第22話
夜の美術館で展示品のハザードレベルをチェックしているピンク。
その時、警報が鳴り響き、ブラックとイエローの悲鳴も聞こえてきます。
慌てて声の方に走っていくピンク。
すると、ブラックとイエローのアクセルラーが落ちているのを発見。
更に網を持って犬と鳥を追いかける女忍者の姿も。
ところで警報が鳴っているのですが、警備員の姿が見当たりません。
常駐の警備員とかいないようです。
あまり良い物は置いていないのでしょう。
女忍者はピンクに気を取られて犬と鳥に逃げられたようで
退却してしまいました。
ところで女忍者、もしかして足遅いですか。
基地に戻り、ブラックとイエローが行方不明になったとレッドやブルーに報告しているピンク。
美術館でのプレシャス確認を効率的に済まそうと、
分担して作業をしたところ別館に行った二人が消えてしまったらしく
プレシャスの捜査なのに敵の出現を想定していなかったとして
責任を感じているようです。
しかし敵の出現を想定しているのなら
3人で行っている時点でもうミスっている気もします。
2人が消えた場所での捜査に向かうレッドとブルーとピンク。
基地を出ようとしたところで、犬と鳥が待ち構えているのを発見。
ピンクはこれらの動物が先日女忍者に追いまわされていた事を思い出し
犬に匂いを追わせて女忍者を探し始めます。
ところで、ボウケンジャーの基地も警備員とか居ないのでしょうか。
犬とか飼い主なしでウロウロしていたら普通に警察か保健所に連絡したい気分です。
そして犬が女忍者達を発見。
また網で鳥を捕まえようとしていますが、全然駄目そうで
この分では昨日ピンクが現れなくても
動物に逃げられていたと思われます。
敵を見つけたので変身するボウケンジャー達。
レッドは女忍者にブラックとイエローを何処にやったか聞きますが、
回答を得られません。
そして女忍者は一緒に居たツクモガミにボウケンジャーと戦うよう指示を出します。
ツクモガミはボウケンジャー達に挨拶をし、マジックを披露しだします。
女忍者もいつの間にか着替えて手品の助手を務めます。
更衣室がどこにあったのか気になります。
しかしマジックで使ったトランプをボウケンジャー達に投げて
爆発させてたりで、純粋に芸を楽しませるつもりはないようです。
そして巨大なシルクハットからロープを飛び出させ、ピンクを拘束、
続いてピンクを消すとして布を投げつけてきますが、
レッドがピンクを庇って布の前に立ち、布に包まれてしまいます。
敵はあまり詳しくない図鑑をめくって何やらチョイスをしており、
決めたと言って布に合図を送ると、レッドを包んでいた布が落ちて
レッドの姿が消え、アクセルラーの横で
赤い出目金がビチビチはねています。
敵の解説に拠れば、レッドは金魚になってしまったそうです。
更に敵の首領が基地からツクモガミの能力を説明。
誰に向けての説明かは不明ですが、兎に角今回のツクモガミは
人間を動物に変えてしまうそうで、
鳥の姿をしている敵の首領も変えられてそんな姿なのかも知れません。
女忍者は何故かブルーの声真似をして、今回の作戦を説明。
ブルー、今回手品に反応したり敵に弄られたりしていますが
何の梃入れでしょうか。
あと、最初にブラックやイエローをどうしたか話さなかった女忍者ですが、
周囲がベラベラ喋るので秘密にするのが馬鹿らしくなったのでしょう。
人間の知能を持った動物を集めて特殊動物部隊を作るそうです。
女忍者の持つ指輪のプレシャスを使い動物達に命令をするそうですが
命令を聞く動物達だったら網で追い掛け回す必要も無い訳で
何か大きな落とし穴のありそうな作戦です。
あと、特に呼ばれていなかったのですが
シルバーが突然現れて、女忍者から指輪をヒョイと奪ってしまいます。
「ほう、じゃあこの指輪が無ければ動物軍団はパーという訳か。」とシルバー。
指輪が有っても正直微妙ですが、そこは敢えて誰も指摘しません。
「どうでもいいけどアナタ誰?」と息を切らせながら質問する女忍者。
女忍者、指輪を持ったシルバーを20メートル程追いかけただけで
へばっています。
動物にも追いつかないですし、体調が悪いのでしょうか。
女忍者に聞かれて得意げに名乗ろうとするシルバーですが、
ピンクがレッドの酸欠に気付き撤退の指示を出します。
時間的に、普通の金魚だったらとっくにお陀仏ですが
流石にレッドは耐久力高めです。
基地に戻り、動物達がボウケンジャーである事を知らされて驚いているシルバー。
ちなみに犬がブラックで鳥がイエローだそうです。
あと、シルバーはブラックの名前も覚えたようです。
そしてメカニックが指輪を持って部屋に入り、
ソロモン王の指輪だという分析結果を知らせてきます。
伝説では動物と会話ができると言われている指輪だそうで、
試しにブルーが指輪をはめると、ブラック達の愚痴が伝わってきます。
事態の収拾の目処が立たず困る一同。
メカニックのみ少し面白がっているふしがあり、アイスクリームコーンに咎められたりしています。
ちなみにイエローが空腹を訴えると、ブルーに「種とかでいい?」と聞かれたりしてますが
レッドが空腹になった場合、やはり糸ミミズを与えられたりするのでしょうか。
基地で男忍者に謝っている女忍者。
男忍者は特に怒っている様子ではありませんが、指輪が無ければ
動物達を従わせられない為、ツクモガミの能力が宝の持ち腐れだと指摘。
指輪は動物と会話が出来るだけで
命令できるアイテムでは無いように見受けられ、
期待が過剰な気がします。
それを聞いていた首領が
ボウケンジャーを元の姿に戻せるのはツクモガミのみなので
取引を持ちかければ無下には断れないだろうと、
女忍者達に指輪を取り戻す交渉をするよう指示を出します。
ボウケンジャー達は3人を元に戻す薬と引き換えに指輪を渡すようにとの
連絡を受けています。
ちなみにアイスクリームコーンから取引の内容を知らされていますが、
口頭で伝えてくるあたり、電話か何かで敵からの連絡が入ったのでしょうか。
ファックスや手紙やメールだったら
メモ取るの面倒なのでコピーを渡して欲しいです。
ピンクが指輪を付けていた為に動物にされたボウケンジャー達の発言が聞こえてきます。
金魚レッドは恐らく罠だと指摘。
ブラックは敵に対して怒っていたり、イエローはまた空腹を訴えたりしているので
話を聞くだけ無駄な感じです。
ピンクは皆を元に戻す薬の存在は恐らく嘘であるとして、
ツクモガミを倒せば皆が元に戻ると考えています。
夜中になってもパソコンのデータを分析し
戦闘のシミュレーションをしているピンク。
ブルーがコーヒーを持ってピンクの激励に来ますが
よく考えたらブルーの方がデータベースとか沢山持っている気がします。
楽をしていませんかブルー。
ピンクに拠れば、敵のトリッキーな攻撃を予測するのは骨が折れるそうで
ある程度の戦略は練れるものの、戦闘が始まってしまえば分からない部分が有るようです。
ブルーは場合によってはアドリブも必要という事を話し、
ピンクもその際はブルーのアドリブに期待しているようです。
そして動物にされた3人の為に準備をすすめるピンクとブルー。
6人揃ってのボウケンジャーだと考えているようです。
そう言えばシルバーの姿が見えませんが、寝てますか。
敵との取引に向かうボウケンジャー。
待ち構えていた女忍者が、ボウケンジャー達に指輪の提出を求めます。
ブルーが薬が先だと言いますが、ピンクがそれを制止し
指輪を持ってきている事をアピール。
女忍者に指輪が偽物ではないかと聞かれ、
ハザードレベルを計測し値を読み上げるピンク。
いくらでも偽装できそうな証明法ですが、
女忍者は信用したようで、偽者の薬を捨て
ツクモガミが指輪を奪いに行きます。
ピンクは交渉が決裂する事は計算に入っているとして、
ツクモガミを倒す事に。
ボウケンジャー達は変身してツクモガミを撃ちますが
ビームを跳ね返されて転がされてしまいます。
ツクモガミは続けてピンクに布を投げてきますが、
ブルーが機転を利かせてサバイバスターを布に投げつけ、
布の飛ぶ軌道が変わりピンクは難を逃れます。
その代わり、布に包まれたサバイバスターが
鳩の玩具になってしまっております。
ブルーのアドリブに感心する一同。
しかし、敵が布を投げてくるのとか
一番に想定されている攻撃な気がしますが
ピンクのシミュレーションは「敵ともめる」という所までしか
当たっていなかったという感じでしょうか。
アクセルテクターを付けたピンクはデュアルクラッシャーを構えます。
3人で持っているデュアルクラッシャーですので、威力は通常より下がるはずですが
負けパターンかと嘆く女忍者ですが、
ツクモガミはまだ手品の仕掛けを用意してあるとし、
何とこちらもデュアルクラッシャーを持ち出します。
仕掛けがあるとか、言ってしまって良いのでしょうか手品として。
こちらは1人でアクセルテクター無しですが、
デュアルクラッシャーの攻撃をまともに食らったら
ボウケンジャーも危ないそうです。
ところで、敵のデュアルクラッシャーの性能がボウケンジャーと同じなら
このコピー能力は凄い戦力です。
人間を動物にする能力よりこちらを利用した方が良さそうです。
敵の行動にひるむボウケンジャー達。
その時、鳥イエローがツクモガミの目の前を横切り撹乱させ、
犬ブラックがデュアルクラッシャーを叩き落し、
近くの池から金魚レッドが飛び上がり、水鉄砲を敵に食らわせています。
金魚が吐き出した水ですが、バケツ1杯分ぐらいの分量があります。
金魚レッドの容量が気になります。
あと、誰が敵が来る前に金魚を池に放しましたか。
もしかして夕べ姿を見せなかったシルバーあたりが
仕掛け人でしょうか。
ボウケンジャー動物チームの活躍で隙の出来たツクモガミ。
そこにピンク達がデュアルクラッシャーで攻撃をし、
ツクモガミは倒れてレッド達は元に戻ります。
ちなみにレッドは金魚状態で陸地に上がって待機していましたが、
もし敵を倒すのに失敗したらまた酸欠なリスクがありました。
元に戻ったレッド達はピンク達と合流。
アクセルラーを受け取り、ピンクらの働きを誉めるレッド。
一方女忍者の要請で、敵の首領も敗れたツクモガミを
巨大化復活させています。
「おっきくなっちゃいましたー。」と言っているツクモガミ、
首領の力で巨大化したのに
自分のマジックのような口振りです。
あとで首領に謝っておいたほうが良いと思います。
レッド達も変身し、アルティメットダイボウケンとサイレンビルダーに乗り込みます。
ツクモガミはシルクハットから大きい蛇を出現させ、
さらにそれを鎖に変えてアルティメットダイボウケンを拘束。
敵が剣を構えて攻撃する素振りを見せたため、
サイレンビルダーがトリプルリキッドボンバーを発射。
しかしツクモガミは傘を出して攻撃を受け止めて
傘の上で攻撃エネルギーを回してサイレンビルダーに撃ち返してきます。
倒れたサイレンビルダーを見て、ピンクは
アルティメットダイボウケンのドリルとショベルの合体を解除させ、
シルバーにそれを使うよう指示。
サイレンビルダードリルアンドショベルを完成させたシルバー。
ピンク以外のボウケンジャーは
こんな合体があったのかと驚いています。
しかし敵は怯まず、
「ズカンガミサーベルカッター」
と叫び必殺攻撃を繰り出してきます。
背景が宇宙から見た地球と太陽みたいな図で
かなり気合が入っています。
しかしサイレンビルダードリルアンドショベルは
「ダブルアームリキッドボンバー」で
あっさり迎撃、敵は爆発してしまいます。
「爆発しますよ、3、2、1消えたー。」と
あくまで手品だと主張している感じの敵。
アルティメットダイボウケンも動物にすれば良かったのではないか
という気がしてきましたが、
次が無さそうなので言っても仕方が無いです。
基地で炒飯を食べているボウケンジャー達。
イエローは「やっぱり種よりお米だよねー。」と食事を喜んでいます。
そしてひどい目に遭ったと疲れきっている感じのブラックとレッド。
そんな3人に、シルバーはある意味羨ましいと言って、
動物になった気分はどうなんだと聞いてきます。
シルバー、かなり動物に近い状況に陥った事があるような気がしますが
本人は意識していないようです。
レッド達が疲れている所為で喧嘩にはならないものの、
雰囲気が悪くなりそうな気配なのを察してか
ブルーが合体の件に話題を変えてきます。
何故ピンクがあの合体を知っていたのか聞いてくるイエローですが、
実はピンクも知っていた訳ではなく、
「場合によっては、アドリブも必要ですから。」と答えるピンク。
ブルーの受け売りのようです。
良い方針を出したのに、すぐ手柄を持っていかれたブルー。
彼が目立つ事ができるタイムが最長何秒か気になります。