第32話
飛び出すな
カイザは急に
止まれない
そんな標語が脳裏をよぎる中、部長さんカイザのキックを凄いサーチ能力でやって来た乾氏、というかオートバジンがブロック。真理ちゃんは無事です。
それにしてもバジン、ジェットスライガーが粉々になるミサイルを食らっても平気ですし、カイザの必殺キックも余裕でブロック。
時々お留守番で終わるのが不思議でなりません。
クモ怪人は変身を解いて立ち去ってしまいました。
クリーニング屋で乾氏と部長さんに事の次第を話す真理ちゃん。
クモ怪人が自分を助けてくれた為、昔のままであるとする真理ちゃんですが、部長さんはそれを否定。
更に流星塾の仲間に特別な絆があると主張する真理ちゃんに対し、
「俺もそう思いたいけど」と言葉を濁す部長さん。
その否定する材料を真理ちゃんに提示出来ない理由でもありそうです。
真理ちゃんから話を振られた乾氏、馬怪人のことを思い出し「分からないな、俺には」と回答保留。
しかし乾氏、真理ちゃんに感化されたらしく、部長さんに馬怪人を信じるような方針を報告。
いちいち部長さんにお伺いを立てる意味が良く判りません。
部長さんは乾氏に、怪人に肩入れする特別な理由があるのか、とか、過去を聞かせて欲しいとか問い詰めます。
乾氏は誰も聞いちゃいない事をわざわざ語る割に、人から聞かれると答えない変な癖があるので、知りたい事があったら伏せておく方が良さそうです。
馬怪人のマンションでは結花ちゃんと馬怪人が紅茶を飲んでいます。
多分関係無いですけど、近所に吠え癖のある犬がいるみたいです。
馬怪人は結花ちゃんに乾氏の事を聞いています。
馬怪人も乾氏の事を信じたいみたいです。
でも人に伝言頼んだり評価を委ねたりで今一つアクティブさに欠けます。
啓太郎(ちゃん?)と蛇くんは遊園地で遊んでいます。
伝言ゲームは二の次です。
クモ怪人が自室で真理ちゃんの事を思い出していると、女性バーテンダーがメカジキ怪人を連れて入室。
鍵を掛けていないのか鍵を壊されたのか同居しているのか謎ですが、とにかく良くありません。
女性バーテンダーの差し金でメカジキ怪人が真理ちゃんを襲った事を知ったクモ怪人、
「余計な事をするな」と怒鳴ります。
その発言に怒った女性バーテンダーの3連発ビンタで尻餅をつくクモ怪人。
普通の人間がこのビンタをくらったら、首の骨が折れたりしそうです。
そしてクモ怪人の携帯に真理ちゃんから電話が入ります。
怪人たちは耳が良いので、内容筒抜け。
真理ちゃんの後ろでも乾氏が聞き耳を立てているのでこっちも割と筒抜け。
「どうやらデートの約束が決まったようね」と女性バーテンダー。
日時や場所の指定はカットされたのだと思います。
スクラップ置き場の廃車の中で寝ているモジャモジャ頭。
モジャモジャ頭もマンションが支給されているでしょうに、こんな所でお昼寝です。
蚊に刺されないか心配です。
そのモジャモジャ頭の居場所を探し出し、こっそりデルタのベルトを奪うムカデ怪人。
しかしモジャモジャ頭に気付かれたムカデ怪人、変身してモジャモジャ頭に殴りかかりますが、モジャモジャ頭も竜怪人に変身、ムカデ怪人は踏まれてます。
というかムカデ怪人、最初から変身しておいて、遠くから鞭でベルトを取ればイケたかもしれないと思いました。
真理ちゃんの先回りをして、クモ怪人の待つ廃工場に到着する乾氏。
クモ怪人に真意を聞いています。
「俺を人間に戻してくれるのは真理だけなんだ」とクモ怪人。
真理ちゃん、部長さんに母親になる事を期待されたり、怪人に人間に戻してもらう事を期待されたりで大変です。
そこに遅れて真理ちゃん登場、ついでにメカジキ怪人も登場。
クモ怪人は変身してメカジキ怪人と戦います。
そしていつもとちょっと違うポーズで変身する乾氏。
ワキ毛真拳閉店です。
乾氏555はバジンからファイズエッジを引き抜き、メカジキ怪人に向かいます。
2体1なのでメカジキ怪人不利かと思いきや、二刀流で結構強く、クモ怪人も乾氏555も有効打が放てません。
メカジキ怪人、ムカデ怪人より強いかも知れません。
乾氏555はアクセルモードになりメカジキ怪人を倒します。
そう言えばクモ怪人は今日、全然巨大な八方手裏剣とやらを出してませんが、忘れているのでしょうか。
アクセルモードが解除されたタイミングで女性バーテンダーが怪人体で登場。
すっかりクモ怪人を信頼している乾氏、クモ怪人に真理ちゃんを頼み、女性バーテンダーと戦闘を続行。
というか真理ちゃん、まだ逃げてませんでした。
乾氏555と女性バーテンダーは戦闘続行中。
その頃、真理ちゃんはクモ怪人に助けられ、いい雰囲気です。
ところがクモ怪人、真理ちゃんとの思い出の折り紙に火を付け、助けたのは自分の手で真理ちゃんの命を奪う為だと言い、再び変身。
真理ちゃんはクモ怪人にお腹を殴られて、5メートルぐらい吹っ飛ばされてしまいます。
普段オルフェノクは人間を殺す時、心臓を刺したりして殺しますが、普通に殴るのはレアです。
何か裏があるような気もします。
そこに遅れて駆けつける乾氏555。
立ち去るクモ怪人に斬りかかります。
「やっぱりお前はもう人間じゃないのか!裏切りやがって、真理の気持ちを!」と乾氏555。
いいから先に救急車!救急車!
いや、だって、黙ってたら帰ってましたよ、このクモ怪人!
ビル内の占いコーナーに蛇くんを連れて行く啓太郎(ちゃん?)。
先週神社にいたのは、やはり神頼みをしていたのでしょう。
蛇くんは乗り気でないので、エレベーターを途中で降りようとしますが、なんとそのフロアは煙が充満。
啓太郎(ちゃん?)、珍しく悪い怪人に遭遇しないと思ったら普通の火事に巻き込まれてます。
真理ちゃんの病室に駆けつける部長さん。
やはり今回ばかりは濡れタオルでは治りません。
乾氏を非難する部長さん。乾氏は病室から出てしまいます。
部長さん、病院で走ったり大声はよしましょう。
一方啓太郎(ちゃん?)達は火事の中、子供が取り残されているのに気付きます。
蛇くんは見捨てようとしますが、すぐに啓太郎(ちゃん?)と子供を助けに戻って来ます。
蛇くんは子供を背負い、啓太郎(ちゃん?)を引っぱって避難。
しかし煙は高い方に行くので、もっと姿勢を低くしないと危険です。特に子供。
何故か真理ちゃんの病室に呼ばれている馬怪人。
また部長さんに色々吹き込まれています。
真理ちゃんの怪我を乾氏の仕業だと思い込まされた馬怪人、帰り際に荷物を持ってきた乾氏と鉢合わせ。
お互いを敵と認識している乾氏と馬怪人は、戦闘の為、場所を移してそれぞれ変身。
乾氏、今回の変身ポーズも動きが小さいです。
腕を挙げられない理由でもあるのでしょうか。
四十肩でしょうか。
重傷を負った真理ちゃん、火事に巻き込まれた啓太郎(ちゃん?)、馬怪人との誤解が解けない乾氏に隠れる形で地味にムカデ怪人がピンチのまま来週に続きます。
真理ちゃん死んじゃったらちょっと嫌なんですけど。