第36話


 ブラキオが月の鑑賞をしていますが、中にいる爆竜達は狭かったりしてフラストレーションが溜まっているようです。
爆竜達は「戦いが終わったら」話に花を咲かせ現実逃避。
トリケラは人間になりたいと言いますが周囲からの同意はゼロ。
しかし結構マジだったらしく、1人で外に出て、まだ人間になりたいみたいな事を考えています。
ソフトクリームを食べたがっているのはともかく、恋をしたいとはどういう事でしょう。
爆竜はストライクゾーン外なのでしょうか。
少々気になります。

願いを思い浮かべながらウトウトしてしまうトリケラ。
その時、上空から謎の光線がトリケラに向かって照射され、トリケラは人間に変身してしまいます。

人間になったトリケラ、思いっきりお子様です。

しかしこれがバキちゃんだったら乳児決定なので、トリケラはギリギリセーフです。

湖面に映る自分の姿を見て人間になった事に気付くトリケラ。
次の瞬間直立二足歩行に切り替えます。
通常四足歩行でしたので、いきなり二足歩行に切り替えるのは困難と思われますが、
もう駆け足とか出来ています。

今迄コッソリ練習でもしていたのでしょうか。


 恐竜やを覗くトリケラ。
そこではイエローが、ブルーに行方不明のトリケラを探しに行くよう言ってます。

以前ブラックが爆竜集めをしていた時に、ダイノガッツで居所を察知していたと思いますが、
トリケラの場合は気付かれないようです。

ブルーはむしろ無断外出のトリケラを「三条スペシャルお仕置きフルコース」で処罰する意向だった為、トリケラは店に入るのを躊躇ってしまいます。
立ち去ろうとしたトリケラに、外出先から帰ってきたと思われるマホロさんが声を掛けます。

恐竜やのメンバーはトリケラを「時間を間違えてきた客」ぐらいの認識。
子供が1人で入れる店なのでしょうか、恐竜やは。

カレーが900円もするのに。


 恐竜やから離れ、公園で座り込んでいるトリケラ。
正体を明かしたらブルーにお仕置きをされると思い、困っています。
トリケラの想像するブルーのお仕置きは、変身もしていないブルーが分身してトリケラバンカーでブスブス刺して来ると言う
むしろブルーの方が疲れそうなお仕置きでした。

気が付いたら放し飼いの犬に襲われてるトリケラ。
通りすがりのお姉さんが助けてくれて事無きを得ます。

犬を回収に来た飼い主によれば、いつもはおとなしい犬なのだそうですが、
放し飼い派の飼い主は大抵そう言います。
その言葉の裏には「襲われる方が悪い」と言う意識が見え隠れです。

トリケラの手当てをしてくれるお姉さん。
用事があるらしく、慌てて去るお姉さんを、
公園の水道の蛇口を律儀に閉めてから追いかけるトリケラ。
しかもヒーロー走りです。
お姉さんは手当てに使ったハンカチを忘れていってしまったようです。


 お姉さんの車からどんどん引き離されてしまうトリケラは、思わず四足歩行に切り替えようとしますが、冗談のような偶然で通りかかったブルーの車の通行の邪魔をしてしまいます。

四足歩行のトリケラは時速200キロ行けます。

あと、公式サイトによれば、この時のトリケラは本当は転んだんだそうです。念の為。


 ブルーはトリケラを車に乗せて、ハンカチ返却の手伝いみたいな状況に陥っていました。
お姉さんを見つけるトリケラ。
ブルーとトリケラはお姉さんを追ってお台場デックスに。
555で部長さんが真理ちゃんに振られていた場所かもしれませんが自信はありません。
ちなみにトリケラが食べていたソフトクリームはこちら

更にお姉さんを追って、恐竜博物館に来る2人。
トリケラはお姉さんに惚れている事をブルーに指摘されて髪の毛が立ったり良く分かりません。
ところでトリケラは大きい人が好きなのか、小さい人が好きなのか気になる所です。


 その頃、白い人の家では、今だダメージが抜けていないらしい白い人の為にワニが
スルメ、竹輪、大蒜、バナナ、赤ピーマンが入ったお粥を作成。
何かヨダレが入ってしまったようですが、自分が食べる訳ではないのでOKです。
唾液中に含まれるアミラーゼと言う酵素は、お粥に含まれるデンプンを麦芽糖に分解しますので、
多分消化に良くなったと思います。

あと、甘くなりました。

ワニが謎粥を持って白い人の部屋へ向かうと、白い人が起き上がって部屋を出る所でした。
白い人にぶつかってワニはお粥を頭からかぶってしまいました。
早く拭かないと糊化した米が固まってガビガビになりそうです。


 お姉さんを見失ったブルーとトリケラ。
トリケラの手にしたハンカチが突如光って風に飛ばされます。
そのハンカチを追って回収すると、その先に停泊している船にお姉さんがいる事に気付きます。

2人とも、どうも誰かに誘導されている感じです。

船に乗り込む2人。
「奇跡の船へようこそ」と、中に居た人3名が空のグラスを手に2人を迎えます。
この船では望めば何でも手に入るのだそうです。
もしかしたら、そう言っている男性の口ヒゲも奇跡の力でゲットした物かも知れません。


 一方レッドとイエローは次元の扉反応を追っているようです。
そこに白い人登場。
アバレマックスと戦いたいようです。
レッドとイエローは爆竜チェンジして応戦しようとしますが、伝説の鎧の多分謎の人が登場。
今回は下手に声を掛けたため攻撃のターゲットがアバレンジャー側に来てしまいました。

あと、この伝説の鎧の謎のつもりらしき人は普段何処にいるのでしょうか。
戦闘時だけ乱入して来る傾向があるので、アバレンジャーとかの様子をメチャメチャ監視していそうです。


 船の中のブルーとトリケラは、ドアを開けても同じ部屋に戻ったり変な場所に出たりする現象に出くわして、船が異常である事に気付きます。

パーティールームのような所では、大勢の人が挙動不審。
1人で社交ダンスしている人や、手を羽ばたかせて「飛んでいる」と実況している人。
何だかパントマイムの練習のようです。喋っていい物かは知りませんが。

トリケラが発見したのは沢山のお金を手に入れた幻覚を見ていたお姉さん。
他の人の欲求が食べ物とかなのに比べると、お姉さんの願望レベルは結構高いです。
お姉さんにハンカチを返そうとするトリケラですが、お姉さんには声が届きません。

この船は怪獣の中なのだそうです。
で、中の人たちの喜びと欲望が怪獣の栄養となるそうです。
船でなくて競馬場とかの方が効率良さそうですが、まあいいでしょう。
そして敵戦闘員も登場。
現状変身できないブルーですが、戦闘員に捕まったトリケラを助けたり結構頑張ります。
戦闘員が何故トリケラを捕まえたりしたのか良く判りませんが、正体に気付いたのでしょうか。
トリケラと一緒に隠れて、敵をやり過ごすブルー。
もういいので逃げる事を提案するトリケラですが、ブルーは自分に初恋の時の辛い思い出があるとかで、トリケラに諦めないよう言います。

しかし相手のお姉さんは明らかに大人ですがトリケラはどう見てもお子様ですので、
ハンカチを返却して何がどうなる訳でもないのは容易に想像できます。
と言うか、何か起きたら凄い嫌です。
時々いるそうですが。

と、トリケラを説得した所で今度はブルーが敵戦闘員に捕まります。
戦闘に入るブルーですが、多勢に無勢で大変そう。
トリケラは遂に戦闘に参加、ブルーを庇います。
「人間になんかにならなくてもいい。僕は爆竜トリケラトプスです!」
とトリケラ、船の中で元の爆竜に戻りそうです。

爆竜トリケラトプス
 全長:37m
 全高:14.5m
 全幅:10.5m
 重量:1100t
 足のサイズ:3.9m

船大丈夫でしょうか。


怪獣に船から離れるよう指示する敵幹部。
怪獣と一緒にトリケラも船の外に出ましたので、敵幹部はもしかしたら今、
大勢の命を救ったのかもしれません。


 敵怪獣とトリケラが戦っている姿はレッドやイエローの目にも止まります。
しかし二人の前には伝説の鎧の謎の人。
ちなみに白い戦士は高いところに登って観戦中。
アバレンジャーや伝説の鎧の人からは多分無視されています。
伝説の鎧の人はまた苦しみ出して消えてしまいました。

彼は一体何者なのでしょうか。もう少し正体不明でもバチは当たりません。
とか言って、予想外の人だったら凄いです。
毎回違う人が入っていて変身解くと同時に死んでたりしたらウワーです。

伝説の鎧の人が居なくなり、白い戦士の事もすっかり忘れ3人揃ったアバレンジャー。
アバレンオーに乗り込み、怪獣と戦闘です。
敵怪獣は姿を消し、代わりにマックスオージャが出てきてアバレンオーを攻撃します。
このマックスオージャはレッドの暗黒面が動かしているとかそんなんでもなく、
単に敵の怪獣が作り出した幻のようです。
でも斧で切りつけられると火花が出てダメージがあるので、気のせいで片付けられない感じです。

幻であると見破っているブルーは、トリケラに指示をして怪獣本体をサーチさせます。
そして今回は爆竜コンバインとかせず、爆竜電撃ドリルスピンで普通に怪獣を倒します。

これでトリケラがバキちゃんやディメノコとトレードされていたら笑えましたが、今回は花を持たせる形になりました。


 下船したお姉さんにはブルーからハンカチを返却。
お姉さんは今日変な事に巻き込まれたので、本来の仕事である花の配達がまだ残っていそうで不憫です。


 恐竜やでは皆で鍋が煮えるのを待っている状態。
座敷に丸テーブルと四角いテーブルを隣接させて設置しているので一見前方後円墳みたいです。
ブルーはトリケラに、何故人間になれたのか聞きますが、トリケラ自身にも分からないようです。
ところでブルー、最近ちゃんと皆と同じテーブルについて食事するようです。
昔は無理やり別のテーブルに居たりしましたが、丸くなったものです。


 雲の上では、天使の格好をしたメガネ女子高生(withoutメガネ)を、
神様と仙人をミックスしたような介さんが叱っていました。
どうも、天使の格好をしたメガネ女子高生(withoutメガネ)が今回の仕掛け人だったようです。

自分の中で介さんゴッド説が急浮上しました。