第28話
レンゲルの説得を続けるアジア雑貨屋男。
しかしレンゲルの耳には届かないらしく、攻撃が止む気配はありません。
到着したブレイドはレンゲルを止めようとしますが、レンゲルはブレイドにも攻撃。
ブレイドを転がしたレンゲルは再び雑貨屋男に向かっていきます。
久々に切れたブレイド、ジャックフォームになって不意打ち気味にレンゲルにワンパンチ食らわせます。
吹っ飛んだレンゲル、ベルトも外れ変身解除。
「睦月、目を覚ましたか。自分の心を制御できない人間にライダーをやる資格は無い!」
とブレイド。
何か言ってます。BOARDのライダーが何か言ってます。
睦月にベルトを渡すように言うブレイドですが、ベルトが睦月の元に戻るから無駄と雑貨男に指摘されます。
一番落ち着いているのが怪人と言う嫌な状態です。
虎太郎の家に戻っている雑貨屋男と剣崎君。
皆はは雑貨屋男が自分から封印されに行った事を注意しています。
朝食の用意が整ったところで、雑貨男は鳥篭を持ち、橘さんの所へ行くと言って出て行きます。
朝食ぐらい食べてから出ても良さそうですが、雑貨男は相当マイペースです。
雑貨男を心配する広瀬さんに、
「大丈夫、心配しない。ほら、そんな顔していると此処にしわが出て、美人が台無しだぞ。」
と額を指差しながら話し掛ける雑貨男。
あと、剣崎君と虎太郎が「美人」を探してキョロキョロしていたので、可哀想な目に遭うと思います。
橘さんの病室でリンゴを剥きながら重めの雑談をしている雑貨屋男。
雑貨屋男は橘さんから睦月についての情報を聞き出しています。
「バスケットが好きな高校生、それとガールフレンドが1人。」と睦月について話す橘さん。
ガールフレンドが居るか居ないかで無く、人数で言ってきました橘さん。
橘さん、どうもちょっと凄い世界を知っていそうです。
その時付近にアンデッド出現。
流石に橘さんは怪我人なので、雑貨屋男が出動していきます。
公園のような所で人を襲っている啄木鳥怪人。
襲われている人達の中に睦月の彼女も居ます。
睦月の彼女も怪人のターゲットになったようですが、雑貨屋男が到着したお陰で助かったようです。
遅れて橘さんも到着、病院で借りている服のままなのはともかく、スリッパは正直アウトだと思います。
橘さんは睦月の彼女のフォローをしていますが、彼女は相当おびえています。
雑貨屋男も変身後はビジュアル的にかなり怖いので、睦月の彼女は気絶してしまいます。
睦月の彼女を病室に連れて行き、雑貨屋男は戦闘の記憶を消去してやっています。
睦月の彼女が持っていた花束も回収しています。抜かり無しです。
とりあえず暑さでやられて倒れていたと言う事にして睦月の彼女を納得させています。
橘さんがスリッパの裏泥だらけにした件についてはどう説明して周囲を納得させたか気になります。
一番手っ取り早いのは会う人毎に記憶を消す作戦でしょうか。大忙しです雑貨屋男。
睦月の彼女は睦月に頼まれて橘さんの見舞いに来たそうです。
その話を聞いて睦月を良い子判定する雑貨屋男。
しかし睦月、彼女に頼りすぎな気もします。
彼女にお使いを頼んでいた睦月ですが、自分は部屋でエースアンデッドの声とか聞いていて荒れています。
そんな折、睦月の携帯に彼女からの電話が入ります。
彼女に呼び出されてノコノコ出て行った睦月、多分ウキウキしながら行ったのでしょうが、
雑貨屋男が睦月と話したいからと言う理由で呼び出された事を知ります。
これは怒って良いです睦月。
しかし睦月は彼女を待たせて雑貨屋男と話をする事に。
これは怒って良いです彼女。
睦月は雑貨屋男に1人で来なかったので決着がつけられないと文句を言っています。
エースアンデッドの意思にかなり影響を受けている睦月に、
手から風の塊を発生させて
『大好きだよ。睦月の事が凄く心配。私の知っている睦月に戻って、お願い。』
と言う睦月の彼女の心の声を聞かせる雑貨屋男。
雑貨屋男、戦闘の役に立たなさそうなスキルが多いです。
「彼女の心の声を風にしたものだ。」と睦月に説明する雑貨屋男。
しかし内容が物凄くプライベートに踏み込んでいて、多分思春期な睦月にはかなりキッツイ状況です。
カテゴリーエースに支配されようとした時、この声で打ち勝てと睦月に言う雑貨屋男。
カテゴリーエースに打ち勝つ事ができるのか疑問に思っている睦月を励ます雑貨屋男。
しかし次の瞬間睦月の口からはカテゴリーエースの台詞が出る始末で、どうやら駄目っぽいです。
彼女の前を素通りして走って帰る睦月。
後で彼女から色々言われそうです。
何故か雑貨屋男と同じ場所に居る始さん。
睦月とのやり取りを見ていたようです。
店の手伝いは良いのですか。
立ち去ろうとする始さんに、雑貨屋男は
「もう帰るのかね、もう少しゆっくりしていったらどうだ、ジョーカー。」
と声を掛けます。
始さんはジョーカー呼ばわりが気に入らないようです。
雑貨屋男が自分を犠牲にしそうだと感じた橘さん、荷物をまとめて病室から出ようとしています。
それに気付いた看護師が橘さんを止めようとしますが、橘さんは無視して出て行ってしまいました。
話はそれますが、この看護師ちょっとキンキン声で喋りがヒステリックなので
見た目は水準に達しているのですが、あまり看病されたく無いです。
橘さんがとっとと逃げ出すのも分かる気がします。
あと橘さん、お会計。
始さんと雑貨屋男は何やら雑談モードに入っています。
雑貨屋男のマイペースぶりは凄いです。
始さんを人間に同化していっているとして、心境を聞いていますが、
始さんは同化について否定していますが、雑貨屋男は始さんがハカランダの親子を愛し始めていると指摘。
子供の方だけと言われずに済んで良かったです。
そして睦月にも大切な人が居るとして、
人を大切に思う気持ちに触れると堪らなくなり、救いたいと思ってしまうらしい雑貨屋男。
それはとても良い事ですが、いちいちカナリアに同意を求めなくてもいいと思います。
病院から出てきた橘さんは睦月の彼女に遭遇。
彼女によれば、睦月は携帯に電話を入れても反応が無いそうです。
ちなみに睦月の彼女が居た場所は睦月観測ポイントのようです。
睦月の彼女も橘さんを見習ってストーカーしていた感じです。
睦月が自分をコントロールできなくなっているとして、橘さんは睦月を助けると宣言。
彼女は睦月が何に巻き込まれているのか気になっているようです。
確かに橘さんや剣崎君が何度となく学校の前で待ち伏せとかしているので
睦月の周囲は傍から見てやばい感じがプンプンです。
橘さんはそんな彼女を見て、女性医師の事でも連想したのか、知らないほうが良いとして
教えようとはしませんでした。
あと本気で教え始めると長くなるのも大きい気がします。
雑貨屋の帰りを待っている虎太郎たち。
雑貨屋の歓迎会を兼ねてバーベキューの用意をしています。
そこに鳥篭を持って始さん登場。
鳥篭を雑貨屋男から預かってきたのだそうです。
それにしても始さん、此処まではバイクで来たようですが、バイクにカナリア入り鳥篭を積んで来ましたか。
餌とか後ろに飛んで大変な事になっていそうです。
鳥篭を迷惑だからと返しに来た始さん。
しかし食べ物が乗っているテーブルに鳥篭を置くのは勘弁して欲しいです。
あと皆さん、うっかり焼かないように気をつけてください。
雑貨屋男がカナリアを手放した事で、またヤバイと感じる一同。
慌てて建物内に戻る広瀬さんと剣崎君。そして始さんに嫌味を言って鳥篭を持って行く虎太郎。
始さんはそんな様子をみてちょっと笑っていましたが、
もしかしたら彼らが家に入った時にサ●エさんのエンディングのように
家が不自然に揺れたりとかしたのかもしれません。
それにしても本日は食事時にイベント発生で落ち着きません。
睦月の家の前。
「ここは任せてくれないか。」と言って睦月の彼女を帰す橘さん。
橘さんに任せて事態が好転したケースに心当たりがありませんが素直に帰る彼女。
案の定その隙に睦月は家から出ています。
橘さんが慌てて追いかけますが、睦月はまたエースアンデッドに動かされています。
そして何故かその辺で啄木鳥怪人が人を襲っており、橘さんはそちらの対処をせざるを得ない状態に。
啄木鳥怪人とギャレンの戦闘は広瀬さんのアンデッドサーチャーに拾われます。
剣崎君がギャレンと連絡を取ると、ギャレンから睦月が雑貨屋男に向かったと言う情報が得られます。
雑貨屋男は河原に居ました。そこに睦月もやって来ます。
睦月がエースアンデッドに支配されているのを見て、例の彼女の声を聞かせてみる雑貨屋。
普通の状態だったら恥ずかしくて大変な所ですが、エースアンデッドの支配がきついらしく
睦月は動揺した様子も無くレンゲルに変身してしまいます。
仕方無しに戦って相手を弱める作戦に出る雑貨屋男。
雑貨屋男が変身した為、アンデッドサーチャーに反応が出ます。
剣崎君はここで出動。
先にバイクのエンジンをふかしておくとかはしていないようです。
河原に到着したブレイド、レンゲルを止めに入りますが、背後から雑貨屋男に撃たれてしまいます。
雑貨屋男は邪魔して欲しくないようです。
それにしてもブレイド、味方の攻撃は一通り食らわないと気がすまないライダーです。
怪我人状態なので啄木鳥怪人相手に苦戦しているギャレン。
啄木鳥怪人に組まれて劣勢でしたが、こんな所でもたもたしている暇は無いと
剣崎君相手に鍛えたゼロ距離射撃で啄木鳥怪人を離し、
桐生さん相手に編み出した牽制射撃しながらのカード3枚コンボで啄木鳥怪人を攻撃。
ギャレンがアンデッドを封印するのが久しぶりな気がしてなりません。
突然鳥篭から逃げる雑貨屋男のカナリア。
鍵あけられましたか、利口なカナリアです。
雑貨屋男の身を心配する広瀬さんと虎太郎。
雑貨屋男はレンゲルにダメージを与えて、再び彼女の声を聞かせていますが、まだ効かないようです。
仮に効いたとしても、それはそれで暴れられるような気がしてなりませんが。
レンゲルは制止しようとするブレイドもはね飛ばし、雑貨屋男に攻撃を加えカードを2枚ラウズ。
キックを繰り出すレンゲルに一瞬睦月の意識が戻ったのを見計らって、
雑貨屋男は自分からキックに当たりに行きます。
キックのダメージでバックルが開く雑貨屋男。
「私を封印しろ。チャンスを逃すな。世の中を平和にしたいんだろう。正義の為に戦いたいんだろう?」
と雑貨屋男は時々人間態になりながらレンゲルに語りかけます。
ゆっくりとカードを取り出すレンゲルに
「封印しろ。早く!」とせかす雑貨屋男。
その言葉にあわせるかのようにカードを飛ばし、雑貨屋男を封印するレンゲル。
雑貨屋男は再び人間態を見せ、笑って頷きながらカードに収まってしまいます。
怪人態のまま笑ってみせるアンデッドとか出ないですか。
タランチュラのカードを見て、ゆっくり歩いて去るレンゲル。
なすすべも無く見ているしかなかったブレイド。
いま到着したギャレン。
「睦月、そのカードを渡せ。」とレンゲルに話し掛けるギャレン。
しかしレンゲルはギャレンがカードに伸ばした手を押し止め、無言で背を向けてゆっくり歩いて去ります。
そう言えば睦月が家を出るときは徒歩でした。グリンクローバーは使わなかったようです。
しかしバイクを使わないならせめて変身解除してください。
彼女の台詞とか周囲に聞かれて恥ずかしい気持ちは分かりますが、
その格好で普通に歩くのもかなり恥ずかしい事に早く気付いて欲しいものです。