第49話
明けまして 首がポッキリ 部長さん
前回のある意味ハイライトからお話はスタート。
停車してあるサイドバッシャーの側でバイクから降り、部長さんを探す乾氏とバイト君。
もちろん2人とも一緒に行動して、手分けして探そうとか一瞬も考えません。
そして2人が見たものは、岩場で灰にまみれて落ちている真理ちゃんの昔の写真。
以前部長さんが真理ちゃんに振られたときに落として乾氏が回収したものです。
折れ目の位置などから、焼き増しなどではなさそうな気配です。
乾氏、さり気なく部長さんに写真を返してあげていたようです。
部長さんはさぞ気まずかった事でしょう。
そこに蛇くんが遅れて追いついてきます。
蛇くん、確かに前の現場に一緒に居ましたが、こちらの現場には呼ばれていない筈で、
意外と付き合いの良い奴です。
手袋を脇に置き、部長さんの灰を握り締める乾氏。
バイト君も部長さんの名を絶叫し悲しんでいます。
ところで、バッシャーは誰か持ち帰ったのか気になります。
置きっ放しにすると錆びそうで心配です。
歩道橋で里奈ちゃんと落ち合うバイト君。
里奈ちゃんも部長さんの死について知らされたらしく、
バイト君に泣きついてしまいました。
「真理には言うな、悲しませたくない。」とバイト君、
里奈ちゃんには部長さんの事を即行知らせますが真理ちゃんにはショックが大きいと判断。
里奈ちゃんの強さに全幅の信頼を置いているようです。
(草加、俺の中で生きてくれ。君の強さを俺にくれ。)とバイト君は頭の中で念じてます。
里奈ちゃんの強さを貰ってもまだ何か弱かったバイト君、これでやっと活躍できそうです。
次回で最終回ですが。
乾氏と蛇くんは、バイト君とは別行動。スマートブレインの馬怪人に部長さんの死について知っているのではないかと聞きに行きます。
馬怪人は自分が部長さんを殺したとあっさり言ってのけます。
そしてオルフェノクの死の運命について乾氏達に教えます。
王が覚醒すれば人類が滅びるとまで教えます。
この辺隠しておけば蛇くんぐらいだったら仲間に引き込めそうな物ですが、
馬怪人は何かここの所お喋りが過ぎます。
そのお喋りは、階下で椅子に座っている女性バーテンダーにも聞こえています。
それにしても暇な人の出入りの多い会社です。
クリーニング屋では、一足先に帰っていた真理ちゃんが部長さんの身を案じています。
啓太郎(ちゃん?)は真理ちゃんを元気付ける為に、
クリーニング屋がもうすぐ100周年だと言う話をして場を盛り上げようと試みます。
そこに乾氏帰宅。
乾氏も、部長さんの死について知らせたくないらしく、
真理ちゃんに聞かれても「分からない、会えなかった。」とだけ言い、椅子に座ります。
手についた灰の感触を確かめながら――
助けられた子供は暢気に漫画とか読んでます。
この子供、以前野球とかやっていたり、サッカーとかやっていたり、
結構色々と経費がかさみます。
Barクローバーに足を運んだ馬怪人に、ムカデ怪人が死の運命について聞きます。
ムカデ怪人が半泣きで凄いテンパっているせいか、馬怪人はあんまりムカデ怪人と目を合わせません。
時々ムカデ怪人の方を見ますが、すぐに視線を外します。
分からないでもありません。
モジャモジャ頭は死の運命について信じていないようで、王を倒すゲームを提案しています。
それにしてもラッキークローバー、バラ怪人社長就任時も、馬怪人社長就任時も、
反発するのは最初だけみたいです。
何だかんだで割とサラリーマン気質なのでしょうか。
食事の用意をする真理ちゃん。
部長さんがいつ帰ってくるかわからないから、と5人分の食器を並べています。
乾氏がそれを見て、堪らず部長さんが死んだ事を話してしまいます。
テーブルに並べようと持っていたサラダを手から落とす真理ちゃん。
啓太郎(ちゃん?)に「嘘だよね!?」と泣きながら叫ばれ、
「嘘じゃない!オルフェノクにやられたんだよ、俺と同じオルフェノクにな。」
と乾氏は手についていた灰を2人に見せ、
「オルフェノクなんて滅べばいいんだよ一人残らず!俺もな!」と言って家を出てしまいます。
それにしても乾氏の掌に結構まんべんなくベッタリと灰がくっ付いていました。
掴んだ時はサラサラに見えましたが、実はそうでもないようです。
灰を掴んだ後、多分手袋をしてバイクに乗って
スマートブレインに行って馬怪人殴り損ねて、
その後クリーニング屋に帰ってしばらく経っているのにしっかりくっ付いている灰、
恐るべしです。
誰に似たのでしょうか。
あと、子供は何か寝てます。多分夕食前なのに寝てます。
昼寝にしては時間帯が遅すぎです。
夜更かしをする予定でもあるのでしょうか。
変な深夜番組とか見てたら嫌です。
歩道橋で車の流れを眺めている乾氏。
真理ちゃんが何処をどう探したのか乾氏の居る場所を見つけ出し、乾氏に声を掛けます。
啓太郎(ちゃん?)は別行動またはお留守番です。
真理ちゃんは明日流星塾に行きたいので、乾氏に付き合って欲しいそうです。
「あたしと草加君が初めて出会った場所。草加君の事、忘れないように。」と真理ちゃん。
あの濃い男を忘れるのは逆に難しそうですが、真理ちゃんは部長さんの事を割と普通の人だと思っていたのでしょうか。
真理ちゃんの懐の広さは計り知れません。
夕食のスパゲッティーは絶妙に伸びました。
流星塾の跡地に来ている真理ちゃんと乾氏。啓太郎(ちゃん?)や子供、バイト君と里奈ちゃんも呼ばれているようです。
それにしても流星塾、敷地がどこまでか不明ですが、周囲に建物が見当たりません。
広範囲で空き地系です。
流星塾、多分変な虫とか一杯出現してたと思います。
思い出に浸る真理ちゃん達。
しかしバイト君が「危ない!」と声を上げた次の瞬間、
火の玉が真理ちゃん達に向かってボンボンと打ち込まれます。
バイト君、危険を回避する本能が高めです。
草食動物の視野が広かったりするのと多分同じです。
どうやら流星塾跡地にラッキークローバーの3人が攻め込んで来たようです。
何かこう居場所がバレがちです。
啓太郎(ちゃん?)からベルトを渡され、乾氏とバイト君がライダーに変身。
2人掛かりでモジャモジャ頭を押さえて、真理ちゃん達を逃がそうとします。
乾氏555とバイト君デルタはモジャモジャ頭との戦闘で廃屋内へ追い詰められます。
しかしモジャモジャ頭怪人は後ろから残りのラッキークローバーからの攻撃を受けます。
王を守って生きようとする女性バーテンダーとムカデ怪人がモジャモジャ頭と対立です。
モジャモジャ頭は龍神態となり、女性バーテンダーとムカデ怪人を一発ずつ殴ります。
ヤレヤレ一息つけるかと思った乾氏555とバイト君デルタですが、モジャモジャ頭はそっちも抜かりなく攻撃。
乾氏555とバイト君デルタはモジャモジャ頭に掴み上げられてしまいますが、
バイト君デルタの得意の射撃(今回ゼロ射程)で窮地を脱し、
そのまま乾氏555とバイト君デルタのダブルライダーキックをモジャモジャ頭に叩き込みます。
モジャモジャ頭は倒れなかった物の、ダメージは受けたらしく逃走。
道路で変身を解くモジャモジャ頭。
そこにムカデ怪人が追撃に来ます。
一方、真理ちゃん達は少年が姿を消している事に気付き、探し始めます。
ちゃんと手分けしてます。乾氏やバイト君とはちょっと違います。
少年はモジャモジャ頭達の前に登場。
影からオルフェノクの王が現れ、逃げるモジャモジャ頭を追い攻撃。
攻撃により固まった状態っぽいモジャモジャ頭をポリポリと食べる王。
今迄王に攻撃されたオルフェノクはガチンガチンに固まっていたり、
ちょっと蹴っただけで灰状態になったりしていたのですが、
今回は上手に処理出来たのでしょう。
多分とってもテイスティー。
それにしても、これを全部食べるのでしょうか。かなり大食いです。
まあ食べ残し多分を持って帰って冷蔵庫に仕舞われても厄介ですので、
むしろ食べきって欲しいところです。
あと、飲み物なしで良く食べられます。さすが王です。
ムカデ怪人はその様子を見ておなじみの悲鳴を上げながら逃走。
そこに変身を解いている乾氏がすれ違います。
乾氏、その辺に怪人が確実に居るのに変身を解くのはちょっと警戒心が足りないです。
そして乾氏は、オルフェノクの王が少年の影に帰っていくのを目撃。
さらに乾氏の前に馬怪人登場。
馬怪人、ここのところ乾氏の動向を完璧に把握しています。
「そう、あの少年こそ我々の、オルフェノクの王だ。
君は知らず知らずのうちに、今迄オルフェノクの王を守ってきたという訳だ。
王はまだ完全に覚醒してはいない。でも、君に倒せるかな?あの少年を。
それに今王を倒せば、君は近いうち死ぬ事になる。
悪い事は言わない。オルフェノクとして生きた方がいい。」
と馬怪人、長々と親切説明。
どうも社長になると話が長くなる傾向があるようです。
ある意味リアルです。
ムカデ怪人はまだ悲鳴を上げながら逃走中。
何か土手みたいな所を転がっちゃってます。
女性バーテンダーに不審がられてますがもう止まりません。
レストランだか喫茶店だかで乾氏と蛇くんの妙な取り合わせのお食事会。
「とにかく俺は決めたんだ。俺の命なんかどうなったっていい。
俺は死んでもオルフェノクの王を倒してみせる。人類の為に」
と蛇くん、乾氏に決意表明。
今迄決意表明は部長さんにする物でしたが、部長さん退場で乾氏にお鉢が回ってきたようです。
「そして、真の英雄となるのだ。だーっ!聞いてんのかよ人の話を!」
乾氏、聞き手としてのスキルは低め。
「しっかしよー、一体何処のどいつなんだろう、オルフェノクの王ってのは。」
と蛇くんが言っているのを聞いた乾氏ですが、
まさか蛇くんが助けた少年だとも言えず、「さあな。」とだけしか答えません。
ところで、レストランか喫茶店か知りませんがこの店、ちょっと客がまばらです。
ピークの時間帯を意図的に外しているのでしょう。
トーストセットをオーダーしている乾氏と蛇くんですが、朝御飯パート2かも知れません。
食べ盛りです。
屋外でクリーニング屋創業100周年記念バーベキューパーティーを始めるクリーニング屋+流星塾+子供。
子供は手伝いから逃れて、1人サッカーボールを蹴っています。
しかし子供はまた姿を消してしまいます。
子供の影から出た王が、トラックの荷台を清掃しているオジサンを倒している所を発見する乾氏。
乾氏はすぐさま555に変身。
予めベルトを巻いていたのが今日のオシャレポイントです。
遅れて来た蛇くんの目線だと、王の影が既に消えたため、少年に攻撃を加えるかのような構図の乾氏555。
蛇くんは変身して乾氏555を止めに入ります。
蛇くん凄い必死なのでしょう、乾氏555はなかなか蛇くんのホールドから逃れられません。
何とか蛇くんを振り切った乾氏555、今度は更に遅れて来た真理ちゃんと里奈ちゃんと啓太郎(ちゃん?)とバイト君に子供を殴る図を見てもらいます。
しかし乾氏、子供を殴る寸前に心理的ブレーキが掛かり、殴る手が止まってしまいます。
そこに馬怪人、乾氏555の拳を更に止めに登場。
馬怪人、マーク厳しいです。
しかも馬怪人の今日のオシャレポイントも腰に巻いたベルトです。
馬怪人はカイザに変身。乾氏555にパンチを浴びせます。
バイト君は蛇くんのヘルプに行くのか参戦するつもりなのか分かりませんが、ギャラリー席から走ってフレームアウト。
乾氏は馬怪人カイザの攻撃でベルトが外れ変身解除。
再度変身しようとファイズフォンを手にする乾氏ですが、掌が灰化をはじめた事に驚きます。
いくら何でも部長さんの灰じゃないと思います。
心配して真理ちゃんと里奈ちゃんと啓太郎(ちゃん?)が駆け寄ってきますが、
乾氏は真理ちゃん達を振り払って何処かへ行ってしまいました。
乾氏にもついにリーチがかかって次回に続きます。
バジンの出番がある事を祈ります。