第35話


 恐竜やで働くマホロさん。
お客さんからも既に名前で呼ばれていたりして、評判も上々の様です。
また出動せずに安定して働いてくれそうなので、恐竜や的にもなかなかの戦力になりそうです。

そこに帰宅してくるチビッコとメガネ女子高生。
チビッコが速達の郵便を受け取っていました。

郵便物によると、なんとブラックが作ったリングが工芸展に佳作で入選し、デパートに展示されるのだそうです。
そんな催し物は大概入場無料です。
あとブラック、応募の際に苗字使ってます。
応募を勧めてきた介さんから色々入れ知恵されていたようです。
あと、年齢は若めに、職業は無職で応募していると思います。

あと、今日からの展示らしいので、主催者側は通知を速達で出したようです。
随分ギリギリの投函です。
出展拒否とか発生して穴埋めの為に繰り上げ入選とかだったのかも知れません。

ブラックの作品を見る為、イエローはマホロさん達を連れて展覧会に行く事にします。


 前回アバレマックスにボコられていた白い人、トップゲイラーが家まで運んできたようです。
白い人は寝てるんだか気絶しているんだかな感じです。
ワニが白い人に対し謀反を試みますが、何故か居るチビッコ幹部にあっさり阻止されていました。
幹部だけあって強いです。
あと白い人、包帯とか巻かれていましたが、チビッコ幹部が手当てをしたのでしょうか。
チビッコ幹部、料理も出来るし生育環境からは考えられないスキルを色々持っています。
チビッコ幹部に消されそうになるワニでしたが、チビッコ幹部の具合が悪くなってしまったので
ワニはまた生き長らえました。

基地に戻ったチビッコ幹部の口を借りて、敵の首領が自分の復活に使う「力の石」を探すよう命令を下します。
何とそれはこちらの地球にあるそうです。
マックスの盾もそうですけど、結構重要そうな物に限って地球側に来ちゃっているようです。


 デパートの工芸展に来ている恐竜や女性一同。
野郎どもは店番か何かでしょうか。
展示されているリングはエンゲージリングなのだそうです。
しかし展示の仕方がオープンです。
テーブルの上に樹脂製の台に乗ったリングがあるわけですが、ガラスケースも無ければ
テーブルの前に柵がある訳でも無く、見学者が触ったりとか出来そうな感じです。

一般作品なので扱いが悪いようです。


 イエローの付近に次元の扉反応があったと介さんからの連絡が入ります。
怪人の登場です。
怪人の狙いはブラックの作品ではなく力の石だそうです。
次の展示会の為にバックヤードに置かれている石を奪う怪人。
こちらもケースには入っていましたが、ガラス部分が上にカパッと開く仕様なので、防犯性はゼロです。

警備員は一人しか居ませんでしたので、責任重大だったようです。
準備室の入り口にドア無いですし。

そこに変身したイエロー登場。怪人を狙撃して石を奪います。
怪人はイエローにライチボンバー攻撃。
ライチボンバーはマスクを通過してしまうらしく、イエローはそれを飲んでしまいパワーを失います。
それにしても、アバレスーツを通過する性質がある攻撃は良く考えたら最強です。
次回にも生かすべき技術ですが、敵組織がそれに気付いているかは微妙です。

あと、イエローが爆弾で飛ばされた拍子にデパートの配電盤に接触、マホロさん達の乗ったエレベーターが止まってしまいます。
他にも沢山お客さんが居たでしょうが、エレベーターは恐竜や女性メンバー貸切でした。
皆階段で避難したようです。
一般のお客さんの方が良い判断をしていたようです。

変身が解けたイエローですが、その辺の展示品の棒みたいな物をバット代わりにし、
落ちているライチボンバーを怪人に打ち込みます。
イエロー、九州出身ですが星野阪神にあやかってます。
今回は敵が鳥っぽいので、鳥っぽいチームは地元でも応援できないようです。
今更どうこうも無いと思いますが、朝日がフジの二の舞にならないか心配です。

怪人も自分のライチボンバーで無力化。
イエローは石を狙って追って来る怪人をやり過ごす為、変装をして怪人を欺いていきます。

1.デパートの制服を着てインフォメーションに座ってやり過ごす。
 普通に隠れても良さそうでしたが、まあ良いでしょう。

2.地下駐車場にてパトカーで怪人を轢いた上に、女性警察官姿で怪人に手錠を掛ける。
 自分からわざわざ出向く必要が何処にあったのか気になります。

3.ダンススタジオで新体操。ゴーグルピンクまたはトトメスのようにリボンで追って来た怪人を拘束する。
 リボンの強度が気になります。イエロー特製の材質かも知れません。
 あと、新体操で使うレオタードはスカート付きですか?そうなんですか?

<総評>
衣装の準備と着替えのロスタイムを考えると非効率的。
見ている方は楽しいですが。
あと、今回の怪人が第二のワニになりそうな感じでした。
イエロー、変なのに好かれ易いです。


 ことごとく(楽しみながらも)騙された怪人、作戦変更と言う事で、デパートの館内放送でイエローを屋上に呼び出します。
ブラックの作品と交換で石を渡すよう迫る怪人。
イエローは条件を飲みますが、石を渡した途端怪人に蹴られてしまいます。

そのときレッドとブルーが到着。
石は一旦ブルーが奪い返したものの、再び怪人が持ち去ってしまいます。
ですが、ブルーが石に小型爆弾を付けたので、怪人を追う必要は無いそうです。

「ほっといてもトリノイドはお陀仏さ」
レッド、かなり暗黒面が増加してます。
怪人が街中に居る時に爆発したら結構巻き添え市民が出ると思うのですが、その辺は無視していく方針のようです。

しかしブラックの作品をまだ怪人が持っていると知っているイエロー、怪人の後を追って行きます。
どうでもいいのですが、デパートのエレベーターは復旧していないので、今迄エスカレーターや階段を駆使しての追走劇だった筈です。

 その辺のトロそうなガキからチャリを強引に借りて怪人を追うイエロー。
怪人は敵基地に戻ろうにも、チビッコ幹部が寝てしまっているので帰れないようです。
あと怪人、幹部に向かって偉そうに喋りますが、幹部の方は気にしていないみたいです。
どこまでアットホームな敵ですか。


 イエローのブレスにブルーから通信。
イエローはブラックのリングを取り戻す為怪人を追っている旨説明します。
あと、自転車を取られたガキがまだ途方に暮れています。
彼は家に帰れたのか気になります。

怪人を追うイエローの自転車の前に、荷物を積んだトラックが出て来てイエローの自転車と衝突。
イエローは自転車から投げ出され、荷物に突っ込んでしまいます。
「あっちゃーヤバイ」と運ちゃん、荷物を片しに車外に出ます。
人身事故を起こしつつ荷物だけ心配する運ちゃんですので、彼相手なら何をしても許されそうです。
イエローはそのトラックに乗り込み、怪人追跡を続行。
荷物を落としながらの追跡ですので、後続車は大変そうです。


 怪人に追いついたイエロー、トラックで怪人を撥ねます。
しかしイエロー、車から降りてリングを奪い返そうとした所、怪人にドラム缶山に放り投げられてしまいます。
イエローはジャケットを脱いで、何処からぶら下がっているか見当もつかない得体の知れないロープに捕まってスイングして怪人に接近。
怪人の持つ石を奪い、それと交換でブラックのリングを返すよう求めます。

イエローはそう言いつつもその辺のダンプカーに乗って怪人から遠ざかる方針。
これではリングを返しようがありません。
しかし怪人は律儀にイエローのダンプに乗り込もうとジャンプ。
怪人はイエローの持つ石を奪おうとしますが、動いているダンプの乗り込み口付近で暴れるのは危険です。
動きにくい上に視界も悪いでしょうに、大変です。

しかし怪人、イエローから石を奪うと、イエローを車外に突き落とします。
イエローに更に攻撃してくる怪人。
ダンプカーを停車させて来たか気になります。

イエローは怪人に高所から落とされてしまいますが、ダイノブレスからワイヤー状の物を出し、その辺の鉄橋に引っ掛け自由落下は避けた模様。
怪人はイエローに爆撃。でも当たらないみたいです。

パワーが戻ってきたと言う怪人。倒れているイエローに爆撃。
でも当たらないみたいです。
先程の標的が動いている状態は当たらなくても言い訳できるでしょうが、
動かない上に距離も無い相手に当たらない攻撃などをしているようでは、この怪人は大物になれません。

そしてイエローの方もパワーが戻り爆竜チェンジ。
爆弾の爆発寸前にリングを取り戻し、怪人は爆発。
遅れてレッドとブルー登場。
怪人は生き延びたようで、石を爆破された恨みだけで攻撃してきます。
しかし怪人、石爆破に一番貢献していないレッドから攻撃。

怪人、ノリノリでアバレンジャーを倒そうとしますが、後方からの謎の攻撃を受けます。
例の伝説の鎧を来た人が立っていますが、その頃マホロさんはまだエレベーターでタスケテ状態。
その正体が誰かはモンゴルマンぐらい分かりません。

伝説の鎧の人物は怪人をサックリ斬ります。
そしてアバレンジャー達の方に歩いてきますが、急に苦しみ出して消えてしまいます。


 その隙に怪人は巨大化。
アバレンジャーはレッドをアバレマックス化させ、スティラコサウルスを呼び出すと、怪人をスティラコサウルスで轢き殺します。

今回の怪人は交通安全とは縁が遠かったようです。


 恐竜やに戻り、伝説の鎧の人物について考えている一同。
レッドは正体がブラックではないかと考え、ブルーはガイルトンや女幹部の可能性を視野に入れています。

ブラックの作品を手に、記憶を取り戻そうとするマホロさんですが、何も思い出せないようです。
それにしても、展示期間が短い工芸展です。もう作品が返却されて来てます。
リングの裏には楔形文字のような物が彫られています。
マホロさんの解読によると、「愛するマホロへ アスカ」と記されているようです。
ちょっと思い出しそうなマホロさん。

イエローはブラックとマホロさんを合わせてあげたいと決意。
世話焼きたくて仕方ない感じです。

むしろレッドの方が先行き不安なので、レッドの世話を焼いてください。