第20話


 復活したトップゲイラーは、その羽ばたきで巻き起こる強風でアバレンオーを攻撃。
近隣でも街路樹や一般車両が飛ばされる等、その被害を広めます。
前回校庭に避難してた小学生とか半分くらい飛ばされたに違いありません。

「このままでは危険ブラ」とブラキオがビルの間で歩を進めながら言います。
ブラキオも下手に動くと何か踏みそうなので、そっちはそっちで危険です。

トップゲイラーはビルから飛び立ち、滑空しながら羽でアバレンオーを攻撃。
アバレンオーがもうちょっと素早かったら、カウンターで叩き落とせそうな気がしますが、残念ながらやられてばっかりです。

ステゴスライドンは見ていられないと単身トップゲイラーに挑みますが、白い戦士が羽ペンのような武器を振るい、謎の光をステゴスライドンに浴びせます。
するとステゴスライドンは自由が利かなくなり、トップゲイラーに足でツマミ上げられて合体させられ、「キラーオー」となってしまいます。

勿論アドリブで名前を付けています。

どちらが多くの爆竜を下部とするかのゲームだという白い戦士。
アバレンオーはドリルスピンの体勢に入りますが、キラーオーの爆竜必殺デススティンガーが先にアバレンオーに決まり、アバレンオーに大ダメージ。
「ドリルスピンが効かない!」とレッドは困っていらっしゃいましたが、効く効かない以前に当たってもいないです、その技。

アバレンオー、飛べないわ、水中駄目だわ(しかもステゴ持っていかれました)、技の出は遅いわで弱点がどんどん増えていく感じです。

ダメージを受けたアバレンオーは合体が解け、アバレンジャーも外に放り出されます。
蚊帳の外にいたブラックによれば、トップゲイラーは全ての爆竜と合体する能力があるそうです。
という事は、他の爆竜は合体相手が限られるという事でしょうか。
ブラックが蚊帳の外から脱却できるのはいつになるのでしょうか。

白い戦士は更にティラノを下部にしようとしますが、ブルーの呼びかけでステゴが正気を取り戻し、キラーオーから分離。
どこかへ歩いて去ってしまいます。
「ステゴスライドン、お前の力を知るのは、俺達だけだ」と白い戦士は呟きます。

ちなみにアバレンジャー側の爆竜は、ティラノ無しで成立する合体が無いので、ティラノをターゲットにするのは大変効率が良いと思います。

ティラノは下部にしなくて良いのですか。ステゴいなくても今ならやれそうです。


 アバレンオーから放り出され気絶していたレッドは、近くの病院の看護師に助けられ手当てを受けます。
病院のデスクに置いてあった冊子を見て、白い人が写っている事に気付くレッド。
看護師によって、白い人が以前レッドの手術をした医者である事を知ります。
あと、白い人は病院を辞めてしまっていたようです。
これで安心して病院を使えます。
レッドは「俺、聞いてきますよ、理由」と看護師に言って診察室を出ます。
看護師的には医者が病院を辞めた理由なんかわざわざ聞きに行ってもらわんでもと言った感じでしょう。


 恐竜やにてレッドの安否を心配するメンバーにレッドからの通信が入ります。
レッドはトップゲイラーの飛んでいった方向を聞き、白い人に会いに行こうとします。
ブルーもステゴを連れ戻そうと外出。
「例え殴り倒してでもな」とブルー、強い決意。
しかし本当に殴って倒れられちゃったら持って帰るのが大変ですので、程程にしてやって下さい。


 海岸でステゴを呼び出そうとするブルー。
ステゴは自分の力を知り、もっと使いたい様子。

ステゴを探しに来ていた白い人も、レッドに追いつかれました。
レッドは危険なブレスを外すよう白い人に説得を試みます。

病院を辞めた理由を聞き出すのは後になりそうです。

白い人は変身すると、羽ペンのような武器を横に投げ、
「あれを取れれば、ブレスは渡してやる」とゲームを提案。

レッドは条件を飲み、爆竜チェンジ。
名乗りを上げる途中で白い戦士の攻撃を受けてしまいます。
昔は名乗り途中は待ってもらえたものですが、最近は世知辛いです。
レッドは起き上がりアバレイザーを構えますが、ゲームなので殺し合いではないとして、そのアバレイザーを捨ててしまいます。


 その頃、前回倒した怪獣がパワーアップして復活。
弓矢状の武器もライフル状に変わり、街を破壊。
恐竜やに残留していたイエローとブラック、アバレンオー以外の爆竜で出動です。
パワーアップした怪獣相手に、肉の入っていないすき焼きのようなメンバー構成で挑みます。


 お互い素手でも、白い戦士に敵わないレッド。
更に拾ったアバレイザーで攻撃する白い戦士にレッドはついにキレ、手足にあまり硬そうでない白いトゲトゲを生やしたアバレモードにチェンジ。
しかもいつもと様子が違い、白い戦士のアバレイザー攻撃も効かなくなってますし、白い戦士に飛び掛った時に変な光を発してます。
白い戦士はレッドの猛攻に遂に倒れます。
「俺にこんな力が」と我に返るレッド。
「お前も自分に秘められた本当の力を思う存分振るいたいと願っている。お前は俺に似ている」と白い戦士。
「違う」とレッド。
ここで肯定すると、変にときめかれてしまうので大変です。


 ステゴは海岸沿いの洞窟に潜んでいました。
ブルーの説得虚しく、自分の力を使いたいと洞窟から出て去るステゴ。
洞窟の端を壊しながら出て行きましたが、結構狭い洞窟に無理やり潜んでいたようです。
洞窟に入る時、ステゴはきっと後ろ向きバックオーライで入りました。


 倒れた白い戦士に駆け寄るレッド。しかし白い戦士はアバレイザーでレッドを攻撃。
至近距離で撃たれたレッドは変身が解け、倒れます。
白い戦士がトドメを刺そうとした時、ステゴから「本当の力を教えてくれテゴ」と交信が入ります。
白い戦士はステゴをトップゲイラーと合体させ、キラーオーにします。

ティラノに続き、レッドの事も忘れました。


 イエローとブラックで相手をしていた敵の怪獣は、キラーオーの元に転送されます。
敵の怪獣はキラーオーに鎖を巻きつけ、動きを封じます。
しかし白い戦士的には、敵の怪獣はまんまとおびき出されたという位置付けのようです。
キラーオーは鎖を解くと、尾を伸ばし前かがみっぽい襲い掛かるような姿勢になります。
キラーオーの本気らしいです。
後ろで何やら爆発して岩とか飛んでます。
戦闘の場が市街地だったら、これだけで何らかの被害が出そうです。
そしてキラーオーはビームであっさり怪獣を倒します。


 白い戦士はステゴが仲間になったか確かめる為テストとして怪獣相手に戦ったようです。
アバレンジャー側の推測ですが。
あと、テストと言うよりぶっつけ本番です。
そして「お前は俺に似ている」という白い戦士の言葉を思い出し、否定するレッド。

ティラノ達はへばったままでした。