仮面ライダーW 第30話感想




 夢の中のWの元におかみさん風の亜樹子ちゃんが駆け寄ってきて
「フィリッ八が大変なんだよ!」と知らせてきます。

Wは起きようと頑張りますが、
怪人が支配している夢なので
自分の意思で目覚められないそうです。

しかし怪人が「そこにはいない誰か」に話しかけ始め、
お取り込み中みたいになります。

「ああもう!余計な人間が紛れ込んだり、お前の夢は危険だ。
 二度と入らないぞ。」
と言って怪人は消えてしまいます。


怪人が退散したため翔太郎は起床。
すると医者が「丁度今君の片割れにトドメを刺す所です。」と
状況を説明します。

ところで医者、フィリップと翔太郎の両方がターゲットなのですから
翔太郎も目を覚ます前に攻撃した方が良かったのではないでしょうか。

医者がフィリップと亜樹子ちゃんに向けて雷を落としてきますが
そこに鳥っぽいのが飛んできて盾になります。

鳥っぽいのは倒れているフィリップを粒子みたいにして吸い上げ、
どこかに飛んで行こうとします。

鳥は医者が起こした竜巻を跳ね返して医者を吹っ飛ばすなど
かなり強いようです。

ちなみに翔太郎はベルト経由でフィリップの生存を確認。
鳥に吸収されていましたが大丈夫みたいです。

それにしても鳥はフィリップ吸い上げて
重さとか変わらないのでしょうか。



 翔太郎は依頼人に会いに大学に出向きます。
自分に抱きついてくる依頼人を引き剥がし、
「姫香ちゃん、『運命の王子様』、君がその言葉を研究室の仲間全員に言った。そうなんだろ?」
と聞きます。

亜樹子ちゃんは「それはいくら何でもね?」と依頼人に聞きますが
依頼人は翔太郎の考え通りに皆に言っていたようです。

翔太郎より亜樹子ちゃんの方が
依頼人に対する評価が高かったみたいです。

翔太郎に拠れば、依頼人の言葉を真に受けた犯人が
恋敵達を眠り病で排除しようとしたそうです。


そう言えば教授も眠り病になりましたが
依頼人に「王子様」呼ばわりされたのでしょうか。



 翔太郎達は研究室で唯一残っている男子学生に会いに行きます。
男子学生はデスクの上の物にはたきをかける掃除の人に
「勝手に触らないで!」と注意します。

掃除の人は謝って部屋から出て行ってしまいます。
仕事はそれで終わらせて良いのでしょうか。

そして学生に怪人か聞く翔太郎ですが
学生は座った後急に黙ってしまい、
眠り病の症状を見せます。


犯人の当てが外れたとして
また夢の中で確かめようとする翔太郎ですが
亜樹子ちゃんは怪人が翔太郎の夢に入らない宣言をしていたのを指摘。

翔太郎、夢の中の怪人の言動とか
亜樹子ちゃんにかなり詳しく伝えたみたいです。

そして亜樹子ちゃんは自分が眠ると言い出します。
危険だし何かあっても伝える方法が無いと翔太郎は反対しますが
亜樹子ちゃんは寝言で伝えると言っています。


寝ている亜樹子ちゃんを翔太郎が見張っているのですから
別の危険がある筈なのですが
本人達が全く気付いていないので良いです。



 園咲家では若菜が鳥の形のガイアメモリの話を聞いて大うけしていました。
ところで若菜の私服がどんどん珍妙になってきているのですが
仕事に支障は無いのでしょうか。

医者の話を聞いた当主は
「エクストリームのメモリか。ついに動き出したのかアイツが。」
と、何かご存知な様子です。

ところで、医師は山盛りのスパゲッティを食べているのですが伸びませんか。
一回で全部盛らずに
お代わり作ってもらえば良いのではないでしょうか。

あと原価の安そうなメニューになっているあたり
使用人達はしっかり者が多いです。



 事務所でヘッドフォンをして眠った亜樹子ちゃんは
早速夢を実況しています。
舞台が大阪だそうです。

夢の中の亜樹子ちゃんはたこ焼きの被り物をして
たこ焼き屋をしているようです。

照井やフィリップが常連客っぽいです。
フィリップは実際の所たこ焼き知ったの最近ですが
夢の中では2人とも普段とかなり人物像が違っています。

そして帽子を被った人物が近付いてくるのを見て
「おとうちゃーん!」と喜ぶ亜樹子ちゃんですが
相手は翔太郎でした。

現実の世界で翔太郎が亜樹子ちゃんに
目的を忘れている事を注意していたので
夢に影響したみたいです。

そして怪人探しを思い出した亜樹子ちゃんは
早速怪人を発見。

「翔太郎君、うちと一緒に変身や!」
と言って亜樹子ちゃんがジョーカー側のメモリを使ってWに変身。

変身時に「なにわの美少女仮面」と言う文字が表示されますが
ナンデヤーネの事ですか。


最初はスリッパで攻撃する亜樹子ちゃんWですが
色々フォームチェンジしたり
リボルギャリーで敵を撥ね飛ばしたりしています。

しかし鼻先にパンチを貰って痛がって変身解除。

夢の世界なので怪人以外はイメージの存在でしかないと
亜樹子ちゃんに説明する怪人。

「あなた、一体誰なの!
 どうせ姫香さんに好かれてるって勘違いした哀れな男なんでしょ!
 やーい!悔しかったら名乗りなさいよ!」
と亜樹子ちゃんは怪人を挑発。

相手も教えた所で誰にも伝えられないと
高を括っているみたいです。

亜樹子ちゃんは眠り病にかかってしまったようですが
話は聞き出せたようで翔太郎は出動。

ところで亜樹子ちゃんは入院させなくて宜しいのですか。



 目を覚ましたフィリップはシュラウドに
ここがエクストリームメモリの中だと知らされます。

ちなみにフィリップは傷が治ったそうです。
傷以前にメモリに吸われる際に粒粒っぽくなった気がします。

「あなたはまだ死んではいけない。
 この星にとっても、私にとっても必要な存在なのだから。」


フィリップは助けられた事に礼をいい、
翔太郎が待っているので戻らなくてはいけないと言って帰ろうとします。

メモリの中からどうやって出るのか知っているのか気になります。

シュラウドはフィリップを引き止めます。

翔太郎がフィリップにとって不吉な存在なのだそうで
一緒に居てはいけないとか言います。

とりあえず事務所以外に
生活の拠点になりそうな場所が無いので
部屋とか仕事とか斡旋してくれませんか。



 依頼人は講義室のホワイトボードに
王子様と恐らく依頼人自身の絵を描きながら
「王子様ー、早く姫香を迎えに来て。」とか言っています。

この方はいつ研究をされているのでしょうか。

そこに翔太郎が登場し、それが君の夢かと質問。

通常なら聞かれたら致命傷な独り言ですが
依頼人は普通に話を続け、
子供の頃から何度も王子様の夢を見ると話します。

夢の中の王子様はピンチになると現われて
「僕らは運命の糸で結ばれている、だからいつかきっと出会えるよ。」
と言うのだそうです。

現実の王子様は他人助けるどころか
SPが付いているイメージです。

依頼人は自分の発言が誰かを怪人にした事を
一応気にしているみたいです。


翔太郎は怪人が誰か依頼人に話そうとしますが
依頼人は眠り込んでしまいました。


夢の中で怪人に捕まりそうになっている依頼人。
そこに王子姿の翔太郎が助けに入りました。

夢の中の翔太郎は王子である事を否定、
そして現実の翔太郎は「この街を愛する探偵だ」と言いながら
研究室に突入し怪人に声を掛けます。

依頼人の夢の中の翔太郎と現実の翔太郎の発言が繋がるのですが
亜樹子ちゃんの時みたいに、声を掛けて影響を与えたのでしょうか。

依頼人がもし講義室で寝たままだったら
翔太郎は研究室まで大声で喋り通しで移動したかも知れません。

翔太郎に名前を当てられ、変身を解く学生。

翔太郎は亜樹子ちゃんの話を聞いて病院に問い合わせたら
最後の一人は目が覚めて帰ったと教えられたそうです。


翔太郎は学生に色々質問。
眠り病の患者の額に現われるHの文字は学生と依頼人のイニシャル、
自分を好きな筈の依頼人が他人に笑顔を振りまくのが辛く眠れないので
彼女にも眠れない苦しさを一緒に知ってもらいたい。
と動機などを話します。

そして学生は怪人に変身し翔太郎を攻撃。

翔太郎がベルトをつけると
エクストリームメモリ内のフィリップにもベルトが付きます。

シュラウドは「ライト、もうあの男とは別れなさい。そうしなければ大変な事になる。」
とフィリップに話します。

どう大変なのか気になります。
男女でもないのに「別れる」って表現をしているあたり
近所の噂が大変な事になると言う話でしょうか。



 翔太郎はフロッグポッドやバットショットを怪人に差し向けたりしますが
すぐに撃たれたりしてピンチです。
そしてトドメを刺されそうになった所で
エクストリームメモリが来て攻撃を跳ね返します。

メモリから排出されたフィリップは
「やあ翔太郎、遅くなったね。」と声を掛けてきます。

フィリップは別にこの場に居なくても
変身に参加できるのですが
何故ここまで移動したのかは不明です。

早速Wに変身する2人。
そして亜樹子ちゃんもいない場所で倒れるフィリップ。

目立つ場所で寝て襲われたばかりですが
教訓とか得ていないみたいです。


怪人は2人が本物の仮面ライダーだった事に驚いています。
そして現実での戦闘では怪人はやられっぱなしで逃げるばかりです。

そして逃げる所をルナジョーカーで伸びた手で捕まえられ、
ルナメタルで伸びた腕でビシビシ叩かれ、
メモリブレイクで黄色いリング状の光を当てられたりして怪人は倒れました。


照井達に連行される学生を見て
「あーよく寝た、これで事件解決ね。」と亜樹子ちゃん。
皆さん起きてから大学まですっ飛んできましたか。

歯とか磨けましたか。


その時、人ごみをかき分けて依頼人が登場し、
警察の車に乗り込んだ学生に謝罪。
そして王子様ではなくて学生が帰ってくるのを待つと言います。

依頼人は犯人の学生が好きになったように見えましたが
警察の車を見送った後、
すぐに他の人達にも愛想を振りまきだし、皆同じぐらい大好きと発言。

翔太郎と亜樹子ちゃんは依頼人を見て呆れていました。

所でフィリップはとっとと帰りましたか。



 事務所では翔太郎が事件のレポートを打ち、
亜樹子ちゃんが夢の話をフィリップにしています。

翔太郎はフィリップに、鳥と一緒に何処行って何をしたかと質問しますが
フィリップは回答を拒否。
「でも、これだけは言える。
 僕のパートナーは翔太郎、君一人だ。」

しかし亜樹子ちゃんとフィリップで合体した方が
Wが強くなりそうな気がしながら
次回に続きます。