第10話


 先週のシーンより。
橘さんの入れられている水槽に黄色いアヒルの人形を浮かべたら楽しいと思います。

橘さんの行方を掴めず、不安に駆られる剣崎君チーム。
虎太郎は橘さんが最後の戦いに挑んだのではないかと更に不安を煽る発言をしています。
戦う意志があるのに戦えない場合にどうするか、虎太郎なりに考えたらそうなるようです。
虎太郎も戦闘力が低いので、かなり橘さんに肩入れしている感じです。

ちなみに剣崎君は他人事な為か、今迄シミュレートしていなかったようで、
言われて考え込んでます。
ちょっと前までは橘さんより弱かった剣崎君ですが、その辺りはもう記憶の彼方のようです。


 橘さんは外で目を覚まします。
どうやらテレパシーっぽくサングラスの男の声が聞こえてくるようです。
それはそうと、橘さんにアクセサリー類までちゃんと返してあげていて、
結構律儀です、サングラスの男の組織。
この分ならその辺にレッドランバスも置いてあるでしょう。

あと、サングラスの男から橘さんへの話はテレパシーですが、
橘さんは大声を出して喋らなきゃならないので、橘さん周囲に人が居なくて良かったねって感じです。
橘さんに力を試させようと、サングラスの男はシマウマ怪人を差し向けて橘さんを襲わせます。
持ち物が全部返却されている橘さん、当然ギャレンバックルも持ってますので変身。

シマウマ怪人が現れたり、橘さんが変身したりしたので、アンデッドサーチャーに反応が出ます。
慌てて家から飛び出す剣崎君に、広瀬さんが反応の有った場所を叫んで教えてあげています。

剣崎君、慌て者です。猫を裸足で追ったり財布を忘れて町まで出掛けたりするタイプです。


 ギャレンはイイ感じでシマウマ怪人と戦っています。
相手の動きが読めるそうです。
サングラスの男のテレパシーをキャッチ出来る事と併せて考えると、
アンデッド一般の考えが受信出来るのかも知れませんし、
この場合ですと送信できないのが却って幸いです。

高い所からギャレンの融合係数を計測しているサングラスの男と研究員。
係数は上がっているようです。
何故自分の体を治すのか、戦いを続行しながらもギャレンはサングラスの男に聞きます。
「今に分かる、いずれまた連絡する。」とサングラスの男は去ってしまいます。

置いて行かれたので、とりあえずシマウマ怪人との戦闘に専念するギャレン。
押されているシマウマ怪人は分身してギャレンに向かってきます。
ギャレンは2体とも狙撃しますが、1体は上方にジャンプして戦闘から離脱、
残るもう1体はどうやら本体では無かったようで、封印でもしてやろうかと思ったら消えてしまいました。
ところで此処はどこって感じです。


 橘さんの名前を呼びながら探している剣崎君。
もしかしたら携帯は圏外かもしれません。
アンデッドが去ったと連絡が入ったのか、変身はしていません。
橘さんは剣崎君と合流し、剣崎君に逃げたアンデッドを見ていないか聞きます。
アンデッドが分身して逃げた為、分析が必要と思い
剣崎君に戦闘データの入ったカードを渡す橘さん。

そして虎太郎の家に集合し、戦闘データの解析を見守る一同。
橘さんも来ています。
橘さん、剣崎君にカードを渡す必要はあったのでしょうか。
剣崎君は慌て者かも知れないので、自分で広瀬さんに渡した方が良かったのではないかと思います。
アンデッドの戦闘について、昨日も戦っていた事を虎太郎に指摘される橘さん。
そういえば、このカードにはクジャク怪人のデータは入っていないのでしょうか。
橘さんの持ち物を全部返したかに見えたサングラスの男、
分かりにくい物はしっかり取り上げたかも知れません。
貯金の残高とか2000円ぐらい密かに減っているかも知れません。

橘さんは昨日の戦闘と、その後の行方不明については話を逸らして誤魔化してしまいます。
広瀬さんからシマウマ怪人攻略法を聞いた橘さんは、
独自の方法でアンデッドを探すと言って出て行こうとしますが、
剣崎君は橘さんを呼び止められます。
「有難う御座います、俺1人で戦うの少し心細かった。これで橘さんが居てくれれば、鬼に…鬼に…」
と剣崎君、次に来る単語をど忘れし、後ろにいる広瀬さんや虎太郎に助けを求めます。

剣崎君、ミリ〇ネアに出たら、マッハでライフライン使い果たすタイプです。

「金棒です、俺、頑張りますから一緒にアンデッドを倒しましょう!」
と剣崎君。
主に国語を頑張って欲しいと、きっと橘さんも思っています。


 剣崎君は橘さん復活でテンションが上がったのか、「アンデッド」と毛筆で書かれた紙を貼った束ねた藁を相手に竹刀を振り、特訓っぽいのをやってます。
多分干してる布団を叩いた方が効果的且つ実用的です。

広瀬さんと虎太郎は、家の中から剣崎君の様子を溜息混じりに見ていました。
そして2人は橘さんの様子がおかしかった事について話し始めます。
橘さんが立ち直るきっかけについて、何も思い当たる物がありません。

しかし良く考えたら、橘さんが何かがきっかけになってヘタレになった可能性もあり、
その場合、立ち直るきっかけは小さい物でもOKそうですが、
何故か誰からもそうは思ってもらえていないようです。
凄いきっかけが無いと立ち直れないと思われています。
ナチュラルボーンヘタレと認定されているようです。


 始さんはミュージシャン風の男の元を離れようとしていますが、
ミュージシャン風の男はボディーガードとして始さんに付いていてもらいたいようで、
その代わりに頼みを何でも聞くと言って始さんを引き止めます。
明らかに大した事が出来そうも無い奴なので、何とも不利な取引ですが、
始さんは乗ってやるようです。
少し押しに弱いのかも知れません。


 港ではシマウマ怪人が出現。
横に人が仰向けで倒れています。例のグルグル攻撃の犠牲者でしょうか。
夕方とは言え日光に晒された状態では、紫外線によるダメージが計り知れません。
広瀬さんは橘さんにアンデッドの出現を連絡。
橘さんは独自の方法でアンデッドを探すとか言っていましたが、
今回は先に見つけられてしまったようです。
そして広瀬さんから剣崎君もアンデッドに向かっている事を聞き、それを止めるよう言う橘さん。


 ギャレンはブレイドより先に現場に到着し、シマウマ怪人と戦闘開始。
今回もちゃんと戦えています。
ギャレンは体が本当に治ったか確かめたいとの事で、1人で戦おうとします。
シマウマ怪人はまた分身をし、ブレイドが参戦しようとしますが、ギャレンはブレイドを制止。
広瀬さんから聞いた攻略法を元に、シマウマ怪人の本体を見分け、
ファイヤー昇竜拳みたいな感じでシマウマ怪人を倒し封印しました。
シマウマ怪人、空中ガード出来ないようでした。


 橘さんの復活を目の当たりにし、喜ぶ剣崎君。
どうやって恐怖心を克服したのか質問する剣崎君に、
橘さんは自然に治ったと回答。
緑の漬け汁はナチュラル成分100%ハーブ配合か何かですか。


 ハカランダではミュージシャン風の男がパスタ犬食い。
若い割に先割れスプーンの犠牲者のようです。
虎太郎の姪がお冷を注いでいますが、この男を不審がっているようで、
さらに悪い事に始さんが居ないので、いつにも増して機嫌が悪い様子。
メッチャ睨んでおり、お冷がグラスから溢れていても、尚水を注ぎ続けています。
後でテーブルを拭くのは自分ですが、とにかく今が大切なようです。

男は食事を終えると、虎太郎の姉に、
店の常連になるから困った事があれば何でも言ってと話し掛けます。

益々不審がる虎太郎の姪。
テーブルを水浸しにしようが睨みつけようが怒らない客というだけで異常です。

ミュージシャン風の男は、店の外に止めてあった車に戻ります。
後部座席には始さんの姿があり、始さんの依頼でハカランダの様子を見に来たようです。
ミュージシャン風の男に、ハカランダの2人との関係を聞かれる始さん。
虎太郎の姪の父親は、始さんの戦いに巻き込まれて亡くなったのだそうです。
その時、虎太郎の姪の父親に家族の写真を託されたのだそうです。
死ぬ時に悔しいと思うより、他人を思うその気持ちが分からなかったから
ハカランダに来たと話す始さん。

もちろん住所とかは死に際の人に聞いたと思います。


 そこに虎太郎が自転車で通りかかります。
虎太郎は目ざとく車内の始さんの姿を見つけ、自転車から降りて車を追います。
しかし益々移動力の落ちた虎太郎は自動車に逃げられてしまいます。
ところでこの車はミュージシャン風の男の持ち物でしょうか。
住んでいる所は屋上ビアガーデン跡地みたいな所でしたが、駐車場は確保しているのでしょうか。

虎太郎はハカランダの姉と姪に、始さんを見かけた事を話します。
始さん自身はハカランダに顔を出さなかった為、
ミュージシャン風の男に様子を探らせたのだと分かります。

姉と姪に始さんの様子を聞かれた虎太郎、姪に始さんと親しくしないよう言い、
姪からその理由を尋ねられますが、姪が始さんに懐いているのを思い出し、
またその回想の中の始さんが姪のイタズラに凄い笑顔で耐えているので、
今回も始さんがアンデッドだと言いそびれました。


 虎太郎の農場にやってくるサングラスの男。
結構色々な所を鋭く回ります。営業やらせたら成績良さそうです。


 橘さんは女性医師の元に来ていました。
恐怖心を克服したのでまた戦えると嬉しそうに報告する橘さんに、
女性医師は複雑そうです。

お祝いだ、どこか食べに行こうと女性医師の仕事はお構いなしに誘う橘さん。
女性医師は何か不安を持っている様子ですが、一緒に出る事にします。
そして橘さんの髪の毛に絡まった得体の知れない屑をとってあげる女性医師。

橘さん、髪ぐらい梳かしてから誘いに行ってください。


 虎太郎の家から牛乳瓶を搬出する広瀬さんと剣崎君。
それぞれ平等に4カートンづつ空瓶を抱えています。
ところで広瀬さん重たくないですかそれ剣崎君の方は腰にきているようですが。

そんな二人の前にサングラスの男登場。
剣崎君は牛乳瓶を降ろして広瀬さんをガードしようと前に出ます。
広瀬さんはまだ荷物を持っています。
剣崎君はサングラスの男が上級アンデッドであることを広瀬さんに告げながら、
サングラスの男がこちらに歩いてくるのでちょっとずつ後退。
目の前に居る剣崎君が後退して来るので、自分も後退せざるを得ない広瀬さん。
ところで広瀬さん重たくないですかそれ。

治療を受けて強くなる事を剣崎君に勧めるサングラスの男。
剣崎君は橘さんがその治療を受けたと知る事となります。
剣崎君は怒ってサングラスの男にかかっていきますが、軽くいなされてしまいます。

「どうしても君は血気に逸る、人の話を聞こうとしない。」
「何が『人』だ、正体を見せろ!」
剣崎君、言葉っ尻しか反撃の糸口がありません、
サングラスの男の指摘があまりに的確すぎます。

剣崎君の国語能力を知ったサングラスの男、
「君は痛い目に遭わせないと人の話を聞かないようだ。」
とクジャク怪人に変身。
剣崎君もブレイドに変身。
広瀬さんも牛乳瓶の入ったケースを地面に置き、戦闘力を解放


 女性医師を後ろに乗せて、バイクを走らせている橘さん。
副都心の高級ホテルがあるような所を走っているので、嫌が応にも食事の期待は高まります。
しかし橘さんに、サングラスの男からの連絡がテレパシーで入ってしまいます。
サングラスの男に仕事を手伝うよう言われた橘さん。
女性医師をバイクから降ろして、サングラスの男の元に向かって行きます。

「橘君、橘君!もう、どうして…。」
ちょっと駅から遠いポイントで降ろされてしまう女性医師。
でも近くのセンチュリーハイアットの送迎バス(無料)に乗れば駅まで楽々出られるので安心です。


 診療所に戻り、橘さんの髪に絡まっていた物質を再び手にする女性医師。
そのシーンに橘さんが漬かっていた溶液の映像が挟まります。
女性医師、サイコメトラーでしょうか。
今後の活躍に期待が持てます。


 始さんは今頃ストリートミュージシャンのボディーガード兼サクラとして大忙しかも知れません。