第25話


 整備室にバイクに乗ってやって来た狼怪人。
剣崎君と橘さんはブレイドとギャレンに変身。
ブレイドはバイクを止めようとしますが、バイクの横のトゲっぽい飾りの所が急に伸びてきてブレイドを攻撃、ブレイドは弾き飛ばされてしまいます。

ブラックファングは狼怪人にエネルギーを送っているようで、どう考えてもアンデッド専用マシーンです。
「降りろ。」とギャレンが狼怪人に向かってギャレンラウザーを向けると、
先程まで転がっていた人達がサルっぽくなってギャレンに飛び掛ります。

狼怪人はアクションを起こさず、とりあえずライダー達がサルっぽいのを振り払っているのを眺めています。
そしてライダー達がサルっぽいのを退け、狼怪人に向かいたい気分になった所で
狼怪人はバイクでブレイドとギャレンの間を割って逃走。

どうやら通行に邪魔な人が減るのをじっと待っていたようです。
むしろ何故此処に来たのかが不思議なぐらいの勢いで整備室を出て行く狼怪人。
バイクを見せびらかすのが目的だったのでしょうか。

別の所に行くつもりで整備室に来てたりしてたら笑えます。


 象怪人から逃げてきた美女。
また林みたいなところを歩きにくそうな靴で歩いております。
しかも外が明るくなって来ております。
昨日の明るい時間帯に始さんをおびき出して走り、夜に象怪人の元に到着、
象怪人にはすぐに見つかって逃走という流れですので、十時間ぐらい連続で走っているのではないでしょうか。
靴の底がツルツルになっていそうです。


 追ってきた象怪人に、カリスをけしかけた事を咎められる美女。
美女は蘭怪人に変身し、蔓で象怪人を拘束しますが、象怪人も怪人態に変身。
体とか大分大きくなりますが、蔓で巻かれたマンマで余計キツイのではないかと心配です。
象怪人は蔓を切り解くと、ハンマーを掲げて蘭怪人を攻撃しだします。

その戦闘を広瀬さんのアンデッドサーチャーが検知します。
早朝だったようで、虎太郎は寝起きです。
虎太郎、ロフトベッドから落ちるのが痛そうですが、落下地点に物を置いていなかったのが不幸中の幸いです。
て言うかそんな寝相でロフトベッドの導入は危険です。
家が広いのですから、普通のベッドや布団を使用しても狭くないと思います。


 蘭怪人が戦っていると知って一気に目が覚める虎太郎。
ちなみに象怪人の他にカリスも追ってきているようです。
カリスっていうか始さん、後で虎太郎の姪あたりにどこに出ていたのか問い詰められそうです。

剣崎君と橘さんに連絡を取ろうとする広瀬さんですが、剣崎君達も狼怪人を追っている最中であると知り困ってしまいます。

狼怪人、バイクでパワーアップしたのにサーチャーから無視されてたようです。
虎太郎はカリスの方へ行くと宣言しますが、広瀬さんに行ってもどうにもならないと言われます。
広瀬さんが行くと話が早いのですが、力の差が有りすぎてただの虐殺になりかねないのでNGです。
結局虎太郎は「何か出来る事が有ると思う。」と言って出て行ってしまいます。
多分帰りにポテチ買って来てとか言われると思います


 バイクに乗って狼怪人を追うブレイドとギャレン。
狼怪人はこちらの方へ向きを変えてバイクごとジャンプし、
緑の波動を出してブレイドとギャレンを転倒させます。
バイクから降りてブレイドの方に歩いてくる狼怪人。

ブレイドも立ち上がって狼怪人に殴りかかりますが、あんまり効きません。
どうやら狼怪人はライダー達を敵視して無いようで、
とりあえず他のアンデッドを倒す邪魔をして欲しくないぐらいの扱いです。

たしかに本気で倒すつもりなら、転がっている間に轢くぐらいはしそうです。


再びバイクに乗る狼怪人を撃つギャレン。
しかしバイクから緑の光が立ち込め、弾は上手い事跳ね返ってブレイドとギャレンに命中。
変身の解けた2人を尻目に、狼怪人は去ってしまいた。

それにしても外が明るいですし、目立ちそうです狼怪人。


 蘭怪人に攻撃を加える象怪人。
象怪人はアンデッドとライダーが潰し合って自分が楽して残ろうとしているそうです。

何があっても自分だけ大丈夫と思っているようです。
天気の悪い日に釣りやキャンプに行って川の中州に取り残されるタイプです。

蘭怪人はダメージを受け、人間態になってしまいます。
そこにカリスが到着、象怪人の注意がカリスに向かっている間を突いて逃走。
象怪人はカリスを前に人間態になり、戦わない意思をアピール。
相手の手の内を知らないうちは戦ったりしないそうです。

一応逃げ延びた美女ですが、手におえない奴をカリスに始末させようとして裏目に出た、と
1人反省会の後気絶。

そこに虎太郎が車で通りかかり、もともとの戦闘の場からちょっと移動しているポイントなのですが
彼の天然美女サーチャーが存在を検出したらしく、美女に気付いて保護します。
あと、家を出る時に始さんに謝れないとか言っていたのは本当の理由でなく
どうやら美女狙いだった事がうかがえます。


 車を湖畔に移動させ、美女が目を覚ますのを待っている虎太郎。
なぜそこで海水浴場まで行かないのか、納得の行く説明を要求します。

目を覚ました美女は虎太郎の手を掴み、なぜ助けたのか聞いています。
虎太郎は美女が人ではないと分かっていても、見過ごせなかったそうで
自分でも分からない行動だったようです。
多分本能だと思います。
あと、広瀬さんとの同居で戦闘力の高い人が平気になっているのも大きいと思います。


 どこをどう探しに行ったのか、市街地を離れ海の方にまでファングを探しに来ている剣崎君。
すると向こうから、ブラックファングを押して来るアンデッドハンターの人が。
狼怪人を取り逃したもののファングを取り返したと言うアンデッドハンターの人。

剣崎君は大喜びですが、アンデッドハンターの人は剣崎君を後ろから攻撃しようと構えています。
アンデッドハンターの人、爪尖ってます、あと黒いです。
胃でも悪いのでしょうか。

そこに橘さん登場、アンデッドハンターの人の手を掴んで攻撃を阻止します。
橘さんの推理とアンデッドハンターの人の自供で、アンデッドハンターの人がアンデッドだったと分かります。
剣崎君は怒ってアンデッドハンターの人を殴ってケツポケットから銃をすりとって射撃。
安全装置とか無しにケツポケットに入れていて誤射したら危ないだろうと思ったら、
どうやらこの銃はアンデッドに対し無効と判明。

以前蘭怪人を取り逃がしたのは、銃で攻撃したら無効なのがバレるのでワザとだったのかも知れません。

アンデッドハンターの人は狼怪人に変身、剣崎君を攻撃した上で、
「このマシンは俺の為にある。」と橘さんに言ってファングに乗って去ってしまいます。

何でか知りませんが橘さんには攻撃をして行きませんでした。
というよりむしろ剣崎君が殴られやすいのかも知れません。

倒れて痛がっている剣崎君の元に駆け寄る橘さん。
そしてファングをアンデッドに与えてしまった事についての反省会です。
2人ともファングの開発を手伝った時、昔のBOARDに居た時みたいな理想に燃えた気分になったようです。
結果ノリノリでファング作っちゃったと言う失敗をしていますが、
同時に初心に返ってやる気が出てきたようで、2人並んでバイクで狼怪人の後を追います。
反省会をしないで追いかければ早く追いつけそうですが、気分転換もしないと良くないのでしょう。

 車の中でハンドルに突っ伏している虎太郎。
美女と会話が続かなかったのでしょう。
ルポライター志願なのに仕込んでいるネタが少なかったようです。
虎太郎の首に手を掛けようとする美女。
その時突然顔を上げ、景色を見て綺麗がる虎太郎。
美女は手を引っ込めてしまいます。
虎太郎、必死で考えて喋っているのでしょう。でも前後に脈絡がありません。
そして美女に「もう行っていいよ。」と根拠無しに言う虎太郎。
でも人間を襲わないように約束して欲しい、と言う虎太郎に信じられるのかと聞き返す美女。

虎太郎は美女を信じたいらしいです。
何となくですが、美女はあと2〜3人ぐらい襲っても許してもらえそうな気がしなくもないです。


 そして始さんが近くに居る事に気付く美女。
美女は虎太郎に「白井さん!」と声を掛けて首を絞めて気絶させ、車を降りて変身。
始さんもカリスに変身します。
それにしても始さん、昨日から今日に掛けてよく歩きます。
最初にバイクに乗って出ればと後悔していそうです。


 多分三重県あたりのサーキットでレースをしている人達。
そこにゼッケンを付けていないどころかバイクはゴテゴテだしノーヘルだし見た目動物っぽいし
どう考えてもおかしいのが乱入。
前を走っているレーサー達は後ろを確認しながら困っている様子。
狼怪人はバイクから緑の波動を出し、レーサー達はその波動の影響で徐々にコースアウト。

そして先頭を走るバイクも追い越していく狼怪人。
追い越されたレーサーが後続を確認すると、こちらもレーサーではなく
派手すぎるバイクに乗った頭にとんがりがある明らかに不審な人達。

ライダー達にも追い越されたレーサーは、バイクを止めて前方を観察。
狼怪人が出す緑の波動で、ライダー達もやっぱりコースアウト。

それを見ていた追い抜かれたレーサー、コースをショートカットして狼怪人を追います。
追い抜かれたレーサー、追い越し返さないと気が済まないようです。

レース用のバイクとは言え、スペック的にファングに劣るマシンを使用していますが、
相手の真後ろに回り込む事により、ピッタリくっついていっているレーサー。

「見たか、スリップストリームだ。」とブレイドに話し掛けるギャレン。

スリップストリームは良いのですが、ファングが急停止したら
とんでもないスピードでの玉突き衝突間違いなしです。
あと、狼怪人かファングあたりから出ている謎の緑の波動についても無効の様で、
この波動は浴びても単に真っ直ぐ走れなくなるだけみたいで人体に害が無いようです。


 仕方なく煙幕を張ってレーサーの妨害をする狼怪人。
もしこれすら無効だったらバナナの皮とか出たかも知れません。
レーサーはコースアウトしたものの、ライダー達はレーサーの戦術を真似して、
狼怪人の後ろに付こうとバイクを走らせます。

でも2台で行くのだったら横に並ばないで縦に並んで行かないと、
スリップストリームの恩恵にあずかれそうに無いです。


 狼怪人の後を追うブレイドとギャレン。
サーキットを出て公道を走っています。
多分運良く青信号が続いているのだと思います。
うまく後ろに付けられずに、狼怪人の緑の波動でよろけるブレイド。

ブレイドはマッハのカードをブルースペイダーにラウズして加速、ファングの後ろに付く事に成功。
煙幕も効かない様で、いよいよバナナの出番かと思いきや、
ブレイドはファングの前に回りこみ、バイクから降りてブレイラウザーにスラッシュのカードをラウズ。
突っ込んでくる狼怪人の首あたりを斬りつけ、バイクから叩き落します。
ブレイドが狼怪人を斬り付けている間に、遅れて来たギャレンがちょっと名残惜しそうにブラックファングを破壊。
どうやら狼怪人が乗っていない時はギャレンらウザーで普通に攻撃できるようです。
これで思いっきり跳ね返されたら悲惨でした。

「どいつもこいつもだらしないなあ。」と象怪人が近くで見物していますが、
徹夜明けと言う事もあってか今は特に何もして来ないので、とりあえず無視で良いでしょう。

ブレイドとギャレンのダブルライダーキックでグロッキー状態になる狼怪人。
封印はブレイドが行いましたが、何故かワイルドのマークがついたカードのようです。
狼怪人のバックルから出てきた文字もハートのJで、後でトレードが必要そうです。


 蘭怪人はカリスと戦っていますが、徹夜明けのせいか様子が少しおかしく
単純に突っかかっていくだけな感じです。
カリスのチョップのカード一枚で倒れてしまう蘭怪人。
蘭怪人に首を絞められた虎太郎は気絶していただけらしく、目を覚ましてカリスを止めようとしますが、
徹夜明けのカリスはそのまま蘭怪人を封印。
カード刺す元気も無いようで、カードを落としての封印です。


 呆然とする虎太郎と、変身を解くカリス。
「何故この女を助けた。」と始さん。
「分かっている、バカさ俺は。でも信じたかったんだ。」
虎太郎は始さんを信じたいから美女も信じたかったとか言っていますが、
何となくそれとこれとは別な気もします。

「だけど、やっぱり君は好きになれない。」と始さんに言う虎太郎。
始さんにしてみたら徹夜明けなのに助けてやってそりゃないだろという感じですが、
好かれた所で嬉しくないのでまあ良いでしょう。


 ブレイドとギャレンの前に姿を現す象怪人。
自分の利益の為にアンデッド封印を奨励してくる象怪人。
ブレイド達が追おうとしたので、象怪人が変身するところで次回に続きます。

あと虎太郎、好き嫌いは置いといて、始さんをハカランダまで乗せてってやるのが
大人として取るべき行動だと思います。