメカニックが焼肉を奢ると言って彼らを元気付けています。

焼き肉屋にアタックとか言っているメカニックを見て
レッドは自分はあんなかと言って戸惑っていますが、
確かにメカニックの方がレッドより慕われている感じです。

ところで、メカニックはレッドと同じジャケットを着たまま焼き肉屋に行くのでしょうか。
目立ちそうです。


黄金の剣が変装できれば出番貰えたのにと思いつつ
次回に続きます。