第21話


 ムカデ怪人を倒したカリスは、橘さんを見て蹴られた事を思い出し、ギャレンと戦おうとします。
橘さんは「よせ、無駄な戦いはしたくない。」と言いつつカリスが攻撃を仕掛けてくるのでギャレンに変身。
結局殴り合いになっているギャレンとカリス。
橘さん、もしかしてまだちょっと意志が弱いですか。
心配そうに見ている睦月ですが、カテゴリーエースが戦闘に反応したようで、
ギャレンの制止も聞かずにレンゲルに変身。
睦月は見学でも連れて来てはいけないようです。

カリスは戦う相手をギャレンからレンゲルに変更。
ギャレンもレンゲルに駆け寄り、止めようとしますが軽くブチのめされました。

レンゲルラウザーとカリスアローではリーチの差も有ってかレンゲル優勢。
カリスアローから矢みたいなのでも出せば牽制ぐらいにはなりそうですが、
打撃ばっかりやっています。お互い頭に血が上っているようです。
ちなみにギャレンは見学を決め込んだのでしょう。

レンゲルがラウザーを振り上げて、いかにもこれから強攻撃出しますよって感じになり、カリスはガードの構え。
しかしレンゲルは苦しみだして変身解除。
そのまま膝を付く睦月に、カリスは何故だと不思議そうです。
「この子はカテゴリーエースに弄ばれている。自分で力を制御出来ないんだ。」
と今まで多分避難していた橘さんが説明に戻ってきます。
剣崎君も橘さんに「この子」呼ばわりされていたかも知れません。

カリスは「戦う意思を持たない奴を相手にしてる程俺は暇じゃない。」と始さんの姿に変わります。
橘さんは口では戦わなさそうな事を言っていましたが、カリスから見たらそうでもなかったのでしょうか。
あと、暇じゃなくても忙しくも無いと思います、ハカランダの給仕は。
始さんは睦月が真の力を手に入れる時を待っていると言い残し、帰って行きました。

「恐ろしい奴だ、戦って分かる。前より強くなった。」
と橘さん、この場で一番活躍しなかったのですが、ちょっと強そうな台詞をはいてみたいお年頃です。

そう言えばその辺でお巡りさんとか死んでる気がしますが、下手にかかわると面倒そうなので放って置きましょう。


 美女とデートしている虎太郎。
その後ろでブレイドが山羊怪人と戦闘しています。
虎太郎は状況にビックリ。
知り合いがデート現場近くに来ているだけで心臓に悪いのに、更に怪人と戦っている訳です。
コッチ来んなよとか心の隅で思っているでしょう。
しかし来ているものは仕方有りません、ブレイドの方に行こうとする虎太郎ですが、
危険だからと美女に引き止められます。
虎太郎が参加した所で戦況に変化は無いので、自分も美女と同意見です。

自信が有るのか、余裕を見せる山羊怪人に、ブレイドはラウザーを投げつけて攻撃。
ブレイド、飛び道具がないからってソレはあんまりです。
それ相手に拾われたら不利なんてものじゃないと思います。
ラウザーがかすって怯んだ山羊怪人の上を飛び越え、ラウザーを回収すると、
ブレイドはライトニングスラッシュを出して攻撃、相手にダメージを与えます。
山羊怪人は傷を負いますが逃走。
移動速度が落ちていそうですが、ブレイドには追いつかれません。

虎太郎が駆けつけてきて、ブレイドは変身解除。
虎太郎がアンデッドに狙われていると始さんから教わった、と言う剣崎君に虎太郎はまたビックリ。
剣崎君は虎太郎を狙うアンデッドが美女でなくて良かったとか本人目の前で言っています。
思っても言わないです普通。
あと、デートはこれでお開きだと思いますが、続行してたら凄いです。


 山羊怪人やっているオシャレな男性は、船の中みたいなところでヤサグレてました。
一斗缶とか蹴飛ばしています。変な絶叫といい、とにかくうるさくしたいみたいです。
あと、他にも仲間が居るようで、何か話しています。
オシャレな男性は相手に手を貸してもらいたかったようです。
相手はオシャレな男性に近づきたくないのか、ちょっと高いところから降りてきてくれませんでした。


 橘さんは睦月を路上カウンセリング。
何故強くなりたいか良く考えるように言う橘さん。
睦月は赤ん坊のとき誘拐かなんかでロッカーに閉じ込められてたとかで、
その時の恐怖から脱したいから強くなりたいようです。
しかし物覚えの良い赤ん坊です。

バッティングセンターに行き、睦月に動体視力アップの訓練を受けさせる橘さん。
ギャレンになる時の基礎訓練でやった内容とかで、
3センチぐらいの大きさの数字が書いてあるボールを投げてもらって数字を読むそうです。
数字読むより素手で150キロで飛んできたボール掴むほうが凄いです橘さん。
ところでバッティングセンターのボールって持ち込みありですか。

あと、6と9は間違えそうです。


 ハカランダに足を運ぶ虎太郎。
虎太郎の姉と姪は何か態度が硬い感じです。
姪は虎太郎を「また始さんを苛めに来たのね」と警戒しています。
よしなさいと娘をたしなめながら、「そうじゃないわね、虎太郎?」と
100%疑っている姉。

虎太郎は何とか始さんと話をしに外出。
狙われている事を教えてくれた礼を言いますが、始さんに無視されます。
「礼を言っているんだぞ、何とか言いなよ。」と虎太郎、姪が居ないので強気に出ています。
始さんもその件に関して自分の都合みたいな動機を言うので、虎太郎は感謝するのを止めます。
ウジウジした奴が嫌いだだと言う始さんですが、
当人もそんなにサクサク割り切っていくタイプには思えませんので
それが本当なら同族嫌悪かもしれません。


 飛んでくるボールの番号を言ってみる睦月。
橘さんに当てずっぽうで言うなと指導されてます。
橘さん、ボールの番号の面を睦月にちょっと見せますが、テレビの前のチビッコにも見えるようにか
睦月からは死角のほうにボールの番号を向けます。
無理だと口にする睦月に、すぐ諦める弱い精神力がカテゴリーエースに取り付かれるのだと指摘。
カテゴリージャックあたりにバッチリ取り付かれていた橘さんの言葉は重いです。
橘さんのある意味捨て身の指摘を受け、自分がロッカーから助け出されたことを思い出し、
助けてくれた人達を光になぞらえて、光を守りたいと言ってやる気を取り戻す睦月。

しかし他の客がいたら、バットも振らずにボール見ているこいつ等が変に見えてならないと思います。


 用を済ませて帰る虎太郎の前に、ややストーカーしていた美女登場。
美女の誘いで車に乗る虎太郎。
それを始さんが察知し、今戻ったばかりのハカランダから慌てて出て行きます。
ところで始さん、虎太郎と話をしている時の方が距離的に近くに美女が居たのですが、
何で今頃異変を感じているのでしょうか。


 PCのカバーを付け直し、アンデッドサーチャーの修理を終えた広瀬さん。
どんな壊れ方をしていたのでしょうか。物理的な問題だったのですか。
アンデッドの位置を表示して正常な動作をするサーチャーに喜ぶ広瀬さん。
修理で疲れて判断力がなくなっていそうですが、多分何もしていないので元気な剣崎君がアンデッド出現を指摘。
しかも家から20メートルの位置だそうで、玄関に向かう剣崎君と広瀬さん。

そこには例のうるさいオシャレな男性が車でお越しでした。
出てきた剣崎君に、
「また会ったね、じゃあまた、ごきげんよう。」と言って車を走らせるオシャレな男性。
剣崎君はブルースペイダーにまたがって車を追って行きます。
 
ところでアンデッドサーチャーが直っていなかったら、
オシャレな男性はクラクションを鳴らすか、家の呼び鈴を鳴らすつもりだったのでしょうか。
特に後者、ピンポンダッシュですか。許し難い悪です。

広瀬さんはオシャレな男の動きを見て、剣崎君をどこかにおびき出す作戦かもしれないと注意を促します。
最高340キロの時速で走るブルースペイダーで追いつけない乗用車にも注意が必要だと思います。


 オシャレな男性が車を止めた先では、また虎太郎が美女とデート。
オシャレな男性は剣崎君に、ブレイドに変身したら虎太郎を絞め殺すと脅しをかけてきます。
剣崎君は温室の中でデートしている虎太郎に、外からジェスチャーで逃げるようにと伝えようとしますが、
全然伝わらない上に、虎太郎が外に目を向けた隙に美女が植物の蔓のようなものを出現させ、
虎太郎を拘束してしまいます。
虎太郎の目の前で蘭怪人に変身する美女。
それにしても虎太郎のデート運は最悪レベルです。

ちなみにこの蘭怪人出現は橘さんのアンデッドサーチャーにも反応が出、
橘さんは睦月に特訓を続けることを命じて自分だけで出動します。

剣崎君にベルトを置くよう言うオシャレな男性。
なかなかベルトを置かない剣崎君ですが、虎太郎がいよいよヤバくなってやっとベルトを置きます。
それを確認したオシャレな男性、山羊怪人に変身して剣崎君を攻撃。
剣崎君、ちょっと攻撃が当たっている事もありますが、とりあえず避けてます。
あと、虎太郎はまだ絞められてました。
何か損した気分です。


 そこに温室のガラスを破ってカリス登場。
カリスは虎太郎を盾にする格好の蘭怪人に、カリスアローから矢みたいなのを出して攻撃しますが、
虎太郎に避ける様声をかけ、上手いこと虎太郎を絞めている蔓を切断。
ところで虎太郎の動体視力もなかなかだと思います。
カリスは蘭怪人と戦いながら、虎太郎にブレイドの方へ行くよう指示。
虎太郎は置かれたバックルを持って剣崎君の方に走って行き、剣崎君にパス。

剣崎君もちゃんとバックルを受け取って、ブレイドに変身。
ていうか山羊怪人、人の物を取ったりするのが苦手なようです。
冒頭でもラウザーを取るチャンスがありましたし、今もバックルを回収しないで置いてきちゃって失敗しています。

ちなみに蘭怪人の方は、後頭部に付いているもう一つの顔から花弁を撒き散らしてカリスを撹乱し逃走しました。
去年はオッサンの技でした。


 ブレイドの方は順調に山羊怪人を追い詰めています。
「絶対に許さない、俺の友達を、虎太郎の気持ちを利用しやがって!」とブレイドマジギレ。
カード3枚使って体当たりの後キックを出して山羊怪人を封印しました。
しかし今後カードを使うたびに何かうるさい音がしそうで不安です。


 変身を解いた剣崎君の元に駆け寄る虎太郎。
「大丈夫だったか、怪我は?」と聞かれた虎太郎は、
始さんがまた助けてくれたと剣崎君に告げます。
自分がウジウジしてて情けないとしょげる虎太郎。

剣崎君もフォローしたいのはヤマヤマですが、具体的な慰め文句は全然出て来ずに、
背中を叩いて帰るよう促すにとどまりました。
始さんもちょっと遠くから様子を見守っていましたが、見つからないように帰って行きました。
ちょっとこれは難しいです。


 美女は車に乗ってどこかへ向かっていました。ライダー達と敵対している状況を楽しんでいる風です。
そして美女はバッティングセンターで特訓している睦月を次のターゲットに選んだようです。
ちなみに睦月はボールの数字を読めるようになっていました。
ちなみに8と書かれたボールで読み取り成功です。
蜘蛛が8本足だから8の字が読めたとかそんな意味でしょうか。
そろそろ嫌がらせで4桁ぐらいの数字の書いたボールを投げてみたい気分です。

ギャレンは出動したけど活躍できなかった
って言うかまた裏目に出た感じです。

全ての興味を小沢姐さんに持っていかれながらも次回が楽しみです。