第47話
バラ怪人社長デルタの操縦するジェットスライガーのミサイルの標的になりながら、
必殺キックを放つ部長カイザ。
部長カイザは爆風に吹飛ばされながらも、うまい事サイドバッシャーのシートに着地。
そのままバッシャーの指みたいになっている砲身でジェットスライガーを壊します。
ジェットスライガーから放り出されたバラ怪人社長デルタからベルトが外れ、
多分気が付いてから今迄こっそりチャンスを覗っていたバイト君がそれを回収しデルタに変身します。
バイト君デルタがバラ怪人に攻撃を始めると、
今迄その辺で転がっていた筈の乾氏555も、何事も無かったかのように戦闘に参加。
ライダー3人でバラ怪人と戦いますが、バラ怪人はかなり手強い感じです。
多勢に無勢とかバラ怪人がデルタになる意味があったのかとか色々な思いが過ぎりますが気にしてはいけません。
乾氏555と部長カイザがバラ怪人を押さえ込むと、
遠隔攻撃専門になりつつあるバイト君が上手にバラ怪人を狙撃。
でも狙撃された事で乾氏555や部長カイザとちょっと間が開いたバラ怪人、
逆に2人のライダーを殴り倒します。
バイト君デルタ、撃たなきゃ良かった感じです。
そういう訳で強すぎバラ怪人、普通に殴っても全然効果ないので
ライダー3名同時必殺キック。
それをマトモに食らったバラ怪人ですが、まだ倒れないので、
部長カイザが駄目押しで殴りにいきますが、バラ怪人はバラの花を撒き散らしてテレポートして逃げてしまいました。
トリプルライダーキックが当たる直前にテレポートすれば効率よく勝てたのにと思います。
変身を解かないまま、今までと違う場所で苦しんでいるバラ怪人。
倒れて変身を解いた所で、真理ちゃん達の側から消えてしまった少年が姿を現します。
いつもの少年の影は今回は更にオルフェノク化。
今までで一番ライダーっぽいデザインです。
「嬉しいぞ、受け取れ私の命を!」とバラ怪人、笑いながら両手を広げカモンな感じ。
少年の影は今回は指を伸ばしてバラ怪人の鼻の穴とか刺して殺してました。
しかし以前も同様の事を述べたかも知れませんが、
鼻の穴は思わぬ収穫がありそうなのでなるべく刺したくない場所です。
そしてそれを見ているヤギ怪人。
馬怪人の仕事のサポートは大丈夫でしょうか。
ヤギ怪人がバラ怪人の遺体を軽く蹴ると、固まっていた遺体は砂化して消えました。
前回のボンベで殴っても平気な遺体とは様子が異なりますが、
殺し方が違うせいかもしれません。
なるべくなら今後も今回のように後片付けに便利な殺し方をしてくれると助かります。
バラ怪人を仕留めた少年は無事真理ちゃん達が回収。
一同クリーニング屋に戻り子供を寝かしつけます。
「でもまさか照夫君がオルフェノクに狙われているなんて。ヒドイよ、まだ子供なのに。」
と啓太郎(ちゃん?)、早速子供がクリーニング屋に来た経緯を忘却。
結花ちゃんの件があってから忘却力をアップさせたようです。
オルフェノクに狙われた子供と言えば、以前似顔絵描きの少女なんかも居ましたが、
彼女の場合はチャコ閣下の監視下に置かれた為に、逆に生き長らえている物と思われます。
そして部長さん、何をする訳でもなく乾氏にイヤミを言いに来て、
真理ちゃんに怒られて退散しました。
真理ちゃんとクリーニングの配達に出ている乾氏。
マンションの馬怪人の部屋の近くに来た為、
最近姿を見せない馬怪人の事が気になりだしたようです。
あと、真理ちゃんは結花ちゃんの死についてはっきり知らされていないようでした。
スマートブレイン社内では、ラッキークローバーの3名が、
馬怪人新社長に付いて納得いかないようで、ヤギ怪人に色々聞いていました。
ヤギ怪人はオルフェノクの王がオルフェノクを餌として成長するので、
王を倒す為に馬怪人とラッキークローバーが手を結ぶよう言います。
それにしてもモジャモジャ頭、以前自分を攻撃してきたのがこのヤギ怪人だと気付いているのでしょうか。
かなり様子が普通です。
クリーニング屋では啓太郎(ちゃん?)を鬼に蛇くんと子供がかくれんぼをして遊んでいます。
トイレの個室に隠れている2名。
そんな時、子供の影がいきなりオルフェノクの姿に変わり、蛇くんを襲いそうな気配。
ですが真理ちゃんの活躍によって蛇くんの危機は回避されました。
馬怪人を地下流星塾に連れて行くヤギ怪人。
ヤギ怪人はライオトルーパーのベルトを馬怪人に見せます。
ヤギ怪人がデスク横のスイッチを押すと、ベルトの周りを囲っていた柵が上に上がります。
ベルトの側の誰でも触れる場所にあるスイッチで動く柵なので、防犯用ではなさそうです。
かつて野良猫がベルトをくわえて行っちゃったりとかした事件があったに違いありません。
ヤギ怪人が裸足で追いかけたかは謎です。
「元々ベルトは王を守る為に作られた物だ。
守る事が出来るという事は、倒す事も出来る。」
と言う事で、これを使わなきゃならないようです。
今までで一番スペックが低いベルトですが、6個あるみたいなので質より量作戦です。
クリーニング屋前でサイドバッシャーの洗車をしている部長さんに、
乾氏が馬怪人の居場所を知らないか尋ねています。
「君が知らないのに俺が知る訳無いだろう。
君たちは仲良しじゃなかったのか。
オルフェノク同士だからな。」
と回答からイヤミにつなげようとした部長さんでしたが、
急に頭が痛くなってしまったらしく、苦しみ出してしまいます。
寒い中での洗車は危険なようです。
部長さんはすぐに立ち直りますが、その時スマートレディ登場。
スマートレディは乾氏と部長さんをスマートブレイン社に連れて行きます。
しかし予告無しで車を回して、不在だったらどうするつもりだったのでしょうか。
アポイントは取っておくべきだと思います。
会社での仕事だったら尚更です。
スマートブレイン社には既にバイト君が待たされている状態でした。
新社長として現れた馬怪人に驚く一同。
もちろん急に社長になっていたから驚いたのであって、
スーツに着られているとかオールバックが微妙だとかそんな事に驚いている訳では無い筈です。
オルフェノクの王が共通の敵なので、乾氏達に協力を要請する馬怪人。
部長さんはスマートブレインを敵視しているので速攻却下。
バイト君も部長さんにくっついていきます。
乾氏は馬怪人に、人間を守るつもりかオルフェノクを守るつもりか尋ねますが、
馬怪人は人間捨てた宣言。
乾氏はちょっとキレてしまいます。
馬怪人が今迄奇麗事言っていたから尚更です。
エレベーターホールで下行きのエレベータを呼び出し、待っている部長さんとバイト君。
その時ヤギ怪人が普通にやってきて、
ノンストップで部長さんたちが待っているのとは別のエレベーターに乗り込みます。
部長さんたち、待つ所を間違えたっぽいです。
バイト君はヤギ怪人に気づいて、同じエレベーターに乗り込みます。
部長さんは気付くのが一瞬遅かったため、自分の呼び出したエレベーターに乗ります。
そしてこの現象から、スマートブレインのエレベーターは各階どまりと急行に分かれているか、
それで無ければバカエレベーターである事が覗えます。
そしてエレベーターからバイト君が出て来た後、
到着したエレベーターから降りてバイト君を呼び止める部長さん。
ヤギ怪人は途中階で降りたようです。
では部長さんが乗ったエレベーターが急行だったのでしょうか。
その割にはヤギ怪人の乗ったエレベーターを追い抜けませんでした。
バカエレベーターである可能性が濃くなってまいりました。
「父さんは、父さんはどうした」と部長さん。
バイト君曰く「昔の優しい父さんのまま」だったそうです。
部長さんは多分ヤギ怪人が居ないから何階で降りたのかとかそういう事が聞きたかったのではないかと思います。
でも部長さんも追及をやめて、何か考え込んでしまったようで、
バカエレベーター恐るべしです。
通路を歩いているヤギ怪人。
手が灰化してきているようで、以前のクモ怪人と同じ症状を見せています。
ヤギ怪人も人工的にオルフェノクになったのでしょうか。
さっきまで口論していた感じの乾氏と馬怪人ですが、乾氏が帰るときは馬怪人が見送りに来ています。
「また、会えるか。」
「君が人間である事を捨てるなら、友として。人間であり続けるなら、敵として。」
「俺は人間を捨てたりはしない。何があってもな。」
全然話が進展しないで終わったようです。
そのまま乾氏は帰っていきました。
ところで外がすっかり暗くなっているのですが、乾氏も部長さんも、
真理ちゃん達に外出する事を言ってきたのか気になります。
そこに蛇くんがスマートレディに連れられて登場。
蛇くんにライオトルーパーのベルトを渡し、自分の為に働いて欲しいと言う馬怪人。
「オメーの事だ、人間を守る為に戦っちゃうんだろう。
俺もな、最近な、お前の理想がようやく分かってきた所なんだ」と蛇くん。
馬怪人は真意は告げずに黙って笑っていました。
乾氏も同じ手で行けば仲間になったかも知れませんが、気付いた時は手遅れです。
乾氏が真理ちゃんや助けられた子供と3人でクリーニングの配達に出ていると、
ラッキークローバーが襲ってきました。
啓太郎(ちゃん?)不在時のエンカウントはある意味貴重です。
乾氏は555に変身して応戦しますが、3対1で不利。
ファイズブラスターを持ってきていないのかどうかは分かりませんが不利。
そしてそこに馬怪人登場。
ラッキークローバーの襲撃は馬怪人の指示かも知れません。
クリーニング屋の配送ルートを熟知しているのでしょうか、馬怪人は。
馬怪人が指を鳴らすと、
黒いスーツと帽子とサングラスの怪しすぎる服装の男たちが登場。
よく見たら蛇くんも混ざっています。
蛇くん含む怪しい6人組はライオトルーパーのベルトを巻いて変身。
乾氏555に襲い掛かっていきます。
クリーニング屋のワゴンで来ていた乾氏、オートバジンの援護はあんまり期待できないのでピンチです。
そして今頃スマートブレイン社では、
ヤギ怪人がせっせと書類に判子を押している事と思われます。
あと、ヤギ怪人シュレッダー要らず疑惑が自分の中で発生しました。