第10話


 基地に戻り、メカニックに人形の片方を奪われた事を報告しているボウケンジャー。
そして人形が何のプレシャスなのか分からないらしい一同。
人形の秘密は組織の上層部にしか知らされていないようです。

人形のハザードレベルが0なので更に不思議がるボウケンジャー。
そこにアイスクリームコーンから通信が入り、人形はプレシャスではないが
それ以上に危険な物であると知らされます。
何でも、人形が悪の手に渡ればサージェスが崩壊しかねないそうです。

裏帳簿とか隠されているのでしょうか。

アイスクリームコーンは人形の情報について殆ど教えず、
もう一体の人形も回収して2体とも焼却処分するように
指令を下します。

元の持ち主の老女が大切にしていた人形である為、
イエローは命令に抵抗があるようです。
ピンクはイエローにサージェスの意志だからと命令を尊重するよう働きかけますが
ブルーあたりはイエローに同調して人形の処分には反対なようです。
ブラックはサージェスに対する不信感を口にしながらも
人形よりも忍者達の方が気になるようです。

ブラックはブルーから忍者と接触した男性の話を聞き、その男性を調べに行きます。
ブルーは人形の調査をするそうです。

各人レッドの許可は得るものの、基本的にバラバラに行動計画を立てていますが、
ミーティングとかしないのでしょうかこの組織。


 どこかで巨大兵器を製造中な感じの赤い人達。
そこに白い衣装の人と戦闘員が乱入し、人形を見せて協力を申し出ています。
以前争った関係で乗り気でない赤い人達のリーダーですが、
プレシャスには興味を持っているようで、協力してくれそうな雰囲気です。
ところで、白い衣装の人は他の組織のアジトとかちゃんと把握しているのですが
そろそろボウケンジャーの基地にも侵入しませんか。


 基地で人形に電極とかつけたり、レントゲン写真を確認しているブルーやピンク、
そして見学しているイエロー。
ピンクに拠れば細菌や爆発物の反応も無く、焼却する必要があるとは思えないそうです。
様子を見に来たレッドに、何の危険も無いので燃やさなくて良いのではないかと
嬉しそうに話すイエロー。
何故か人形の着ていた服をレッドに預けて、人形の検査をしているデスクに戻って行きます。

人形の服を見て何か気付いたレッド、服に張り合わせている紙をめくって
下に何か書かれているのを知り、1人合点が行った様子です。

ブルーに何か有ったか聞かれたレッド、見た物の事は話さずに
時間だからと人形の焼却を宣言します。

調査中の人形も持ち出し、皆の訴えに耳を貸さずに焼却に向かおうとするレッド。
ブルーはサージェスに加えてレッドまで何かを隠している様子なので
フラストレーションが溜まって来たようです。

そしてレッドがエレベーターみたいなので行ってしまったので走って追う3名。
ところでエレベーターを引き止めたいなら扉を叩くより
横のボタンを押した方が成功率高いと思います。

3人が地下駐車場みたいな訓練場みたいな場所に着いた頃には、
既にレッドが人形を燃やしておりました。
水の入ったバケツとか用意していないのでちょっと怖いです。

イエローは泣き崩れ、ピンクは命令だからと納得しているような事を言いながらも
表情は泣き顔です。
レッドはピンクにブラックに協力して忍者の調査を、
そしてイエローとブルーには待機を命じます。
ブルーはレッドに食って掛かろうとしますが、
レッドは「俺は既に命令した。」と怒鳴ったりで聞いてくれそうにありません。
広くて荷物とか殆ど置いていない部屋なので、怒鳴り声とかよく響くと思います。


 一方白い衣装の人と赤い人達のリーダーも
もう一体の人形の服に仕込まれた地図を見つけていました。
ところで赤い人達の基地、接待テーブルセットとか普段使うのでしょうか。

人形に付いていたのはサージェスが隠そうとしている宝の地図なのだそうです。
そしてボウケンジャーの持つもう一体の人形の地図が無いと
宝を手に入れられないそうで、
赤い人達のリーダーはイエローが自分の情報を求めていたのを思い出して
それを利用しようと考えているようです。

地図が二枚必要というのが分かっていて
宝の内容が不明という情報の伝わり方がチグハグな感じです。
この分だと他にも伝わっていない事とかありそうです。


 ピンクは歩道のベンチに座って雑誌を読んでいるブラックを発見し
ブラックがサボっていると言って怒り始めます。
ピンクの様子を見て人形が燃やされた事を察するブラック。

イエローの気持ちを考えたらレッドの行動はらしくないと
落胆しているピンクに、
前回男忍者との件を任せてもらった事を引き合いに出して
レッドは人の気持ちのわからない奴ではないといって
フォローしているブラック。

何でブルーやピンクの古参メンバーより
ブラックの方がレッドを信頼しているのでしょうか。
過去に何かやらかしていますかレッド。


 泣きじゃくっているイエローにココアを渡して励ましているブルー。
組織は都合の悪い事は下に教えないと一般論を言いながらも
サージェスやレッドはそんな事はしないと思っていた、とブルーも相当キている発言。

そんな中、イエローのアクセルラーに通信が入ります。
人形の持ち主だった老女からで、
腕輪について大切な事を思い出したそうで、
人形とも関係があるからすぐに持ってくるようにとの事でした。

電話番号とか教えてあったようですイエロー。
あと、公衆電話からアクセルラーに繋がるようですが、
ボウケンジャー同士の通信も電話回線なのでしょうか。
どこの電話会社と契約しているのか気になります。

人形が燃やされた事を老女に言えない、と困っているイエロー。
ブルーがイエローに付いて行って、一緒に謝ると言ってくれます。
待機命令については、レッドへの反発からか無視するようです。

一方レッドはメカニックの人と話しています。
メカニックの人はレッドの行動について何か知っているような感じです。
自分に何かあったら残りメンバーの事を頼みますみたいな事を言っています。
何をどう頼むのでしょうか。
中年レッドも面白いと思いますが。


 広場のような所でイエローを待っている老女。
待ち合わせ場所が外です。
自宅でも喫茶店とかでもありません。
家は確かに前回の件で安全でなくなっているかも知れませんが
若くも無いのに外で待ち合わせすると
風邪ひくのがオチな気がします。

イエローもブルーも明らかに手ぶらですが
人形を出すように言う老女。
2人は頭を下げて人形が焼けた事を老女に伝えます。
焼けたというか燃やしたような気がしますが、
事故を装いたいのでしょう。

忍者に接触したとされる男性を待ち伏せし、詰問しているピンクとブラック。
基本的にピンクが脅し役で、ブラックは男性の助け役みたいな感じの
飴と鞭作戦です。
しかし男性は忍者と会った事を覚えていないようで
その代わりに手の甲が熱くなって変な男に会った話を聞きだします。

男性の手の甲には白い衣装の人の文明の紋章がマジックか何かで書かれていました。
それに気付き驚くピンクとブラック。
ていうか男性、その模様消えないですか。
周囲に何か言われませんか。
電車のつり革とか持つと目立ちませんか。

一方老女の手の甲にもそれと同じ紋章が書かれていました。
どうやら老女は敵に操られているようです。

老女は「燃やしただとー、嘘をつけー。」とか言ってイエローに掴みかかります。
止めに入ったブルーもドツき倒したりで、
かなり戦闘能力高めです。
操られた副作用で強くなるのか、素で強いのかは不明ですが
前回蔵ごと振り回されてもピンピンしていた事を考えると
後者な気がします。


 誰の許可も取らずに外出していたブルーとイエローですが、
そこにピンクとブラックが合流。
行動がばれています。

ブラックが老女を羽交い絞めにして、ピンクが老女の腹にワンパン入れて落とし
事態を収めていました。
ピンクとブラックはブルーとイエローに
白い衣装の人が裏で糸を引いている事を知らせます。
ちなみに白い衣装の人はその辺で待機していたようで、
ブラックに話し掛けられて姿を現しました。

「地図を燃やしただと、サージェスめ。お前達に用は無い。」と白い衣装の人は
赤い人達にも出てきてもらってボウケンジャーに対し攻撃しだします。
ボウケンジャー達は変身して応戦。
ちなみに老女はイエローが抱えて少し離れた場所に移動させられました。

そして敵の前にすぐに戻ったイエローは、白い衣装の人に人形を返すように要求。
ところで白い衣装の人、人形持ってくる必要あったのでしょうか。
あと、剥き出しで手にもたずに鞄か何かに入れてきて欲しかったです。

白い衣装の人は当然ながらイエローの要求にビームで答えます。
ブルーがイエローを庇って白い衣装の人の方を向くと、
今度は赤い人達のリーダーが乱入しブルーに攻撃してきたりします。
敵は敵で結構庇いあっている感じです。

そして今度はレッドが乱入、ブルーとイエローに待機しろと言った筈だと注意するのは忘れずに、
敵幹部に向かてボウケンボーで攻撃しだします。
赤い方がピンチになると、白い方が腕をニョロッと伸ばしてレッドの首を掴み、
地面に叩きつけたりしています。

この腕が伸びる技は遠くの物を取る時とかに
大変役に立ちそうですが、
何となく滅多に使わない気がします。

レッドのピンチに今度はブラックが援護、白い衣装の人をサバイバスターで撃って倒しています。
そしてデュアルクラッシャーで白い衣装の人にトドメを刺しに行きますが、
ブルーとイエローが人形が燃えるとして参加しなかった為に攻撃力が出なかったようで、
赤い人達のリーダーが白い衣装の人に向けられた攻撃を弾き返してしまいました。

ボウケンジャー達がまとまりが無くなっている一方で
敵の助け合いが美しいです。


 そして赤い人達の巨大兵器が地中から出現した為、ボウケンジャー達もダイボウケンを呼び出します。
それにしても市街地の地下とか巨大兵器が移動して来ていたら
いろんなライフラインが途切れたりで気付かれそうな気もします。

敵の巨大兵器は戦闘員が操縦しているようですが、
赤い人達のリーダーと白い衣装の人も操縦室に入っているようです。
落ち着いて操縦できるか心配です。

巨大兵器はパワーがあるようで、ダイボウケンをすぐに殴り倒してしまいます。
ダイボウケンはドリルとミキサーを呼び出して腕に合体させますが
生コンを出そうとした腕を掴んで止められ、ドリルの方も押さえられてしまいます。

ダイボウケンはフルパワーで何とか敵の攻撃を押し返せそうでしたが、
もう一体巨大兵器が出現し、ダイボウケンを背中側から攻撃してきます。
ちなみにもう一体の兵器の操縦席は戦闘員3名という構成で
のびのび働いている感じです。

横側に投げ捨てられたダイボウケンはドリルとミキサーが作動停止状態に。
ショベルとクレーンを呼び出しますが、合体する前に敵の攻撃を食らいやはり停止してしまいます。

普通の構成に戻ったダイボウケンはスコップとツルハシを取り出しますが、
轟轟剣に合体させる前にまたもや攻撃を食らって落としてしまいます。

退却を提案するピンクに地図は絶対に取り戻さなければならないと言って粘ろうとするレッド。
ブルーはレッドの発言を聞いて、白い衣装の人も地図の話をしていた事を思い出し、
レッドやサージェスは何の秘密を隠しているのかと問い詰めてきます。

そうこうしている間に敵が鎖をダイボウケンに絡み付けてきます。
ダイボウケンを奪おうとしているようですが、
急にそんな大きい物を持ち帰って、収納場所に困ったりしないのでしょうか。
羨ましい住宅事情です。

レッドは総員退避を命じますが、
ブルーはまだレッドに人形はどうなるのか聞いてきたりで
殴られています。

敵はダイボウケンを引きずりながら、地図の示す島に向かいました。
一旦基地に戻って荷物を置いてからの方が良いと思いますが
島が帰り道にでもあるのでしょうか。

そして変身解除状態でボウケンドライバーを持って退避しているボウケンジャー。
ダイボウケンを持っていかれている図を見て困っているようです。
そしてしばらくしてレッドが居ない事に気付くピンク。
逃げ遅れた説が囁かれて、皆レッドを心配しだします。


ロボットが飛ばされていたような場所で気絶していた老女の事も
少し心配して欲しい気持ちで次回に続きます。