第14話


 何故かローラーブレードを履いて部屋に入ってくるイエロー。
建物内で履く物では無い気がしますし、
案の定運んでいるココアを落としてしまいました。

しかし入り口から一番離れていたブラックに被害が全部行っているのが
技ありと言ったところでしょうか。

少々抜けているイエローの行動を見て、
何故ブラックがイエローを仲間にしたのか気になる一同。
イエローは自分が可愛いからかとブラックをからかっていますが、
ブラックからのコメントは得られません。

それをフォローするかのように、
ブルーがイエローが入隊テストの時に
いち早く危険を察知した事を思い出し誉めています。

予知能力ではないかと自分で言っているイエローに
ココアをこぼすのも予知しろと突っ込みを入れるブラック。
イエローは時々しか予知できないと言う事で、
予知してて敢えて回避しなかった訳ではないようで良かったです。


 プレシャスの情報が入り、山に入って行くボウケンジャー達。
すると何処からか攻撃が入り、忍者達が登場。
ボウケンジャー達、明らかに忍者達に気付いていなかったので
最初の攻撃が足元とかでなくって頭に当たっていれば
終了でした。

そしていつぞやの白い衣装の人から貰った戦闘員達を呼び出し、
ボウケンジャーと戦わせたりしています。
この戦闘員達はずっと出向したままなのでしょうか。

そして、忍者達から集中攻撃を食らって川に落ちてしまうイエロー。
イエローは変身解除して河原を歩きながら
仲間達との連絡を試みますが、アクセルラーが繋がりません。
圏外なのか水没なのか不明ですが、信号弾とか撃ちません。

すると助けを求める声が聞こえてきた為、そちらに向かうイエロー。
何故か万歳状態で木に手首らへんをロープで縛り付けられえている少女がいます。
ロープを切り少女を助けるイエロー。
それにしても、ロープが少し高い位置にあるので
縛る方も大変だったのではないでしょうか。

少女はイエローを見るとお姉ちゃんと言って抱きついてきます。
少女はミリアと名乗り、イエローを姉のユリアだと言い出します。
異国風の名前ですが、最近は変わった名前を付ける親御さんが多いそうですので
別段おかしくないのでしょう。
それより苗字は何ですか。

少女は超古代の秘宝がある遺跡に家族で行った際に
ブラックの襲撃を受けて両親が死亡したと話します。

イエローは探知能力があるという事で遺跡調査に狩り出された風ですが
少女の方は留守番でも良さそうです。

世界中を冒険していればいつか姉に会えると思い
トレジャーハンターになったと言う少女。
しかし思いっきり日本にいるあたり、「世界」のハードルは高いのでしょう。

ブラックはイエローの力を利用するために助けた振りをしていたと主張する少女。
イエローも、ブラックに仲間にした理由を聞いた時に回答を得られなかった事を思い出し
ブラックを疑い始めます。
そして少女が自分と同じブレスレットをしているのに気付き、妹と信じるイエロー。
イエローは少女からブレスレットを渡され、ブラックをやっつけようと言われます。

ところで、少女が何で木にくくりつけられてたのかとか
聞かなくて良いのでしょうか。


 行方不明のイエローを気にしながらもプレシャス回収に向かうボウケンジャー。
そこにイエローと少女が登場。
イエローはブラックに向かい、自分を誘拐しようとして両親を殺害した事を批難。
変身してブラックに攻撃を仕掛けます。

レッドはイエローを落ち着かせようとしますが、少女がボウケンジャー達がグルであると
イエローに忠告し、イエローはボウケンジャー全員を敵と認識しだします。
ブルーあたりはこっぴどくやられてダウン、ボウケンジャーは一旦撤退を決めます。

プレシャスのある洞窟の入り口を破壊して封鎖し、その場から離れるボウケンジャー達。
イエロー達も別ルートからプレシャスを取りに行く事にします。

イエロー、怪力なのですから洞窟の入り口の岩を全部退かしても行けそうな気がします。


 どこかの洞窟みたいな場所で焚き火を囲みながら話し合いをしているボウケンジャー達。
イエローが少女を信じ込んでいる事と、
誰かがイエローの能力を利用しようとしている事を心配しています。
レッドに意見を聞かれ、ブラックはイエローを元に戻すと言っています。
それはそうと、テント持参で来ていましたかボウケンジャー。
用意がいいです。

そして用意が悪かったらしいイエロー達は河原で岩によりかかって寝ています。
中南米だったらワニに食べられそうな場所ですが、
日本なので注意すべきは虫さされぐらいでしょうか。

うなされるイエローを見て、悪い夢でも見てるの、と頭をなで始める少女。

イエローは夢の中で川で溺れ、ブラックに助けられています。
この内容の夢だとオネショとかしそうです。
焚き火に当たりながらブラックの出したココアだかホットチョコレートだかを飲んでいるイエロー。
どうもイエローのココア好きはブラックに責任があるようです。

「そんな甘い夢は見なくていい。」と言って少女は
ごっつい着ぐるみに変身、どうやら怪人だったようです。
あと、他人の夢とか覗き見れるようです。
夢とか大概支離滅裂なんで、覗く方も大変だと思います。

怪人の放ったビームを浴びたイエロー。
夢の中でブラックが豹変して、力を利用させてもらうと銃を向けて脅しだします。
そこに男忍者と女忍者も登場、上手くイエローを操っている怪人を誉めます。
ていうかそれだけの為に夜遅くまでご苦労様です。


 少女を連れて別ルートを当たっているイエローを遠くから監視しているボウケンジャー。
イエローが少女から貰ったブレスレットをスコープで覗き、基地に居るメカニックに分析してもらった所
スペクトルが以前採取したツクモガミの物とほぼ同一だと分かり、妹と名乗る少女が敵だと判明。

そして洞窟の入り口に来ているイエローを呼び止めるブラック。
少女はイエローに変身してやっつけるように呼びかけます。
変身しようとするイエローに、誤解を解こうと
ブラックは今まで助け合ってきた事を主張し、利用をしていないと呼びかけます。
しかし仲間にした理由をイエローに聞かれて言葉が詰まり、
逆にイエローが自分をどう思っているのか聞くブラック。
そして自分を本気で悪い人間だと思っているなら変身してサバイバスターで撃てと
ジャケットの前を開けてみせるブラック。

この前のレッドの背中に攻撃食らって生還といい
このジャケットも相当防御力が高いのでしょう。

変身をためらうイエローに、早くブラックを殺すように急かす少女。
ピンクは少女がツクモガミだとイエローに知らせます。
そのやり取りを聞いた少女は怪人の姿に戻り
取り繕うつもりは無さそうです。

そして怪人はイエローに付けさせたブレスレットを
やはりゴツイ姿に戻して、イエローを操り始めます。
最初から操ればよいものの、後から始めるのは
この忍者集団の悪い癖と思われます。

イエローは変身しボウケンジャー達と戦うつもりになっています。
敵はイエローに後を任せ、洞窟に向かいました。
イエロー1人で戦わせるのでなく、
せめて戦闘員とかを補助につけてあげても良いのではないでしょうか。

そして今回も真っ先にイエローの攻撃を食らってしまうブルー。
変身前はブラックに行きますが変身後はブルーが割を食うようです。

イエローを操る腕輪を破壊することにするボウケンジャー達。
しかしイエローは異常に強く、全然歯が立ちません。
一旦動きを止めさせようと、サバイバスターをスナイパーモードにしイエローに照準を合わせるボウケンジャー達。
しかしブラックは彼らに止めるように言い、俺に任せてくれとか言いながらイエローに突進していきます。
撃たれながらもイエローに近づき、後ろから羽交い絞めにして腕輪を外そうとするブラック。
しかし謎のビリビリが流れてブラックは変身解除。
生身状態のブラックはしぶとくイエローに抱きつきます。

一見役得ですが、イエローが変身後ですので
大人の知識を持って見ると非常に辛い状況です。

生身ブラックを引き剥がそうとする変身後イエロー(しばしば変身後の4人より強い)。
しかしブラックはイエローにしがみつきながら、
イエローを仲間にしたのはイエローが可愛かったからだと告白。

「可愛かったからだ。」のあたりで声にエコーがかかって
かなり遠くまで聞こえている感じです。

ビックリして固まっているイエローの腕輪をナイフで破壊するブラック。
イエローは正気に返り、あと何故か変身解除して
バカバカ言いながら、その掛け声に合わせてブラックに軽くパンチを入れています。

何か一件落着したような雰囲気でしたが、
そこをプレシャス片手に通りかかる怪人。
何で来た道そのまま辿って帰りますか。
それこそ別ルートで帰ってください。

イエローとブラックは変身して怪人にダブルキックをお見舞いします。
怪人は風景変化という術を使い、ボウケンジャーを橋にぶら下がって落ちそうな状態の場所に移動させたり
普通の広場に落としたりとかしています。

しかし橋はともかく広場は特に危険も無いようで
イエローとブラックは横方向にも移動ながら怪人に近づき
怪人が戸惑わせてそれぞれ専用武器で攻撃。
そしてイエローがアクセルテクターを装着してデュアルクラッシャーで怪人を破壊、
奪われていたプレシャスもピョーンとボウケンジャーの方に飛んできます。

そう言えば戦闘員とか、他の忍者とかは山に置いてけぼりでしょうか。

いつも通り巨大化する怪人に、いつも通りゴーゴービークルを呼び出すボウケンジャー。

スーパーダイボウケンに向かって手りゅう弾を投げる怪人ですが、全然効かずに殴られております。
怪人は物陰に隠れ、「影忍法成りすまし」とか言って姿を変え始めます。
サイズは巨大なままブラックの姿に変身する敵。

「この姿なら思うように攻撃できまい。」という事で、
もう身を守る事しか考えていないようです。
プレシャスを取り戻すとか、ボウケンジャーを倒すとか、
そう言った気合が見て取れません。

それにしても、これがもしピンクやイエローに変身していたら、
敵の足元に一般市民の野次馬が集まってしまい
本当に下手に攻撃できなくなってしまう所でした。
しかしブラックに化けた為に何の問題も発生しません。

イエローあたりがノリノリでスーパーダイボウケンを動かし、
巨大偽ブラックに体当たり。
偽ブラックは倒れてすぐ元の怪人の姿に戻ります。
そこでダブルアームクラッシュを食らい爆発。

ブラックの姿のまま爆発したら後世に名を残せたかも知れませんが
中途半端だったのが残念でした。


 基地の部屋にまたローラーブレードで入ってくるイエロー。
迷惑をかけたお詫びにとケーキを持って来ています。
プッチンプリンみたいなのが上に1個乗っかっているのですが、
これは切り分け時に難関になりそうです。

ブラックがテーブルに付いていない事に気付いたイエロー。
「目茶目茶恥かしい事を言ったので、自己嫌悪だって。」と言いながら
ブルーがブラックの居るあたりを教えてくれます。

ブラックは壁に同化している感じで椅子に腰掛けていました。
ブラックは気の迷いであんな事を言ったが深い意味は無いとかで
まだパニック状態のようです。

イエローの髪型もブラックの気の迷いであの状態なのでしょうか。

明るく挫けない性格はボウケンジャーに必要不可欠だとイエローを誉めるレッド。
完全に挫けているブラックに対する注意かも知れません。
そしてイエローは腕輪の事は気にしない事にするそうです。

イエローが過去より現在を重視しだした事を快く思う一同。
そしてイエローはケーキを食べようとテーブルに向かいますが、
転んで顔がケーキにめり込んでしまいます。

皿とかフォークとか出ていませんので、この食べ方でも合っている気がします。