第34話
何故橘さんが封印出来ないアンデッドの名前を知っているか不思議がる剣崎君。
人造アンデッドはケンザキタオスとか言いながらこっちに来ています。
捕獲するのか倒すのかアンデッドにとっては些細な違いかも知れませんが、倒される方はたまりません。
橘さんが人造アンデッドに「俺が先に話すと言ったはずだ。」と声を掛けると
人造アンデッドはまた液化して消えてしまいました。
人造アンデッド、どうやら物覚えがイマイチらしいです。
橘さんは剣崎君に同行を求めますが、剣崎君はカテゴリーキング封印の方を優先させようとしています。
剣崎君に戦ってはいけないと言う橘さん。
剣崎君が変身すると人造アンデッドが追いかけてきて周囲に被害が及ぶそうです。
広瀬パパもBOARDあがりなので周りの迷惑とか全然平気です。
橘さん曰く、剣崎君はライダーになってはいけない人間だったそうです。
しかし剣崎君は自分を連れて行こうとする橘さんを軽く投げて逃げてしまいます。
何か剣崎君が酷いみたいですが橘さんも日常的に剣崎君にゼロ距離射撃とかしているので
だいたいオアイコぐらいです。
橘さんは広瀬パパの研究所に帰って再度説得に当たりたい旨申し出ていますが、
広瀬パパに拠れば「時間が無い」そうです。
何だかよく分かりませんが電話とかでは説得できませんか。
家に戻ってくる広瀬さんと虎太郎。
車がまともに走らなかったり途中で剣崎君のバイクを拾ったりで苦労されたようです。
虎太郎の車、次から次に駄目になっていってます。
先に戻っていた剣崎君は広瀬さんのパソコンから自分のノートPCにアンデッドサーチャーをコピーしていました。
そして剣崎君はPCをバッグに詰め、これからは一人でアンデッドを追うと宣言。
虎太郎や広瀬さんに付いて来られても何の役にも立たないと言い捨てて家を出てしまいます。
ライダー2名同時家出状態です。
ハカランダに来ている睦月の彼女。
他に張り込む場所は無いのでしょうか。
家と学校とバイト先とハカランダしか行かなかったですか睦月。
もうちょっと遊びましょう。
そこにやって来る睦月。
部屋で寝込んでいた始さんも睦月の気配に気付きます。
久しぶりの睦月に思わず抱きつく彼女。
虎太郎の姉も睦月に彼女がずっと待っていた事を教えます。
しかし睦月は彼女に「何で?」と質問。
彼女は睦月がアホな事を言うのでビンタを入れます。
「何すんだよ」と手を上げる睦月。
何時の間にか上がってきていた始さんが睦月を止めて彼女は事無きを得ました。
自分に用があるのだろうと、睦月を外に連れ出す始さん。
睦月の彼女は彼らを追いかけるように店を出て行ってしまいます。
飲んでいたジュースは虎太郎の姉あたりからのオゴリになったかも知れません。
その辺で殴り合っている睦月と始さん。
今の今迄寝込んでいた始さんの方が劣勢です。
「ジョーカーのカードを封印したらどんなカードになるんだろうな。最後の切り札なんだろう?」
と始さんを挑発する睦月。
そう言えば始さんは現在カードを2枚ほど所持していますが、始さんを封印したら
これらのカードも一緒に更に封印されるのでしょうか。
睦月の彼女が外を歩いていると、携帯のシャッター音が。
彼女がそれに気付いて音のする方向を見ると、水車小屋の屋根あたりにキングと名乗る少年がいました。耳がいいです彼女。
ところで少年はわざわざよじ登ったのでしょうか。
あと撮影しましたね睦月の彼女を。好みですか。
少年は睦月の彼女に一人歩きを注意した上で自分が睦月を知っている事を匂わせ、
付いて来る様誘います。
それにしても睦月の彼女、自分を不良から助けた奴とは言え
小屋の屋根に座る人物に対してもうちょっと警戒した方がいいと思います。
睦月はレンゲルに変身。
始さんはジョーカーになるまでも無いと生身状態の睦月に苦戦した割に言っています。
「最強のライダーだ。いつまでそんな口を叩いている。」とパンチを出します。
始さんはレンゲルのパンチをガードしますがその上で吹っ飛ばされてしまいます。
本性を現せと迫るレンゲルに
「こんなもの、本当の強さじゃない。」と始さん。
ちょっとジョーカーになりかけつつも、ハカランダの親子や剣崎君の事を思い出しながら
「俺はジョーカーには戻らない。」と、剣崎君が置いていった鈴鹿で走り回っていた奴のカードを使用。
雪山で写真を差し出す虎太郎の義兄の事を思い出し、
「本当に強いのは人の想いだ!」と言いながらレンゲルに攻撃します。
しかしレンゲルを圧倒したものの、何故か苦しみだす狼怪人状態の始さん。
スピリットのカードをラウズして人間の姿になります。
何で苦しかったのか良く分かりませんが、人間の姿でも変身している状態という点では狼怪人姿と同じですので、
おそらく狼怪人の影響で鈴鹿を走りたくなって苦しかったのでしょう。
彼女の助けを求める声が聞こえた為そちらに向かった睦月。
芝生の上で倒れている彼女に歩み寄っていく睦月を、少年が高い所から見ています。
風船ガムが割れる音で少年の存在に気付く睦月。
耳がいいです。
あと、少年、お菓子ばっかり食べていませんか。虫歯になりそうです。
「やっぱりその子の事心配なんだ。でも人間の心を残してちゃジョーカーには勝てないよ。」
と睦月に声をかける少年。
睦月が彼女を関係ないと言うと、少年は面白がり始さんから奪ったカードを睦月に投げて渡します。
風向きが悪くて変な所に飛んでいったら笑えます。
かなり当てが無さそうな気配を漂わせながら街中を歩いている剣崎君。
人造アンデッドが出たような気がして振り向いたりしている剣崎君。
かなり精神的に来ているようですが、パソコンが中に入ったバッグを地面に投げ置くのは感心しません。
パソコンに向かっている広瀬さん。
作業が終わったらしく、手元の紙を虎太郎に返します。
紙にはキングと名乗る少年の似顔絵と服装が描かれています。
相変わらず上手な似顔絵です。
何故これを仕事にしようと思わないのか不思議でなりません。
剣崎君を探しに行く広瀬さん。
剣崎君が感じの悪い事を言って出て行った理由を知るまでは諦めないそうです。
虎太郎も広瀬さんに影響されたのか、剣崎君のバイクの修理をするそうです。
あのバイクは普通に修理できるのか良く分かりませんが幸運を祈りたいです。
エンジンの扱いには十分注意してください。
広瀬さんが玄関を出たところで、橘さんがやってきます。
剣崎君に会いに来たようです。
広瀬さんに剣崎君が出て行ったことを知らされる橘さん。
先に電話の一本でも入れておけば無駄足を踏まずに済んだかも知れません。
橘さんによって剣崎君は自分を追うものから周囲を守るために出て行ったことを知る広瀬さん。
剣崎君は必ず助けるからを探さなくて良いと言う橘さん。
しかし睦月の事を任せろと言ってアレな橘さんの発言ですので、
「剣崎君が危険なら、傍に居てあげるのが仲間でしょう。」と
広瀬さんはバイクに乗ってやっぱり剣崎君を探しに出ます。
ついに最強が出撃です。
橘さんは広瀬パパの研究室に戻り、広瀬パパに娘に会うように勧めています。
どうやら広瀬パパに広瀬さんを止めてもらいたいようです。
しかし剣崎君確保を優先する広瀬パパ。
ところで広瀬パパの研究室にコーヒーサイフォンがあるのですが、
橘さんが来てからはともかく、今までは一人でサイフォンでコーヒーを淹れて飲んでいたのでしょうか。
明らかに手間をかけすぎです。インスタントやドリップで十分な筈です。
もしかしたら人造アンデッドも一緒にコーヒータイムを楽しんでいるのかもしれません。
て言うか今明らかに3〜4人前入っています。
地下通路で夜明かししていた剣崎君。
このご時世に先客が居ないのが不思議です。
「狙うなら俺を狙え!」と叫んで目を覚ます剣崎君。
一応どこかからかダンボールを貰って来ている様で、それを敷いて座って寝ていたみたいです。
しかしダンボールという奴はしばしばデフォルトで汚れているのは何ででしょうか。
倉庫や集配センターやトラックが掃除していないのでしょうか。
「屋根裏の方が、此処よりは居心地良くない?」と声をかける広瀬さん。
広瀬さん、剣崎君が目を覚ますまで待っていたのでしょうか。
苦労が絶えません。
広瀬さんは勘で剣崎君を見つけたそうです。
剣崎君の行動パターンではホテルを泊まり歩くとかは無いという事でしょう。
広瀬さんに来ないように言う剣崎君ですが、広瀬さんは逆に剣崎君を(拳で)説得。
広瀬さん達が剣崎君のバックアップをする事をアピールし、
「あなたは、今時分にできる事をするしかない。もし迷った時は、あたし達に相談してよ。」
前回の「橘さんは頼りにならない。」発言の後ですので広瀬さんの発言に色々含みを感じます。
その時広瀬さんの携帯に着信。カテゴリーキングの居場所がわかったそうです。
カフェでまったりコーヒーを飲んでいる少年。
そんな少年の姿を携帯で撮影している一般市民。
少年は居たたまれなくなって席を立ちますが、周りにいた人達が15人ぐらい何故か少年の後を付いて来ます。
「何だお前ら。」と付いてくる人に聞く少年。
一般市民の一人が携帯のサイトを少年に見せます。
少年に助けられた女性が御礼を言いたいという理由で情報を集めている内容のサイトで、ちょっと有名らしいです。
ていうかそのサイトで少年の情報を求めている女性は広瀬さん。
地下通路の着信は閲覧者からのタレコミだったようです。
しかし広瀬さん、若い女性が携帯の番号をWeb上に晒すのは危険です。
相当数の不快な電話がかかってきたと思います。
あと少年、自分はサイトを立ち上げてる割に他人のサイトには目を通していなかったようです。
ありがちです。
そこに入ってくる広瀬さんと剣崎君。
剣崎君は少年に皆が見ていると指摘されながらも「俺は仮面ライダーだ。」とブレイドに変身。
少年は飛んでブレイドと間合いをとり、コーカサスオオカブトムシ怪人の姿に。
ところで一般市民の方々、少年が変身したらビックリして逃げていきましたが、
剣崎君のブレイドへの変身や少年が変身前に空を飛んだ事にはリアクション薄かったです。
そのぐらいだったら割と普通の事なのでしょうか。
この街で一体何が起こっているのですか。
あと一部の人は逃げる方向を根本的に間違えていましたが、彼らは多分逃げる振りをして
撮影とかする類の人間です。
ブレイラウザーでコーカサスオオカブトムシ怪人に切りかかるブレイド。
コーカサスオオカブトムシ怪人も剣で応戦。
カードをラウズしようとするブレイドですが、カードを出した所で
コーカサスオオカブトムシ怪人にカードを吸い寄せられてしまいます。
ラウザーも落としたままで、コーカサスオオカブトムシ怪人に殴りかかるブレイド。
ちなみに広瀬さんはその辺で戦況を見守っています。
広瀬さんが出て行ったらフェアじゃないので見学です。
ことごとく盾でガードされるブレイドのパンチ。
しかしブレイドはカード無しでコーカサスオオカブトムシ怪人を封印するつもりらしいです。
「例えカードが一枚も無くても、お前を封印できるはずだ。俺にライダーの資格があるなら。」
心掛けは立派ですが封印用のカードは何としてでも欲しい所です。
ブレイドのパンチがウザくなってきたのか、剣を出して攻撃もしだすコーカサスオオカブトムシ怪人。
ブレイドは攻撃を上手く交わしてコーカサスオオカブトムシ怪人の剣を奪い盾を破壊。
どうやら盾は自分の剣に対しては無効だったようです。
ブレイラウザーも拾い二刀流でコーカサスオオカブトムシ怪人に斬り付けるブレイド。
そしてコーカサスオオカブトムシ怪人の剣を捨て、ジャンプしてブレイラウザーで切り下ろします。
その衝撃でブレイドのカードを手放すコーカサスオオカブトムシ怪人。
広瀬さんがそれに気付きカードの回収。
ほんの10メートル先に怪人が居ますが広瀬さんだから大丈夫です。
「剣崎さん。」とブレイドに声を掛けてカードを渡す広瀬さん。
いつのまにか「君」から「さん」に敬称が変わっています。
ちなみにコーカサスオオカブトムシ怪人はバックルが開いちゃっているのでもう攻撃してこないです。
広瀬さんが持ってきたカードが自分の物ばっかりなのに気付くブレイド。
始さんのカードについてコーカサスオオカブトムシ怪人に聞きますが
「あんなものどっかにやっちゃったよ。」とブレイドの神経を逆なでする回答。
封印しようと迫り来るブレイドに、コーカサスオオカブトムシ怪人は
「気をつけなよ。レンゲルのように封印したつもりで僕に支配されないようにね。」
と捨て台詞。
もし剣崎君がコーカサスオオカブトムシ怪人に支配されたら携帯電話とパソコンは取り上げた方が良さそうです。
請求書がえらい事になります。
あとお菓子の食べすぎに注意しなくてはなりません。
「13枚のカードを手にしたか。」とコーヒーを飲みながらモニタで戦いの様子を見ていた広瀬パパ。
ところで広瀬パパ、橘さんが横で立っているのですが、椅子ぐらい勧めましょう。
人造アンデッドはブレイドの傍まで来ていました。
広瀬さんを逃がすブレイド。
人造アンデッドの手から出された謎の遠隔攻撃に吹っ飛び転がるブレイド。
ブレイドは体勢を立て直し、ちょっとコーカサスオオカブトムシ怪人の言葉が気になりながらも
アブゾーバーにQとKのカードをラウズ。
ブレイドの体に電流のようなエフェクトが現れ、何か苦しそうですが、
所持カードがブレイドの周りを取り囲み、キングフォームにチェンジします。
「カテゴリーキングと融合した、これがキングフォーム?」とモニタを覗いている橘さん。
「いや、彼は13体のアンデッドと同時に融合している。」と広瀬パパ。普通ならありえないそうです。
ところでアブゾーバーにQと一緒に数の小さいカードをラウズしたら別のフォームになるのでしょうか。
使い道が無さそうですが。
あと象のカードは出番無しです。
そして10、J、Q、K、Aのカードをラウズ。
ロイヤルストレートフラッシュを発動させる所で次回に続きます。
カードが5枚もあると一枚一枚読み込むのがまどろっこしいです。
重ねて一回でラウズできるよう改善して欲しいです。