第7話

 先週に引き続き、黒い鎧の人に襲われているブラック。
しかし鎧の人はトドメの狙いが外れたかと思うと突然苦しみ出し、鎧頭部が外れて女性の顔(敵の女幹部)が現れ、引き返してしまいます。
 そこまでブラックを追い詰めてあるのだから、後は女性の腕力でも首を取れそうでしたが。


 恐竜やでブラックは夜なべで爆竜の卵を温めます。そこにレッドが現れて、卵に手を触れたところ、卵が何故か一気に孵化しました。
他の仲間に協力してもらった方が良いと言うブラキオの助言は聞いたほうが良かった感じです。


 卵の中からバキケロナグルスの赤ちゃんと「ヒダマ」という栄養源が現れ、そのヒダマによってブラックの変身ツールを修復できるそうです。


 別に卵が孵化しなくても、ブラックは復活できたという事ですね。
 もしかしたら、栄養が全く使われていない状態の方が、ブラックの戦力的には良かったのでしょうか。


 一方、怪人が町で悪さをしています。
今回の怪人は相手に「N」や「S」のマークをつけることで帯磁させ、相手同士又は自分の磁性と反発させることでターゲットを弾き飛ばす技を持っています。
 コンビニ前では、「N」マークが付けられた車を一般市民がアクロバティックに避ける大惨事です。


 そこにアバレンジャー登場。怪人に向かいます。
しかし足に「N」のマークを付けられてしまい、

イエローはやけに砂浜のドス黒いオーストラリアに
ブルーはペレストロイカで貧富の差が広がったロシアに
レッドは味噌煮込みの美味い(ティラノ談)名古屋に

それぞれ飛ばされてしまいます。


 アバレンジャーが遠隔地に飛ばされている状況下でも怪人は町で悪さをします。
ブラックが怪人立ち向かいますが、いいようにボコられています。
 その時、「こいつは私がやる」と敵の女幹部が現れ、怪人を作戦に戻らせた後、ブラックに伝説の鎧の着こなし方を問います。

 レッドはこの辺りから高みの見物スタートです。

 女幹部はブラックの彼女と同じ姿だそうです。
「そういえばそんな名だったわ、私がこの世から消した女は」
「マホロを殺して体を乗っ取ったと言うのか」

表現が2人の間でずれています。
女幹部は「はい」とも「いいえ」とも言わないので、忘れた頃に引っ張り出される伏線になりそうです。

 ブラックが女幹部に切りかかりますが、女幹部は素手で剣を止め、秘密を探る為に、ブラックと頬の爪同士を接触させることで心の中を読み取ります。
ブラック的には相手が女だったのが不幸中の幸いです。


レッドはまだ高みの見物です。
ぱっと見、ブラックと女の子がお取り込み中に見えなくも無いので、確かにちょっとばかり出て行き辛いものがあります。


ブラックはこの時変身できるようになり、女幹部に戦いを挑みますが、力が入らずケチョンケチョンにやられます。
この女幹部は強いです。
変な鎧さえ着なければ、冒頭で間違いなくブラックを殺れました。

女幹部がブラックにトドメを刺そうとした所で、流石にレッドは高みの見物終了、助けに入ります。


 邪魔が入った為に女幹部は去ってしまったので、レッドとブラックはビルに悪さをしようとする怪人を止めに向かいます。
怪人にトドメを刺そうとするブラックですが、やはり力が出ないらしく、ピンチになります。
その時イエローとブルーが到着し、ブラックに戦力外通告した後、怪人に攻撃を始めます。
先程付けられた磁石シールは、飛ばされた時の熱で無力化したそうです。

そんな熱(多分1500℃くらい)にも耐えられるというアバレスーツの能力の高さが証明されました。
しかし、そうなると、アバレスーツを作るときに、どのようにして成形したのでしょうか。
切れないでしょうに。
溶けないでしょうに。


 怪人は巨大化し、今後は地中を潜ってアバレンオーに攻撃します。
レッドはアラスカでの鮭捕りの経験を活かし、アバレンオーのドリルを銛状に変形させ、見事地中の怪人を仕留めました。
しかし怪人は爆発してしまったので、卵も取れなきゃバーベキューにもなりません。


恐竜やに戻り一人落ち込むブラック。
「アバレブラックとしても満足に戦えなかったしな」
というブルーの言葉を聞いてか、恐竜やから出て行きます。
ブラックは来週また一人で襲われていそうです。


 一方爆竜の赤ちゃんは元気に飛び跳ねていました。
小さい生き物がチョコマカ動くと、箪笥の後ろとかで密かに遭難していたりして危険です。

あと、これを書きながらTVを見たらアギトがホンジャマカに一週間のメニューを晒していました。