第28話
クモ怪人相手に2人掛かりで対処できない乾氏555と部長カイザ。
自力でロープを解いた真理ちゃんがクモ怪人達の戦闘を止めさせようと、戦闘の場に姿を見せます。
真理ちゃんの説得に思わず攻撃を止めるクモ怪人。
その隙に真理ちゃんの話を聞いちゃいない部長カイザが必殺キックを仕掛け、クモ怪人はキックの直撃を避けた後、上空にジャンプし場を去ります。
せっかく此処まで来たデルタはやる事が無くなってしまいました。
そして流星塾の女性同窓生も交えて建物から出る面々。
女性同窓生もサーチ能力があるようです。
Barクローバーではスマートブレイン新社長と女性バーテンダー、ムカデ怪人がクモ怪人の参入について話しています。
そこからデルタギア奪還の話になった時、ムカデ怪人は何故か手が震えています。
女性バーテンダーにデルタを恐れているようだと指摘されますが、ムカデ怪人は否定。
となればアル中です。
地下駐車場でチンピラに絡まれているモジャモジャ頭の少年。
しかし殴りかかって少年に触れたチンピラは一瞬の内に灰化し崩れ去ってしまいます。
「何がそんなに面白いの?」と残ったチンピラに問い掛けるモジャモジャ頭。
恐れをなして公園に逃げ込んだチンピラを追い、少年は隠れても無駄だと手から紫の煙のようなものを放出。
辺りの木々はほぼ消えてしまい、チンピラの悲鳴だけが響きます。
煙を出し始めたときは辺りが暗かったのに、終わった頃はちょっと明るくなっていたので、結構長い時間かかったのかも知れません。
面白い事が無い上にかなり暇なようです。
クリーニング屋では啓太郎(ちゃん?)が食事をしながら、新人バイト少女を大絶賛。
しかし真理ちゃんはクモ怪人の事が気になって聞いていない様子。
真理ちゃんは部長さんにクモ怪人に会って話をしたいとしてセッティングを依頼。
部長さんも乾氏も反対します。
しかし真理ちゃんは部長さんに尚も訴えています。
下手に断ると一人で会いに行きかねないので、ここは折れた方が良さげです。
遊歩道のベンチでポエムを読んでいるムカデ怪人。
そこに先程のモジャモジャ頭の少年が現れ、ムカデ怪人に声を掛けます。
この少年はラッキークローバーのメンバーでした。
この少年、何と16歳という設定だそうですが、14話でマティーニを飲んでいたと言う話がありました。
(恐らく殆んど全てのサイトさんで同時多発突っ込みが勃発している事と思いますが)
これについて以下のような可能性を指摘しておきます。
1.怪人だから平気。
2.アルコールも抜いている。
3.何故かアルコールよりオリーブの方が体に悪い。
4.20歳になるまで飲酒した事が無い奴なんて居るのか?
5.Barに花を持ってくる行為の方がむしろ異常。
クリーニング屋に新人バイト少女が出勤。
しかしすぐに倒れてしまいます。
乾氏は啓太郎(ちゃん?)に薬を買ってくるように指示。
乾氏はいつもの濡れタオルで何とかするつもりです。
啓太郎(ちゃん?)が何の薬を買ってくるのか興味があります。
出来れば医者を連れてきて欲しいものです。
プールのスタンドでクモ怪人を待つ真理ちゃんと部長さん。
部長さんはクモ怪人を信じる真理ちゃんに、人は変わる物だと再度説得を試みます。
その発言と、流星塾の皆が変わってしまったことにも苛立ちを覚える真理ちゃん。
真理ちゃんは部長さんに、カイザになって変わったかと聞きます。
部長さんは変わったとしてもカイザの力のせいでは無いそうです。
そしてドサクサ紛れに真理ちゃんに対する気持ちは変わらないとか言い出してます。
真理ちゃん、部長さんの発言でテンション下がりました。
新人バイト少女の為にスープを運んでくる乾氏。
少女は乾氏に戦う理由や戦う事で人を救えると思うか聞いてきます。
乾氏は生きていたら10年後に回答するそうです。その前にまず間違いなく質問事項を忘れそうです。
そして猫舌の少女の為にスープを吹き冷ます乾氏。
他人の息が吹き付けられた食べ物は何だか嫌ですが、親切でやっている様子だと、そうは言い出し辛い物があります。
真理ちゃんたちの待つプールのスタンドにクモ怪人登場。
クモ怪人は好きな真理ちゃんを殺すことでオルフェノクとしてもっと強くなれると思っているそうです。
何か去年のトラックに撥ねられたライダーを思い出しました。
部長さんはクモ怪人に見切りをつけ、ベルトを取り出すとカイザに変身。
部長カイザはクモ怪人に掛かっていきます。ちょっと真理ちゃんにぶつかりながら。
真理ちゃんは2人の戦闘を止めようと声を張り上げますが、全然聞いてもらえません。
それどころかクモ怪人、車輪に棘のついたような武器(公式データによると巨大な八方手裏剣)まで取り出して部長カイザを攻撃。
というか部長カイザがやられ過ぎな感じです。
また真理ちゃんの気を引こうと芝居をし出しているのではという気さえします。
真理ちゃんは乾氏に電話で助けを求めます。
部長カイザが立ち上がるのも億劫になるくらいボコられた所で乾氏登場。
乾氏555はクモ怪人の巨大手裏剣は割とかわしますが、乾氏555の攻撃は相手に効かない感じです。
そしてしばらくするとクモ怪人の手裏剣に当たり出し、倒れてしまいます。
バジンは全然動きません。
今日はお休み。
部長カイザと乾氏555は真理ちゃんを逃がします。
それと入れ違いにクリーニング屋のワゴンに乗った新人バイトの少女が登場。
少女が車を降り、手にデルタギアを持って乾氏を探していると、クモ怪人が少女を襲います。
少女はベルトを装着しようとしますが一瞬遅く、クモ怪人の手裏剣で腹部を刺されてしまいます。
少女の手から落ちたベルトを、何処からとも無く現れたムカデ怪人が拾い上げます。
というか女性バーテンダーやらモジャモジャ頭少年やらも来ています。
その辺に待機していたようです。
そう言えばクモ怪人は普通に人間を襲っているときも女性バーテンダー辺りに見張られてます。
それが今回は皆来てしまったという所でしょうか。
ちょっと鬱陶しい人達かも知れません。
ムカデ怪人はモジャモジャ頭少年に言われてベルトを少年に渡します。
ヨロヨロと遅れてやって来て、少女がいることに驚く部長カイザと乾氏555。
青い炎に包まれる少女を目にし、2人は逆上して怪人達に向かいますが、クモ怪人に難なくあしらわれてしまいます。
「全員集合か。一気にけりをつけてやる」と少年はデルタに変身。
ムカデ怪人や女性バーテンダーもオルフェノクに変身し、乾氏555・部長カイザと対峙。
その中からモジャモジャデルタが走り出し、立ち上がろうとした乾氏555と部長カイザに突進していきます。
色んな意味で頼みの綱だったバイトの少女に死なれ、パワーバランスが大きく崩れてしまいました。
こうなったら女性バーテンダーに寝返ってもらうしかありません。