第13話
竹薮で慌てて走っている女性。
同じ竹薮ではブルーとイエローが龍の首の球を探して歩いています。
特にプレシャスではないのだそうですが、確保するように指令が出たのだそうです。
そして走っている女性とすれ違いざまにぶつかってしまうブルー。
女性はブルーに助けを求めます。
よく見ると女性の後ろから赤い人達ご一行様が追いかけて来ていました。
女性がすぐに姿を隠してしまったため、事情が分からないものの
とりあえず変身して応戦するブルーとイエロー。
木の陰から戦いの様子を見ていた女性は
「あれが噂のボウケンジャー。なかなかやるじゃない。」
と笑っています。
ボウケンジャーの噂とか知っているのなら、早く逃げた方がいいです。
マシンとか呼ばれると轢かれかねません。
そして女性が野球ボールぐらいの球を取り出し
三日月型のペンダントから発する光を照射すると、
球は勾玉に変化してしまいます。
残りは後1つ、と言って、既に入手していたらしき勾玉を取り出してみる女性。
勾玉にはそれぞれ紐が通されて首飾りのようになっているのですが、
一本の紐に勾玉を4つ通した方がまとめて持ち運べて便利な気がします。
基地に戻り、龍の首の球を発見できなかったとレッドに報告しているブルー。
ブラックは「無駄に戦って帰ってきたのか。」と揶揄。
ブルー的には美人に会えたので無駄ではなかったそうですので
レッドやブラックは一緒に行けば良かったと後悔しそうです。
そしてイエローが龍の首の球に付いて聞いてくるので
竹取物語に登場する五つの宝物の1つであると説明するレッド。
そしてそれらのうち、既に3つが盗まれているので
残る龍の首の球を確認しようとした所、
それも失われていたようで、
残る燕の子安貝を確保するように支持をするアイスクリームコーン。
プレシャスでもない宝物にサージェスが目くじらを立てるのを不思議がるブラック。
そこにメカニックの人が入ってきて、挑戦状が届いたからだと説明、
横に長い紙に縦書きで書かれている手紙を見せてくれます。
燕の子安貝をどちらが先に入手するか勝負を挑んでいる内容の手紙でした。
何より挑戦的なのは、手紙が入っていた封筒らしきものに
宛先も切手も無い点でしょう。
林の中で部下を叱りながら歩いている赤い人達のリーダー。
そして強そうな部下を呼び出すリーダー。
空から雷が地面に落ち、爆発の中から強そうな部下が姿を表します。
呼ばれたらすぐ来ます部下。
いつでも出られるようにするのとか結構負担だと思います。
一方ボウケンジャーもビークルに乗り込み子安貝のある洞窟に向かいます。
洞窟に入ろうとすると、強そうな部下達も登場して
「女はどこか」と聞いてきます。
非常にアバウトな質問です。
どの「女」か言ってくれないと、
「女」なら何処にでも居ますよとしか答えられません。
もしかしたら、この敵組織は本当に女性が居ないので
「女」と言っただけで対象がかなり絞られると勘違いしているのかも知れません。
そして知らないなら用はないと、
普通の戦闘員達をボウケンジャー達と戦わせる強そうな部下。
そろそろ一般の戦闘員だと向かわせるだけ無駄だと
学習する組織の1つも出ていい頃です。
そして赤い人達とボウケンジャーの戦いを遠くから見ていた女性。
女性はボウケンジャーを道案内として利用したそうです。
ボウケンジャー達、派手な乗り物を使うので
動向を知られやすいです。
移動のみなら普通の乗り物を利用しても良いのではないでしょうか。
洞窟に入っていく女性を追おうとするブルーですが、
強そうな部下に標的にされて足止めを食らってしまいます。
強そうな部下、女を捜していた割に別の事で頭が一杯みたいです。
そしてレッドが強そうな部下に攻撃し、その隙にブルーを洞窟に向かわせます。
洞窟の中では、女性が台座についている蓋みたいなのを外そうと頑張っています。
しかし燕のレリーフのついたそれは、
掴んで持ち上げようとしても動く気配がありません。
発掘とかするのに何も道具とか持って来ていないのでしょうかこの女性。
お宝が普通に土に埋まっていただけでアウトな気がします。
そこにブルーが登場、
「燕が子を産む時は尾を差し上げて七回回って産み落とす。竹取物語にそう書かれている、知ってた?」
と女性に話し掛け、燕のレリーフの尾の部分を折り曲げ、そこをつまんで
碾き臼のようにレリーフを回転させます。
すると台座が横にスライドし、その下に隠されていた貝がらが出てきます。
それを掴もうと手を伸ばす女性を制止するブルー。
話を聞くまでは渡せないと、貝殻を掴み上げますが、
それと同時に台座から煙が出たり、地面が揺れたり天井が崩れたりで
トラップが発動したようです。
お宝を取る前の段階で発動するトラップが無いあたり
平安時代らへんの人はノンビリ屋さんが多かったようです。
振動は洞窟の外にも伝わっており、ブルーの身を心配するボウケンジャー。
あと、本来の指令を多分忘れてボウケンジャー達と戦っていた強そうな部下は
戦闘を中断して洞窟に向かいます。
ブラックがそれを追いかけようとしますが、巻き込まれるという理由でレッドに止められてしまいます。
そして洞窟の入り口も崩れて、もう入れなさそうな状態になりました。
ちなみに強そうな部下は落ちて来た岩とかに埋まっています。
ブルーを心配するイエローですが、
レッドに拠ればその程度ではくたばらないそうです。
ブラックだとくたばるという判断でしょうか。
洞窟内で閉じ込められたと焦っている女性。
しかしブルーは落ち着いた様子で、ブロウナックルを出現させ
女性に自分に掴まるようう指示。
ブローナックルを下に向け、上方に飛んで
洞窟の天井に開いた穴から脱出するブルーと女性。
ところでこの穴、どこに繋がっているのでしょうか。
早く埋めとかないと、うっかり落ちてしまう人とか出てきそうです。
洞窟でブルーが何を質問しようとしていたのか聞いて来る女性。
竹取物語の宝を狙う理由を聞かれ、ブルー達には関係無い話だとして
回答を拒みます。
しかし敵や自分達まで巻き込んでまで欲しがる理由が知りたいと食い下がるブルー。
どうしても必要だが説明しても信じてもらえないからと言っている女性に
貝がらを渡すブルー。ただし付き合って欲しいそうです。
ブルー、物で釣るのは自力じゃゲットできないと言っているようなものです。
とりあえず付き合わないものの貝がらは持ってかえる女性。
あと、敵の戦闘員がその様子を見て女性の方を尾行していきましたが
さっき埋まっていた強い部下より、こいつの方が指示とか覚えているようです。
基地に戻り、貝がらをあげてしまった事で他のメンバーから責められているブルー。
しかしレッドは、ブルーに女性を泳がせた理由を聞いてきます。
ブルーは作戦を見抜いていたレッドに感心し、
竹取物語の続きに、かぐや姫が翁に不死の薬と羽衣を残し、
翁が不死の薬を燃やしたという話があり、
不死の薬が「プレシャス」で、五つの宝はその封印を解く鍵だと解説。
そして翁が薬を燃やした場所は富士山だと言うブルー。
平安時代から後、富士山とか何回か噴火していますが大丈夫でしょうか。
林の中で、岩の上に勾玉を置く女性。
ところでここ富士山ですか。木の生え方から標高は高くなさそうです。
樹海とかだとちょっと怖いです。
勾玉とペンダントが光り、少し先に箱を持った人形のような物が出現します。
そこに赤い戦闘員達を引き連れた強そうな部下が出現。
女性の持っていた箱に目をつけ、龍の首の球より大層な代物のようだと言って奪います。
自分達の宝に思い入れが無いのでしょうか。
箱を開けた所、灰しか入っていなかったので
灰をぶちまけて箱を投げ捨て、怒り出す強そうな部下。
箱そのものが価値ある物だったらどうするのでしょうか。
女性に八つ当たりをしようとする強そうな部下を、
ブルーが飛び蹴りで止めます。
ブルー、敵と戦うつもりでしたら
変身してからキックしてください。
そして他のボウケンジャーもゾロゾロ登場し変身、名乗をあげます。
名乗を聞き終えてから戦闘員達に戦うよう指示を出す強そうな部下。
女性の扱いは駄目みたいですが、タイミングの計り方は上手です。
そして戦闘員達とボウケンジャーが戦っている間に
女性に攻撃を仕掛ける強そうな部下。
ところで龍の首の球はもういいのでしょうか。
そこにブルーが割り込んで、サバイブレードで強そうな部下を切り飛ばします。
ボウケンジャー達を騙して利用した自分をなぜ助けるのか聞いて来る女性。
ブルーは美人が悲しむ顔は見たくないと言って、女性に花を渡します。
何時もいできたんですか。
あと、何の花だかよく分かりませんが
高山植物は抜いちゃ駄目な場合が多いです。
そして強そうな部下を前に勢ぞろいするボウケンジャー達。
一般の戦闘員はあらかた始末したようです。
今回はブルーがアクセルテクターを付け、デュアルクラッシャーを構えます。
必殺技を食らって倒れる強そうな部下ですが、
倒れた場所に先ほどの灰があり、それに触れた所巨大化してしまいます。
ゴーゴービークルを呼び出し乗り込むボウケンジャー。
林の中で道路が無い場所なのですが問題無いようで
ダイボウケン完成。
轟轟剣で敵を攻撃しますがあまり効いていないようで
敵の怪力に苦しめられています。
敵の尻尾で殴り倒されたり、
尻尾を巻きつけられて持ち上げられながら
ビリビリくらったりで出力低下するダイボウケン。
ブルーはゴーゴージャイロに移動して、ダイボウケンから離脱し
ジャイロで敵を攻撃。
なんて言うか、頭の上半分のパーツが取れていくのが
カツラ外れたみたいで悲しい図です。
しかし轟轟剣が大して効かなかった相手に
ジャイロのミサイルは効果抜群だったようで
敵は倒れこんでしまいます。
その隙に残りのビークルを呼び出し、スーパーダイボウケン完成。
敵は効かないビームを発するだけで、スーパーダイボウケンは
尻尾で捕まえたりとかしません。
富士山な上に林とかあるのですが
うまく平らな場所を見つけて
ダブルアームクラッシュで敵を倒すスーパーダイボウケン。
大爆発が起きましたが、燃え広がらない事を祈ります。
人形のそばで、ボウケンジャー達に自分の負けだと言って御礼を述べている女性。
気にすることは無いと女性をフォローしながら
折角のプレシャスが台無しだなと言ってみるブルー。
「どうかしら。」と女性は灰にペンダントから出る光を当て、
手の平の上に集めて結晶化させます。
その様子に驚く一同、そしてハザードレベルをすかさず計測するピンク。
女性の手の平の上に出来た物質はプレシャスなようです。
ところで、最近イエローがブレスレットの事を聞いて回らないのですが
この女性も怪しい人なんで聞くだけ聞いても良いのではないでしょうか。
本当は不死の薬でなく、一時的に生命エネルギーを増大させる薬だと説明して
結晶をボウケンジャーに託す女性。
女性は改めてブルーにお礼を言い、走って立ち去ってしまいます。
ブルーは女性のポケットに変に光る布が入っているのに気付いて
声を掛けようとしますが、
「何よ、デレデレしちゃってさ。」というイエローに止められた格好になってしまいます。
イエロー、乗り換えましたか。
そして女性の正体を気にするボウケンジャー一同。
ブルーは「かぐや姫、だったりして。」と半分冗談のように話していますが
夜になって十二単っぽい衣装になって飛んで行く女性。
もし彼女が本当に「かぐや姫」だとしたら
ボウケンジャーの噂とか誰から聞いたのか気になります。
あと、子孫とかじゃなく本人だったら見た目より年取っていると思われます。
それにしても天井眉でなくて何よりです。