第8話

 真理ちゃんをロックオンする怪人の人は、スマートレディからベルト奪還禁止の注意を受け、諦めて帰ります。ありがとうスマートレディ。

音大では引き続き蛇くんがカズヒコのギターを指導しています。
蛇くんの指導が終わり、こんどは乾氏と啓太郎(ちゃん?)がカズヒコに家に帰る説得をしに現れます。
夢のためなら死んでもいいと語るカズヒコを見て、乾氏は自分は夢を理解できないとしながらも自分達の出る幕では無いと夢を熱く語りがちな啓太郎(ちゃん?)より先に判断します。


 音大の学食では、蛇くんが後を追ってきた結花ちゃんと談話をしています。
蛇くんは人間を嫌いと言い切りますが、結花ちゃんは「あなたはまだ音楽を愛しているから」と蛇くんの発言を嘘と認定します。
音楽好きで人間嫌いでもいいじゃないですか。
その時、蛇くんたちの前にギター教室の生徒が集団で凄いサーチ能力で現れ、学生が死んだのは蛇くんの仕業だろうと絡んできます。
しかし先生も凄いサーチ能力で現れ学生等を止めます。

 先生は警察から帰ってきた所だそうです。
事務室とか学長室とかで無く、いきなり学食に現れる先生は、生徒の生き死にの重大さを理解していません。
学生に向かって「さあ来なさい授業を始めるぞ」とか言っています。
その前に講堂に学生を集めて緊急集会です。事件で無くても誰か校内で死んだら。
あと、先生が出向いて授業の時間だと生徒を呼びに行くのも割と異常です。
甘やかし過ぎです。


 蛇くんは馬怪人のマンションに来ています。
何だかんだで入り浸りです。

先週干渉するなとか言っていたのはどこの誰ですか。

蛇くんは馬怪人に色々しみじみせつせつと語ってます。
自分の身の上に起こった事故は誰かが仕組んだ物だという事。
夢は呪いと同じで、呪いを解くには夢を叶えなければならないが、途中で挫折した人間は呪われたままだという事。(キーワード1)
そして自分の苦しみは夢を持ったことが無い馬怪人には分らないと。

そのトークで結花ちゃんなんて泣いちゃってます。
蛇くん、怪人たちのハートをガッチリゲット。干渉して欲しくない割に。


 帰宅した乾氏と啓太郎(ちゃん?)を待ち構えていたのは乾氏が天敵と見なすアツアツの鍋焼きうどんと不機嫌な真理ちゃん。
真理ちゃんは美容院でワインディングのタイムが遅くて恥をかいたのは乾氏が練習の邪魔をしたせいだと当たりだしますが、啓太郎(ちゃん?)の同意すら得られず家を飛び出してしまいます。

 乾氏は真理ちゃんを凄いサーチ能力で迎えに行きます。
歩きがてら、乾氏の「何故そんなに一所懸命なのか」と問いに真理ちゃんは語りだします。
「夢を持つと、時々すっごく切なくて、時々すっごく熱くなるんだ(キーワード2)。だからかな」
この時乾氏は後を付ける怪しい影を感じ取ります。(伏線)


 次の日乾氏は、学校でのオルフェノク探しは啓太郎(ちゃん?)に一任して、休む宣言をします。
この人たちのオルフェノクに対する姿勢が、正当防衛からサーチアンドデストロイに移行しつつあるような気がします。


 音楽大学のスタジオではカズヒコが蛇くんと結花ちゃんの前でギターを演奏しています。
そこに先生がやってきて、カズヒコの才能を誉め、後一つ達成したら「今の」蛇くんと同じになると発言します。
結花ちゃんはその発言に引っ掛かりを感じます。
わざわざ顔を出して、わざわざ怪しい発言をする先生です。

 
 美容院で真理ちゃんは努力の甲斐あってワインディングのタイムを大幅に短縮、店長のOKを貰います。
1分30秒オマケしてもらってますが、一夜にして10分以上短縮できたのですから、1週間後には5分の壁を破れそうです。
お休みの乾氏は美容院の外から真理ちゃんの様子を見守っていました寒いのに。


 音楽大学では先生がバイクに激細工中です。
先程の発言で先生に疑念を抱いた結花ちゃんは、それを見とがめます。
先生はフクロウ怪人に変身し、結花ちゃんを襲おうとしますが、結花ちゃんは後方の建物のベランダに飛び退き、去ります。後方確認無しで。


 一方、美容院から帰る真理ちゃんの後をフンコロガシ怪人が付けます。
残念ながら普通に歩いて付けています。
逆立ちして何か転がしていたら面白かったのですが、それでは目立ちすぎるようです。
乾氏は真理ちゃんと怪人の間に割り込み、怪人と対峙します。乾氏はコートの下にベルト着用済み。段取りも良く、やる気満々です。


音大の教室で一人座っている馬怪人。
通りすがりのフクロウ先生怪人は馬怪人を見つけ、何をしているのかと教室に入ります。
馬怪人は何故蛇くんの夢をつぶしたのかとフクロウ先生怪人に問います。
フクロウ先生怪人は自分より才能のある人間は才能を潰して惨めに生きてもらわねばと答えます。

そのセリフにかぶさる回想シーンでは先生はモロに自分で車に乗って蛇くんの手を轢きに掛かってます。
警察の事情聴取は受けたのでしょうか。まんまとひき逃げ成功ですか?
前者なら、加害者と被害者に接点があるので故意である事を疑うのが普通でしょう。後者は論外。
どちらにしてもここの警察は異常に駄目って事ですか。
それとも警察が何かの配下って設定があるという事ですか?
それは燃えるのでOK。


マンションでは結花ちゃんの頼みでギターを弾き始める蛇くん。
やっぱり入り浸りです。
BGMはギターの曲でしばらく進行します。

 場面は乾氏vsフンコロガシ怪人。
乾氏は変身前の軽い運動でフンコロガシ怪人に蹴りを入れつつ語ります。

「おい知っているか。 (キーワード2復唱)らしいぜ。
俺には夢が無い。だがな、夢を守ることはできる」

誰もそんな事は聞いちゃいないのに、人の受け売りで熱く語っちゃってます。
影響を受け易いお年頃です。温かく見守りましょう。


 音楽室では馬怪人がフクロウ先生怪人に語りかけつつ、両者怪人に変身。

「知っているかな。(キーワード1復唱)らしい。
あなたの罪は重い」

だれもそんな事は聞(以下同文)

というか、流石に二人目には
お前もか!
お前も受け売りか!
と突っ込みたくなります。

こちらの音楽室の壁は壊すと金が掛かるので、変身したままテクテク体育館に移動しての戦闘になります。


555vsフンコロガシ怪人、
後ろの出来事に気付かずに、仕事場で認められた為か嬉しそうに道を歩く真理ちゃん、
馬怪人vsフクロウ先生怪人、
マンションでギターを弾く蛇くんと耳を傾ける結花ちゃんの画面が交互に映し出されます。
BGMはまだギター。
戦闘とかアクションの割におとなしく見えます。
ピンチがピンチに見えません、逆もまた然り。
心地よい音楽に自分も二度寝との戦いです。


蛇くんの手が限界に来て、演奏が中断。ギターのBGMは終了です。


 555とフンコロガシ怪人の戦闘にはオートバジンが飛来しつつガトリング砲(?)乱射です。

その弾は誰が補充するのですか?ガソリンスタンドでは売ってません。
というか余裕で銃刀法違反です。

乾氏は「俺に当たるところだったぞ」とバジンを蹴倒し、バジンからファイズエッジ(工事現場のあれに見せかけたレーザーブレード)を引き抜きます。

 馬怪人はフクロウ先生怪人の毒ガス攻撃をものともせず人に復讐するなとか言っておきながら代わりに片付けちゃいました。


 時を同じくして555もフンコロガシ怪人を倒します。
剣の技は相手の動きを封じるような性能があるみたいで、使い勝手が良さそうです。

先週は怪人を倒さなかったので、今週の2体同時撃破は気持ち良いです。
フンコロガシ怪人は何の為に出てきたのか良く分りませんでしたが。


 自分の代わりに弾いてくれる奴が出来たから、とギターをマンションの窓から投げ捨てる蛇くん。
ゴミは分別してごみ収集所に!
じゃなくって、そこ何階ですか危険だな!

Q.何故蛇くんはギターを普通に捨てないで窓から投げたのですか?
A.音楽への夢という名の呪いが解けた今、蛇くんを縛るものは無く、早速殺人マシーンと化しました。
 (手始めにギターを下の人にぶつけて運任せに細々と殺します。)


乾氏は多分まだ免停なので
オートバジンは一人(?)で帰りました。

あと、
これ書きながらTVつけたら、ドラえもんとG3-Xがベトナム旅行していました。