第10話


 蛇くん555から逃げ延びたカタツムリ怪人の前に現れるスマートレディ。
今後は人を殺さないオルフェノクは蛇555によって始末されるそうです。
この場面は時間帯は不明ですが、結構遅い時間っぽいです。
スマートレディは何時間労働なのでしょうか。


 馬怪人のマンションでは蛇くんがファイズギアを見せながら、自分の「落ちこぼれオルフェノクを始末する」仕事の説明をしています。
 そして人を殺さないようにしている馬怪人に、考えた方が良いと忠告します。


 乾氏は朝食を食べるときも心ここに在らず、挙動不審全開で真理ちゃんと啓太郎(ちゃん?)のウォッチ対象に。


 馬怪人はスマートブレインの社長と面会しています。
結局社長と意見が対立するだけで、スマートブレイン社の狙いは分かりません。
あと、現状オルフェノクの皆さんは100発100中で無念な死に方してますので、社長さんの「死ぬときに泣くか笑うかは本人次第だ」というセリフは、説得には逆効果です。
社長さんはネゴシエーターとしては中の下あたりです。

 
 馬怪人のマンションでは蛇くんが結花ちゃんとトーク中です。
蛇くんは、人間であることに拘る馬怪人を「大馬鹿野郎」だと言いますが、結花ちゃんは蛇くんに本当は人間を信じたい、馬怪人が好きなのではないかと指摘します。
否定する蛇くんに結花ちゃんは続けて言います。
「じゃあ、何で此処に居るんですか」

やっぱりそう思いますよね。
明らかに不必要に入り浸っていました。
何かと言えばイチイチ報告に来やがりますし。
干渉するなとか言っておきながら。


 結花ちゃんの指摘に、蛇くんは気を悪くしてマンションから出て行きます。
結花ちゃんはいつも通りに追いかけますが、今回は珍しく見失ってしまいました。
 肩を落として公園のベンチに座る結花ちゃんに、若者達が絡んで来ます。
ナンパかと思ったら「ついでにお金も貸してくんない?」とか言ってます。
女の子に野郎複数でたかるなど断じて許せません、人間として恥ずかしい連中なので、そりゃもう抹殺希望です。

 結花ちゃんは人の居ないスタジアムに連中を連れ出すと、オルフェノクに変身!
…またもや音声とスタジアムのイメージ映像ではぐらかされてしまいました。
でも、連中はちゃんと死んでいるみたいなので一安心です。
結花ちゃんも微笑みながらその場を去ります。


 乾氏は電源を入れ忘れたアイロンをかけながら挙動不審続行中です。
「やっぱりファイズでいたかったのかも」という真理ちゃんの実況解説に気付き、気を悪くしてバイクで出て行ってしまいます。
免停は終わったそうです。
終わっていなかったら、徒歩もしくは小走りで出て行ったのでしょうか。


 真理ちゃんは洗濯物の配達の時間だと啓太郎(ちゃん?)を促します。その時、真理ちゃんの携帯に同窓会の画像が送信されて来ます。


 地下教室に閉じ込められた作業員は、まだ生きていました。作業員の一人はシャベルに蝋燭を立てランタン代わりに周囲を探索します。酸素の供給は断たれていないようです。
作業員と入れ違いに、黒手袋に懐中電灯を持った人物が教室に入り、壁に貼りだしてある図画を照らします。
その下には「園田真理」の文字が。
明朝体で。

自分が小学生の頃は、フエルトペンで手書きだったものですが。


 洗濯物の配達で結花ちゃんの所に行く啓太郎(ちゃん?)。真理ちゃんが啓太郎(ちゃん?)に忘れ物を届に行くと、配達先の玄関から馬怪人が出て来ます。


 機嫌を悪くして出て行った乾氏は、同じく機嫌を悪くして出て行った蛇くんにバイクレースを挑まれます。
乾氏は免停が解けたばっかりですが、一緒に走っちゃってます。
 蛇くんは以前乾氏の555と戦ったことを覚えているので、バイクをぶつけて来たりと攻撃的です。
しかし、蛇くんの携帯に指令が入ったため、乾氏とのレースを中断し、任務に入るためその場を去ります。
蛇くんは意外と真面目な奴です。
乾氏は「あれが555かよ。俺のほうがまだマシだったぜ」と言ってますが、マシとかそんなレベルの争いは正直どうかと思います。


 馬怪人にマンション内に招き入れられた真理ちゃんと啓太郎(ちゃん?)は、馬怪人達とお茶を飲みながら談話しています。
先週の200円はここで返済しています。
配達はもう残っていないのでしょうか。
啓太郎(ちゃん?)は結花ちゃんに見とれ過ぎて、それ所では無い感じですが。


 どこかの民家ではカタツムリ怪人が食糧を漁っています。
そこに家人が帰宅、スマートレディの言う通りに思い切ってやってしまいます。
ところでお掃除はしてくれるのでしょうか。


 一方真理ちゃんも馬怪人に見とれていました。
そのとき、馬怪人の携帯に蛇くんから呼び出しの電話が掛かり、馬怪人はそれに応じて出掛けて行きます。
結花ちゃんは蛇くん555が馬怪人を倒すことを懸念します。


馬怪人と蛇くんは軽くトークバトル中です。
「君に倒される訳には行かない。きっと君は立ち直れなくなるから」
「ふざけろ!俺はンなヤワじゃねえ」

蛇くん、構ってくれるヒト大募集の割に大口叩いてます。

 馬怪人と蛇くん555が変身して激突です。
蛇くん555は馬怪人に殴りかかって追い詰め、ついには必殺パンチを繰り出そうとしますが、心理的ブレーキが掛かりトドメを刺せません。
その隙を突き、馬怪人は掌から剣を出現させ、蛇くん555を突き飛ばします。
突き飛ばされた弾みでベルトが外れ変身が解ける蛇くん。

「君には無理だって。頭を冷やしてよく考えた方がいい」と言い残して去る馬怪人。
戦闘能力的には断然蛇くん555の方が上っぽかったですが、勝者の余裕です。


 倒れる蛇くんの元に、クリーニング屋のワゴンで結花ちゃんが心配して駆けつけます。
ウザイと結花ちゃんを突き放す蛇くんを見て、啓太郎(ちゃん?)が正義の味方にあるまじき行為だと激怒。
「タックンの方がまだマシだ!」とベルトを奪います。
乾氏は啓太郎(ちゃん?)的にも、マシとかそんなレベルでの勝ちみたいです。

所でオートバジンも奪いませんか?


 啓太郎(ちゃん?)はベルトを持ったまま走り去りますが、前方から歩いてきたカタツムリ怪人に正面衝突します。
啓太郎(ちゃん?)は前を見ていなかったからともかく、カタツムリ怪人は何故避けなかったのでしょうか。
あと、カタツムリ怪人は既に変身していますが、そんな格好で散歩をするものではありません。
もう何でそこに居るのか、とか問う気にもなれません。


 そこにバイクに乗った乾氏が登場。ウイリーで怪人に先制攻撃です。
ところで乾氏は蛇くんを追ってこの場所に来たのでしょうか?
それにしては遅いので、絶対見失っている筈です。
やっぱり凄いサーチ能力を駆使したのでしょうか。
乾氏は啓太郎(ちゃん?)からベルトを渡され、555に変身。
足にポインターをつける動作を何度か邪魔されながらも、必殺のキックをお見舞いします。

その戦いを見届ける謎の新ライダー。
今週は謎のままでした。
何が謎かって、戦う相手も居ないのに変身して待機している点が謎過ぎです。

あと、それよりも「オートバジンが何処で何をしていたか」の方が謎だったのは内緒です。