第19話


 出張から戻ってきたメカニック。
ゴーゴーチェンジャーと言うアイテムと、乗り物3台を完成させてきたそうです。
ちなみに新しいビークルは建築系ではなく警察消防系で
「サージェスレスキュー計画」の一環で作られております。

消防や救急はともかく、警察機能については
民間の団体でやっちゃっていいのか微妙な所ですが
現状でも強盗のようなものと戦っているので
慣例としてOKという事なのでしょう。

アイスクリームコーンはレッドにレスキュー計画の方に移ってもらいたかったようですが
レッドは冒険の方が好きなので断ってしまったようです。

そしてレッドはゴーゴーチェンジャーを「預けたい奴がいる。」と
アイスクリームコーンに提案。
確かにメカの増え方が尋常じゃないので
人員の追加も考える時期と思われます。
しかし戦闘要員よりむしろ
メカニック回りの増員が先決な気がします。


 路上で赤ピーマンを齧っている錫杖の人物。
その後ろにレッドが登場。
錫杖の人物にチェンジャーを預けたいと考えているようです。

ところで、錫杖の人物の居場所を把握しているようですが
「野菜食べながら歩いている人を見かけませんでしたか。」と聞き込みでもしたのでしょう。

レッドについてきたボウケンジャー達は、イエローを覗いては
錫杖の人物をスカウトする事に反対を表明。

「あんな俺様野郎に。」というブラックのコメントからして
レッドだけでも皆が苦労しているのに
増えたらどうなるかと不安なのでしょう。

しかしレッドは周囲の意見に耳を傾けず、錫杖の人物に声をかけます。
「おう、お前か。何か用か。俺様は忙しいんだ。」と
かなりフレンドリーに応える錫杖の人物。

しかしゴーゴーチェンジャーを差し出し、
ボウケンジャーになって自分だけの宝を見つけないかと言うレッドに
錫杖の人物も反発。
まだ猫科っぽい人達を探して旅に出る使命があるそうです。
レッドと錫杖の人物でちょっとモメそうになっている所で
白い衣装の人出現。

この人もやはり
「野菜食べながら歩いている人を見かけませんでしたか。」と聞き込みでもしたのでしょうか。
レッドに「随分と久し振りだな。」と皮肉を言われますが、それを無視して呪文を唱える白い衣装の人。
すると前回倒した筈の猫科っぽい人達がやってきます。
最初に倒れた猫科っぽい人は死んだままみたいです。

敵が足元小爆発系攻撃をしてくるので変身するボウケンジャー。
そして錫杖の人物はボウケンジャーを押しのけて敵に突進していきます。

白い衣装の人がまた何か呪文を唱えると、
猫科っぽい人達の胸部に埋め込まれた「ゴードムエンジン」が作動。
どうもゴードムエンジンは
ここぞと言う時に透けて見える性質があるようです。
それにしても、これは乗り物酔いしやすい体質だったら生き地獄です。

ゴードムエンジンはボウケンジャーが利用しているパラレルエンジンに干渉するそうで
ボウケンジャー達のアクセルスーツの動き重くなり、謎のビリビリも発生しております。

そして猫科っぽい人達はメカメカしい外見に変身。
彼らにはクエスターという呼称が付けられていますが、
それよりカバーパーツが透明な為に
ゴードムエンジンが外側から見えている事が気になります。

これは弱点って奴ではないでしょうか。

しかしボウケンジャー達は弱体化しており、猫科っぽい人達に投げ飛ばされたりしています。
そして白い衣装の人が転がっているレッドを捕まえ、
ご親切にゴードムエンジンの性質について説明。

一通り説明が終わると、猫科っぽい人達はジャンプし、
転がっているボウケンジャー達を撃ちます。
そのまま普通に撃たれて変身解除に陥るボウケンジャー。

ジャンプしながら撃つのは狙いにくい気がしますが、
もしかして反撃を警戒して間合いを取ったのでしょうか。
意外と心配性です。

そして錫杖の人物が猫科っぽい人達を攻撃しようとしますが
今回は全く通用しません。

今までは錫杖その物を
敵が苦手としていたそうですが、
敵の体が変わったので無効になったそうです。
ところで敵、体が変わった後
ユッケジャンは食べる事が出来るのでしょうか。

その錫杖もへし折られ、動揺する錫杖の人物。
更に腹を攻撃されてダウンしてしまいます。

錫杖の人物を倒したら気が済んだのか、
猫科っぽい人達はサクっと帰ってしまいます。
白い衣装の人はボウケンジャー達を更に攻撃して欲しかったようですが、
仕方なくアドリブで捨て台詞を残して、こちらも退却。
売るほど戦闘員とか居るのに、今回は呼びません。

前回ゴードムエンジンを埋めて無駄死にさせたので
ストライキを起こされているのでしょう。


 ボウケンジャーの基地で目を覚ます錫杖の人物(錫杖なし)。
飛び起きた所で、ピンクに寝ているように言われますが
だったらソファでなくちゃんとベッド用意してやって欲しいものです。
体の節々が痛くなりそうです。

錫杖の行方を気にする錫杖の人物。
ブルーによると、粉々になって回収不能なのだそうです。
その話を聞いて「駄目だ、あれが無いと、俺は。」と頭を抱える錫杖の人物。
次の瞬間目が白く光り、牙も生えて暴れだしてしまいます。
野郎どもが束になっても取り押さえられませんでしたが、
ピンクがスコープショットのワイヤーを使って錫杖の人物を拘束。
ちなみにビリビリも出した為に錫杖の人物は気絶状態です。

ピンク、少しやりすぎな気がします。


 錫杖の人物について調べる必要があると判断したレッドは
イエローやブルーを連れて錫杖の人物の実家に行きます。

家に来れたという事は免許証でも調べたのでしょうが、
無人の家に普通に入れるという事は、鍵も拝借したのでしょうか。
錫杖の人物、これは後で怒らなければ駄目だと思います。

手分けをして、資料が無いか探してみるボウケンジャー。
そしてイエローが入った部屋の鏡台で髪型をチェックしていると
居ないはずの人が鏡にだけ映っていてビックリ。

イエローの悲鳴を聞いてレッドやブルーが部屋に入ってきます。
鏡の中の人物は目を白く光らせ、錫杖の人物の母親だと名乗ります。
ちなみに猫系の人達と同じ種族だそうですが、
女性なので当然人間型です。

女性に拠れば錫杖の人物は人間と猫系の人達の混血らしく、
錫杖が壊れると猫系の血が解放されると解説してくれます。
しかし怪物になるのは血の所為だけではないそうで、他の要因がある事を匂わせている女性。

ていうかこの女性、かなり大人しい方ですので
仮にその血が解放されても暴れるものか疑問です。
父親が他にいるんじゃないですか。

女性に錫杖の人物の所に行こうと誘うイエローですが
女性は行く事が出来ないそうです。
そして鏡台が突然割れて、その割れ目から
アーモンド形の透明な樹脂みたいなアイテムが落ちます。

それを拾い上げ、「これは、お母さんの涙?」とイエロー。
固体です。あと大きいです。
こんな物質がまぶたの裏とかにあったら本気で泣きます。


 基地に戻り、錫杖の人物の寝ている横で話をしているボウケンジャー達。
錫杖の人物、今度はちゃんとベッドで寝かされています。

錫杖の人物が危険なので
ボウケンジャーにはなれないと考えるブラックやピンクですが、
イエローは怪物にならない方法があるとし、
また自分も素性が分からないし
ブラックなどは元泥棒だとして擁護の立場を取ります。

急に過去に触れられたブラックは、
ピンクが元特殊部隊で
ブルーが元スパイだと指摘し矛先を変えようとしますが
公務員と泥棒を同列に語るのは何か変な気がします。

ブルーはメカニックの所に行っているレッドに
判断を任せるよう発言した所で
錫杖の人物が目を覚まして飛び起きます。
ちなみにベルトのような物が布団の上から付けられていましたが
起き上がるより前ぐらいのタイミングで外れてました。

寝ている人を拘束する役目は全く果たしていないので
おそらく布団がずり落ちない工夫ぐらいの使われ方だったのでしょう。

部屋を飛び出して地下通路のような所を走っている錫杖の人物。
免許証や家の鍵を所持しているか心配です。
すると前方からレッドがスタスタやって来て、
有無を言わせずゴーゴーチェンジャーを錫杖の人物の腕にはめさせます。

ちょっと怒っている錫杖の人物ですが、
レッドはそれを無視してサガスナイパーというアイテムを渡します。
サージェスが錫杖を分析し、同じ力を持たせたので
サガスナイパーを持てば猫系の血に目覚めないと言っています。
「自分の中のアシュの血と戦って見せろ。」とレッド。
外から変な音が聞こえたのでサガスナイパーを地面に突き刺し、
錫杖の人物は置き去りにして
ボウケンジャー達に出動命令を下します。

ところで、地面に空いた穴とか、後で補修するの忘れないで下さい。


 外では猫系の人達がビルを撃って破壊していました。
ボウケンジャーが現れたものの、錫杖の人物が来ないので
そろそろ怪物になったのかと言っています。

レッドが錫杖の人物を自分達の仲間だと主張すると怒り出す猫系の人達。
今まで敵対していた人でも、同じ血に目覚めたらすぐ仲間に入れようと考えているのでしょうか。
恨みみたいな感情が比較的薄いようで、所々で妙に人が良いです。

そして猫系の人達が自分らのゴードムエンジンを作動させると、
ボウケンジャーはまたもスーツの動作不良でピンチに。
折角種明かしをしてもらっていたのに
まだスーツの改良をしていません。

中爆発とかも食らって変身解除になるボウケンジャー達。
そこにサガスナイパーを持った錫杖の人物がやってきますが
牙が出ているどころか、今度は髪も白くなっており
走る姿勢も四つんばいと、冒頭より重症です。

そして敵の指示を聞いてか自発的な行動かは微妙ですが
ボウケンジャー達に襲い掛かる錫杖の人物。
レッドが錫杖の人物に使命を思い出せとか言って対応に当たります。
サガスナイパーの尖っている部分でレッドを刺そうとする錫杖の人物ですが
レッドにうるさく言われてターゲットを猫系の人達に変更。

錫杖の人物は正気を取り戻したようで、髪の色も元の茶髪に戻り
ゴーゴーチェンジャーでシルバーに変身します。

ところで、牙が伸びている間に虫歯になって
そのあと正気に戻ったら
虫歯部分は歯茎の中に行くのでしょうか。
ちょっと怖いです。

敵は変身したシルバーを見てゴードムエンジンを作動させますが、
シルバーは問題なく動けるようです。
公式サイトにもある通り、塗装の関係でメットらへんにスタッフが映り込みますが
戦闘能力には全く問題ありません。

メカニックに拠れば、
ゴーゴーチェンジャーと繋がるビークルには
「ネオパラレルエンジン」が搭載されており
ゴードムエンジンに干渉されないのだそうです。

他のビークルのエンジンは積み替えられませんか。

シルバーは高速で突進し敵を建物の壁に叩きつけたり、
サガスナイパーをスナイパーモードで撃ったり
サガスピアにして斬りつけたり
1人で大活躍です。

敵が地中に潜り姿を消しても、サガスナイパーをサガスモードにして
金属探知機のように、身近な物で言うと掃除機のように地味に地面をなぞり敵を探索、
見つけたポイントをこれまたジャンプして撃って敵を攻撃します。
地面とかかなり破損した感じですが気にしません。

そしてサガスナイパーサガスラッシュという技で敵を攻撃、
爆発が起こり敵は大ダメージを食らっていますが、
一応生きていたようで捨て台詞を吐いて姿を消してしまいます。

変身を解いたシルバーの元に集まる
今まで休んでいたボウケンジャー達。

少し嬉しそうに、サガスナイパーが錫杖と同じとは不思議だと話すシルバー。
それを聞いたレッドは、「あれは嘘だよ。」と軽く言い放ちます。

レッドに拠れば猫系の人への激しい憎しみが、その血を目覚めさせるのだそうです。
気にしなかったら気にしなかったで駄目そうな気もしますが
兎に角今のシルバーは自力で「怪物」を押さえているようです。

「お前はアシュじゃない。俺達の仲間だ。一緒に冒険をしよう。」

シルバーはレッドの勧誘に心が揺らいだようですが、
何か倒れてるシャリバンを思い出して仲間入りを拒否。
そしてまた走ってどっか行ってしまいますが
そろそろ鍵とか免許証とか持っているか確認してほしいです。

白い戦闘員のストがいつ終わるのか気になりながら次回に続きます。