第16話
レッドに助けられながらも、基地に行く事を拒否する元水の民。
ボウケンジャーに文書を取り上げられるのではないかと疑っているようです。
危険なプレシャスでも持ち主が安全に保管できるなら回収しないと言っているレッドですが
普段の事が知られているのか全く信用されません。
レッドは基地に行くのを止めて仲間とも連絡を取らないとして
元水の民の怪我の手当てをさせて欲しいと申し出ます。
腕に包帯とか巻かれてた元水の民。
ボウケンジャー、手ぶらに見えて色々持ち歩いているようです。
そして砕けた石を取り出して眺めている元水の民。
レッドは元水の民の父親がアクアクリスタルを探しに行ってそのまま帰って来なかった
と長老から聞いた事を話します。
元水の民からすれば他人に家庭の事情を喋り回んな長老って感じでしょう。
父親をはじめ、皆も内心「水の都」に帰りたく思っていると主張する元水の民。
その話を聞いて、レッドは
頭の石がないと水の都に住めない
と長老が言っていた事を思い出します。
ところで水の都の中にいる時に
何かの弾みで石が取れたら
水深何メートルか分かりませんが
強制的に外に放り出されるのでしょうか。
砂漠のままの方が安全な暮らしが出来そうな気もします。
レッドと連絡が取れずに困っているボウケンジャー。
そこに水の民の長老がやって声を掛けて来ます。
長老、徒歩で山道をグルグル歩き回っているのでしょうか。
杖は足が弱って使用しているのではなく
山歩きのお供のようです。
長老の方はボウケンジャー基地に来てくれたようです。
水の都の話をボウケンジャーに伝えた長老。
席の両脇にイエローやピンクが座ったりして
なにやら天国状態です。
そして水の都の手がかりの文書の破片を消した理由を聞かれる長老。
何でもアクアクリスタルを探しに行って大勢の者が命を落としたらしく
とてつもなく危険な場所にあると思われたそうです。
今回の元水の民を死なせたくないと考えて
文書を消したそうです。
今までのその大勢の人は長老に止められたりしなかったのでしょうか。
もし大勢が止められたのに行ってしまったとなると、
長老の指導力が問われそうです。
ブラックあたりは水の都を取り戻そうとする人達に肩入れしていますが
犠牲を出したくないと言う長老の主張に反論できません。
そして長老は元水の民を連れ戻して欲しいと
ボウケンジャーにさりげなく仕事を押し付けます。
父親の額の石をしまっている元水の民に
自分の分の石はどうしたのか聞くレッド。
長老の様子を見る限り、想像もつかない事ですが
水の民の体は地上では弱いそうで
干からびて野垂れ死にカウントダウン状態の時に
赤い人のリーダーに助けてもらい、赤い人達の力を貰ったそうです。
その時に水の力を捨てる必要があったらしく
石は取り外されて赤い人のリーダーに踏んづけられたようです。
後片付けを考えたら踏むより普通にゴミ箱に入れた方が良いと思います。
石がないと水の都に住めない事を指摘するレッド。
元水の民はその辺は承知しているそうで、それでも尚、都を元通りにしたいと考えているようです。
しかし文書を失って落胆している元水の民。
怒り出したり泣き出したりととにかく忙しい人です。
レッドは諦めるのは早いと言い、地面に文書の破片に描かれていた文字を書き出します。
トレジャーハンターとしての特技として暗記していたそうです。
しかしトレジャーハンターと言う職業を聞いて元水の民は再びレッドに対し疑いを持ちます。
水の都が見たい、こんな冒険滅多にないと言うレッドに
更に反感を持つ元水の民。
あと、滅多に無い冒険多すぎです。
しかしレッドがあくまで主張を曲げない為、
「同情より信用できる」として水の都の民は折れてしまいます。
残った文書と、レッドの覚えていた文字を解読する元水の民。
レッドは他のボウケンジャー達にプレシャスの場所が分かったと連絡、
集合場所などを知らせます。
しかしその通信は近くで監視していた赤い戦闘員に聞かれており、
敵にも場所を知られてしまう事に。
メールで連絡出来れば良かったです。
ところで赤い人達のリーダーは「網を張った甲斐があった。」
と言っていますが、自分が元水の民を殺しかけていた事について
早計だったと反省するとかそんな素振りは見せません。
物事を良いように考える事にしているのでしょうか。
集合したボウケンジャーに、プレシャスの所在を知らせるレッド。
火山の火口にあるそうです。
そこに青い角の赤い人が出現しボウケンジャー達の邪魔をしようとします。
ところで、ボウケンジャー達は夜に連絡を取って朝集合だったのですが
赤い人達も朝になってから活動開始ですか。
夜のうちに先回りとかしませんか。
3日徹夜したメカニックを見習ってください。
敵の出現に変身して名乗をあげるボウケンジャー。
その間戦闘員達も駆けつけたようで、まずは雑魚と戦う一同。
一方で強そうな青い角の赤い人は元水の民を襲撃しています。
元水の民は粘り強く敵と戦いますが、二回ぐらい転がされてしまい負けそうな状態。
ボウケンジャー達がやっと元水の民のピンチに気付き
助けに行こうとしますが
青い角の赤い人に攻撃されて近寄れません。
トドメを刺されそうになる元水の民。
しかし青い角の赤い人が謎の攻撃を食らい吹っ飛んでしまいます。
元水の民を救ったのは長老ビームでした。
長老は水の都を復活させようと言う主張に賛同してくれたようです。
ところで長老、地上で弱まっててこのパワーですと、
水中ではどんな強さなのでしょうか。
いい戦力になりそうな長老でしたが、元水の民を激励すると
ワープしてどっか行ってしまいます。
戦闘能力が高くワープ能力もある長老がプレシャスを探しに行けば
話は早かったのではないかという気もします。
レッドは元水の民と即席コンビを結成し、青い角の赤い人に攻撃。
敵にトドメを刺そうとしたところで、翼竜のような敵が数体出現して邪魔をされてしまいます。
青い角の赤い人は翼竜みたいなのに火山のプレシャスを回収するよう指示を出します。
ボウケンジャーは自力で倒すつもりなのでしょう。
この人、前回レッドのおかしな言動を指摘したり、
自分の仕事を自分でやり遂げようとしたりで
比較的まともな思考回路を持っているような感じです。
ただ、敵にまで作戦内容が分かるような指示の出し方はどうかと思います。
そんな訳でレッドは敵の作戦を知り、メカニックにゴーゴージェットを出してもらいます。
元水の民を連れてジェットに乗り込むレッド。
父親が取れなかったプレシャスを取らせてやろうという配慮なようです。
しかしジェットは一人乗りらしく、元水の民分のシートはありません。
飛行機なのに立ち乗りです。
立ち乗りの奴がいるのに翼竜みたいなのと交戦して
回転とかしています。
天井に頭をぶつけないか心配です。
青い角の赤い人は残り4人のボウケンジャーによるデュアルクラッシャーで倒されますが
リーダーっぽい人が倒された人を巨大化させます。
ちなみに今回の巨大化方法は生命エネルギー注入とかで
銃みたいなので銛の先っちょみたいなのを打ち出して
相手に刺す方式です。
刺さったショックで余計死にそうな感じです。
火口に到着するレッドと元水の民。
目的のアクアクリスタルは火口のマグマのド真中に浮いておりました。
今まで取りに行った人が誰も戻ってこなかったのも頷けますが、
リタイアした人の頭の石を都に戻しに行った人の耐熱温度が気になります。
ジェットをホバリングさせ、元水の民をロープで降ろします。
高度やロープの長さをちゃんと一定にしないと危ない感じです。
プレシャスまでなかなか手が届かない元水の民。
むしろ足がマグマに着かないか心配ですが、気合でプレシャス回収。
もう基本的に後は帰るだけなのですが、敵を倒しておかないと気が済みません。
戦闘の場に戻るレッド達。
青い角の赤い人とスーパーダイボウケンが戦っておりますが、
人が足りないスーパーダイボウケンの技は敵に通用していないようです。
しかしジェットの攻撃は通用する敵。
そしてこちらもお試しでジェットをスーパーダイボウケンと合体させ、
アルティメットダイボウケンが完成。
しかもアルティメットダイボウケンはジェットで空を飛べるようです。
空からビームを放つアルティメットブラスターで敵は爆発。
ロボの腹側に回ったジャイロは今後活躍できるか微妙です。
砂漠の台座にプレシャスを設置する元水の民。
台座と思われた部分は砂に埋まった建物の一部だったようで、
砂が消えて代わりに水が溢れ、海が出現します。
足元に波がかかり、ビリビリしだす元水の民。
額の石がないと住むとかそれ以前に水に入れない感じです。
雨とか降っただけで大変そうです。
石を失った事は後悔していないそうで、いつでも見にくれば良いと言って
帰ろうとする元水の民。
そこにレッドが登場して声を掛けます。
トレジャーハンターを信用してよかったと話す元水の民。
基本的に騙されやすい人かも知れません。レッドは元水の民の父親の額の石を修復した物を持ってきていました。
いつの間に石をガメていましたかレッド。
長老に拠れば、息子なら父親の石を受け継げるそうです。
頭に石をはめ込んだ元水の民、迎えにきた長老とかに抱きついて喜んでいますが
この場合、竜の力が残っているのか消えているのか気になります。
あと、ここが何処の国かは分かりませんが、
領土が減って大変そうだと思いました。