仮面ライダーW 第29話感想




 事務所で眠そうにしている亜樹子ちゃん。
翔太郎がそれに気付くと、亜樹子ちゃんは時代劇のDVDボックスを見せびらかし
それの所為だと説明。

亜樹子ちゃんは続けて翔太郎にその作品を勧めてきますが
貸し出すために持ってきたのでしょうか。

レンタルで済ませず買ってあるのが凄いです。

翔太郎は時代劇は趣味ではなく、見たら5秒で寝ると言って断ります。


そこに依頼人登場です。
「助けてください、眠れないんですゥー。」と
ソフトフォーカスで事務所に来た女性。

亜樹子ちゃんは医者に相談するよう言いますが
依頼人は夢の中で怪物に捕まったら二度と目覚めなくなってしまうので
眠れないと話します。
そのため30分毎に目覚まし時計を鳴らしているようです。

依頼人によると、大学の同じ研究室の男子7人のうち6人が
既に被害に遭っていると話します。

依頼人の女性は少女趣味な格好でフワフワした印象ですが
研究室の男女比から、どうも理系のようです。

夢の中に現われる怪人がいると解釈する亜樹子ちゃんと
その怪人に興味を持つフィリップ。


翔太郎が依頼人を守ると確約したところ
依頼人は翔太郎に抱きつき
「もしかしてあなた私の運命の王子様?」と発言。

しかし理系です。



 風都大学の脳科学研究室に来た一同。
そこにカシオミニとか賭けてきそうな教授が登場し
男子学生に夢のコントロールの話をしています。

そこに照井と若い刑事も入って来て
教授に教え子の眠り病について聞き取りとします。

教授は生徒が明晰夢の研究に打ち込んでいたので
疲れて眠り込んだだけだと主張。

研究室では被験者にヘッドフォンみたいな形の
「熟睡すると脳波をコンピューターに転送する装置」
をつけてもらってたそうで、
照井はそれを使って怪物を倒すと言います。

翔太郎もその作戦に乗りますが
依頼人は照井に抱きついて王子様認定しました。

男子学生によれば、あれが「ヒメカリンの優しさ」なのだそうです。
部外者の前で仲間をあだ名で呼んでみせるとか
学生さんとは言えちょっと常識ないです。



 事務所に戻った亜樹子ちゃんは
教授が自分の研究の為に夢を操る怪人になったと疑っています。
そしてフィリップは持ち帰ったヘッドフォンを調べ、ごく普通の装置だと判断。

翔太郎はヘッドフォンを取り上げ、とにかく試してみると言ってベッドに入ります。
意識して眠れない翔太郎は
亜樹子ちゃんお勧めの時代劇DVDを見る事に。

モニターとか見るのって
余計に寝つきが悪くなる気がします。


一方で照井も警察の仮眠室で
異変があったら起こすよう刑事達に指示を出して
ヘッドホンをつけて寝ます。

こちらはちゃんと寝たようで
大学の研究室で脳波が観測され、
誰かが変身しているようです。

ところで大学と警察と探偵事務所って離れていそうですが
離れた所の脳波も観測しますか。
ネット回線とか利用するのでしょうか。
設定が面倒くさそうです。


夢の中で照井は妹が生存している為おかしいと感じます。
セーラー服姿の妹は結婚すると言って、
ウエディングドレス姿になって
若くない刑事と結婚してしまいます。

「悪夢だ。そうか、これが明晰夢か。」と気付く照井。

「正解。私の姿を見たな。もう帰れないぞ!」という怪人。
怪人は余裕なのか、学生を眠り病にした事をアッサリと認めます。


照井はアクセルに変身し、怪人を仕留めたと思いきや
爆発が収まり、怪人は「ナンチャッテ」と言っています。

更に怪人はネットのような物をアクセルに投げつけ、
アクセルは戦闘不能になってしまったようです。

ちなみに刑事達は揃って居眠りをしていたようで
照井の異変とかスルーでした。

若くない方は徹夜をする体力も無いかもで理解できますが
若い方は頑張って欲しかったです。



 翔太郎はDVDにはまったまま朝まで起きてしまったようです。
そこに若い刑事から照井が怪人にやられたとの連絡が
スタッグフォンに入ってきます。

翔太郎、その電話番号を刑事達に教えていますか。

フィリップは検索を開始しますが、キーワードが足りないようです。
翔太郎は依頼人に会いに行くとして外出。

誰か照井の見舞いにでも行きませんか。



 大学に行った翔太郎の前に依頼人が現われ
事件から手を引くよう言います。
さっきつい転寝をしたら怪物が出てきて
探偵に手を引かせろ、さもないと眠り病にすると言われたと話す依頼人。

翔太郎は依頼人を見捨てないと宣言し、また依頼人に抱き付かれています。

「私、この子あんまり好きじゃないかも。」と亜樹子ちゃん。

確かに男性に媚まくっているので
女子からは総スカン食らいそうです。
女子の少ない理系だから助かっているのでしょう。


 そして今度はフィリップが大学に向かいます。
道中、電話で検索で作戦が1つだけ見つかったと連絡しているフィリップ。
ちなみにフィリップの頭上に何か鳥みたいな物が
わざとらしく飛び回っていますので気をつけたいです。

大学のグラウンドみたいな場所で合流したフィリップは
「翔太郎、君の枕を持ってきたよ。」と枕を投げ渡してきます。

2人は芝生の上に寝転がり、Wに変身して寝るみたいです。
意識を転送した状態で眠れば
フィリップは翔太郎の夢に入れるかも知れないそうです。

2人は変身し、Wはヘッドフォンをして就寝。

ところで枕が泥だらけになって要洗濯になりませんか。
ビニールシートぐらい敷いた方が良いです。



 夢の中では翔太郎が岡っ引になっています。
亜樹子ちゃんもいますが
もしかして翔太郎の奥さんポジションなのでしょうか。

そして夢の中でも依頼人が眠れないんですゥ〜と乱入。

更にフィリップが親分てえへんだと駆け込んできて
ドザエモンが上がったと報告をします。

そしてフィリップは正気に戻り、これは翔太郎の夢だと指摘。

翔太郎も自分が寝ていた事を思い出しますが
律儀にドザエモンの方に行きます。

現場には同心の照井がいて、
仏さんが「大道芸人のサンタだ」と言って
ムシロをめくってみせます。

時代劇なのにサンタ帽装備です。
隠れキリシタンですか。

笑顔で死んでいるサンタちゃんに
フィリップが興味を覚えていると
サンタちゃんは起き上がって恐怖に引きつっていると主張し
犯人について話そうとしたところで吹き矢みたいなのが飛んできて再度死亡。

やぐらの上に怪人がおり、依頼人がいるのを見て
「何でお前の夢の中に彼女が」と言って
吹き矢で吸い取ってしまいます。

「フィリップ、Wに変身だ。」
「ああ、だがあまり期待できない。」
時代劇なのでメモリが木札になっていましたが
変身はちゃんと出来、ハードボイルダーも呼び出せます。

バイクで怪人に激突し、その拍子に依頼人が容器から飛び出してWがそれを抱きかかえる格好になります。

Wが怪人に犯行動機を尋ねると、怪人は自分こそが依頼人の王子様だと言い、
更に突然怪人と依頼人が別の人に入れ替わり
怪人が逃げてしまいます。

再度怪人を追うWですが、今度はバイクを自転車に変えられたりしてしまいます。
怪人は障害物を消滅させたりして逃走しますが
Wに移動手段を残すあたり、怪人の甘さが垣間見えます。


そして怪人が逃げ込んだ屋敷ではお白州みたいな作りで
「検索奉行様ご出座ー」と声が聞こえ、
ふすまが開いてフィリップが姿を現します。

ちなみに建物の上についている横書きの看板は
「検索一筋」と左から右に向かって書かれています。

怪人は町の障害物と同様にフィリップを消そうとしますが、
フィリップは影響を受けません。

他人の夢に入り込めるのはこの私さけのはずだと
怪人はフィリップに火の玉みたいなのをぶつけてきますが
フィリップには効きません。

フィリップは怪人に誰なのか質問。
教授なのかと聞くと、怪人はそれを否定し、教授はもう眠らされたと話します。

丁度依頼人が研究室に入った所らしく、
被害に遭っている教授を見て悲鳴を上げています。

それがグラウンドまで聞こえたらしく、亜樹子ちゃんは周囲を見回して警戒。

すると何故か医者が来ており、
「ナイトメアを訪ねて来たのに面白い物を見つけたぞ。」
と自分の状況を解説。

医者は変身し、寝ているWとフィリップを攻撃しようとします。
そのためフィリップは目を覚まし、翔太郎も変身解除。
ただし夢の中ではフィリップが消えたものの
Wの変身状態はキープみたいです。


医者はフィリップを狙って雷を落としてきます。
ファングがそれを防いでくれますが、
竜巻でファングが吹き飛ばされてしまい
フィリップは雷の直撃をくらってしまいます。


敵が来なくても、ひらけた屋外で寝てたら
天候次第では似たような結果になりそうな気がしながら
次回に続きます。