第30話


 モジャモジャ頭デルタのジェットスライガーのミサイルが迫る乾氏と馬怪人。
バトルモードのオートバジンが盾になり、直撃は避けられたものの吹飛ばされる2名。
更に襲い掛かろうとするジェットスライガーに物陰からムカデ怪人がこっそり攻撃。
2名とも逃走に成功します。

オートバジンは置いてけぼりです。


 クリーニング屋では真理ちゃんと乾氏と啓太郎(ちゃん?)が食事をしています。
部長さんは何故か居ないようです。
乾氏は今度は真理ちゃんが馬怪人を好きな事について、奴は止めておけと忠告。
真理ちゃんと啓太郎(ちゃん?)から反発を食らいます。
「大体何だってお前ら変なのにばっかり惚れるんだよ、もっとマトモな奴が居っだろうが」
とは乾氏の弁。

具体的に「もっとマトモな奴」が誰も思い浮かばないのは一体どうした事でしょう。
乾氏が誰を想定してその発言をしたのか見当もつきません。

補足:結花ちゃんは変じゃないです。


 馬怪人のマンションでは、馬怪人のおかしい様子に、結花ちゃんが蛇くんのブルーがうつったのではないかと心配。
部屋の隅で目を開けながら寝ていた蛇くん、その発言を聞いて
「お前も仲間か」と嬉しそうにしますが
馬怪人は「違う!」と一喝。

蛇くんと一緒にされるのが気に障ったみたいです。


 部長さんは変な建造物に居ました。
ダムか何かでしょうか。
部長さんはクモ怪人を呼び出します。
クモ怪人、呼んだら必ず来ちゃいます。
結構お人よしかも知れません。

そんなクモ怪人にデルタのベルトを奪うよう依頼する部長さん。
クモ怪人がそれを断ると、部長さんは「じゃ、死んでもらおうかな」とカイザフォンを手にします。
部長さんがクモ怪人と前に戦った時は、そんなに善戦してたようには思えませんでしたが、何か勝算があるのでしょうか。

しかし部長さんは失敗作であるとして、自分に勝てる筈が無いと言うクモ怪人。
オルフェノクとして覚醒した時に同窓会での出来事を思い出したのだそうです。
部長さんはそれを聞いて急に表情に怒りの色を表すとカイザに変身、クモ怪人に攻撃しだします。

部長カイザの攻撃は交わされたりガードされたりですが、クモ怪人も積極的に攻撃してこない感じなので助かります。
そしてクモ怪人は部長カイザのキックを手で受け止めますが、体が浮き柵の外側に出てしまいます。
そのまま壁面を這い降りてその場から去るクモ怪人。
尻から糸が出ていない事を祈ります。


 何故か2人で体育座りをしながら酢昆布を食べる啓太郎(ちゃん?)と蛇くん。
お互いに元気が無い事を指摘してます。
そして変わりたいそうです。
「変わらない、変わろう、変わるとき、変われば、変われ」と蛇くん。
動詞の活用とか懐かしいです。
5段活用でしたか、記憶があやふやです。
でも蛇くんの記憶も相当あやふやです。連用形あたり危ないです。「〜ます」につながりません。
あと、テレビの前のチビッコがどれだけ知ってるか謎です。


 馬怪人は真理ちゃんと一緒に居ました。
馬怪人は真理ちゃんに乾氏の人となりを聞いています。
一方で乾氏も結花ちゃんに馬怪人の事を聞いていました。
それにしても乾氏も馬怪人も何故か野郎を呼び出しません。
別に啓太郎(ちゃん?)や蛇くんを呼び出しても良さそうです。
蛇くんがオルフェノクだと気付いていないかも知れない乾氏はともかく、馬怪人は絶対ワザとです。

呼ばれなかった啓太郎(ちゃん?)と蛇くんは揃ってグレてました。


 乾氏と馬怪人は寺の境内みたいな所で話し合っています。
女の子を呼び出すときは喫茶店とかですが、野郎相手なので場所選びが投げやりです。
お互いに信用するのは時間が掛かりそうだと言う事で合意しています。
木の影から部長さんが聞き耳を立てていますが、他に参拝客がいたら指差して不審がられそうです。
そこに女性の悲鳴が聞こえてきます。
乾氏と馬怪人が変身して駆けつけると、何故かカメムシ怪人が人を襲っていました。
いや、怪人で良かったです。
違ったら恥ずかしいです、変身しちゃってますから。
乾氏555と馬怪人は協力してカメムシ怪人を攻撃、カメムシ怪人は逃げてしまいました。


 それぞれ帰途につく乾氏と馬怪人。
オートバジンが無事だったみたいで何よりです。
信号待ちをしている馬怪人の車の横に部長さんがサイドバッシャーで登場。
馬怪人を歩道橋のような所へ連れ出すと、以前馬怪人を襲ったのはスマートブレインの信用を得ようとした芝居だったと言い、更に乾氏が信用できない人間であると吹き込みます。
あと、部長さんが馬怪人に吹き込んでいる乾氏の人間像が、以前部長さんが乾氏に自分から言っちゃた戦う動機(自分の力を試す云々)とか含んでいるのが引っ掛かります。

部長さん、乾氏には嫌われようとして振舞っていたのでしょうか。


 クリーニング屋のワゴンで配達に出ている真理ちゃんと啓太郎(ちゃん?)。
啓太郎(ちゃん?)は髪を染め、変わったつもりだったようですが、怪人との遭遇率とか肝心な所が変わってなかったみたいです。

啓太郎(ちゃん?)からの連絡で現場に向かう乾氏でしたが、部長カイザの狙撃を受け、不審がってバイクから降りた所で部長カイザの当て身を食らい気絶。
狙撃されたら普通逃げそうなものですが、バイクから降りてメット外すのは危機管理意識が低いと言わざるを得ません。
しかしカイザ状態(パンチ力3t)で、死なない程度の当て身が出来る部長さん、結構器用です。
どうやって練習したのでしょうか。
部長さんは変身を解くと、乾氏のファイズギアを持ち去ります。


 今度は馬怪人がカメムシ怪人に追われている真理ちゃんと啓太郎(ちゃん?)に遭遇。
馬怪人は変身してカメムシ怪人を秒殺。
変身を解いた馬怪人の前に、すかしたジェスチャーの555が登場。馬怪人に攻撃を仕掛けます。
馬怪人は必殺パンチの直撃は避けましたが、ちょっと当たったらしく変身が解けて気絶。
今回の555は部長さんでした。
部長さんも555に変身できるようです。
乾氏はカイザに変身できるのか、ちょっと気になります。

部長さんが寄り目になってニヤニヤしている所で、乾氏が凄いサーチ能力で登場。
部長さんは馬怪人がベルトを奪ったと乾氏に言ってます。
部長さん、ここの所の「むしろ嵌められる側」からの脱却おめでとうございます。


 それはそうとモジャモジャ頭が登場です。
乾氏と部長さんは555とカイザに変身。
部長さんが555になっていた時、カイザギアを何処に置いていたのか気になります。
実はシャツの中にこっそりと巻いていたのでしょうか。なんとも贅沢です。

モジャモジャ頭はデルタに変身すると、ジェットスライガーまで呼び出してしまいます。
乾氏555もファイズフォンにコードを入力。海側からもう一台のジェットスライガーが登場。
早速錆びないか心配です。
ところで、すぐそこにオートバジンがいますが、使えないと判断したのでしょうか。
あと、ジェットスライガーが何処から来たかは、よく考えたらサイドバッシャーも何時の間にか来たので気にしません。

市販されて、そこいらにいるのではないのでしょうか。

しかし同じ型のマシンが2台、しかもリモコン(?)で呼び出すわけですが、例えばファイズフォンを使って、今モジャモジャデルタが乗っているジェットスライガーにイタズラとか出来ないのでしょうか。
識別信号とかで見分けているとしたら、カイザ用のも何処かになければ変です。


 乾氏555もジェットスライガーに乗り込むとモジャモジャ頭デルタと撃ち合いをしながら走行。
前とか見たり見なかったり。
モジャモジャ頭デルタの攻撃が乾氏555のジェットスライガーのコントロールパネル(?)に当たると、ジェットスライガーは制御を失い、前輪が外れたりして動かなくなってしまいます。
モジャモジャ頭デルタは障害物にぶつかりそうになりながらも上手く回避、乾氏555側にミサイル攻撃です。
どうもミサイルは殆んど当たっているようで、乾氏555はうわーです。
ここでジェットスライガーが大破したら、耐久力がオートバジン以下だという事になりますが、果たして。

今回は部長カイザが楽をしていました。

そして馬怪人は仰向けのまま気絶しているので、こうしている間にもメラニン色素が急激に増えていってます。