第41話


 海岸で戦闘を繰り広げている大勢のアンデッド。
かなり密集して戦っているので、戦っている相手以外にも気を配らないと
流れ弾とかに当たってしまいそうです。

そんな中、相手の多分トカゲ怪人に大ダメージを与えバックルを開かせるお姉さん。
すると上空に半分ひねった大きい板のような物が出現。
何で浮いているのか良く分からない板ですが、比重が軽いのでしょうか。
あと、板はひねってあったのを逆方向にひねりなおして真っ直ぐに戻っていたりしているので
意外と柔らかいかも知れません。

お姉さんは板を見上げて
「わが勝利の証として敗者を封印せよマスター!」とコマンド。
板は負けた怪人を上空に浮かせて吸い込み、おなじみのラウズカードに変化して落ちてきます。
お姉さんはそれを拾ってヤレヤレみたいな感じで
ここまでのビジョンはお姉さんが見ていた夢だったようです。
一万年前の戦いがこんな感じで行われていたようです。
しかし一度に集まって一斉に戦っている方式だと、決着は早く着くと思いますが
戦う回数にばらつきが出て本当に強い奴だけ勝つとは限らないので
いっそジャンケンとかで勝敗を決めても良さそうです。
あと昔アンデッド語とかありましたが、あれあまり使われていないようです。


 そして偉そうなお方の施設ではお姉さんの夢に出てきたのと同じような板に
研究員達が電極とかつけて何か作業しています。

「広瀬君、君の実験は無駄にはならん。神にも作れぬものを我らが誕生させる。」
と偉そうなお方。
そして変なテーブル板に付いている窓からは
2つの影が左右から中央に近付いているのが見えます。
何が行われているのかはよく分かりませんが、偉そうなお方が周囲にプレッシャーを与えているだけで
作業を手伝っていないっぽいのは分かります。


 虎太郎の家で封印したアンデッドの数を確認している一同。
残るは4体とジョーカーだそうです。
人造広瀬パパに見せてもらった「ジョーカーが残ったら世界が滅びる」というデータが嘘ではないと考える橘さん。
広瀬さんはジョーカーの封印に消極的な姿勢を示しますが
剣崎君は視野には入れているみたいです。

三葉虫が勝ち残っても何となく全生物が滅ぶ気がします。

そして睦月がカテゴリーエースに支配されている為、
クラブのエースが完全に封印されていないのではと不安を漏らす虎太郎。
橘さんもそれについては確かめるつもりだったそうです。
言われて思い出したように見えなくもありませんがここは橘さんを立てて置きます。
あと、そう言えばクラブのカテゴリーエースを封印したのも橘さんでした。
何も無い筈がありません。

そして睦月に会いに行く橘さんと付いて行く剣崎君。
虎太郎は彼らに偉そうなお方が関係ないのか意見を求めますが、
とっくに辞めているので剣崎君や睦月について知らないのではないかと言うのが
橘さんの見解です。
ところで責任とって辞める場合も退職金出るのでしょうかBOARD。


 ハカランダでは睦月の彼女が虎太郎の姪から睦月に会った話を聞いています。
虎太郎の姪は始さんに言われて睦月の事を黙っていたそうですが、
始さんは虎太郎の姪を回収する際、睦月とは遭遇しない気がします。

ちなみに始さんは店の外で草に水やっていました。
何となく店を開ける前とかにする業務な気がします。
開店前に高校生である睦月の彼女が来店するとは考えにくく、
午後ぐらいにそんな作業している喫茶店の経営がかなり不安です。
あと始さんの出番はこれだけなので今回非常に平和に思えますが
睦月の事を内緒にしていた事で虎太郎の姉から姪ともどもお説教食らうかも知れません。


 睦月のアジトではお姉さんがマンガ肉を召し上がっています。
ここ元々何屋さんなのですか。
マンガ肉がメニューに入っているのでしょうか。
「マンモスの輪切り肉」とか「ハ●ジが食べてたチーズ」とか「●りと●らのカステラ」とかのメニューもありそうです。

その後ろで、次は自分が新しい力を手に入れる番だと呟いている睦月。
お姉さんは睦月の言葉を聞いて、「勝手にしろ。」と席を立ってしまいます。
マンガ肉殆ど残しています。今ぐらいで丁度いいと思うのですがダイエット中でしょうか。
あと、マンガ肉の取っ手(?)にアルミホイルの一枚も巻かれていないので
手が肉臭くなっていそうです。


 何処へ行く、とお姉さんに声をかける睦月。
睦月、付いて来るなとか言っていた割に、いざ立ち去られるのは嫌みたいです。
お姉さんは睦月が甘くて不安定過ぎるのでアンデッドではないとして
倒す価値が無いと判断し、興味を失ったそうです。

お姉さんに価値を認めてもらいたいのか、殴りかかる睦月ですが
案の定気持ち良くキックを貰い倒れてしまいます。

そんな中、睦月の彼女が虎太郎の姪から貰った情報でアジトに到着。
勿論鍵は掛かっていません。
睦月の彼女は、何か言いながらお姉さんにかかって行こうとしている睦月を止めに入ります。
それで止まってしまう睦月、突進力が弱いのか彼女が強いのか気になります。

おにぎりを差し出して弁当を食べよう、と睦月の説得に入る彼女。
睦月は彼女を退かそうとするのですが、彼女の復帰が異常に早いので何度やっても全然駄目です。

睦月が彼女に足止めを食らっている間に出て行ったお姉さんですが、
近くに別のアンデッドの気配を感じます。
そしてそこを通りかかる剣崎君と橘さん。
剣崎君はお姉さんの事を覚えていて、橘さんに彼女がアンデッドである事を教えます。
お姉さんが睦月を狙っていると考えた2人は変身して彼女を追いかけていきます。
傍から見たら剣崎君達の方が怖い人に思えますので、通行人とかいなくて良かったです。


 飛び掛ってくるブレイドを変身して受け流すお姉さん。
お姉さんは「お前達と戦うのは後だ」と言っていますが、ブレイド達は聞いちゃいません。
しかしお姉さんはかなり強く、銃撃を真っ向から食らいながらもギャレンに走り寄り
殴り飛ばして変身解除までさせます。
そしてジャックフォームで斬り付けて来るブレイドには、上手く見計らって背中に飛び乗り
ビルの壁にかすらさせて叩き落し、これまた変身解除させます。
お姉さんを追って来ていた睦月もその強さに驚いています。
そしてまた立ち去るお姉さんを追おうとする睦月。
ちなみに橘さんや剣崎君は振り払えたので、睦月の彼女の方が足止め能力がやや高そうです。


 レンゲルに変身しようとする睦月。
しかしそこに彼女登場。

睦月の彼女は建物のドアの取っ手に箒の柄を通されて閉じ込められていましたが
内側からタックルして箒を折りながら力任せにドアを開けて脱出したようです。

かなり遅れてスタートして来たにも拘わらず睦月のいる場所を間違えずに到達した彼女。
いい勘しています。

彼女を帰そうとする睦月ですが、
それを見て橘さんや剣崎君は睦月が
完全にカテゴリーエースに取り込まれていない事に気付きます。
しかし睦月の彼女が4メートルぐらい先にいるのに
カテゴリーエースがどうとか話す橘さんや剣崎君は配慮に欠けてます。
とりあえず台詞が長くて近寄ってくる橘さんをどつく睦月。
うまく入ったのか良く分かりませんが橘さんはコロンと倒れてしまいます。

そしてムキになって彼女の目の前で睦月は変身。
しかもレンゲルが妙な様子でにじり寄ってくるので彼女はお弁当を落として逃げてしまいます。
そして何かワーワー言っているレンゲルを変身もせずに止めに入る橘さんと剣崎君。
舐められてますレンゲル。
まずレンゲルに振り払われて転がった橘さんが再びギャレンに変身し
レンゲルを止めに入ります。
そしてギャレンは剣崎君にお姉さんを追うよう指示。

レンゲルは「橘…ギャレン!」
とギャレンに対してかなり反感を持ったようです。
彼女の前で余計な事を喋りまくったのが気に障ったのか
お姉さんを追いかけるのを邪魔しているのが腹立たしいのか
あるいは両方なのかは良く分かりません。


 どこかの出版社に仮面ライダーのレポートを売り込みに行く虎太郎。
この件に関して圧力が掛かっているらしく、出版を断られてしまいます。
虎太郎が偉そうなお方の名前を口にすると、一斉に引く編集者達。
なんでも偉そうなお方に興味を持った人は昔から何人も消えているのだそうです。
物凄く知れ渡っています偉そうなお方。
もっと秘密をちゃんと隠してください。
あと消えた中に虎太郎の義兄が入っているのでしょうか。
と普通に思いますが、ついでに所長辺りもひっそり消えていそうで怖いです。


 道を歩く黄色い徳利着たメガネの男性に蹴りかかるお姉さん。
メガネの男性は髪がやや伸びていて一歩間違えれば浪人生っぽいですが
ていうかこの前見た時よりはずっと短いですがまあいいです。
お姉さんの蹴りを交わし、歩道橋に飛び移る徳利メガネ。
徳利メガネはギラファノコギリクワガタ怪人に変身してお姉さんの蹴りを受け止めます。
変身しなかったら変身前のお姉さんの蹴りでダメージを受けたかも知れません。

「やっと戦いらしい戦いができるわね。」
とお姉さんも変身。
歩道橋の上での戦闘なので周囲からよく見えそうですが、
通行人がいないのか異常に無関心なのかしているようで
特に騒ぎになる様子はありません。


 ギャレンはジャックフォームになってレンゲルを止めています。
お姉さん相手にはジャックフォームにならなかったのですが、レンゲルに対しては厳しいです。
「睦月、強くなったな。だがこれ以上お前を暴れさせるわけには行かない。」
とカードを2枚ラウズしてバーニングスマッシュを出すギャレン。
レンゲルは技を弾き返そうとしてギャレンにもダメージ、レンゲルも吹っ飛ばされています。

ギャレンはいつもどおり変身が解けて肩を押さえていますが、
レンゲルの姿はなく、橘さんの方がよりダメージを食らっているかも知れません。


 ギラファノコギリクワガタ怪人はお姉さんの攻撃を受けながらも、
アンデッド同士が戦う必要は無いので手を組むよう持ちかけています。
ギラファノコギリクワガタ怪人に拠れば、このバトルファイトは偽者なのだそうです。

その時剣崎君がお姉さん達を発見し、歩道橋まで上がってギラファノコギリクワガタ怪人の手前で変身しながら突進しようとしますが、
ギラファノコギリクワガタ怪人はブレイド変身の時に出てくる光を手の鋏状の武器で破壊。
剣崎君はその衝撃で後方に転がってしまいます。

そしてお姉さんに攻撃をし始めるギラファノコギリクワガタ怪人。
さっきまで手を組もうとか言っていましたが良いのでしょうか。
お姉さんもギラファノコギリクワガタ怪人の攻撃で倒れてしまい、バックルが開いてしまいます。

ギラファノコギリクワガタ怪人は人間態に戻り、
お姉さんにアンデッド同士の戦いではかつてのように封印の石が現れない事を確認させます。

「このバトルファイトを仕組んだ人間がいる。お前も知っている男だ。」
と言って立ち去る徳利メガネ。
何故お姉さんの交友関係を知っていますか徳利メガネ。


 そしてお弁当を手にお姉さんの所に辿り着く睦月。
ギャレンと戦っているドサクサでお弁当まで回収してきているとは
何だかんだ言いながらレベル上がっています。

目の前でへばっている剣崎君を素通りしてお姉さんに駆け寄る睦月。

離れろと言う剣崎に
「剣崎、こいつに手を出すな」と
お姉さんの肩を抱いて守る素振りを見せる睦月。
「アンデッドを庇うというのか。」と剣崎君。
お仲間発見です。

「コイツを封印するのは俺だ。」と言いながら結局お姉さんを保護している睦月。
どこかのベンチでお姉さんと一緒に座ってます。
剣崎君は多分あのままスゴスゴ帰りました。
剣崎君も橘さんも収穫なしでした。

何故自分を封印しないのか睦月に尋ねるお姉さん。
「俺はお前の言う通り弱いのか?」と逆にお姉さんに聞いてくる睦月。

あんまり質問に対するストレートな答えになっていない気がしますが
「お前の中には光がある。あの女の子を近づけまいとしたのもその光だ。」
と強いか弱いかの核心には触れずに返答してやるお姉さん、
「そんな物が有ったら強くなんてなれない。」と言う睦月を鼻で笑います。

ふと睦月が持っているお弁当のバッグを気にするお姉さん。
睦月は思わず彼女のお弁当を持ってきてしまったそうです。
おにぎりを一つお姉さんに勧める睦月。

そう言えば落とした時に地面に落ちたおにぎりですが、ラップをしてあるので大丈夫です。
あと奇跡的に橘さん達には踏まれなかったようです。

お姉さんはおにぎりをはじめて食べるそうです。
海苔を食べる習慣が無い人にはあの黒いものが食べ物に見えないらしく、
アメリカの巻き寿司なんかが海苔をご飯より内側に巻いているのもその所為らしいのですが
お姉さんは普通にラップをはがしておにぎりを食べてくれます。

良く考えたらうちの猫もお海苔大好きでした。
しかもパリパリ派です。

お姉さんもおにぎりを美味しいと高評価。
「ああ、何か知らないけど、あいつの美味いんだ。」
という睦月を見て、何か決意したようなお姉さん。
睦月を殴って自分の逆方向を向かせた隙に姿を消してしまいます。

お姉さん、今回は食事シーンが2回も有ったのですが、2回とも食べきっていないので
やはりダイエットでしょうか。


 腹ごなしに走っているお姉さん。
偉そうなお方の施設に侵入していきます。

お姉さんの目の前に突如謎のアンデッドが出現。
体を透明化する能力があるようです。

「何だ、このアンデッド。」とお姉さん。

どうやらニコイチアンデッドみたいでバックルが二つ付いています。
あと、何かスライムみたいなのが体表にベッタリ付いてちょっと滴ってたりしています。
粘液とかでしょうか。
コイツが花粉症になったら凄い事になりそうです。
ていうか既に床がやばそうです。
体が透明になっても足元が水浸しになって気付かれたりとかしそうです。

「そこまでだ。ティターン、お前の目的はライダーたちを滅ぼす事だ。」と
言いながら登場する偉そうなお方。

このアンデッドの持つ毒はアンデッドを活性化させるので
ライダーに注入すると、アンデッドの意思に支配されて暴れだして自滅するそうです。
しかし偉そうなお方、お姉さんに対して色々教えてくるのは何か下心でも有るのでしょうか。
許しません。

ライダーを作った筈の人間がライダーを滅ぼそうとしている事に疑問を持つお姉さん。
偉そうなお方はライダーの役目は終わったのだとサラッと言っています。
「来たまえ、君の見たいものはここにある。」と偉そうなお方に案内されたお姉さん、
部屋に置いてある板を見て驚いています。
「封印の石、バトルファイトのマスター。」と言って板に近付くお姉さん。
お姉さんが今変身したらバックルが開いた状態なのか
閉じた状態なのか気になります。
開いていてうっかり変身したらこの板に封印されかねません。


 お姉さんを追いかけている睦月。お姉さんが何処に行ったか分からないようですが、
先程のニコイチ怪人に襲われているので方向が合っている可能性は高いです。
睦月はレンゲルに変身しますが、相手は姿を消して移動するのでなかなか位置が掴めません。
コッチ目掛けてくる刺し針付きの器官を避けてはいますが、結構苦戦しているレンゲル。

彼女のお弁当のバッグをベンチに忘れてきたかも知れないまま次回に続きます。