第13話


 豪雨の中、キャンピングカー内で和解する乾氏と流星塾OB。流星塾OBの男性はこれからどうすれば良いのか困って荒れている様子。
先生以外キャンピングカーを動かせないのかも知れません。


先生の最期のメッセージの意味が分からず困惑するキャンピングカー内の一同。
手がかりを得る為、同窓会に参加しなかったのに寄せ書きに署名があるという噂の草加君とやらに真理ちゃんが連絡を取る事になりました。
真理ちゃんも暇ではない筈なのに大変です。
最近美容院に顔を出していない気がしないでもありません。


 クリーニング屋でうどんを食べながら事の顛末を啓太郎(ちゃん?)に話す真理ちゃん。
乾氏のみ、ざるうどんです。別メニュー。一手間掛かる主人公です。
草加君は子供時代いじめられっ子で、真理ちゃんが庇っていたそうです。
真理ちゃんは子供の頃から仕事量が多かったようです。


 大学で草加君を探す真理ちゃんと他2名クリーニング屋チーム。
草加君は大学2年生ということで、16歳の真理ちゃんより3つは年上です。
小学生時分で3つ下の女の子に庇われるのは、ちょっとキツイものが無きにしもあらずです。
次回それをネタに更なるイジメにあいかねません。


 バイクの駐輪トラブルを起こした乾氏は、真理ちゃん達とは別行動でトラブル処理に行きます。
バジンに倒れかかられた一般車両は、ひとたまりもありません。
ちょっと傷ができてしまった模様。
でも、弁償しろとか言わない学生さんで助かりました。

 真理ちゃんと啓太郎(ちゃん?)はフェンシング部の練習場へ。
部の人に聞いて草加君とやらを見つけ出しますが、どうも話がかみ合わない様子です。


 乾氏は大学構内で真理ちゃんたちを探します。
行き先はフェンシング部と分かっている筈なので、要は迷子です。

 乾氏がテニスコート付近を歩いていると、テニスボールが飛んできます。
乾氏はその辺のラケットを借りてテニスコートに入り、ある意味消える魔球を打って出ていきました。
大変唐突なこの行動。迷子状態なので精神が不安定だったのでしょうか。
テニス部でキャプテンと呼ばれる人物は、乗馬スタイルの女性に呼ばれて、ウェットティッシュで手を拭いてからどこかへ行きます。

 乾氏は更に「何処行ったんだあいつら」と言いながら乗馬サークルの辺りを歩いています。
多分何処かへ行ってしまったのは乾氏の方です。
それにしても構内で乗馬とは何ともリッチな大学です。
馬場の他に厩舎とかもあるのでしょうか。馬の世話は誰がしているのでしょうか。

 で、乾氏はボロを踏ん付けてしまいます。
馬の運がついたので今すぐ皐月賞買いに行くべきです。

 先程のテニス部キャプテンが馬に跨って乾氏の方に来ます。
この人は乗馬部とテニス部をどちらも部長で掛け持ちだそうです。
部員が少ないわけでもないのに。
そして部長は乾氏の口の悪さに注意をします。
部長は今度はフェンシングの格好をした学生に部長と呼ばれ、下馬した後、手袋を外してウェットティッシュで手を拭きます。

この大学は手洗い場が少ないのでしょうか。
乗馬後は、手を拭くより、うがいをしたい状況です。

あと、部長3つ掛け持ちは大会シーズンと文化祭で死亡確定です。危険すぎます。


 馬怪人のマンションでは、蛇くんが思い立ったように「恋をするのだ」と結花ちゃんを連れて外出。
結花ちゃんは蛇くんに振り回されながらも、駆け足のデートコース巡りに付き合います。

公園で席をはずす蛇くん。
すると事件発生!
一人になった結花ちゃんの目の前で、女の子が野郎2名にたかられています!
結花ちゃんは悪を見過ごしません。
蛇くんが戻ってくるわずかの間に、問題を完璧に解決してしまいました。


 真理ちゃんはフェンシング部の練習場にいた草加君と話をしますが、先方は何も知らないと真理ちゃんと啓太郎(ちゃん?)を突き飛ばして立ち去ろうとします。
やっと真理ちゃん達と合流した乾氏は、その様子を見て草加君に掴み掛かります。
そこに掛け持ち部長さんが現れ、ケンカを止めます。

 そして部長さんと乾氏が、真理ちゃんと草加君の代理戦争でフェンシング勝負をする事に。
部長さんも仕事量が多い人です。


 一方、自分をデートに連れてきた蛇くんに、何故自分を誘ったか尋ねる結花ちゃん。
蛇くん曰く予行演習。蛇くんの本命は真理ちゃんの様です。
その場で素っ気無く別れる蛇くんに項垂れる結花ちゃん。
帰る先が一緒なのでダメージ2倍です。


 フェンシングの試合は乾氏が素晴らしいスピードで負けました。
乾氏は恥の上塗りで部長さんに殴りかかりますが、思いっきり投げ返される始末。
ちなみに、先程まで真理ちゃんの尋問を受けていた草加君は同姓の人違いで、真の草加君は部長さんの方でした。
真理ちゃんに草加君を教えた人は、平部員の名前は把握していても部長の名前は忘れていたようです。


 そんな中、真理ちゃんの携帯に流星塾OBから救援依頼が。
再生ワニ怪人に襲われているそうです。
真理ちゃんたちはすぐさま現場に駆けつけます。
メガネの女の子はすでに倒れていますが、後の二人はまだ大丈夫。
再生ワニ怪人、パンピー相手に時間かけすぎです。
乾氏はバイクに乗ったまま再生ワニ怪人を蹴飛ばし、バイクを降りて今度はヘルメットを外して555に変身。

555と再生ワニ怪人の戦闘が始まると、流星塾のOBの1人がカイザギアを取りにキャンピングカーに戻ります。もう1人のOBは止めに入ります。
止められるのは予想できますから、本気で変身するつもりならキャンピングカー内でこっそりやると思います。

もっとも、何の躊躇もせず変身した先週の人の方が異常です。


再生ワニ怪人にフォンブラスターで攻撃しようとする555ですが、何処からとも無く現れた別の怪人に邪魔をされます。

邪魔をしてきたのは春らしくツクシ怪人。地中に潜る能力があるそうです。
たぶん近くにスギナ怪人とかもいると思います。


 カイザギアを持ちながら固まっている流星塾OBの元に、先ほどの部長さんがやってきて、ベルトを取り上げカイザに変身します。
変身コードとか分かってます。絶対説明書読んでます。


 フォンブラスターを落とし、2対1の戦闘に苦しむ555。
啓太郎(ちゃん?)はフォンブラスターを拾い上げると555にパス。
555は受け取ったそれでツクシ怪人を攻撃しますが、ツクシ怪人は事もあろうに吹き飛ばされた先に居合わせた真理ちゃんを襲おうとします。
この時、ツクシ怪人の死亡フラグが立ちました。


 真理ちゃんを助けたのは部長カイザ。
ケンカスタイルの乾氏555と違い、部長カイザは合気道の型の様な動きで戦います。
部長カイザはブレイガンでツクシ怪人をさっくり倒すと、555と戦っている再生ワニ怪人を攻撃。
そのままブレイガンをブレードモードにして再生ワニ怪人を切り捨てます。
再生ワニ怪人は、これであと1回しか死ねません。


 乾氏555は、その間やることも無く突っ立っております。


 バジンさえ動いてくれれば、もうちょっと活躍できたでしょうに。


 戦いの様子を見ていたラッキークローバーの2名は本日は見学に留めそのまま帰ります。
早く帰らないとバーの仕込みが間に合いません。


 変身を解く乾氏と部長。
部長さんは、どうやらカイザになっても死なない体質らしいです。
武術に優れた部長カイザは、今後頼れる戦力になりそうです。
そしてかつて自分がされていたように、真理ちゃんに手を差しのべる部長。
小学生時分に3つ下の女の子に庇われた、ちょっとキツイ過去を持つ男。