第22話
出されたミートソーススパゲティのあまりの不味さに顔をしかめる剣崎君と広瀬さん。
普段は料理が上手らしい虎太郎ですが、美女にだまされていたショックでどうかしているようです。
ちなみに何故か橘さんも食事に同席しています。
蕎麦でもすするかのような食べ方をしていますが、不味いと感じている素振りはありません。
スパゲティと思って食べるとショッキングだが蕎麦と思って食べたら普通の味なのでしょう。
剣崎君は美女を封印してやるからと虎太郎を慰めますが、橘さんに当てがあるのかと聞かれ、
始さんが何か知っているかもしれないと答えると、
虎太郎は始さんに助けられるのを嫌がってますます変な状態になって壁に張り付いて見せたりしています。
壁紙が汚れます。
地下鉄の構内で電車を待つ女性。
そこに壁を破ってモグラ怪人登場、女性を捕獲して戻って行きます。
線路を挟んだ両側にホームがあるタイプの駅だから良かったようなものの、
真中がホームでそれを挟むように線路が通っているタイプの駅だったら
モグラ怪人轢かれてました。
竹薮で睦月に訓練を施す橘さん。
竹竿の攻撃を避ける特訓です。
周囲に材料が沢山あるのでこの場所を選んだのでしょうが、家の庭で物干し竿を使っても出来そうなトレーニングです。
でも良い子は真似をしないでください。
最初は竹竿をかわせずに当たってしまう睦月ですが、バッティングセンターでの特訓の要領を思い出して次第に竹竿をかわせるようになっていきます。
「素質はあるようだな。その感覚を磨いてカテゴリーエースの力を押さえ込むんだ。」
と橘さん。
動体視力とカテゴリーエースへの抵抗力の直接の因果関係は恐らくは無く、
睦月にエースアンデッドに操られないと思い込ませるのが目的なのではないでしょうか。
しかし本当に力を押さえ込んだら普通に戦闘力が下がりそうな予感がします。
自室でバッグにカメラの機材を詰め込んでいる始さん。
女性写真家のアシスタントをする事になったようです。
虎太郎の姪は女性写真家が美人なので危機感を抱いています。
視聴者的には始さんが女性写真家より虎太郎の姪を選ぶ方が危険です。
「すぐ戻りますから、気をつけて。」と虎太郎の姉と姪に声をかけて、仕事に出る始さん。
虎太郎の姉に拠れば気をつけるのは始さんの方なのだそうです。
確かに膝蹴りとかは本気で注意です。
家に帰るついでに新聞の取り込みをする睦月。
新聞を片手に、再び家から出て行きます。
新聞記事を読んで、行方不明事件の共通点が地下で発生している事だと気付いたようで、
橘さんに電話で嬉しそうに推論を語っています。
ところで睦月、新聞持って行ってどうするのですか。家の人が新聞読めないとは思いませんか。
始さんを訪ねてハカランダに来ている剣崎君。
虎太郎の姪は始さんが女性と仕事に出ているのでまだ機嫌が悪そうです。
出現率の低い一般のお客様に対しても、かなり態度悪いです。
虎太郎の姉から、始さんが仕事に出ていると聞かされた剣崎君は、その仕事先に行きたいと申し出ます。
本人の了承は取らなくて良いのでしょうか。
あと、虎太郎の姪から始さんを見張るように言いつけられてしまいます。
ちなみに虎太郎の姪のプッシュで剣崎君が椅子から落ちてしまいますが、
アンデッド相手に生身で攻撃受けて割と平気な剣崎君も、虎太郎の姪のパワーには敵わないようです。
以前虎太郎も姪の攻撃で吹っ飛んでいましたが、別に虎太郎が特別弱い訳ではなさそうです。
女性写真家と始さんは動物園で写真を撮っていました。
確かに単独で仕事をすると、ガキンチョに囲まれた時に対処しにくそうな場所です。
始さんに近づいて来る一人の男性。
後姿は割と普通のスーツ姿っぽいのですが、シャツやネクタイの柄やアクセサリーがちょっと派手で、やや勘違い系です。
人間が地上に君臨している事を良く思っていないような発言で、アンデッドである事が分かります。
て言うかメガネ流行っているのですかアンデッドの間で。
勘違いスーツ男は始さんに声をかけただけでそのまま帰って行きました。
わざわざこんな所まで会いに来る必要は無さそうでしたが、多分動物を見に来たついでだったのでしょう。
橘さんと睦月はアンデッド出現ポイントの地下に到着。
ちょうどモグラ怪人が人を襲っていたので変身し攻撃。
レンゲルもしばらくは睦月モードで戦えていたのですが、また頭が痛くなったようです。
いつもはエースアンデッドの意思が弱まったような時に頭が痛くなるようなのですが、
逆パターンでも同じぐらい痛い思いをするようです。
レンゲルが苦しんでいる内に、モグラ怪人はレンゲルを地中に引きずり込んでしまいます。
レンゲルは何気に根性でレンゲルラウザーを手放しません。
始さん達は仕事が終わったようで、女性写真家が機材を仕舞っている始さんに飲み物を渡してねぎらっています。
多分女性写真家が飲んでいる方のコップにはマグナムドライとかが入っていると思います。
雑談モードに入っている2名。
始さんが女性写真家に露出の測り方を聞こうと露出計を取り出す際、
一緒にケースに入れていた1枚の写真を落としてしまいます。
何故始さんが虎太郎の義兄が山に持っていった筈の写真を所持していたのかと不思議がる女性写真家。
焼き増しはしない主義のカメラマンだったのでしょうか、虎太郎の義兄。
そこに美女登場。始さんに用があるらしく、女性写真家を30メートルぐらいぶっ飛ばします。
美女は人間を滅ぼすために始さんと組みたいようです。
あと、女性写真家は凄い吹っ飛ばされた割には大丈夫そうです。
美女が蘭怪人に変身したため、手持ちのカメラにその姿を収めようとする女性写真家ですが、
蘭怪人の蔓攻撃でカメラを叩き落とされてしまいます。
蘭怪人、肖像権とか気にするタイプです。
始さんは蘭怪人を突き飛ばして女性写真家の元へ駆け寄ると、
女性写真家を近くの小屋の中に閉じ込め、戦闘から隔離。
蘭怪人の前で始さんはカリスに変身。
蘭怪人は何か気付いた事があるようです。
それはそうと、動物達は避難できなさそうで、可哀相です。
地下空洞のような所で目を覚ます睦月。
ちなみに変身が解けています。
手探りで周囲を確かめる睦月ですが、死体とかあってビビッタらしく、
連鎖的にロッカーに閉じ込められてた事を思い出しパニック状態。
ラウザーを手放さなかった根性はどこへやらです。
さらにモグラ怪人が睦月に近付いて来てピンチそうですが、
そこにギャレンが壁を破って登場。
睦月はギャレンに逃げるなと言われても聞かず、ギャレンが空けた穴を通って地上に出ます。
ギャレンはモグラ怪人を攻撃しますが、モグラ怪人はまた逃げてしまいました。
逃げるの流行っていますか。
地上でヘタレている睦月に注意する橘さん。
睦月は自分に戦う理由が無いと言って、不貞腐れて帰って行きました。
それにしても、上手い事地上に出たものです睦月。
ちゃんと目の前にグリンクローバーがあります。
なかなか方向感覚が良い様です。
カリスと戦闘をしている蘭怪人、
「封印されたアンデッドもろとも、私がその力を貰うわ。」
と、戦闘の方針を発表。
相手に警戒されても問題ないと判断しているのでしょうか。
あと、カリスの力は譲ったりとか出来ると言う事でしょうか。
蘭怪人は後頭部の顔から花弁を噴出し、カリスを攻撃。
そこに剣崎君到着。
動物園ですがブルースペイダーで到着。
剣崎君が戦闘に割り込むかと思いきや、上空から突如鷲怪人が飛来し蘭怪人を攻撃。
蘭怪人は形勢不利と見て撤退。
鷲怪人もカリスに一万年前の約束の話だけしてとっとと帰りました。
ちなみにアンデッドの皆さんは最近逆回し喋りしないようで、剣崎君にも話は丸聞こえ。
剣崎君は始さんに一万年前の約束に付いて質問してみますが、無視されました。
しかし何だか色々あったので、この後女性写真家を小屋から出したりとか忘れそうです。
睦月の家では両親が睦月の様子がおかしいので対処方法を打ち合わせています。
どうも睦月は学校も休んで特訓をしているようです。
橘さん、もうちょっと考えてプログラム組んでください。
あとで補講とかで大変です。
自分の事を本気で心配して庇護しようとしている両親の姿を見て、
家に居ては強くなれないと感じた睦月。
荷物を持って家出ルックです。
橘さんの色んなものを受け継ぎそうです。
何故か虎太郎の家に来ている睦月。
まさか住むつもりですか。
睦月は戦う理由がないと半分愚痴を言いに来ている感じです。
恋人を殺された橘さんや、家族を助けられなかった剣崎君と違って
誰かの為に戦う事が出来ないと主張する睦月。
剣崎君は自分で選んだ仕事だから戦っていると睦月を諭しますが、
安月給が災いして説得力が不足してしまいました。
剣崎君は仕事に遣り甲斐を求めるタイプだったようです。
あと虎太郎、大根の桂剥きをしながら台所から出て来ないでください。
切れたら全てオジャンになります。
ギャレンとモグラ怪人の戦闘を検知するアンデッドサーチャー。
剣崎君は慌てて飛び出していきますが、睦月は動きません。
あまり態度悪いと広瀬さんの制裁をくらいかねませんので危険です。
モグラ怪人と戦っているギャレンは、一般市民の盾になり攻撃を食らって変身解除。
しかもモグラ怪人がその辺一体を攻撃したため、天井が崩落してしまいます。
その為、広瀬さんのアンデッドサーチャーからもギャレンの反応が消滅。
ちなみに睦月は橘さんが自分を置いて一人で戦っていた事に凹んでいる様子です。
睦月、いくら何でも橘さんに懐きすぎです。親元を離れてみても懐く相手を変えているだけです。
橘さんの身が危険である事で、戦闘に向かう決心をする睦月。
広瀬さんと虎太郎は睦月の様子を見て、頷き合っています。
睦月の保護者増殖中。
剣崎君の友達がなかなか増えないのと好対照です。
アンデッドの出現ポイントに到着するブレイドですが、すでに瓦礫の山で電気も落ちてしまったようです。
橘さんを探すブレイドに、気をつけろと橘さんが声をかけます。
ブレイドの足を掴みにモグラ怪人が地中から顔を出しますが、
ブレイドはラウザーでモグラ怪人を突いて難を逃れます。
リアルもぐら叩きゲームです。
自室で虎太郎の義兄の持っていたフィルムを検証する女性写真家。
冬山なのに薄着で突っ立っている始さんの姿が小さく写っています。
ちなみにかなり拡大しているのに顔が判別できるほどピントが合っています。
最近の撮影技術は凄いです。
暗がりで階段を恐る恐る下りていく睦月。
しかし足を踏み外して落下。その音で、橘さんが睦月が来た事を察知。
睦月が橘さんの声がする方に向かうと、橘さん以下大勢が集団で困っていました。
睦月に一般市民の避難誘導を指示する橘さん。
ちなみに橘さんは落ちてきた瓦礫にハマって動けないようです。
一般市民も主に女子供ばかりで戦力外。
そう言えばこの人達は勿論被災状態ですし怪人とかも見てますから、
もっとパニック状態になっていても良さそうなのですが、橘さんがうまく落ち着かせていたのでしょう。
橘さんの指示どおり、地上付近まで皆を誘導する睦月。
笑顔でお礼を言ってくる一般市民を見て、彼らを守りたいと考える睦月。
ちょっと剣崎君の真似をしてか、一般市民に名前を聞かれても笑って答えなかったりしてみます。
普通は態度の悪い人とか混ざっているものですが、今回は運良く居なかった模様。
橘さんの元に戻る睦月。
橘さんは奥のアンデッドに向かうよう睦月に指示。
睦月はモグラ怪人とブレイドが戦闘している所まで走って行きます。
まだ変身していません。
「見つけたようだな、お前の給料の代わり！」とブレイド。
「ハイ！」と返事をする睦月。
ベルトを取り出し、レンゲルに変身する睦月。
一般市民に名前を聞かれた事を思い出し、
「俺は、俺は仮面ライダー、仮面ライダーレンゲルだ！」と
ボランティア精神で変身し、モグラ怪人に立ち向かっていきます。
ところでこのモグラ怪人は地上に引きずり出してやったら即死ですか。