第15話


 再再生ワニ怪人の攻撃で川に転落する乾氏。
とっさにベルトを回収した啓太郎(ちゃん?)を、再再生ワニ怪人は攻撃しようと近寄って来そうな感じでしたが、再再生ワニ怪人は一瞬不調を来たした素振りを見せ、姿を消してしまいます。

再再生ワニ怪人はベルト狙いの筈なのですが、もう少し粘ろうとは思わなかったのでしょうか。
弱い人間1人くらいどうにでもなるでしょうに。
それとも何か、チワワ閣下から指令でもあったのでしょうか。


一方、結花ちゃんと対峙していたムカデ怪人は「ま、今日はこんな所ですか」と去ります。
するとすぐに蛇くんが結花ちゃんに駆け寄って来ました。
蛇くんは10メートルくらいしか逃げていなかったようです。
ムカデ怪人は蛇くんの処罰にやって来た割に、蛇くんを全然倒しませんでした。
もう少し粘ろうとは(略)

しかもムカデ怪人は一仕事終えたので祝杯をあげたいらしいです。
仕事全然終わっていない気がしてなりません。
仕事とか関係なく多分アル中です。

ムカデ怪人は女性バーテンダーに、今回の仕事について
「続きがあります。詩に続編があるようにね。」と
ニューポエムを見せながら語ります。
というか最初の仕事終わってません。
ムカデ怪人の前のポエムは落丁ですか。


 啓太郎(ちゃん?)と部長は乾氏を、結花ちゃんと蛇くんは馬怪人を捜索していますが、馬怪人は啓太郎(ちゃん?)チームに、乾氏は結花ちゃんチームに発見されます。

 仲良く同じ川で同時多発ドザエモンだったようです。


 部長さんは馬怪人をクリーニング屋に連れて帰ります。
乾氏の件について部長さんは「庇おうとしたけど」と真理ちゃん相手にちょっと嘘ついてます。

真実を知っている啓太郎(ちゃん?)は口封じに消されかねません。


 廃倉庫のような場所で、結花ちゃんはスマートレディに人間を憎んでいることを指摘された件を思い出しながら、
(「私は変わってみせる。人間を愛せるように変わってみせる。」)
と乾氏の看病をしています。

啓太郎(ちゃん?)チームもそうですが、ボコボコになっててドザエモン寸前の人を冷やしタオルだけで治療するのは勘弁してください。
救急車呼んで下さい。

いや、この人達はそれで治っちゃうんでしょうけど。

それ異常ですから。


 結花ちゃんに甲斐甲斐しく世話をされている乾氏とは対照的に、馬怪人は部長さんに看病してもらえず苦しんでいます。相変わらず不幸です。
水を求める馬怪人に部長さんは動こうとしません。
馬怪人は水差しに何とか手を伸ばしますが、まともに体を動かせず水をこぼしてしまいます。
部長さんは「ちゃんと拭いといてくれよな」とタオルを投げつけます。

どこの意地悪な継母ですか。

というか、馬怪人はクリーニング屋の顧客なのですが。
真理ちゃんの下宿先の家業の営業妨害です。いけません。

クリーニングの客の応対の為部屋を出る部長さん。
部長さんいつの間にクリーニングの手伝いを始めたのでしょうか。

出て行く部長さんを目で追い、変身しそうな感じになる馬怪人。
何気に殺意湧いてるようです。


 乾氏を看病する結花ちゃんの前に、廃倉庫を溜まり場にしているらしい少人数の若くない暴走族が来ます。
結花ちゃんは早速絡まれてしまい、身を守る為にオルフェノクに変身。
背中から光の羽を生やし、暴走族をなぎ払います。

その時目を覚まし、結花ちゃんの変身を見てしまう乾氏。
それに気付いた結花ちゃんは、いたたまれずその場を走り去って行きます。

乾氏に掛けられた結花ちゃんのカーディガンは忘れられました。


 乾氏を探している啓太郎(ちゃん?)は、走る結花ちゃんとすれ違い、声を掛けますが、結花ちゃんは一瞬足を止めるものの、再び走り去ってしまいます。
その後を乾氏が追っていました。
乾氏、自分の上着は回収してますが、結花ちゃんのカーディガンは持っていない様子。
クリーニング屋男性陣のモテない理由がこの辺にありそうです。

ところで、走っていく結花ちゃんと歩いている乾氏の間合いが結構詰まっているのが気になります。
しかも乾氏は服を着たりして来た筈です。

結花ちゃんよっぽど赤信号に好かれたのでしょう。


 結花ちゃんは尚も泣きながら走ります。凄い持久力です。
すると意地悪な継母部長から逃げ出してきた馬怪人とバッタリ会います。
馬怪人も部長さんが接客している隙にパジャマから着替えていたようです。


 次の日。クリーニング屋で朝食をとる4人

部長、飯食ってます和定食です居付いてます。恐るべし。
ちなみに乾氏のみトーストセットです。相変わらず別メニューです。

啓太郎(ちゃん?)に、長田(結花ちゃん)を諦めるよう命令する乾氏ですが、残り3人にサイテー呼ばわりされました。

部長さんは変な溶け込み方し始めてます。


馬怪人のマンションに呼び鈴が鳴り響きます。蛇くんお帰りです。
スマートブレインに狙われているから1人で行動しないほうが良いと言う馬怪人に、蛇くんは
「死ぬのが恐くて恋が出来ッかよ!」と
訳のわからない理由で反発してマンションを飛び出します。
いつも通り結花ちゃんが蛇くんの後を追います。

そろそろ、この光景はご近所で名物と化していそうです。

結花ちゃんは蛇くんに告ったりしてますが、蛇くんは結花ちゃんを振り切って行ってしまいました。


 クリーニング屋では、様子のおかしい乾氏に、部長さんは良い人ぶって、悩みを聞くけど、と話し掛けます。

乾氏は部長さんに問い掛けます。
「もしオルフェノクの中に人間の心が残ってる奴が居るとしたら、オマエならどうする?」

「何が、言いたいのかな」と部長さん。
悩みは聞くけど、答えないようです。


 マンションを出て行った蛇くんは、真理ちゃんをストーキング。
すると、ムカデ怪人が蛇くんの処罰に登場。

後ろの様子に気付いた真理ちゃん達が、乾氏に連絡。
ファイズフォンに着信します。
どの電話会社にどんな契約をすればファイズフォンで通話が出来るか気になります。
いやむしろ「ファイズフォン変身プラン」とか「フォンブラスタープラスプラン」とかあったら嫌です。
そして料金滞納で変身不可。


 ムカデ怪人に襲われている蛇くんを助ける為、結花ちゃんはオルフェノクに変身してムカデ怪人を止めに掛かります。
バイクで移動していた蛇くんに走って追いつく結花ちゃんは、凄いスピードです。

蛇くんはその場を逃げ出し、ムカデ怪人がその後を追います。
結花ちゃんはムカデ怪人に投げ飛ばされた為、倒れてその場に取り残されます。

その時乾氏と部長さんが現場に到着。
オルフェノク姿の結花ちゃんを敵と認識している部長さんはカイザに変身。
しかし乾氏は、命の恩人である結花ちゃんのオルフェノク姿を知っているので、変身を戸惑います。

しかし部長カイザが結花ちゃんを痛めつける様子を見た乾氏は、小さ目のポーズで地味に555に変身。
バジンからそーっとファイズエッジを引き抜き、不意打ち気味に部長カイザに斬り掛かります。

部長カイザも乾氏555に反撃。部長カイザvs乾氏555に。
結花ちゃんの居る辺りに移動した部長カイザは、結花ちゃんから倒そうとしますが、乾氏のけしかけたオートバジンの攻撃を受けます。

吹き飛ばされる部長カイザの後ろから、何か大きいマシンが突然出てきます。
はじめてまして、サイドバッシャーです。
今まで何処に潜んでいたのでしょうか。
オートバジン以上に管理しにくいバイクです。
部長カイザはサイドバッシャーに乗り込み、乾氏555を弾き飛ばします。
そして結花ちゃんに襲い掛かろうとしますが、オートバジンが結花ちゃんを護るかの様にサイドバッシャーに機銃掃射。
その隙に乾氏555は結花ちゃんを逃がします。

オートバジンはサイドバッシャーを追いかけますが、返り討ちに。
部長カイザはバッシャーでバジンを飛び道具代わりに乾氏555に投げつけ、無数のミサイルを打ち込みます。
大きいミサイルが割れて中から小さいミサイルが沢山出てくる奴です。
クラスター爆弾とか言うのですか?
しかも結構ドバーッと景気良くお見舞いしてます。


弾の補充はオートバジンの以上に厄介そうです。


乾氏555のピンチで来週に続きます。


食い扶持が増えたクリーニング屋も多分そろそろピンチです。