第30話


 「邪命戦隊エヴォレンジャー」を作り出す敵幹部。
要は再生怪人セットですが、オープニングまで用意する気合のいれよう。
しかしそのイメージ映像は切り裂かれ、
「ふざけるな」と白い戦士が乗り込んできます。
チビッコ幹部に敵基地まで招待された白い戦士、敵組織にゲームを仕掛け、勝ったら敵組織を支配するそうです。
ちなみに敵のボスは寝ているらしいです。


 林の中を何か探すように動くブラック。
夢で見た景色と同じだそうです。
以前レッドとスマイリーキクチが飛ばされた空間にも似ていますが、多分気のせいです。
滝壷にある質感の変な岩をブラキオに取ってもらうブラック。
その変な岩を見て、やはりただの夢ではなかったとブラキオ。
しかしブラック、爆竜カプセルを揃えても、探し物の尽きない人です。


 一方、黒い鎧の戦士と戦うアバレンジャー。
大変苦戦してます。
吹っ飛ばされてアバレイザーを落とすレッド。
同じく吹っ飛ばされたイエローとブルーからアバレイザーを渡されて、二丁拳銃で相手を攻撃。
相手は銀色の球になって地面に落ちます。
イエローが何かコントロールパネルみたいな物を操作をすると、背景が駐車場や倉庫みたいな所に変わります。
どうも戦闘シミュレーションだったようです。
ブルーに言わせれば設定レベルが高すぎた様ですが、レッドに「アバレモードの白い戦士に対抗したい」という思惑があったそうです。
しかし実際は倉庫だか駐車場で訓練していた訳ですが、レーザーとか変な所に当たって周囲に迷惑をかけていないか心配です。


 謎の質感の変な岩を恐竜やに持ち込んだブラック。
サイドカーに載せて来たのでしょうか。ブラキオは大きすぎて恐竜やの前とか歩けません。
きっとサイドカーはキズだらけです。
あとで介さんに怒られそうです。

ブラックは夢で見た戦士が持っていた盾のような形にその岩を切り出すと、剣を構えます。
一発当てた所で、敵のチビッコ幹部にそっくりの少女が突然ブラックの目の前に現れます。

少女はブラックの過去の記憶を蘇らさせます。
敵基地に潜入する作戦が漏れたらしく、攻撃を受けるブラック達。
皆、原っぱの広い所を隠れもせず逃げ惑います。
そして先に侵入に行った連中を助けようと、禁じられていた力とされる黒い鎧を身に纏うブラック。
白いアバレスーツといい、トップゲイラーといい、封印大好き種族です。
いらない物とか捨てられずにずっと取っておくタイプの人が多そうです。

チビッコ幹部そっくりの少女はこの辺りでガス欠。
記憶の再生はストップです。

しかしブラキオが残りの出来事を補足。
ブラックは鎧の力によって自我を失い、主に仲間ばかり攻撃。
その後鎧を失ってその辺に転がっていた所を仲間が回収。
ブラックは都合よく記憶がないという寸法だったようです。

ちなみに、鎧が誰かに倒されないと脱げないのだそうです。
自分が生きている事を疑問視するブラック。
でも、敵の女幹部は鎧を何度も着ていますが、結構脱いでますので、死なない程度にやられても脱げるのかも知れません。

ブラキオによれば、その行為が鎧の魔力の為だったので、誰も残酷な真実をブラックに語れなかったのだそうです。
除:ブラキオ。


 敵基地では、白い戦士が再生怪人達をサックリと倒し、組織に居座ってます。
白い戦士は自分の分身としてキラーゴーストを作成。
パステルユーミネタは封印しておきます。
今度はアバレンジャー相手にゲームをするそうです。
しかし怪人を作るに当たって、変な木の実みたいなのを使うと知っている辺り、白い人はワニから色々聞いていそうです。
雑談とかもしているのでしょうか、ワニ相手に。


 そして無人島にバキケロとディメノコの反応が。
最近見ていなかったのでちょっと忘れていましたが、彼らは捕まったままでした。
アバレンオーで無人島に向かうアバレンジャー。

相変わらず飛べないので、得意ではないが行けないことも無い水中を移動。
しかし上陸した無人島で、操られたバキケロとディメノコに攻撃されるアバレンオー。
2体の爆竜はすぐに目を覚ましますが、シャボン玉のような球体に捕らえられ、巨大化したキラーゴーストの中に入ってしまいます。

キラーゴーストはウイングペンタクト無しに超スピードでアバレンオーを攻撃。
ティラノ達はその攻撃で変に苦しみだします。
相手の動きで目が回ったのでしょうか。三半規管の弱い爆竜です。

と思ったら何か凄いスパークしていて、良く判りませんがピンチです。
爆竜達はアバレンジャーを外に逃がすと、合体が解け、バキケロやディメノコと同様にシャボン玉みたいなのに捕らえられてしまいます。


 キラーゴーストは巨大化を解除するとアバレンジャーの前へ。
キラーゴーストを早く倒さないと、その体内に取り込まれた爆竜達は溶けてしまうそうです。
キラーゴーストは熱か酸に強いという事でしょうか。
他の可能性としては、爆竜を捕まえている球体も溶けないのに、中の爆竜だけ溶けるようですので、
球体の中だけ熱かったり酸が出てたりするのかもしれません。
が、だとすると体内にしまう意味が薄いというか、なんかの弾みで中身が漏れたら自分も危ないので大変です。


 しかもこのキラーゴーストが羽が随所で破れている割に飛んだりして強いようです。
アバレンジャーが苦戦する様子を見て焦るブラックに、自分が行くとブラキオ。
ブラキオはノシノシと歩くので、足が遅い印象が有りますが、一応最高時速160キロです。
しかしブラキオが来る前に、アバレンジャー達はキラーゴーストのビームに吹飛ばされ、海に落ちてしまいます。

ブラキオが現場に向かっている間も、変な質感の岩を削るブラック。
ブラックは早く盾を切り出して持っていかなくてはならなさそうですので、
段取り的に今、恐竜やの前にはライドラプターが待機している筈です。
メガネ女子高生が「おはよう」と恐竜やに入ってきたので、現在通勤通学タイムと判ります。
朝からカキーンカキーンと物音を立てたり、大型動物をその辺に配置して近所から苦情か来ないか微妙です。