第40話


 恐竜やでカレーのオカワリをするチビッコ2名。
敵のチビッコ幹部にそっくりの少女も食事を取るみたいで、恐竜やの財政の行く末が気になります。
この少女、今迄敵のチビッコ幹部の体の中に居て、最近は恐竜やのチビッコの体の中にいたそうです。
この少女が腹いっぱいカレーを食べた状態で、同様に腹いっぱいのチビッコの体の中に戻ったら
胃袋が破裂しそうです。


 ブラックに腕を斬られて帰ってきたマホロさんでしたが、夜中に端末のキーを叩いているところを見ると、キズは大した事無さそうです。

マホロさんは何故か白い人の家に押し入り、白い人を呼ぶようワニに命令。
マホロさんは白い人にブラックを倒す話を持ちかけます。
あと、白い人の家、皆に知られているようです。


 恐竜やではマホロさんが居ないので大騒ぎ。
チビッコ幹部そっくりの少女でも探知出来ない様です。
落ち込む一堂をレッドと爆竜達が励まします。
そして皆の気分が前向きになった所で、
何故かディメノコが自分がブラックのダイノハープで正気を取り戻した話をしだした為、
皆の関心はマホロさんからブラックに完全に移りました。


 敵の基地に連れてこられたマホロさん、
葉っぱつき緑色の大玉(生命の樹?)に触れると、女幹部の衣装に戻ってしまいます。
女幹部の衣装は生命の樹の趣味みたいです。
白い人が女幹部ばかり構うので面白く無さそうだった元チビッコ幹部、
何故かキラーゴーストII世と言う怪人を作り出します。
自分で怪人を作れるなら、他の幹部に作らせる必要も無いと思いますので、
元チビッコ幹部の作る怪人は何か欠陥があるのかも知れません。


 鎧の力で他人に危害を加える事を防止する為、洞窟にこもっていたブラック。
しかしどうやらアバレンジャーとかが行動を起こすと、
自動的にそれらの前に連れてってくれてしまうようで、
ブラックを探しに来たアバレンジャーの前に姿を現してしまいます。

アバレンジャーを攻撃するブラックに、イエローがダイノハープを演奏。
流石元アイドル、耳コピーで完璧にブラックの演奏していた曲を再現。
ブラックは鎧の頭部が取れて顔が見える状態になり、おとなしくなりますが、すぐに元通り。
ブラック自身にも鎧の解除方法が分からないらしく、アバレンジャーは手詰まり。
そこに白い戦士登場。アバレンジャーは結果的に助かります。


 白い戦士の横には女幹部モードのマホロさん。2人してブラックと戦う感じです。
「お前ら、止められる物なら止めてみな」と白い戦士、アバレンジャーに声を掛けますが、
そこにキラーゴーストII世登場。
元チビッコ幹部によれば、アバレンジャーの相手はこちらだそうです。

元チビッコ幹部、女幹部の邪魔をするかと思いきや、行動は完全に協力的です。
巨大化した状態でアバレンジャー達を捕み上げるキラーゴーストII世ですが、
すぐさま駆けつけたティラノ達の攻撃でアバレンジャーを落とします。
踏めば話が済んだかも知れませんが、今日は地面が土ですし、上手くいかない可能性も有りました。

やはりしゃがんだまま、アバレンジャーを掴んだ手を持ち上げずに地面のすぐ上の位置で
握力をかけるとか、幼稚園児みたいに攻撃した方が良かったのかも知れません。

とにかく爆竜達に助けられたアバレンジャー、アバレンオーに乗って巨大化した怪人と戦いますが、
それはそれで押されている感じです。
倒れたアバレンオーの視界から、ブラックに切りかかるマホロさんを見たアバレンジャー、
マホロさんに正気に戻るよう呼びかけます。
ブラックの方はもう諦めてます。一度に2人は心配できません。


 イエローがアバレンオーを操作し、両者の間にドリルをつき立てたりして
ブラック達の戦闘を中断させようとしますが、
間違って誰かに刺さるリスクを負った割に全然効果なし。
しかもブラックから反撃を受けてアバレンオーがあちこち爆発する始末。

ピンチになったアバレンジャーは、アバレモードになってアバレンオーを操作。
今日はマックス休業です。

爆竜必殺電撃ドリルスピンでキラーゴーストII世を刺すアバレンジャー。
しかも刺さった上からまたドリルを回転させ、かなり容赦無し。
怪人の後ろの山まで爆発してます。緑は大切に。


 ブラックの方はマホロさんと白い戦士にトドメを食らって倒れてました。
鎧はブラックから離れ、アンモナイトみたいな形に。
それを手にした白い人、鎧を着てしまいますが、鎧は灰になって消えます。
変身一発でも飲みましたか?

ブラックは生きていたみたいで、ホッとするアバレンジャー(+マホロさん)。
しかしそこに先程倒した怪人が人間サイズで登場。
何か手順が逆な気がしますが、一歳児に様式美を理解しろと言っても仕方がありません。


 怪人に立ち向かうアバレンジャー。
ブラックも気を取り直して怪人と戦おうとしますが、マホロさんがブラックに攻撃を仕掛けてきます。
ブラックに切り返され、退却するマホロさん。
白い人はどうしたか知りませんが、普通に帰ったのでしょうか。

アバレンジャーの方に合流したブラックは「私にやらせて下さい」と変身。
アバレモードのブラック、洗濯物をこれから干すみたいに怪人を上下に振って地面に叩き付けたり、
ジャイアントスイングで放り投げたりします。
怪人は諦めているのか、全身に力が入っていないように見受けられます。
怪人は結局ブラック1人で倒してしまいました。
今日のアバレンジャーの功績は、ダイノハープを持って来た事だけです。

ブラックによると、切り合いの時に、頬の爪を通じてマホロさんから連絡があったようです。
「正と邪の力を合わせて一つにあわせて切る」のがブラックを助ける唯一の方法だったそうです。
情報源はスティラコでしょうか、自分が伝説の爆竜なので、他の伝説にも詳しいようです。
そして白い人の力を借りるには、マホロさんが女幹部モードになる必要があったようです。
しかし切り合いの時に頬を接するのは凄いテクニックです。
相手の動きを完全に読んでなければ出来なさそうです。


ところで、晴れてブラックが鎧の呪いから解放されたので、
マホロさんは別に敵側に戻る必要もありません。
マホロさんはまだ何かやりそうな気配です。

とりあえず、恐竜やの人口密度の更なるアップは回避されました。