第21話


 シルバーに対しオリエンテーションを実施しているボウケンジャー。 
ピンクが資料を読み上げ、組織の概要を説明しています。
シルバーが眠そうにしているのに気付き、聞いているのか確認するピンク。
要すれば冒険をすれば良いという事だろう、と答えるシルバー。
どうやら既にレッドの思想の影響を受けてしまったようです。

真面目に聞いてください、と注意するピンクに
長い話は苦手だと答えるシルバー。
以前レッドの愚痴を聞かされていた時とか、
想像以上に苦痛だったと思います。

そしてシルバーはお近づきの印にと、各メンバーに野菜を配布。
プレゼントとして、確かに変な置物とかよりは消耗品の方が喜ばれますが
1個ずつというのが寂しいです。

シルバーはレッドとイエロー以外のメンバーについては
まだ名前を覚えていないようですが
どうもピンク以外は覚える気無いっぽいです。

ところでブラックには茄子を渡しているのですが
生で食べろという事でしょうか。
もっとも、レッドに渡されたトマトも、
齧りつくと中身が飛び出すので要注意作物です。

シルバーに黒い奴と呼ばれたブラックは
色で呼ばれるのが嫌いだとして
茄子を投げ返し怒り始めます。
態度の大きいシルバーが気に入らないらしいブラック。
反目する二人を、残りのボウケンジャー達は野菜を齧りながら眺めていました。
誰も仲裁しません。野菜を食べる方が重要な作業なのかもしれません。


 何かまた猫系の人達に巨大メカを乗り逃げされている白い衣装の人。
基地のセキュリティが甘いようですが、猫系の人達に対し怒っているようで
戦闘員に八つ当たりしています。

そしてセキュリティが甘いので赤い人達も基地に来て、
白い衣装の人がパラレルエンジンの秘密を知ったのに連絡入れなかった事で
クレームを付けて来ます。

白い衣装の人、引越しした方が良くないですか。

とりあえずプレシャスの地図と、秘術を込めたという石ころを渡して
クレーム処理をする白い衣装の人。

赤い人達のリーダーからしたら、
現物が目の前にあるのですから
白い衣装の人を殺してから地図を取りあげる事も可能です。
そこに頭が回らない白い衣装の人、どうも性善説で生きている感じです。
しかし赤い人達も頭が回らなかったようで助かりました。


 メカニックの人やアイスクリームコーンとも会っているシルバー。
自分を見て「変な奴」と表現するシルバーに、
アイスクリームコーンも不機嫌になったりします。

ところでアイスクリームコーンは今回初めてシルバーになるようです。
以前シルバーが基地に連れてこられた時とか、
全然連絡が行かなかったのでしょうか。

この点に関しても少し怒った方がいいかも知れません。

そして本題に入るアイスクリームコーン。
今回は一寸法師に出てくる「打ち出の小槌」のありかを示すという
ある島の地図が盗まれたのだそうです。

そういう訳でボウケンジャーはプレシャスを先に回収するそうです。
早速その島に行くボウケンジャー達。
まともに探していたら日が暮れるそうで、
盗まれた地図の内容とかは記録が残っていないのでしょうか。

そしてその辺を移動している赤い人達を見かけるボウケンジャー。
「「早速のお出ましか。腕が鳴るぜ。」」と同時に喋ってしまうブラックとシルバー。
台詞が完全に被ってしまい、お互いあまり気分が良くないようです。

そしてレッドの号令で変身するボウケンジャー。
赤い人達のリーダーはシルバーを見て、早速小石のような物を使用。
石から白い戦闘員達が大量に出現し、ボウケンジャー達と戦い始め
赤い人達は引き続きプレシャスを探しに行きます。

ブラックがラジアルハンマーを出し、やる気を見せている所で
シルバーが割り込んでサガスナイパーで戦闘員達を一掃。
自分1人で十分だとアピールしています。
何格好付けてやがるんだ、と文句を言うブラックに対し
シルバーは「黙れ黒い奴」と発言。
二人は再び喧嘩モードに入ってしまいます。

今回はどつき合いになっている所為も会って、
他のボウケンジャーも仲裁を試みますが
まったく効果がありません。

そんな中レッドは時間が無いとして、手分けしてプレシャスの捜索を指示。
何と喧嘩中のブラックとシルバーでコンビを組ませてしまいます。
厄介払いでしょうか。


 変身を解いて捜索を開始するブラックとシルバー。
2人とも先頭を歩こうとして競争状態になったりしています。
「俺が打ち出の小槌を手に入れたら、お前を小さくしてその生意気な口、利けないようにしてやるからな!」
「俺様が小槌を手に入れたら、お前をでっかくして遊園地のアトラクションにしてやるよ!」
と口喧嘩を続けています。

そう言えば前に巨大偽ブラックが出てきましたが、
あんな感じのをアトラクションに使うのは難しいような気がします。

しばらく走ってから疲れたのか一旦止まる2人。
シルバーがブラックにどちらに行くのか質問すると
ブラックはシルバーの逆の方と答えます。

「それなら一生プレシャスを見つける事は出来そうに無いな。」と嬉しそうに
サガスナイパーサガスモードで探知を始めます。
サガスナイパーが何処に収納されているのか気になります。
あと、ブラックとシルバーのかけっこは
サガスナイパーの重さ分シルバーの方が不利だったのではないでしょうか。
ブラック、少し走る練習をした方がいいです。

そして敵の反応に向かって進むシルバーに
しぶしぶ付いていくブラック。

しばらくすると崖に当たり、敵が崖を登って進んでいったと思われます。
今度はブラックがクレーンを呼び出し、
「俺と一緒じゃ永遠にプレシャスにはたどり着けないとか言っていなかったか。
奴らもこっち、俺もこっち。じゃな。」と得意げに
クレーンのアームをスロープ代わりにして崖を登っていきます。
シルバーも嫌そうにブラックの後に続きます。
変身してジャンプしたりとかはしません。


 ブラックとシルバーは赤い人達に追いつきます。
彼らを尾行しようとするブラックに対し
シルバーは好きなようにやると宣言し、変身して敵に近付き
地図を渡すよう迫っています。

不意打ちとかしません。

赤い人達のリーダーは小石のような物を使い白い戦闘員を呼び出し、
シルバーの相手をさせています。
一方ブラックは信号弾で仲間に合図を送ってから戦闘に参加。
シルバーはブラックが来ると、戦闘員の相手を任せて
赤い人達を追っていってしまいます。

最初にやった戦闘員との戦いでは、シルバーがほぼ一瞬に相手を殲滅しましたが
今回はかなり残して行っちゃいました。
もしかして、かけっことかで体力を消耗してしまったのでしょうか。


 地図を見ながら、プレシャスを目指す赤い人御一行。
地図の様子をみると、海岸沿いに目的地があるようですが、
随分歩いたように見受けられます。
上陸地点間違えてましたか。

そして彼らの後を追っていたシルバーが
いかにもプレシャスが隠れていそうな、
未発見の癖に汚れとか見当たらない台座を先に発見、
スコープショットのウインチを使って、その側まで移動します。

サガスナイパーでプレシャスの存在を確認し、
台座に刺さっているトゲ棍棒のような飾りを回すと
蓋が開いて打ち出の小槌が出てきます。

小槌を拾い上げ、案外簡単だったなと喜んでいるシルバーですが
赤い人達のビームを食らって倒れて変身解除。
サガスナイパーが自動で敵を検出してくれれば
このようなミスは防げそうです。

そこにブラックが合流し、「何やってるんだ銀色。」と言ってシルバーの前に立ちますが
今後はシルバーと共にブラックも敵のビームを食らってしまいます。
こちらもかなり「何やってるんだ。」って感じです。学習しましょうブラック。

この攻撃で打ち出の小槌が放り出されてしまいますが、
シルバーも放り出され、崖っ淵にぶら下がっている状態に。
シルバーの方に駆け寄るブラックですが、シルバーにプレシャスを確保するように指示されてしまいます。

しかしブラックは次の行動に迷ってしまったようで、その場を動きません。
そしてシルバーの掴んでいた石が崩れ、落下しそうになった所で
ブラックはシルバーを助ける事を優先。
「好きにやるのは嫌いじゃない、俺様もな。」とブラック。

ブラックも、もしかして他人の影響受けやすいですか。

二人が崖から上がってきた所で、敵の手に渡る打ち出の小槌。
赤い人達のリーダーが二人に「仲良く地獄へ行け」とビームを放ちます。
仲良し認定おめでとうございます。
幸い二人は合流してきたレッドに助けられます。
他のメンバーもレッドと一緒に来ているようで、
レッド一人に二人を持たせないで、ブルーあたりが片方を持ってやっても良かったような気がします。


 「「手前ら、此処からはこっちの番だ!」」と声を合わせるブラックとシルバー。
二人はアクセルラーとゴーゴーチェンジャーをこすり合わせて変身。
そしてブラックとシルバーでセンターを占領してボウケンジャー達は名乗を上げ、
赤い人達のリーダーはそれの終了を見計らって
手下に戦うよう指示を下します。

ボウケンジャー達は赤い人達に対し、それぞれ固有の武器の技を放ち
敵を爆発させています。
しかし赤い人達のリーダーが打ち出の小槌で
バラバラ死体となった部下を復活&巨大化させてしまいます。

小槌があればわざわざ巨大マシンを作る必要がない、無限の戦力を手に入れた
と喜んでいる赤い人達のリーダー。
しかし仲間の無駄遣い癖があるので、
無限の戦力があっても有効利用できるとは限りません。

ボウケンジャー達はビークルを呼び出し、アルティメットダイボウケンに合体させます。
しかし赤い人達のリーダーが小槌で部下達を更に巨大化。
小槌の射程距離が50メートルぐらいはあるようです。

アルティメットダイボウケンは飛行してアルティメットブラスターを放とうとしますが、
飛んでいる所を敵のビームに当たり墜落。
敵はアルティメットダイボウケンを踏み潰そうとします。

その時、今まで暇だったシルバーが赤い人達のリーダーを不意打ちで攻撃、
小槌を奪ってアルティメットダイボウケンを巨大化させます。

おそらくブラックとの口喧嘩から思いついた作戦でしょうが、
これが市街地戦だったら被害が拡大しそうですので
次回からは敵を小さくする方向でお願いします。

巨大アルティメットダイボウケンは再度飛び上がり、敵にアルティメットブラスターをお見舞い。
一体は逃げますが、残り二体にはヒットし爆発させる事に成功。
ところで敵のリーダーはもう見学一筋ですか。

「最後の一匹は俺様に任せろ。」とサイレンビルダーに乗り込むシルバー。
サイレンビルダーは一旦態勢を低くし、ジャンプして敵の口の中に強引に入り込みます。
敵、かなり口を大きく開けさせられましたが、顎が外れなかったか心配です。

そして敵の腹の中でビルダークラッシュを繰り出すサイレンビルダー。
敵は爆発し、腹の中から出てきたサイレンビルダーは
巨大アルティメットダイボウケンの肩に着地。
合流の際、足元に寄ってしまうと踏まれかねないので
この場所を選んだのでしょう。

しかしアルティメットダイボウケンがちょっと動いたら
サイレンビルダーがポロッと落ちそうですので
どちらにしても危ない気がします。


 小槌を回収している一同。
ボウケンジャー達のサイズが普通なので、
アルティメットダイボウケンも元の大きさに戻されたと思われます。
「今回も俺様、大活躍だったな。」とシルバー。

ブラックがそれに絡み、「さんざん足を引っ張った挙句、俺に助けられたのは誰だったっけかな。」
と発言すると

「それはそれ、これはこれだ。何たって俺様は…」
と上着の内ポケットからキュウリを取り出すシルバー。
ブラックはキュウリを取り上げ、「自分のやりたいようにやる、だろ。」と続けて言い、
キュウリを齧ります。

シルバーはブラックが自分の事を理解している事を喜びながらもキュウリの返還を要求。
その際、また色で呼ばれてブラックは怒って見せます。
ところでシルバー、他人が齧ったキュウリを食べる気ですか。

ブラックとシルバーの様子を見て
ガキだ、お子ちゃまだと発言するイエロー。
他のメンバーから見たらイエローもお子様チームな気がしますが
皆大人だから黙っているのでしょう。

あと、続けて茄子を出してブラックに与えているシルバー。
シルバー、歩く野菜保管庫です。

上着の中に入れてあった生野菜の温度が気になりながら次回に続きます。