第24話
ムカデ怪人と女性バーテンダーを相手に苦戦する部長カイザ。
助けに入ろうとする乾氏555に襲い掛かる馬怪人。
馬怪人、楽していて元気かと思いきや、乾氏555の剣を受け、またまた水に落ちて退場でした。
馬怪人、ご近所から、いつもずぶ濡れでその辺を歩いている人として認知されないか心配です。
馬怪人を退けた乾氏555は部長カイザに加勢、2対2の戦闘に入ります。
そこにスマートブレイン新社長の車が止められます。
新社長は「止めなさい!止めるんだ!」と
空中に体を浮かせてから、両手からエネルギーボールを発生させ、戦闘中の連中にぶつけます。
体を浮かせる意味が良く分かりませんが、もしかしたらエネルギーボールを作るのに必要な動作なのでしょうか。
もしそうだとしたら、新社長が浮きそうになった時に上から抑えてしまえば攻撃を防げたりするのでしょうか。
新社長のエネルギーボールは注意をひかせる為だけのものだったのか、驚かれただけでノーダメージ。
新社長は部長カイザに歩み寄ると、「お話があります」と声を掛けます。
怪人はともかく、乾氏と部長さんも手から変な光を出す人間を見てノーリアクション。
新社長は部長さんを広場のテーブルにつかせ、お詫びしてます。
遠くから乾氏が様子を見ていますが、ここまで一緒に付いてきたのでしょうか。
新社長は部長さんをラッキークローバーに入れようとしますが、部長さんは罠に嵌るのはごめんだとして拒否。
自分は他人を騙したりしますが、逆は耐性が無いです。
そして新社長さんにラッキークローバーに入ろうとした真意を尋ねられた部長さんは、スマートブレインを潰す為と回答。
その社長さん相手に。
普通は状況的に思っても口にしない類の発言です。
ヘタすりゃ殴られます。
あと、スマートブレインは大きい会社っぽいので、潰れたら失業者とか沢山出ますし、取引先にも迷惑が掛かりますし、日本の株価とかも何となく下がりそうですので、出来れば慎重にお願いします。
サイドバッシャーに乗って帰ろうとする部長さんを乾氏が呼び止めます。
そしてスマートブレイン新社長とどういう関係か聞きます。
手から出るエネルギーボールについては多分見なかった事にしています。健康の為に。
関係ないという部長に更に過去を尋ねる乾氏に、部長さんは
「一つだけ教えてやる。俺の過去は、真理と一緒だ」
と言い残して去ります。
真理ちゃんは全然苛められてませんが。
あと、部長さんは乾氏と帰る先が一緒ですので、カッコよく去るのは物理的に不可能なのが不憫です。
帰り道ずっと付けられている状態だったり、別ルートで帰っても晩御飯で顔を合わせる羽目になります。
スマートブレイン社内のだだっ広いホールに、女性バーテンダーとムカデ怪人を呼び出し、お説教の新社長。
この会社の空間概念にはいつも唸らされます。
自然光が入る設計のホールのようですので、光熱費はさほどでは無いかも知れませんが、ホールの外に合同ミーティングなどで広い部屋を使いたいチームとかが
「早く終わんないかな」
とか言いながら待っていそうです。
社長さんが言うには、オルフェノクの王の為に作られた555及びカイザのベルトで変身できる人間が何故いるかの秘密を部長さんが知っていると思われるので、部長さんは利用価値があるそうです。
馬怪人のマンションでは、蛇くんが結花ちゃんに誉めて貰ってました。
スッカリその気になって喜んでいる蛇くんでしたが、なぜ真理ちゃんからモテないのかと悩んでしまいます。
そんな蛇くんに結花ちゃんは、真理ちゃんは心の中では蛇くんの事が好きだとけしかけます。
蛇くんはすっかりその気になってしまいます。
結花ちゃんビジョンと真理ちゃんビジョンの違いに気付かない限り、蛇くんに勝機は無い気がします。
クリーニング屋では真理ちゃんが夕食を残していました。
というか案の定、部長さんと乾氏も夕食はきっちり一緒にとっています。
もっとも部長さんも食は進んでいないようです。
残したものにラップをかぶせ、仕舞おうとする真理ちゃん。
そこに部長さんが真理ちゃんの横に立ち、先日の強引な告白を謝罪。
真理ちゃんはまだショックから抜けられないようで、部長さんとは話したくないそうです。
皆の暗い雰囲気に戸惑う啓太郎(ちゃん?)。
乾氏はマイペースで食事をしていました。
もしかしたら夜中とかに真理ちゃんが残した分も食べてしまうかも知れません。
地下教室の映像が入ります。
工事の人が椅子に拘束されて、怪人が何か持って寄ってくる映像でした。
何だか良く分かりませんが、多分凄い秘密が隠れています。
でも、明日の14時頃にはすっかり忘れてしまいます。
クリーニングの配達をする真理ちゃんの前に現れたのは、白い礼服に身を包んだ蛇くん。
薔薇の花束を真理ちゃんに渡し、結婚しようと騒ぎます。
更にエンゲージリングを渡そうとする蛇くんを、真理ちゃんは手にした花束で百烈滅多打ちにして追い払います。
物陰から見守っていた結花ちゃんも、あまりに面白い光景を見てしまった為か微笑んでしまいます。
川で嘆いている蛇くん。
ふと近くの橋を見ると、青年が身投げをしています。
慌てて川に飛び込み、青年の元に泳ぐ蛇くん。
水中から引っ張り上げられた青年は、一瞬ウサギ怪人の姿に。
「何だよ。オルフェノクかよ、お前」と言いつつ青年を救出する蛇くん。
それにしても良く人が川に落ちます。
でも凄い事にまだそれで亡くなった方とかいません。
青年に自分もオルフェノクである事を明かし、オルフェノクの力を楽しむようにと励ます蛇くん。
青年は蛇くんにすっかりなついてしまいました。
あと、蛇くんは恋をするのを止めるようですので、真理ちゃんは一安心です。
クリーニング屋でアイロンがけをする部長さん。
今度は乾氏が仕事中の人に声を掛けます。
乾氏の詮索に対しガードの固い部長さん。
しかし部長さんは乾氏にそれとなく仕事を押し付けたりせず、作業をこなしていくので、その点ではちょっと大人です。
555とカイザのベルトを奪えばラッキークローバーに入れると聞いた青年と蛇くん。
蛇くんはここでもスッカリその気。悪の大王となってこの世を支配する予定みたいです。
555とカイザをおびき出す為に人を襲おうと言う蛇くん。
「いいか、ためらうんじゃねえぞ。悪魔になれ悪魔に」と青年に言う蛇くん。
そこに通りかかったのはクリーニング屋のワゴン。
蛇くん早速予定変更。脅かすだけにするみたいです。
真理ちゃんもしかしたら、まだ安心できないかも知れません。
蛇くんと青年はワゴンのドアを普通に開け、真理ちゃんと啓太郎(ちゃん?)を車外に出します。
ワゴンのドアがロックされていたのかちょっと微妙です。
真理ちゃんと啓太郎(ちゃん?)を脅そうと、両手を振り上げてみせる蛇くんと青年。
文化祭のお化け屋敷の様相を呈しています。
啓太郎(ちゃん?)に呼び出された乾氏と部長さんが現場に到着。
ベルトは巻いた状態ですので、すぐさま変身。
蛇くん達と戦闘になりますが、蛇くん達はベルト狙いの変な動き。
乾氏555に蛇くん達2名が集中してかかって行った所を部長カイザが射撃。
ライダー側と怪人側の間合いが開いたところで、乾氏たちはエクシードチャージ、必殺技の準備に入ります。
しかし蛇くん達はとっとと逃走。
乾氏たちは何故か変身を解いて蛇くん達を追います。
待ち伏せとかされてたら危険だと思いますが、変身したまま公道を走るのも社会的に危険だと判断したのでしょうか。
乾氏達の行く先に何故か検問。
乾氏たちは警官にベルトを持っていかれてしまいます。
警官はお返ししますのでとか言ってますが、免許の確認とかはされていないのでもうおかしいかんじです。
というか警官達はベルトを持ってパトカーと白バイに乗って、サイレンまで鳴らしてニギヤカに去ってしまいました。
警官達は蛇くんと青年の変装でした。
パトカーや白バイまで手配するのは手が込んでいます。
パトカーが止まった先で、新社長とラッキークローバーの2人が合流します。
嬉々としてベルトを新社長に渡す青年。
そのベルトはラッキークローバーの2人に渡されます。
その時、乾氏と部長さんがベルトを取り戻す為到着。
傍目から見ると、パトカーを変なバイクが追いかけると言う妙な図です。
ラッキークローバーの手からベルトを奪い返そうとする乾氏と部長さん。
しかし人間体でも怪人ですので、取れるものではありません。
部長さんなど、ケースの角で殴られてとても痛そうです。
乾氏たちを退け、ムカデ怪人は555に、女性バーテンダーはカイザに変身。
女性バーテンダーが変身を解いたら死んだりしないか少し心配です。
「手加減してくださいよ。まだ死なれては困る」と新社長。
怪人が更にライダーに変身して尚且つ手加減というのもなかなか大変そうです。
部長さんは女性バーテンダーカイザに殴りかかります。
部長さん変身してませんが。
しかし逆に女性バーテンダーカイザに腹を殴られ、部長さんはダウン。
次回に続きます。
何だかこのままではオートバジンとサイドバッシャーまで持っていかれそうです。
あと、蛇くん達は今、やることが無い感じです。
始球式見忘れました。