第2話


 ブレイドをシカトしてどっか行っちゃったギャレン。

ブレイドはイナゴ怪人を相手にタックルを試みますが、
怪人に上方に飛ばれて避けられてしまいます。
そしてイナゴ怪人に逆にタックルされます。

怪人の方が上手です。
何か屈辱的です。

しかしタックルされている間にブレイドはラウズカードを使用し、
壁にめり込みながらも怪人への攻撃に成功、イナゴ怪人を封印します。

仰向けに倒れながら変身を解く剣崎君。
そこに広瀬さんが駆け寄ってきました。
広瀬さん、ついさっきまで動けなさそうな様子でしたが、回復力が高いみたいです。


 BOARD内に戻り、広瀬さんの見つけた映像を見る剣崎君。
ギャレンが所長を担いで持っていく姿が映っています。
しかしオッサン1人持っていくのに変身して行くのはどういう事でしょう。
もしかしたら所長もかなり強いのかも知れません。
あと、映像を映し出しているパソコンのキーボードの上に謎のスパーク現象が起こったりしてます。
そう言えば施設内は停電していたので、
予備の電力かなんかを無理な繋ぎ方で使用しているのかも知れません。

と言うか、基地が襲われてからブレイドが戦い終わるまでの間に
短時間でこの映像を見つけた広瀬さんのサーチ能力が今後活躍しそうな気がします。

橘さんが所長を誘拐したと嘆く広瀬さん。
剣崎君も裏切られたと思ってヤケを起こしている感じです。


 虎太郎の農場で光合成しながら途方に暮れている剣崎君。
家の中から虎太郎と広瀬さんが剣崎君の様子を実況しながらマッタリしてます。
広瀬さんもこの家に住み込むようです。
BOARDの給与レベルはあんまり良くないようです。
働いている施設が襲われて壊滅したら退職金とか見舞金とか貰えそうですが、
きっと出なかったのでしょう。

もしかしたら怪我の方も労災と認められないかもしれません。

広瀬さんは虎太郎に対して、
BOARDの跡地は瞬く間に整備されており、上の方の力が働いたのではないかと話します。

そして密かにBOARDから機材をトラックで搬入していた広瀬さん。
虎太郎の家の中に段ボールやエアパッキンでしっかり梱包された機材が
大量に積まれていました。

1人で運び込んだのでしょうか、広瀬さん。
1人で梱包したのでしょうか、広瀬さん。
きっと瞬く間に行われたと言う跡地整備のドサクサに紛れてやったのでしょう。
凄い行動力ですし、下調べも段取りも手際も良いようです。


 虎太郎に泥棒ではないかと指摘されると、広瀬さんは
「私は研究員だったよ、その研究員が自分の勤めていた研究所の事を調べるのの何処が悪いのよ。」
と機材調達の件には全く触れずに反論。

しかしやはり理由がイマイチ弱いと思ったのか、続けて
「それに、誘拐された烏丸所長の事も気になるし。」と
取って付けました。


 広瀬さんが研究所の機材と遊び始めた為、暇になった虎太郎は、
外でヘタレている剣崎君に声を掛けに行きます。
広瀬さんに痴漢扱いされたとか当り障りの無いトークを試みる虎太郎ですが、
剣崎君はブルー入っている為、
「お前、今迄人に裏切られた事、何回位ある?」とか重たいテーマを語ろうとします。
虎太郎は裏切られた回数を数えた事が無いとの事で、相当経験がありそうな感じですが、
剣崎君は裏切られた事が何十回何百回とあると言い、
不幸自慢アンドでも人を信じちゃう善良な俺アピール。

リアルでもこういう語りをする人がたまに居ますね。
「あーハイハイ、苦労しましたね。(ウゼエな)」で済まされるアレですね。

しかし虎太郎は
「百回人を裏切った奴より、百回裏切られて馬鹿を見た人間の方が、僕は好きだな。」
と、やけに剣崎君を上手にあしらいます。
虎太郎の方が苦労した経験が多そうです。


 その時広瀬さんが自室から剣崎君達の方に声を掛けます。
近くの天文台にアンデッドの反応が出たようです。
機材搬入からセッティングまで大変スピーディーです広瀬さん。

広瀬さんは本当に1人なのでしょうか。
実は3〜4人居て一人を除いて後は見えない所に潜んでいるのではないでしょうか。

アンデッドの出現に対し反応の無い剣崎君ですが、
広瀬さんの鉄拳制裁とかで出動。
虎太郎もチャリでバイクの剣崎君を追って行きます。

虎太郎は前回崖をロープで降りてきたり、なかなか運動能力が高めのようです。


 虎太郎の姉の家にも、天文台が怪物に襲われたと言う情報が入ります。

奥様方の情報網はBOARDの機材と同等以上。
ちなみに虎太郎の姪が天文台に行っているとの事で、虎太郎の姉は娘を心配します。

そして居候の人も、アンデッドの出現を感知しているようで、
こちらも天文台に向かいます。


 天文台ではアンデッドが剣崎君を御出迎え。
蔦怪人と倒れている人たちを見て戦う気になった剣崎君、バックルを取り出して変身しようとしますが、
怪人から逃げようとして転んだ子供に気を取られた瞬間、蔦怪人の蔦が首に巻きついてきます。
でも綱引き状態になりますが、窒息しそうではない為、何とか変身。
例の攻撃判定のある四角い光で怪人を退けると、
剣崎君はその光をくぐってブレイドの姿に変わります。

ブレイドはブレイラウザーで蔦怪人を攻撃しようとしますが、あんまり当たりません。


 一方、天文台に向かっている居候の人は、バイクに乗りながらカリスに変身。
カリスはバイクも一緒に変身するようで、家を出る時は全然恥ずかしくないのがイイ感じです。


 蔦怪人と戦っているブレイドは、伸びてきた蔦によってブレイラウザーを落としてしまいます。
そして接近戦に持ち込まれ、怪人に叩かれて転がるブレイドですが、
ブレイラウザーを拾い再度攻撃。
怪人の頭上をジャンプし、後ろを取ったような取らないようなポジションから怪人を斬り付け、
少しはダメージを与え始めたかに思えましたが、怪人は姿を消してしまい戦闘は中断。

「何処だー!逃げるのかー!」とブレイド。


 怪人の方は、逃げた子供を追っていました。
子供の方は雪の上は何とか走りますが、雪が積もらずにアスファルトが露出した所で
油断したのか2度目の転倒。
地面は固いし精神的にもなんで此処でコケるかなって感じの悔しさで子供も凹みます。
そこにカリス登場、バイクをジャンプさせ怪人に体当たりです。

そしてカリスは怪人と何か良く分からない事を喋りながら格闘。
滑舌の悪さを気にしていたらライダーは見られませんので気にしません。

カリスは怪人の蔦の射程距離ギリギリの間合いをキープしていますが、
怪人の破壊したコンクリートの破片が、
カリスの戦闘を追って来た子供に当たりそうになります。
ここで逃げずに追ってくるのが報道の血でしょうか。
子供を守ろうとするカリス。
その際、カリスの腕にコンクリート片が当たり、緑色の液体が飛び散ります。
雪に掛かった様は色といい氷メロンみたいな感じです。
そして襲い掛かろうとする怪人に、カリスは手から弓を出し、そこから何か連続的に打ち出して怪人を怯ませ、その隙に子供ごと消えました。

「何処だー!逃げるのかー!」と言いたそうな怪人。


 子供の名を叫びながら、天文台に続く階段状の歩道を走りのぼる虎太郎、姉、剣崎君。
虎太郎と剣崎君はともかく、お姉さんはその辺に怪人が居るかも知れないのに
子供を捜しに1人で来たのでしょうか。
あとお姉さんも階段でコケました。
よく転ぶ親子です。

すると居候の人が子供を連れて彼等に合流。
「この奥で倒れているのを見つけたんです。」と居候の人。
子供はカリスにガードしてもらった割にバッチリ気絶していたようです。
カリスがガードした際、ちょっと体重がかかっちゃったのかも知れません。


 それ以上何も言わずに立ち去ろうとする居候の人。
声を掛けようとした剣崎君、居候の人の腕に触りますが、
居候の人は怪我をしているので痛かったらしく腕を押さえます、が、やっぱりそのまま行ってしまいました。


 姪に、助けてくれたライダーがどんなライダーだったか聞いている虎太郎。
虎太郎の用意したギャレンの絵とは違う事が分かります。
ところでギャレンの絵がやたら上手なのですが、写真は撮って無かったのでしょうか。
虎太郎の姪によれば、カリスは何と本当に訳のわからない言葉で喋っていたようです。

念の為にと、ブレイドのこれまた達者な絵を見せる虎太郎。
それを後ろから見ていた居候の人が、何か驚いた感じで自室に帰ってしまいました。
剣崎君は居候に付いて虎太郎に聞きます。
子供によれば相川始さん言うそうです。
虎太郎はあまり良く思っていない風ですが、子供は始さんを気に入っているようです。

その頃の始さん、部屋でまた腕から緑色の液を流していました。
でも病院に行くと周囲を驚かせそうなので、自分で治すしかありません。
あと、何処からとも無く変な言葉で話し掛けられてました。


 子供を助けた第3のライダーについて話しながら歩いている剣崎君と虎太郎。
そこに蔦怪人が登場。
そしてまたまた蔦で首を絞められる剣崎君。学習能力ありません。
しかし怪人も学習能力が無いようで、さっきと同様変身用の四角い光に当たってしまいました。

ブレイドの現在の最強攻撃が変身時に出す光なのは何か間違っている気がします。

そして蔦攻撃でブレイラウザーをまた落としたブレイド、とりあえずパンチだけで戦います。

虎太郎、ブレイドの後を追って駄目出ししてますが、
まだブレイラウザーを拾ってくれるほど戦闘慣れしていません。
もしかしたら報道は中立とか思っているのかも知れません。


 虎太郎はブレイドに撤退を指示しますが、
広瀬さんの言葉でモチベーションだけ最高に上がっているブレイドは
戦闘をやめようとしません。
「これが俺の仕事だ!誰一人として助けてこれなかった、
助けてこれなかった俺の、大切な人を助ける事を出来なかった俺の、
今やらなくてはいけない仕事だ!」と怪人にやられながら叫ぶブレイド。

イイ感じに気合が入ってきたので、ちょっとブレイドの攻撃が怪人に当たり始めたその時、
バイクでやけに颯爽とカリス登場。
取っ組み合ってた怪人とブレイドの間をバイクで通り抜け、両者を退けます。
ブレイドが怪人に向かおうとすると、カリスはブレイドの腹を殴って止めます。
そして怪人と戦闘を始めるカリス。
カリスの持つ弓は刃が付いている様で、接近戦でも斬撃に使えます。
カリスは壁を駆け上ったりして怪人を翻弄。
そして怪人を封印します。


 帰ろうとするカリスに、ブレイドが話し掛けます。
「待ってくれ、誰なんだあんたは一体。味方なんだよな、
俺と一緒に戦ってくれるウワーア!」
いきなり馴れ馴れしくしすぎたのか、カリスに攻撃されたブレイド。
やはり礼儀がなっていなかったようです。

「全てが俺の敵だ、貴様もな。」
カリスもあんまり礼儀正しい感じじゃありませんでした。
そしてブレイドに更に攻撃をするカリス。

しかしいつの間にか腰にブレイラウザーが戻っているブレイド。
カリスが戦っている間に落としたポイントまでちょっと戻っていったようです。

カリスはブレイドをちょっと攻撃しましたが、暇じゃないのか帰ってしまいました。
変身を解く剣崎君、カリスの正体がきになるようです。
その時剣崎君の携帯が鳴ります。
携帯を取り出して通話する剣崎君。
その携帯にはちゃんと紐がついていて落としたり無くしたりしないようになっています。

その紐、もう一本買ってくることを強くお勧めいたします。


 電話の主は広瀬さん。
何でも所長の脳波を機材で拾ったら、
何故か所長が気絶しているビジョンが映写されてウザクてかなわんし
女の子の部屋のインテリアとしてオッサンなんて最悪ですし
ついでに所長が心配みたいなかんじです。


そして正体不明のライダー、カリス。
寒い季節、アカギレとか口の端が切れたりすると緑の血が出てヤバイので
ハンドクリームやリップクリームが手放せません。
でもハートのライダーなのでそれもアリかも知れません。