第6話


 つり橋を歩いている一般市民のカップル。
霧が出ているのが気になっているようです。
立ち寄った店で此処が呪いの谷だと言う話を聞いたそうですが、それはあんまり気にしていない様子。
呪いの話とか広めて観光客を呼び寄せて店の売上アップ作戦でしょうか、呪い饅頭とか販売ですか、
しかし下手をすると逆効果です。

そして女性の首に謎の水滴が落ちると、女性は霧に包まれて姿を消してしまいます。
男性の方が女性を探しますが、見つからないようで行方不明事件発生で
多分男性の方は重要参考人とかになりそうです。

ボウケンジャーの基地ではアイスクリームコーンがこの谷の説明をしています。
クビダニ(公式サイトによると縊峪と表記されています)と言われるこの谷は
古代中央政府に反逆を起こした武将の首がそこに祀られていると言う伝説があるそうで
イメージ映像みたいなのには多くの石碑のような物が立ち並んでおり、
一体何人の武将が反逆したんだって感じです。
あと、近くのオフィスとかでは多分クビダニに尻を向けないようにデスクを配置します。

クビの呪いで谷から生きて帰れないという伝説があり、
実際この数日クビダニで行方不明者が相次いでいるそうです。

サージェスの考えでは「クビ」がプレシャスの事を指しており、
それが発動しているのだそうです。

そんな谷にちゃんと橋をかけた工事の人が凄いと思います。
でも税金の無駄遣いです。


 クビダニには行けないと言い、ミッションから抜けようとするブラック。
皆はブラックの反応を意外に思い、
ブルーはファラオの呪いがでっち上げであると言う話を例にあげ説得を試みますが
ブラックに拠ればクビダニの呪いは本当らしく、参加拒否の姿勢を崩しません。
しかしレッドがブラックを「この程度の伝説でビビッて逃げ出し」ているとして挑発、
ブラックは物凄い勢いでレッドの策に嵌って出動する事に。

しかしそんなにブラックを参加させたいですかボウケンジャー。
最近メカとか結構自動で動き出しているので、
一人ぐらいパスしても大丈夫だと思います。


 つり橋らへんに来ているボウケンジャー、
早速イエローが水滴に当たって姿を消し、
しばらくしてからブラックがイエローが付いて来ていない事に気付きます。
イエローそんなに影が薄かったでしょうか。
ていうか行った人が行方不明になると分かっている場所で
変身しないで普通に歩くボウケンジャー、
警戒心が薄いです。

そして行方不明中のイエローも、ワープした先っぽい暗めの場所で
皆を探して半べそ状態。
ちなみにアクセルラーとか通信に使おうとしません。最初から圏外だったのでしょう。
そして皆の代わりに変な鎧っぽい着ぐるみが登場、クビを返せとか言っています。
イエローはどう見ても手ぶらなので見当違いの要求です。
要求先とか間違えているから、いつまでたってもクビと体が離れたままなのです。
この分では反逆の方も見当違いだったかも知れません。

つり橋まで戻りイエローを探すボウケンジャー。
アクセルラーでも応答が無いそうです。
呪いだと言っているブラックに冷静になれとレッド。
手分けをして捜索するとかで、各自バラバラに行動するボウケンジャー。
そして今度はピンクの手の甲に水滴が落ちてきて、ピンクまで姿を消してしまいます。
手分けしたの失敗な感じがしなくもありません。

ピンクも鎧っぽい着ぐるみに腕を掴みあげられクビとか締められています。
ところで最初の一般市民もそうですが、女性ばかり狙っていませんか。
此処に祀られている武将とやらは女にクビを刎ねられましたか。

武将としてそれはどうなんだというか
よく祀ってもらえたなって感じです。


 アクセルラーでピンクと連絡を取ろうとするブルー。
しかし応答はありません。
何時の間にか集合している野郎チーム。
ブラックは呪いだと言ってふて腐れています。

そしてレッドはその辺に落ちているボウケンチップと言うアイテムを発見。
アクセルラーから光を当てると、「MASK」「WATER」という文字が浮かび上がってきます。
ピンクからのメッセージだそうで、マスクはともかくウォーターは「水」って書いた方が早いと思います。
おそらく緊急時に書かれたであろうメッセージですが、輸出対策が万全です。

ミッションを中止してイエローとピンクを探して脱出するようにとレッドに言うブラックですが、
レッドはクビを探すのを続行するそうです。
「仮面」が敵組織の存在を示しているとブルーが説明してくれています。
ブルーは確か色々な敵組織のデータを持っていましたが、
どの組織も被り物系なようです。
もしくは目立たない格好の組織は全て見落としているのかも知れません。

敵の狙いもクビだろうから、そこに行けば行方不明の2人も見つかるというレッド。
「水」に関してはまだ不明なようです。

そしてほぼノーヒントで石碑のような物が沢山ある広場にたどり着く野郎チーム。
それと同時に、一つの石碑が倒れ、その下にあった収納場所みたいな部分が見えますが
中には何も入っておらず、クビが誰かに持ち去られているのが分かります。

そしてブラックの襟の中にも水滴が落ちて来て、4人目にして初の野郎の行方不明者発生。
ブラックも鎧っぽい着ぐるみに首とか掴まれていますが、スコープショットのナイフ(推定刃渡り10センチ)で
相手の手首らへんをガンガン刺して脱出。
狙い外したら自爆ですので気をつけたいです。

そしてしばらく走って逃げますが、今回の件は呪われる筋合いではないものの、
今までトレジャーハンターとして似たような事をしていたので
しょうがないやモードに入ってしまうブラック。

ヘタレ戦意喪失状態のまま敵のターゲットにされているブラックですが、レッドが変身した状態で登場し
敵を攻撃してその隙にブラックを霧の外に運び出します。
外ではブルーも変身して待機、ブラックを助け起こして挨拶とかしています。

そして敵の着ぐるみも霧の中から普通の空間にやってきます。
レッドとブルーでサバイバスターの攻撃を食らわせますが、
弾き返されてイマイチ効いていない模様。
続いてサバイブレードで斬りかかりますが、装甲が堅い上に
着ぐるみ自身のパワーも強いようで剣を止められたりしています。

変身したレッドに力が強いと評価された着ぐるみ、
これが変身前のピンクの首とか締め上げたりした訳で
ピンクの耐久力が非常に高い事が分かります。
敵に投げ飛ばされたレッドを心配したブルーもまた同じように投げられたりしています。

あとブラックがさり気なく楽をしている気がします。

敵の攻撃で土煙が上がったのを利用し、姿を消すレッドとブルー。
レッドは敵が戸惑っている隙に上空から飛び降りボウケンボーでブッ刺したりしています。
しかし刺さった場所が脳天で無く肩とかだったため、再び投げられるレッド。
ブルーが敵の上方にある崖をサバイバスターで撃ち、落石で敵を生き埋めにし、
野郎チームは戦闘から離脱。

ていうかブラック、この期に及んで変身もしていないどころか、ブルーに支えてもらって移動している感じです。
ブラック、あんまり怪我していないですが、多分それを言い出せない状況なのでしょう。


 暗い場所で目を覚ますピンク。
石柱のような物に縛り付けられているようです。
そして隣にはイエローが同じように縛られていますが、こちらはまだ眠っています。

イエローに呼びかけるピンク、コードネームで呼びかけても反応しないイエローに本名で呼びかけて
やっと目を覚ましてもらいますが、
イエローはミッション中はコードネームですよとボケボケしながら指摘しています。
そしていくら何でも縛るなんて酷いとピンクに抗議。
イエロー、ピンクも縛られている事にはまだ気付いていないようです。

そしてそこに白い戦闘員達が出現。
武器を付きつけて2人を脅したりしていますが
寝ている間に攻撃とかして来なかったあたり、
とりあえず大した危害は加えてこなさそうです。

ていうか彼らは2人が寝ている間、かなり暇だったと思います。
UNOとか持参していれば良いのですが。


 その辺で座り込んで、自分が呪われているから離れた方が良いと
レッドとブルーに話しているブラック。
一通り助けてもらってから言うのはちょっと遅い気がします。

レッドは鎧っぽい着ぐるみを恐らくプレシャスを守るトラップだという考えを提示しますが
ブラックはそれなら何故自分が狙われるのかとレッドに食って掛かります。
そんなブラックの首らへんに水がついているのに気付くレッド。
アクセルラーで計測してみるとプレシャスの反応が少し出ているようです。

既にトラップにかかっていた事に気付くブラック。
ところで、この水は全然蒸発もしなければ汗で流れたり服に吸われたりもしませんか。
しばらくくっ付いたままかもしれません。

ピンクのメッセージの「水」がこの事を指していたと気付くブルー。
「だが何時の間にそんな仕掛けに触れたのか。奴はかなり厄介だ。こいつを怯えさせたようにな。」
とさり気なくブラックに嫌味を言っているレッド。

ヘタレ戦意喪失気味だったブラックはレッドの言葉を受けてか、
「クビを見つけ出せば奴を止められるかもな!」とか言いだして闘志を見せ
もう一度プレシャスのあった場所に戻ると言い出します。

来たルートで帰ると、さっきの敵にまた会いそうな気がするので
多分遠回りします。


 無事に石碑っぽいのが立っている広場に到着するボウケンジャーですが、
白い衣装の人が上空から岩の上に着地しながら、お探し物はこれかなと言って
顔のレリーフのついた丸底フラスコのような形状の壷を見せてきます。
近くでクシャミをするとハンバーグ好きのオッサンが出てきそうです。

あと、わざわざ足場の微妙な所に着地していますが、わざとなのか事故なのか気になります。

白い衣装の人は壷を傾けて中の液体を地面に落とし、
此処で滅んだ民族が大切にしていた薬だと説明。
さっきの番人に守らせていたが、自分にとっては何の価値もないと言っています。

何の薬か分からないのもそうですが、おそらく使用期限も切れているでしょうから
誰にとってもあまり価値は無いでしょう。

それより、古代とまで言われる時代の液体を
割れもせず今まで保存できていたその壷自体のほうが
何らかの価値がありそうです。

白い衣装の人は薬をボウケンジャー達に付着させて
番人に襲わせる作戦だったそうです。

となると冒頭で一般市民が行方不明になっていたのは、
狙った場所に水滴を落とす練習か何かだったのでしょうか。
あと、集中的に女性を標的にした件に関しても追及したいです。
恐らくブラックは手違いです。


  白い衣装の人が地面に手をついて何やら呪文を唱えると、
地面にイエローとピンクの様子が映し出されます。
2人の命が惜しければ部下になれと言い出す白い衣装の人。
数多くのプレシャスを暴いていたボウケンジャーは呪われているので
白い衣装の人の文明の為に働けば救われるとか言っています。

どうも部下が欲しいようです。
とりあえずイエローとピンクは押さえてあるあたり
華やかな職場に憧れているのでしょう。

自分に付いてくれば最高のプレシャスを手にできるという白い衣装の人ですが、
レッドは自分達を熱くするのは宝への道を自分の手で切り開く冒険、
欲しいのは最高の冒険だといってこれを拒否。

永遠に呪われるがいいと、壷の中身をボウケンジャー達にかけてくる白い衣装の人。
思うのですが、壷の口から水が垂れたら白い衣装の人の手にも薬が付きそうな物です。
それこそ、戦闘員とかに水撒き係をやってもらった方がいいです。

薬に呼び寄せられてやってくる鎧っぽい着ぐるみ。
岩とか除けて来れたようです。
あと地面に薬を撒いても無反応でしたが、人に付くと分かるみたいです。

そして白い衣装の人は女達の始末をすると言って姿を消してしまいます。
野郎チームはボウケンジャーに変身、レッドが敵に向かって構えを取ると
ブルーは白い衣装の人を追ってくださいと言い出してきます。
ブラックもレッドを女性陣救出に向かわせたいようです。
単にさっき怖い思いをした空間に行きたくないだけかも知れません。

ブラックはさっきまで怖がっていた相手に俺1人で十分だ宣言。
しかしブルーに念を押されると一緒に戦わせてやるとか言って
かなり危なっかしいです。


 ピンクとイエローは縛られながら、口論を始めています。
肩をぶつけ合う2人を戦闘員達がなだめようとしていますが、逆に怒られたりして止められません。
というか戦闘員、何かいい人が混ざっているような感じです。
そしてぶつかった弾みでピンクのアクセルラーが地面に落ちると
イエローは大成功、と喜んで、ボウケンチップを咥えて飛ばし、
地面に落ちたアクセルラーに当てて弾き飛ばし、
アクセルラーをピンクの手元に着地させます。
Good job ! とイエローを褒め、ピンクは変身し拘束から抜け出します。
ピンクはイエローの応援を受けながら、サバイブレードでその辺の戦闘員(ちょっといい人含む)を一掃。

ピンクはイエローの拘束も外し、「菜月、チーフ達と合流します。」と話し掛けます。
それを聞いたイエローは名前を呼ばれたと言って喜んでいます。
マッタリムードになりそうな所で、ピンクは背後から何者かの攻撃を食らい転がってしまいます。
「逃げられると思うな。ゴードムの呪いを受けるがいい。」と剣を振りかざす白い衣装の人。

呪い呪いうるさいです。
さっきその文明の為に働くと呪い解除みたいな事を言っていましたが、
働いたら働いたで何か呪われそうな感じです。
そこにレッドが乱入して白い衣装の人をどかし、2人を救出。

白い衣装の人、やっぱり自分の周りにも戦闘員を配置した方が良いです。
幹部としてはちょっと弱すぎです。


 ブルーとブラックは鎧っぽい着ぐるみに苦戦しています。1人で十分とか言っていましたが全然です。
着ぐるみの肩にレッドがつけた傷が残っているのに気付いたブラック、
地面の落ち葉を散らせて敵の目を欺き、ブルーが上空から敵の肩にサバイブレードを突き刺します。
そしてその上からブラックがラジアルハンマーで叩き、更に刺さった状態にしてダメージを与え
敵を爆発させます。

しかし白い衣装の人に拠れば、
今戦ってた敵を倒すと、本当の鎧っぽい着ぐるみが現れる仕掛けらしいです。

どんな貴重な薬か知りませんが、凄い守りようです。
使いたい時に使えない気がしてきました。

背後からなにやら巨大な物が生えてきたので、その場から脱出するレッド達。
ちなみに白い衣装の人もテレポートしています。
他の組織に掴まったりとかした事もありますが、今回はテレポートしています。

山のように大きい敵が出現したので、町の方に行かせないよう破壊するとして
メカを呼び出すレッド。
ダイボウケンに合体し早速轟轟剣で攻撃しますが、大きい敵のほうもやはり固いようで歯が立ちません。
そこでレッドの要請でドリルとショベルも出動。
ちなみにこれらのメカも使うとボウケンジャーへの負荷も4倍だそうですが、
レッドはその為に訓練を積んだと言ってOKしています。
後の4人、反対するなら今のうちだと思います。

敵に転がされてしまうダイボウケンですが、ショベルやドリルが自動で敵を攻撃して敵も転倒、
その間にダイボウケンの両腕がドリルとショベルに差し替えられます。
ショベルの方の手で敵を掴んで振り回して上空に放り投げ、
落ちた所をドリルでグッサリで戦闘終了となりました。
今回は郊外での戦闘でしたから良かったものの、
都市部だと振り回すスペースを確保するのが難しかったかも知れません。


 基地で首を傾げながら箱を運んでくるメカニックの人。
白い衣装の人が捨ててった壷はハザードレベルがゼロだそうで、プレシャスではないそうです。
鎧っぽい敵の危険が無くなったのでプレシャスでは無くなったと話すレッド。

何も得られなかったとガッカリするイエローを、プレシャスはまだまだあると言って励ますピンク。
2人の様子を見て何か有ったのかとやたら気にする男性陣。
プレシャスはなくしたが女の友情を手にしたという事、禍福は糾える縄の如し。と
何か古文や漢文の時間に習ったような言葉で締めるレッド。

レッドの言葉に一同は冷えてしまい、
部屋を出たはずのメカニックの人に至っては
わざわざ戻ってきて、「今のはちょっと親父くさいです。」と指摘しにきます。

一同は笑いに包まれますが、
特に何も言ってこないアイスクリームコーンは
レッドの発言に何の違和感も持たなかった物と思われます。