第7話
先週に引き続き555と蛇くんの戦闘、それに乱入する馬怪人。555は2名を相手に苦戦を強いられるも、技を駆使して馬怪人にクリムゾンスマッシュを使うところまで持ち込みます。
しかし馬怪人はクリムゾンスマッシュを放つときに555の周りを纏う赤い錐形の光の先(名称不明)をキャッチし、キックを防いでしまいます。赤い光も後方に弾き飛ばされてしまいます。
あの光は触れるものなのですか?あれは何か気分的なものだと思っていました。
555は携帯がベルトから外れて変身が解け、啓太郎(ちゃん?)に気遣われる始末ですが、馬怪人も実はダメージを負い、蛇くんに肩を貸してもらう羽目に。
しかし、馬怪人は蛇くんに途中で見捨てられてしまいます。今でもいいペースで裏切られてます。
自力でマンションに戻る馬怪人。多分夜。その衰弱ぶりに驚く結花ちゃん…視聴者的には同居しているっぽいテメエラに驚きです。スマートブレイン社は結花ちゃん用の部屋を用意していないのですか?
相変わらず微妙な仕事振りです。
庶務課の人はきっと左遷されます。
結花ちゃんは馬怪人の代わりにスマートレディに会いに行き、蛇くんに対する懸念を伝えると、スマートレディは予め用意していた蛇くんの情報を渡します。メディアで。
以前にも似たような事がありましたので、メディアでの情報のやりとりがここでは一般的なようです。
最先端企業の振りをしながらも通信の回線が細いのでしょうか。
ネットに繋ぐときにパソコンから「プー カタタタタ…プルプルピーピー テインテイン ガー」とか音がしていたら傑作です。
この会社は情報収集能力には長けていますが、情報伝達能力には難有りです。
そしてスマートレディは結花ちゃんが人間を憎んでいることを指摘し(結花ちゃんは否定します)、馬怪人に人間を憎むよう仕向けることを期待します。
啓太郎(ちゃん?)のクリーニング屋では、客のオバサンが息子(大学生)の家出について啓太郎(ちゃん?)に相談しています。
「カズヒコの事本当にお願い」とか言っちゃってます。
クリーニング屋の「いっちゃってる」兄ちゃんに頼んで済ませるあたり、オバサンには真剣さが足りません。
周囲に「心配している自分」をアピールしているにすぎないと思います。
「世界中の悩みや不幸を全部洗い流すようなクリーニング屋になるのが夢」
とか抜かしてオバサンの悩みを聞く啓太郎(ちゃん?)を苦々しく思う乾氏は、普通の感覚の持ち主です。
蛇くんは、かつて天才ギタリストでしたが、「不慮の事故」で演奏家生命を断たれたそうです。
そう言えば、馬怪人も不慮の事故でもっと色々断たれてましたけど、それは置いておきます。
何か伏線がありそうですが。
蛇くんは怪人の力を自覚し、かつて籍を置いていた音楽大学のギターの教室に、首から太鼓に見立てた金物のバケツをぶら下げ、木の棒でガンガン鳴らしながら乱入します。
ちょっとした八ツ墓村気分でしょうか。
教室で生徒達を怒らせてみた蛇くんは、彼等につまみ出されて袋にされます。
蛇くんは自分の事故後に態度を豹変させた生徒達を憎んでいたらしく、ノコノコと外に出てきた生徒たちを倒そうとします。
ここで先生登場。今まで何をしていたのかは謎です。
「止めなさい。音楽に携わる人間が暴力を振るってはいけません。」と先生。
蛇くんは先生に迷惑を掛けられないとあっさり引き下がります。
ところで暴力を振るっていい仕事って何種類あるのですか?
場面は変わって、勤め先になる美容院の面接を受ける真理ちゃん。
ワインディングのタイムの30分は遅いと言われてしまいます。
ワインディングとはパーマをかける時に(髪を細かく区分けして?)ロッドに巻きつける作業だそうです。
面接の人はこの作業について真理ちゃんに20分で出来るようにと言います。
面接の人はキツそうな雰囲気で言ってますが、20分で60本以上出来ないと国家試験に通らないらしいので、現実的な数字みたいです。
ロッドを巻かれているお客さんの身になれば、ロッドを巻く時間より頭の上にお釜(?)乗せられている時間を短縮して欲しいものですが。
あとニオイ。
面接の人は真理ちゃんに「夢を叶えるのは楽じゃないわよ、頑張りなさい」と嫌味なのか激励なのか良く分らない言葉を掛けますが、真理ちゃんは元気に「ハイ」と応じます。
どうやら良い方に取った様です。
そんな真理ちゃんが大好きです。
音楽大学では蛇くんが先程殺り損ねた人の一人を発見し、殺ろうとしますが、そいつはその前に死んでしまいます。その場に凄いサーチ能力で現れた結花ちゃんに自分が殺ったのでは無い、この学校に他にオルフェノクが居ると言い周囲を窺います。
そのころ、啓太郎(ちゃん?)は同じ音楽大学でこれまた凄いサーチ能力で先程のオバサンの息子カズヒコに声を掛けます。カズヒコは、「音楽大学を辞めて家の仕事を手伝え」と言う両親に反発して家出をしていたそうです。
ということは学費を自分で稼いでいるのでしょうか。
音楽大学とか高そうなイメージがありますが。
凄い働き手です。
親はもっと必死に彼を戻らせるべきでした。
「くだらない夢を追いかけるより家の仕事を手伝った方が良い」
という乾氏の意見は一理有ります。
クリーニング屋では、ワインディングの練習をしている真理ちゃんに、乾氏が「飯にしろ」とか言っちゃって喧嘩になりました。
「今時夫婦でもそんな事言わない」とは真理ちゃんの弁ですが、傍からみれば倦怠期レベルです。
ところで乾氏はもしかして平成初の料理が出来ない主役ライダーですか?
自分に干渉するなと馬怪人のマンションに出向いて語る蛇くんは一体何がしたかったのでしょうか。
馬怪人に人を襲うことを止める様言われても、自分はモンスターだと言い三度音楽大学に行きます。そこで暴れようとしますが、かつての自分を思わせるギターの演奏を耳にし、その弾き手の指導をし出します、ていうかさっきのカズヒコ(家出中)です。
何をしたかったのか忘れていそうです。
その頃、乾氏と啓太郎(ちゃん?)も音楽大学に来ます。(蛇くんを追ってきた結花ちゃんとすれ違います)
そしてフクロウ型の怪人が毒ガスで人を襲い始めます。
この音楽大学は怪人2名を輩出した名門校です。
ところで、このオルフェノクの口はガスマスクのようなデザインなのですが、もしかしてこれが無いと自分の毒ガスで死んじゃうんでしょうか。
そうだとしたら、嫌な十字架背負ってます。
乾氏は怪人を見つけると、啓太郎(ちゃん?)にベルトを持ってくるよう頼み、自分は生身のまま怪人に立ち向かいます。
でも周囲に生きている人は既に居ないので、そんなに張り切る必要は無さそうに思えます。
乾氏は啓太郎(ちゃん?)からベルトを受け取り、555に変身。前回キックが効かなかったせいか、パンチを出そうとしますが、逃げられてしまいます。
人混みに紛れられ、啓太郎(ちゃん?)自慢のくしゃみレーダーも利かないようです。
怪人と思われる人物は道を歩く真理ちゃんをロックオンしていました。
頼むからオートバジンで通勤してください。