第18話
レンゲルによって解放されたアンデッド3体にロックオンされている感じのブレイド。
しかしレンゲルは邪魔だと言わんばかりにアンデッドをラウザーで払いどかし、自らブレイドを攻撃。
一撃でアンデッドを3体も戦意喪失状態まで持っていけるレンゲル、かなりの強さです。
そんな攻撃を山ほど受けているブレイドもとんでもなく打たれ強いです。
反撃の糸口も見出せないまま、とりあえず耐久しているブレイド。
しかしレンゲルは前回同様頭痛+低血糖な感じで苦しみ出して変身解除。
変身の解けた睦月に猛然と抗議し出すブレイド。
ブレイド、変身したまま睦月を怒っている所をみると、
睦月がまたレンゲルになって攻撃してきたら嫌だなとか思っているのでしょう。
意外と頭使っています。
桐生さんに呼び出された橘さん。
船着場みたいな所です。土地勘がないと辿り着けなさそうです。
もっとも、駅前とかの待ち合わせスポットだと周囲がアベックだらけで何ともやり切れません。
桐生さんは所長から橘さんがギャレン止めたから力になってやるようにと言われたそうです。
所長、チベットで何をやらかすか楽しみでしたが、行く前にオミヤゲを置いてってくれたようです。
一分の隙もありません。
昔の自分ではないので橘さんを助けるつもりはないと桐生さん。
橘さんを呼び出した理由がよく分からなくなってきましたが、
所長の指示に従わないのはきっと長年の経験に裏打ちされた良い判断です。
その時、桐生さんのバイクから警察無線のような音声が流れてきます。
桐生さんは橘さんに、今の仕事を見せてやると言って付いてくるように促します。
桐生さん、その仕事で誰から給料貰っていますか。
睦月を虎太郎の家に連れて、お説教パーティーを開く剣崎君。
虎太郎はレンゲルバックルを恐々持って、すぐに最強戦士の広瀬さんにパス。
剣崎君は睦月にベルトの意志に操られていた事を指摘しますが、
睦月は体が慣れれば操られないと思っているようで、ベルトへの未練を隠せません。
とにかく剣崎君達がレンゲルバックルを預かる事になり、睦月は家に帰されます。
あと、何気ない会話の中から、睦月はギャレンのベルトの存在を知ったようです。
睦月にギャレンのベルトあげちゃマズイですか。橘さん変身しないって言ってますし。
睦月は多分何でもいいから変身できれば大喜びだと思います。
遊園地で泣き叫ぶ女の子を連れまわしている男性。
その男性の前に桐生さんが現れます。
女の子を離すように言う桐生さんですが、男性は桐生さんに引きながらも女の子を離す様子はありません。
桐生さんは男性に近付いて首を掴み、女の子を逃がしてから男性に電気を流し処刑。
それにしてもこの男性、人質になりそうな女の子を持っていながら全く利用できていませんでした。
桐生さんが男性を処刑するのを見て批難する橘さん。
ギャレンを捨てたお前に何が分かる!と桐生さん。
桐生さんはギャレンの適合者だったのですが、
変身実験の時に光の壁に弾かれる事故に遭い、
しかも勢い良く走りこんでいったのが災いして右腕を失う羽目になったようです。
実験段階なんだからゆっくり行けばもうちょっとダメージ少なめで済んだかも知れません。
グローブを外して橘さんに右手を見せる桐生さん。
右手は機械の外骨格のような物で動いている感じです。
多分その下にある手も義手でしょう。
でなければ機械のスキマに皮膚とかちょっぴり挟まったりの地味な事故が頻発してかないません。
兎に角桐生さんは怪我の所為で「行き場のない正義への憧れ」が残ったのだそうで、
ギャレンとして戦えるのに辞めちゃっている橘さんに対してはあまり良く思って居なさそうです。
それにしても殺人の現場を見せておいて、チクられる事を考えていなさそうなあたり、
一応橘さんを信用はしている感じです。
そして近付くサイレン音に気付いて立ち去る桐生さん、そのまま立ち尽くす橘さん。
橘さんは後で職務質問の嵐でしょうが、今はまだ頭の整理が先のようです。
橘さんは虎太郎の家に来て、桐生さんの近況を報告。
お巡りさん達には多分言っていません。
橘さんは桐生さんのやっている事を間違っていると感じながらも、その執念に圧倒されたそうです。
そして桐生さんの方がギャレンに相応しいとまで言う橘さん。
剣崎君がフォローを入れようとしますが、橘さんがギャレンに相応しい理由が1個も思いつかないのか、
あまり具体的なフォローはありませんでした。
そんな中、テーブルに置いてあったギャレンバックルが消えた事に気付く虎太郎。
何か煙だけ残っていて、また爆発の推進力で移動したのかなって感じです。
今回はスタートが屋内なので、玄関を出るまではちっちゃくちっちゃく飛んでいったと思われます。
バックルは案の定睦月の部屋に到着していました。
ベルトが戻って来て嬉しそうな睦月。
ベルトに向かって頑張るからとか宣言してます。
その間に明るかった外が急に暗くなって
部屋のスタンドが急に光り始めるというバリバリの怪奇現象が起こっているのですが、
睦月は全然気付かない様子です。
肝試しとかでは無敵の強さを誇るタイプです。
学校でバスケの試合をしている睦月。
ダンクシュートでファインプレーを見せるものの、そのファールを続けて退場になってしまいます。
彼女と一緒に学校から帰る睦月。
彼女が睦月を心配しますが、睦月はウザそうにしているだけです。
バスケ部の先輩達が睦月を追いかけてお説教しようとしますが、睦月は先輩達に暴力を振るって去ってしまいます。
ところでこのバスケ部、試合後にちゃんとミーティングしないのは何故ですか。
本当に部活ですか。
あと、睦月が2人ほどぶん殴って走って何処かへ行くと言う面白い状況を見ている筈の
後ろを歩いている女子生徒達の興味の無さそうな雰囲気がグーです。
「やー何アレー。」「あーでも行っちゃったー。」「でさー(別の話)。」
ぐらいの雰囲気です。
睦月が校門を出た所で、剣崎君が睦月を捕まえに来ます。
剣崎君、部活の終わる時間を知っていたのか、ずっと張り込んでいたのか謎です。
レンゲルのベルトを知らないかと睦月に聞く剣崎君。
睦月は知らないと言ってとっとと帰ります。
睦月の彼女が剣崎君に声を掛けてきます。
神社の境内に移動して話をする睦月の彼女と剣崎君。
それはそうと睦月の彼女、知らない人に付いて行くのは良くありません。
剣崎君は睦月が悪い夢を見ると言っていた事が気になっていたようで、
睦月の彼女に睦月の事を聞いています。
「俺は暗闇の中から生まれた」と彼女に言った事があるらしい睦月、
一体どういう状況で彼女にそんな事を言ったのか謎です。
バイクの男を追っている桐生さん。どうやらバイクの男は桐生さんの次のターゲットのようです。
殆んど車もいない道路で、奇跡的に車にぶつかるバイクの男。
バイクの男は転倒しながらも歩道の方に走っていき、
人通りが殆んどない中で奇跡的に居合わせた睦月に向かって退けとか言ってきます。
睦月はそんな男の腕を捻りあげて、倒してしまいます。
睦月のジャケットの襟には蜘蛛がざっと五匹ほど這っていました。
何か増えてます。
睦月を見た桐生さん、異常を感じ取ったようです。
ハカランダで虎太郎の姪が考えた新メニューの実験台になっている始さん。
栄養タップリのアーモンドティーだそうです。
調べて見たところ、アーモンドの匂いのついた紅茶と、アーモンドの粉を溶かしたものの2種類ありました。
ただ1個、得体の知れないレシピも検索で引っ掛かりましたので、面白半分に置いて行きます。
米?
歩道でバイクを停めて立ち話をしている剣崎君と橘さん。
橘さんはレンゲルのベルトの事も、自分がカテゴリーAを封印したからだと責任を感じているようです。
また、桐生さんが私刑を続けているのも、ギャレンを奪った自分の所為だと言っています。
橘さんに背負い込まないように言う剣崎君の言葉を、
橘さんは自分が弱いからと変に肯定。
橘さんは一人になるのが怖いのだそうです。
まあ、世の中には12人も仲間がいて孤独がっているヒーローもいますので、気にする事は無いと思います。
睦月の後を追いかけている彼女。
睦月の様子がずっとおかしいらしくて、気になって問い詰めているようです。
しかし彼女、女友達は居ないでしょうか。
いつも彼氏の後を歩いていると、モテナイ女の子達から悪く言われそうです。
彼女の目の前で突然倒れてしまう睦月。
「熱いんだ体が。俺の体の中から何かが湧き出ている。」と彼女に訴える睦月。
「何か」っていうか袖口から普通サイズの蜘蛛がまさに「蜘蛛の子を散らすよう」にワラワラと出て行ってます。
これには気の強そうな彼女も引いた模様。
目つきが急に変わってどこかに走り出す睦月を追う彼女。
睦月は止まると、今度は追ってきた彼女の首を絞め始めます。
彼女に止めてと言われて我に返る睦月。
ちなみに何故か桐生さんが2人の後をつけている感じです。
我に返った睦月は再び何処かへ走って行きます。
呼び止めようとする彼女。
剣崎君と橘さんがその場に到着。
レンゲルのベルトを探していた剣崎君と橘さん、
もう睦月以外の持ち主は居ない物とかなり探す先を絞り込んでいるようです。
バスケで鍛えた投力で、バックルを川に投げ捨てる睦月。
しかしバックルは戻って来て睦月に巻きつき、レンゲルに変身させてしまいます。
そして勝手にやってきたグリンクローバーに凄いジャンプで飛び乗ったレンゲルは
何処かへ向かって行ってしまいます。
その時剣崎君に広瀬さんからアンデッド出現の知らせが入ります。
アンデッドが人々を襲っているとレンゲル登場。
そう言えば一足先に開放されていたイノシシ怪人とかも居たりで、合計4体の団体様。
そしてレンゲルに遅れて到着した剣崎君と橘さん、ハカランダから始さんもやって来てこっちも賑やかに。
剣崎君と始さんは変身して戦闘に参加。
橘さんは見学です。
アンデッドを相手に戦っていたレンゲルはいつしかライダーを主に攻撃しています。
既に殴り慣れた感のあるブレイドの首を絞めるレンゲル。
しかしレンゲルの中の睦月の意識が、彼女を絞めた時の事を思い出した為、
レンゲルは動きを止めてしまいます。
少しして再び攻撃を始めたレンゲルに、ブレイドはビートのカードを使ってレンゲルを殴る事に成功。
ブレイド、またカードを奪われる可能性があったような気がしますが、相手が本調子でなくて助かりました。
ブレイドの攻撃をマトモに食らったレンゲル、倒れて変身が解けます。
そこにずっと付けて来たっぽい桐生さんが登場。
橘さんあたりは桐生さんが来ている事に気付きそうなものですが、あまり期待しすぎるのも酷でしょう。
桐生さんはレンゲルのバックルを拾い上げると、カードを装填し腰に巻きます。
その時、睦月に取り付いていた普通サイズの蜘蛛がワラワラと移動、
桐生さんのズボンの裾の中に入っていきます。
多分何匹かはスネ毛に絡まって遭難します。
ところで服の中に虫が入った経験のある方いらっしゃいますか?
実に半泣きモノですアレ。
モゾモゾチクチクする上に、時々ヤツの居場所がワープするのです。
しかももし潰したら更なる惨事を引き起こすので、注意深く動かなくてはなりません。
外だから服脱ぐ訳に行かないし、トイレに着くまでが本当に長い道のりに思えます。
しかし「適合者」はこういうのが平気なようです。
桐生さんは橘さんの方を向いて、レンゲルに変身。
「桐生さん!」と驚いたように声を掛ける橘さん。
かなり「今気付きました」って感じのリアクションです。
桐生さんレンゲルは4体のアンデッドを操って、ブレイドとカリスを襲わせ始めます。
睦月もそうですが睦月の彼女がかなり放っとかれたまま次回に続きます。