第6話
ブラックは恐竜やにて、先週見つけ出した爆竜の卵を温めていますが、ブルーの「オムレツにしたら美味そうだな」という冗談を真に受けてドタドタ逃げ出します。
爬虫類の卵は、鳥類とは逆で、動かすと良くないらしいです。
レッドは人気アイドル「リリアン」のTV映像に釘付けになっています。
リリアンの背景のセットの、蔦を巻いた円柱二本とスモークのみと言う、ふた昔前の国営教育番組ばりなシンプルさが涙を誘います。
これでマイクにメーカー名を隠す白いシールが貼られていたら完璧です。
イエローは元アイドルで、リリアンと同期だったそうです。
しかし、周囲の人は誰も知らなかった様です。
イエローはレッドと共に、リリアンのサインを貰いにTV局に行きます。
流石は元アイドル、他人のスケジュールを把握しすぎです。
首尾よくリリアンに会い、サインを貰うイエロー。
リリアンは芸能界を去ったイエローに苦言を呈しつつサインをしたためます。
そんな中、アバレンジャーを狙って怪人&戦闘員が登場、乱闘となります。
怪人もアバレンジャーのスケジュールを把握している様です。
怪人はアバレンジャーのパワーを吸い込もうとしますが、その攻撃はリリアンに当たり、リリアンは老婆化します。
リリアンは恐竜やで介抱されます。常連のおじさんはまたもやカレーを食べている最中に追い出されます。
ところで恐竜やではカレーばかりオーダーされている様ですが、他にメニューは無いのでしょうか。
それとも有るには有るが食えたものでは無いのでしょうか。
リリアンは老婆化した事を悲観して恐竜やを飛び出し、「私なんか燃えるゴミになってしまえばいいのよ」「生ゴミなのよ」とゴミ収集車にダイブを試みます。
勿論清掃局の人達に止められます。
プレス死体を片付けるのは気持ちが悪いので必死です。
イエローはリリアンに追い付き、彼女を落ち着かせます。
イエローはリリアンが飛び出した時に、割とすぐ追いかけていったのですが、追いつくのが少々遅い気がします。
それともリリアンが凄いスピード(100メートル11秒位)で走ったのでしょうか。
ヒールの高いブーツを履いた老婆ですが。
ブラックは逃げた先で、またもや黒い鎧の人に襲撃されています。
卵を持ったまま。
爬虫類の卵は動かすと良くないらしいです。
怪人は自分の能力の効果を面白がり、町中の「若い娘」(限定)のパワーを吸い回ります。
男は無視です。
あと、あんまり若すぎる娘も襲っていません。
下は15歳、上は25歳位でしょうか。
それは誰のストライクゾーンですか。
「このまま老け娘を作り続ければ、アナザーアースの国民年金問題ももっと深刻化するなあ」
というのは敵の幹部のセリフですが、敵さんは結構勉強家です。
つまらないシステムに関しても興味があるようです。
しかし、残念ながら戸籍上の年齢は変わりませんので、奴等は年金を支払うだけ支払って、年金受給前に老衰で力尽きます。
貴様等の思い通りにはなりません。
恐竜やでは、リリアンがイエローに「老婆のスターを目指す」と前向きな姿勢を見せてくれます。
「これからは演技力もつけて、狙うわ、アカデミー賞」
長生きしてください。
テニスコートでは怪人が娘を襲おうとしますが体調を崩します。
ちょっと品が無いので飛ばします。
体調不良から復帰した怪人は、鼻の穴から汚い爆弾を飛ばし始めますが、イエローはその辺にあったテニスボールをラケットで打ち込むことで、怪人の鼻の穴を封じます。
イエローは「アバレスマッシュ」と言ってボールを打ちましたが、これは多分幻の必殺技と化すと思います。
イエローがしばらく奮闘した後、通常手順で怪人を倒します。
敵の基地には怪人の汚いものが飛んできたというオチでした。
自分まだ朝御飯を食べていなかったのですが…皆様大丈夫でしたか?
元の若さに戻ったリリアンをTVで見ながら、楽しく時を過ごすアバレンジャー。
その頃ブラックは、まだ黒い鎧の人に襲撃され続けていました。
今回は誰も気が付いてくれない様です。
竜之介さんがいたら気付いてもらえたでしょうに。
メガネ女子高生も不在でしたが、きっとアバレピンクになる為にどこかで修行をしているのだと思います。