第26話


 海釣りを楽しむレッドとチビッコ。
チビッコはレッドの助けを借りつつイシダイを釣り上げます。
クーラーボックス一杯のイシダイやカレイを持ち帰るレッドとチビッコ。
恐竜やの今晩の夕食はこれだそうです。
釣れなかったら、残り物のカレーだった可能性があります。

イエローは「とれたてのお刺身でキュッと一杯」を期待していますが、釣り上げた瞬間からどうも虫の息な魚でしたので、期待程の味はしないかも知れません。


 釣りバカ日誌のアニメを視聴しだす一同。
その頃、街に敵の怪人が現れ、人々を逆バンジーさながらに釣り上げてました。
釣り上げられた人はオリーブの実になり、ガラス瓶に効率よく収納されます。
出動したアバレンジャーの周囲でも、まだ人が釣られてました。
そんな中、普通に放送続行中の釣りバカアニメ。
まだテレビ局に事件の報が入っていないようです。
しかしアニメの釣りバカの息子が屋内に居ながらにして怪人に釣られる怪事件発生。
最近のアニメは油断出来ません。


 ビルの屋上で釣りを楽しむ怪人と戦闘に入るアバレンジャー。
イエローが怪人に釣り上げられそうになりますが、皆で助けます。
ブラックだけ自発的に助けていないのは普段色々除外されているからでしょうか。
怪人の釣り竿が折れる事により怪人は逃走。
そこに恐竜やから通信が入り、アバレンジャー達は釣りバカの息子が釣られたと知ります。

確かにアニメの人が予定外に釣られるのは珍しい事件かも知れませんが、普通の人が釣られている方が深刻な問題だと思います。


 こちらも海に来ている白い人。
別に釣りをしに来た訳ではなく、ただの散歩か何かのようです。
「面白そうな事件が起きている。何故行かないゲラ」とトップゲイラーに聞かれる白い人。
爆竜的にもアニメの人が釣られるのは気になる事件みたいです。
白い人は今日はそんな気分じゃないとかで、騒ぎに参加したくないそうです。

普段は事あるごとにワイン(か、ぶどうジュース)を飲んでいる白い人の事です。
飲み過ぎ二日酔いでしょうか。

しかしそこに敵の女幹部がブレスを狙って登場。
白い人も勝ったら女幹部を貰うとか言ってます。
女幹部、今日は負けられません。
負けたらワニと同居です。


 恐竜やに戻り、事件について相談をしている一同。
するとテレビの釣りバカがアバレンジャーに息子の救出依頼をします。
釣りバカは子供がアバレンジャーを見ているので、アバレンジャーを知っているそうです。
知っているだけでなく存在を信じている上に接触を試みる辺りオトナ気ないですが、自分も言えた義理では無いので黙ってます。
あと、他のご家庭のテレビには普通に報道特別番組が映っている事を願います。
そうでない場合は部外者的に釣りバカが何を言っているのかサッパリ判りません。
あと、釣りバカの世界でもテレビのアバレンジャーが何を言っているのかサッパリです。


 アバレンジャーは公の電波を通信機代わりにし、釣りバカに息子の救出を約束。
それぞれ怪人を探しに出掛けます。
レッドのサイドカーにはテレビが積まれ、釣りバカとやり取りが出来る状態になっています。


 海岸では白い戦士と女幹部が戦っています。
ワニと同居するのが嫌なのか、女幹部が強くなってます。
しかも白い戦士、急にスパークし出して苦しみ出します。

飲み過ぎでしょうか。

女幹部にブレスを扱えないようだと指摘される白い戦士。
白い戦士は女幹部の言葉を否定して再び攻撃を仕掛けます。

ところで、敵組織は白い人のブレスを奪い返したところで、誰が使うのでしょうか。
女幹部以外は戦闘向きでないのが気がかりです。
今の所はブレスを普通に爆弾代わりに使うしか無さそうです。


 人の悲鳴を聞きつけた事により、空き地で釣りをしている怪人を発見するレッドと釣りバカの映ったテレビ。
そこに他のメンバーも駆けつけ爆竜チェンジ。
別行動に見せかけて、結構近いところを探していたのか、単に悲鳴の音量が馬鹿デカかったのかは謎です。
カツオをモチーフの一部に使われた怪人からカツオのたたきを模した攻撃を受けるアバレンジャー。
しかしレッドが反撃し、更にアバレイザーで攻撃。怪人の方が劣勢になります。
そこで怪人はオリーブになった人々を盾にアバレンジャーの攻撃を封じ、腹からカツオミサイルを発射し攻撃。
それを見ていた釣りバカが義憤にかられ、テレビの画面から抜け出します。
「よぉく見とけ!釣りってのはこうやるんでい!」と釣りバカ、
怪人の持つオリーブの入ったビンを釣り上げて奪います。
良く見ておきましたが、釣り針にエサがついてません。

人質を失い逃走する怪人に必殺技をかますアバレンジャー。
いつも通り怪人は巨大化しますが、爆竜達も登場。
爆竜達も釣りバカを視聴しているようで、何やら良く知っています。


 白い戦士は何だかんだで女幹部に勝ってました。
女幹部は姿を消します。
白い戦士は再びスパークし、変身が解けてしまいます。
「ブレスを使いこなせないなら考えがある」とトップゲイラーに気になる宣言をされる白い人。
白い人の元にワニだけ残る嫌な展開もありでしょうか。


 今回は残りの爆竜、パラサロッキルとアンキロベイルスも使ってアバレンオーベイルスロッキル完成。
アンキロ側の腕から釣り針形の光が出る「爆竜カツオの一本釣り」という技で怪人を釣り上げ、アンキロをトリケラに無駄に戻して、チョキチョキシザーズで怪人を舟盛にして退治しました。
巨大化した怪人が倒された事で、オリーブにされた人達も元に戻ります。
大抵は通常サイズの怪人が倒される→人々の身に起きた異変が解消する→怪人巨大化→ロボ戦
の流れですが、技の有効期間が長いという意味では今回の怪人は優秀だったようです。


 釣りバカと息子はアバレンジャーに礼を言ってテレビの中に戻ります。
息子、大好きなアバレンジャーを前に「変身して」等とせがんだりしません。
割と落ち着いた子供です。


 レッドによれば、釣りバカがテレビから出て来れたのはダイノガッツのせいらしいです。
という事は、息子の場合の(怪人に釣られたにしても)テレビから出てしまった現象もダイノガッツのせいなのでしょうか。
ダイノガッツが多いのも考え物です。