第3話
諸葛亮孔明が残したと言われる「三國覇剣」のうちの一本を持っている神社に来ている
ブルーとピンクとブラック。
孔明が武器を作るのもあれですが、
それを現地の権力者が手放してて
日本の単なる宗教施設が所持しているのが
ジャパンマネーの恐ろしさです。
神主さんは「ご覧ください」と言って立ち去ってしまいます。
一緒に中身をあらためたりしません。
そんなに忙しいのでしょうか。
ブルーが箱を開けようと身を乗り出したため、ブラックはブルーが香水を使っている事に気付きます。
それは良いのですが、くさいから近寄るなと言われて香水を追加して噴霧するブルー、
嫌がらせです。
神主さんに出してもらった木の箱を開けてみると、中には剣でなく巻物が入っています。
丁度お茶を運んで来た巫女さんに箱の中身が間違っていないか聞くブルー。
ちなみに巫女さんって長髪なイメージがあるのですが、肩位の長さと言うのはありなのでしょうか。
ピンクが巻物のハザードレベルを計測すると、高い数値が出てプレシャスである事が分かります。
巻物を調べようと手に取った巫女さんに、
ブルーは「もう良いよ」と言って巫女さんの肩に手を置いたりしますが
巫女さんは目線を巻物の方に向けたまま、素早い身のこなしでブルーの手を掴みます。
「この人痴漢です!」
「このプレシャスの本当の姿、知らなかったみたいだねえ。」と言って巫女さんは
派手な衣装の忍者風な姿に変身。
女忍者は持参してきたもう一本の巻物を取り出し、今しがた奪った巻物と交差させて
巻物を本来の武器の姿に戻します。
両手に持った武器でボウケンジャー達に襲い掛かる女忍者。
ボウケンジャー達も変身して応戦します。
女忍者の間合いに入って
「美人にそう言うの似合わないよ。話し合おうよ、ね。」と軽く軟派するブルー。
しかし蹴られて終了って感じでした。
二本の武器を合体させてボウケンジャーに向かって振り下ろす女忍者。
攻撃の衝撃でボウケンジャーが転んでいる隙に、女忍者は姿を消してしまいます。
一振りで100万の軍勢を倒すと言われている武器ですが、全部揃っていないとは言え
3人を転がすほどの威力しか見せてくれません。
中国と言えば「白髪三千丈」という言葉が引き合いに出されるように
数字とか多めに表現する傾向があるそうです。
しかし「倒す」の意味が比喩でも何でもなくて本当に物理的に倒すだけなのが潔いです。
基地に戻ってレッドに任務失敗について謝罪しているピンク。
ブラックは自分の所為ではないといった風で、
肝心のブルーも美しい女性相手に本気で戦えないと笑っています。
何かピンクだけ謝っているのが納得行かない状況です。
そして残る一本の三國覇剣の所在を掴んだと言うブルー。
モニターにアイスクリームコーンのようなアレが映し出されて
それを確保するようにとの指示が入ります。
ところでこいつですが、公式メルマガでもコーン呼ばわりされてました。
夏ぐらいにこいつを模したアイスを商品化する気かもしれません。
屋敷に元気に戻る女忍者。
普通に入り口から入ります。
忍者なので部屋には天井とかから入りそうな気がしてましたが偏見だったようです。
しかし家にいた上司っぽい人に、尾行されている事を指摘されてしまいます。
気が付いてたら追い払ってやってください上司。ストーカーとかだったらどうするのですか。
いつのまにか土間まで上がりこんでいる白い衣装の人。
ボウケンジャーが障害になるだろうからと協力を申し出て
床に小石をばら撒いて、それを戦闘員に変化させています。
奥にいた首領っぽい人が助力が必要か判断するそうです。
ちなみに首領っぽいポジションの人ですが、顔とか完璧に鳥です。
この組織は忍者の末裔らしいですが、忍者って人間でなくてもいいのでしょうか。
そして錠前とディスクを九十九神変化させて怪人にする首領。
錠前はともかくディスクとか新しい物なのですが、九十九神になれるようです。
ちなみにCDの寿命は腐食してしまうらしく10年程度だそうですので
99年も待つと駄目になってしまうと言う事情もありそうです。
怪人は戦闘員達を瞬殺するほどの能力を持っていたので
白い衣装の人にはお引取りいただきます。
それにしても白い衣装の人、毎回他の組織と接触していくのでしょうか。
社交性がないと辛そうな状況です。
最後の三國覇剣がお披露目されると言うパーティーに潜入するボウケンジャー。
ブルーが招待券を入手してレッドとピンクとブルーが客として参加。
ブラックとイエローはスタッフとして会場に入っています。
しかし変な巻物とか見させられるパーティーって
招待された方も興味がないけど付き合いで仕方なく参加という感じでしょうか。
パーティーの主催者はソフトメーカーの社長で三国志マニアなのだそうです。
若い頃は多分コー●ーとかでバイトしてたと思います。
会場でスピーチを始める社長。
支援者に宝物を披露すると言って巻物を見せていますが、
招待されている人達が出資とかしてた人だったら
道楽にかまけないで事業に専念しろって
怒り出しそうです。
イエローがアクセルラーで社長の持っている巻物がプレシャスだと確認しますが
個人の財産を勝手に奪う事は出来ないそうです。
その時脇を通った老人が気になったらしいブルー。
老人は会長らしく、社長の持つ巻物を触ろうとしますが、
ブルーが会長の手を掴んで止めてしまいます。
会長から自分と同じ香水の匂いがするとかで、この前戦った女忍者であると見破ったブルー。
鼻が良いです。
ただ、会長が単なるお洒落ジジイだったら結構困ったと思います。
女忍者は怪人に壁の空間を開かせてもらって退散。
ちなみに空間はすぐに閉じてしまい、元の壁に戻ったため追跡する事が出来ませんでした。
「どうなっているんだ、この騒ぎは。」と取り乱している社長。
招待客が割と静かなので変に目立ちます。
会社とかでもこんな風に騒ぐ性質だったら
社員とかに舐められる気がしなくもありません。
ボウケンジャー達の名刺を受け取り、説明を受けて巻物が狙われている事を知る社長。
しかしボウケンジャー達に巻物を預ける気はなく、本社の金庫で安全に保管するそうです。
素手で片手で巻物を持っていますので、どこまで安全に保管するのか分かったものではありません。
苦労して手にしたので夢を手放せないそうです。
その夢が他人を不幸にすると指摘するブルーですが、
社長は取り合わずにボウケンジャーを帰してしまいます。
単に巻物を持っているだけで他人の不幸とかどうこう言われても
ピンと来るはずもありません。
あと、イエローとブラックが会場側から時給をもらえたか気になります。
ソフト会社のビルに向かうブルー。
ブラックが先回りしてブルーを待ち構え、金庫からプレシャスをいただく手助けをすると言います。
ブルーは社長に話をしに来ただけだそうです。
社長はボウケンジャーを待っていたそうで、すんなりと建物に入れてくれます。
遠隔操作でドアが開くようで、受け付けとかいません。
というか他に従業員いません、1人残業です社長。
社長はブルーの経歴を調べていたようです。
ブルーが過去にスパイだった事を指摘し、そのスリルを楽しんでいただろうブルーに
自分の気持ちがわかるだろうと問い掛けます。
スパイの癖にそんな活動記録が残っているってどうなのでしょうか。
情報を盗む時に他人の事を考えなかったと答えるブルーに社長は同調しますが、
ブルーは人を傷つけた事を後悔しているようで、社長はまだ間に合うとして考えを改めるように諭します。
そんな中、また女忍者登場。
「こんばんは」と挨拶もしっかり出来ています。
怪人がボウケンジャー達を攻撃し、女忍者が巻物をゲット。
そして怪人が社長のデスクの上のコンピューターのモニタに何か細かい物を飛ばすと、
画面がおかしくなり、セキュリティシステムとやらが誤作動しはじめます。
社長のPCはモニタ一体型という事にしておきます。
部屋の隅の天井から監視カメラのような物が姿を現し、ブラックに向けてビームを放ってきます。
何かこれ泥棒避けにしては殺傷力が高そうな気がしなくも無いですが、
取り締まる法律とか無いですか。
少なくとも、「ビーム出ます」などの警告の張り紙ぐらいは欲しいものです。
ビルの外に出て仕事の終了を喜んでいる女忍者と怪人。
そこにレッドとピンクとイエローが登場。
レッドが軽くハーレムです。
三本目の巻物は渡さないと言うレッド。
イエローは戦いに入る前に女忍者達にブレスレットについて聞きますが、
ダサいと言われて相手をやっつける事にします。
褒められたらどうするのか気になります。
デスクの下でビームをやり過ごしているブルーとブラックと社長の3名。
セキュリティシステムが動く物を攻撃しているプログラムだと社長に確認を取ったブルーは
アクセルラーに込められていた弾を転がしてレーザーの攻撃を向けさせ、
その隙に皆で部屋から脱出します。
廊下を走る野郎3人組ですが、今度は侵入者捕獲シャッターとやらが次々に降りてきて
休む暇もありません。
しかしこの手のシャッターは一つ一つ下りて来がちですが、
全部一斉に降ろした方が確実だと思います。
こけた社長を捕まえて、寝転がった姿勢で進行方向先の壁にアクセルラーから
ヒモ付きの吸盤みたいなのを飛ばし、ひもを自動で巻き取る感じで滑って進むブルー。
掃除とかちゃんとしないと服がゴミだらけになりそうです。
痛い痛いといいながら笑っているブルーに絡む社長。
私が死にそうだってのが楽しいかと怒っていますが、仕掛け作ったの自分の責任な気がします。
人を助ける冒険が楽しいと答えるブルー。
自分だけのドキドキやスリルは皆が幸せに笑える冒険に比べたら価値がないと話し出します。
社長がブルーに感化された所で、別のカメラからビームが出てきます。
ブルーは社長を捕まえて窓から飛び降りながら変身。
社長を下に降ろすと、ブルーとブラックはレッド達に合流。
ボウケンジャーは五人揃ったので名乗タイムに入ります。
女忍者はポーズをカッコいいと言ってくれますが、巻物はくれないようで、怪人に後を頼んでその場を去ります。
怪人の方はしばらく普通に戦っていたものの、
ボウケンジャー達のサバイバスターの集中砲火でピンチになりますが
首領の力で巨大化します。
ボウケンジャー達も各自のマシンを出動させます。
ハンドル入りのケースは基地から射出されてくるようです。
途中で鳥とかに当たったらどうなるのか気になります。
街中ですが場所を占領して合体してダイボウケン完成。
そして街中ですが戦闘。
敵の怪人の持つ三國覇剣も律儀に巨大化しており、ダイボウケンを苦しめます。
そして女忍者が3つ目の巻物も合体させて真の三國覇剣を復活させると言って
巻物をかざしますが、何とこれが偽物。
中は孔明の書ではなく社長の顔写真が貼ってあります。
社長、用意が良すぎです。
あと、自分の顔写写真貼るのは自己顕示欲強すぎです。
その自己顕示欲の強い社長ですが、女忍者のすぐ近くまで来て
本物はここだーと言いながらダイナマイト宜しく腹に巻きつけた巻物をボウケンジャー達に見せます。
オヤジの油を吸った巻物がこれからどんなカビかたをするのか気になります。
巨大化している怪人に踏まれそうになりながらも、ダッシュですり抜けて
ダイボウケンに巻物を投げ渡す社長。
地上から巨大ロボの手あたりに投げつけてます。
生身ですが凄い投力です。
野球の始球式とかに呼ばれて嫌がられるタイプです。
ダイボウケンはプレシャスのパワーを取り出せるそうで、
3本目の巻物の力を使うと
敵の怪人の持っていた三國覇剣が巻物に戻ってしまいます。
3本目は敵の武器を封印する力を持っていたのだそうです。
今後も使えそうな能力です。
怪人が巻物を手放した為、遠慮なくアドベンチャードライブをぶっ放すダイボウケン。
怪人も夜間の街中ですが遠慮なく大爆発。
この戦いで幸せになるのが建設業者だけな気がします。
先程落ちてきた巻物を拾っていた社長は、戦闘終了後にブルーに巻物を渡しています。
自分も人を幸せにする冒険がしたいという社長に、その時は一緒に冒険しようというブルー。
気のせいか両者再就職先を確保している気がしなくも無いです。
ところでこの社長以下ソフトメーカーの方々、
あのあと社内に入れたのでしょうか。
誰か黒焦げになっていないか心配です。